自己満足の世界

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8/31(月)

 最近ひたすら詰将棋をやってたのだが、今日久々にCPUの低レベルと対局してみたら40手くらいで楽に勝てるようになっていた。なんだか自分の戦法が正しいような錯覚を覚えるな。もっと強い相手にはまるで刃が立たないことは判っているのでもうちょっと攻めのバリエーションを増やそう。

 で、選挙。

 うちの近所に一つでっかい病院があったのだが、これが慢性的な赤字経営だった。
「だった」と過去形で書いたのは、この病院が別の場所に移転したから。
 なんでも、「このままではじり貧だから、いっそ病院を移転・規模拡張して心機一転出直そう」と、土地売却+借金で資金を作って某ターミナル駅の近所に建て替えたらしい。
 結果、吉と出るか凶と出るか。今のところは判らない。

 選挙結果を見てそのことを思い出した。
 結果、吉と出るか凶と出るか。今のところは判らない。


8/30(日)

 明石市民まつりへ。


2009/08/30 明石市民まつりポスター


 シゴセンジャーを見るためだけに行った私はかなり駄目になってきている気がする。

 いや、玉子焼きとかたこ天とか美味しかったですよ。

 シゴセンジャーはブルーとレッドのキャラが確立してきて、良い具合にマンネリ化して安定している感じ。
(でもクイズは新しいのを追加して欲しいと思った)


2009/08/30 月下のブラック星博士


 写真は月下のブラックちゃん。(←ブラックちゃん言うな)
 なにげに珍しいショットかと思う。


8/28(金)

痛いニュース(ノ∀`):「ウーパールーパー丼」…80年代にペットとして人気者だったあの生物、現在は養殖し食用化へ

※写真グロ注意。

 私の周りではウーパールーパーって全然流行らなかった。そのくせTVとかでは良く目にしたので「なんだか判らないがメディアが躍起になって流行らそうとしている不気味な生物」と言う印象しかなかったりするのだが、それでもこれは無いわ。「こんな可愛いものを食べるなんて!」と言う嫌悪感ではなく「こんな不気味なもの食えるか!」と言う感じ。イモリの丸焼きを食べられないのと同じ理由、と言えば解りやすいか。


8/27(木)

 最近某シャトさんが夜な夜な挑んできて寝かせてくれません。

 おかげで寝不足です。(何の話だ)


8/24(月)

 6月頃、プランターに松葉牡丹の種を蒔いた。
 程なく種から芽が吹き、まっすぐすくすくと伸びていった。多少間引きをしたがそれでもプランターを覆い尽くすほどの葉を広げた。やがてつぼみがふくらみ、昨日とうとう花を開かせた。


2009/08/24 白い花


 ん?

 なんだこりゃ。
 私は花には詳しくないが、少なくともこれは松葉牡丹じゃない。
 よく見るとプランターの端っこの方に松葉牡丹と思しき細い葉っぱが一株伸びている。じゃあなんなんだこの花は。
 別に花を差別するつもりはないが、植えたつもりのない花がここまで元気に育っているのを見るとなんだか妙な気分だ。この花が何か、ご存じの方いらっしゃったら教えてください。


8/23(日)

 昨日と同じ。
 色々と行きたいところはあるんだけどな。
 ってか、昨日今日はサイエンスフェスタやってたから出来れば行きたかったんだけど。

デスクトップの壁紙を宇宙から見た美麗な地球の画像にして刻一刻と自動更新するフリーソフト「Desktop Earth」とインストール不要の「Desktop Earth Online」 - GIGAZINE

 面白いけど、最近はこういう常駐してシステムが重くなるアプリをインストールするのがかったるくなってきた。
 ソニーの「〈おまかせ・まる録〉スクリーンセーバー」も滅茶苦茶かっこいいんだけれども(キーワードは「科学博物館」がお勧め)、やっぱり重たいのでアンインストールしてしまった。でも一度くらいは試してみるかな。


8/22(土)

 一日中寝ていた。
 最近夜更かし気味なので寝不足なのかも知れん。


8/21(金)

 珍しいメンツ4名での飲み会。

「同じ職場の方々?」
「いえ違います(4人でハモる)」
「じゃあ仲良しさん?」
「いや、そう言うわけでも……」
「そこは『仲良しです』言うとこやろ」

 10日くらい前から募集を始めたのだが、平日だしお盆を挟むしで参加者の集まりが悪く、最悪ポシャるかもと思ったが、蓋を開けてみれば良い感じの方々に集まっていただいた。あの中の誰か一人が欠けても楽しさ数割減だっただろうなと言う気がする。あと一人くらいは多くても良かったかも知れないけれども。
 基本的に職種も業種も皆バラバラなんだけれども、みんながみんな緩やかに関連していて、ある一人の仕事の話は多少踏み込んだ内容でも別の誰か最低一人は理解できるし、割と遠慮無く専門的な話もしたり。あと、趣味の話とか。基本的にみんな「知りたがり」なんで自分の知らないことにも食いつくんだ。
 そんな感じで、コンパクトながら(あるいはコンパクトなだけに)、とても感じの良い集まりだった。何より「話が通じる」のが嬉しいな。これは「話題が通じる」と言う意味だけではなくて。話が通じる相手が普段周りにいないのは思いの外ストレスになるらしい。

 んな訳であの場に参加いただいた皆様、機会があれば是非また。機会が無くても無理矢理作りましょう!(待て

 以下余談。
 デジタルフォトフレームに入れていたこの写真を某姉さんに見せたら「斑猫さんに似ている」と言われた。
「え、似てますか?」
「いや、なんとなく……雰囲気が」
「シニカルなところが似ているかも」
 某兄さんにも賛同された。私は一体どういうイメージなんだ。

 それから某兄さん。近いうちに「走れ!ポストマン」をDVDに焼いて持って行くので覚悟せよ。


8/20(木)

 しばらく前から詰将棋を始めた。
 まだせいぜい5手詰がやっとだが、最近何となく「目」が見えるようになってきた。
 将棋は棒銀での急戦しか能が無く、ハマれば勝てるが受けきられるとあっさり負けるというヘボ将棋だが、詰将棋が出来るようになれば少しは強くなるかも知れん。と言うかそれ以前に戦法を根本的に見直すべきのような気もする。

犬と猫が仲良しな画像:ハムスター速報 2ろぐ

 メモ。


8/18(火)

 ミラクルフルーツを売っているのを見掛けたので試みに買ってみた。
 なんでも、これを食べると酸っぱいものを甘く感じさせる、と言うことらしい。
 で、試してみた感想だが。
 たしかに酸味はあまり感じなくなるが、なんか思っていたほど味が変わるわけではないっぽい。
「歯磨き粉で歯を磨いた後にミカンを食べる」ともの凄いことになるが、あれほど劇的な変化はない。酸味がそのまま甘みに変わる、と言うわけではないらしい。レモンもそのまま囓って食べられるようになるけど、違和感のある味になるわけではないというか、やっぱりレモンの味なんだけどそれほど酸っぱくない、と言うか、レモン飲料みたいな味になる感じ。
 あと、酢もそのまま飲めるようになる。普通の酢だとそれほど美味しくはならないが、リンゴ酢とかなら美味しくなるかも知れない。実際のところはどうなのか判らないが、「酸味が甘味に変わる」のではなく「酸味を感じにくくなる」ものなんじゃないか? と言う気がする。まあ話の種に一度は試してみても面白いけど、何度も試す必然性はないな。レモンを丸かじりで美味しく食べられるようになる、と言うだけにしてはそれなりにコストが掛かるし。


8/17(月)

 帰阪していきなり客先とか。
 なかなかエンジンが掛からん。

我々の現実は実は全て仮想現実、研究者が奇抜な論文発表

 昔は自分も「この世界が本物か」という疑問にひどく囚われたことがあったのだが、考えた結果「仮に世界が偽物であったとしても、それが偽物だと認識できなければ本物と何ら違いはないので考えるだけ無意味」と言う結論に達した。
 夢の中で「自分が夢を見ている」と気付くことは出来ない。「自分が夢を見ていると気付く夢」を見ることは出来るけれども。それと同じことだ。


8/15(土)

 先日の夜は椎名さん宅にお邪魔したのだが、ちょっとゆっくりしすぎてしまった。
 最初の目的地、千葉県立中央博物館に到着したのが11時過ぎ。
 以前来たときは全然時間が足りなかったので残りは今日見て回ろう、と思っていたのだが、バスの都合で本館側からではなく裏側から入ったのが運の尽き。本館に到着する前に生態園のオリエンテーションハウスに立ち寄ってしまった。


2009/08/15 千葉県立中央博物館 オリエンテーションハウス


 係の方とお話しさせていただき、見所の説明を受けたり生態園をぐるっと一周したり。特にカイツブリの生態観察に力を入れているらしく、園内の小屋から双眼鏡で観察できるようになっていたり、巣作りの様子をビデオで流していたり。
 そんなこんなで気が付くと12時を廻っていた。

 結局本館はまたも時間が足りず、30分ほどでざっと見て回るがやはり消化不良。また来るか?

 あと、余談だが、展示されていたニホンオオカミの剥製は怖すぎると思う。油断していたらモロに目が合って本気で背中が逆立った。人間を呪うのは仕方ないにしろ、ピンポイントで私を呪われても困る。


2009/08/15 ニホンオオカミ(絶滅)


 次は千葉市立郷土博物館館へ。
 中央博物館からは一キロ程度の距離だったので歩こうと思ったのだが、中央博物館前のバス停に通りがかったら、ちょうどバスが到着する時刻だったのでバスを待つことにした。
……予定時刻を10分過ぎてもバスは来ず。
 こんなことなら歩いた方が早かった、と後悔したので走ることにした。最後、バスが背後に迫ったがギリギリの所で逃げ切り成功。これでバスに追い抜かれたら踏んだり蹴ったりだったが、バスを使うより安く早く到着できたのでまあ良しとする。
 んで。
 千葉市立郷土博物館。
 これまでの「売り」がプラネタリウムだったようだが、これが千葉市科学館に移転(と言う表現は正確ではないが)したために見所が薄くなってしまっているように思う。外観が「お城」なだけに中世の歴史をメインに展示しているのは正しい(特に千葉氏にスポットを当てているのは完全に正しい)が、やはりボリュームがなぁ……。あと、展示もちょっと古いというか隙があると感じ。たとえばとある二つの展示の間に食い違いがあるところがあったのでボランティアの方に確認してみたら「表現の問題でどちらも正しい」とのこと。それはそれで良いのだが、そう言うところが気になるとその時点で思考が停止してしまいがちになるのでその辺はわざわざ人に訊かないでも判るようにしておいて欲しかった。

 所要時間は30分程度。
 対象層は……千葉市民? 外の人間をあまり意識している気はしない。


2009/08/15 千葉市立郷土資料館


 その後は某ゲームのオフ会に誘われていたので秋葉原へ。
 到着したときには多少時間が余っていたので秋葉原献血ルームに行ってみることにした。
 他の東京の献血ルームがどうなのかは判らないが、秋葉原の献血ルームは少なくとも私が知っている大阪のどの献血ルームよりせわしない感じがある。ドリンクベンダーの前には常に行列が出来てるし、列に並んでいたらいきなり呼び出されるし、待合室以外では飲食できないし。献血バスがほぼそのまま献血ルームになったような感じ。大阪だと時間が掛かるかわりにもっとゆったり出来るので時間がないときは献血バス、ゆったりしたいときには献血ルーム、と使い分けられるのだが、東京のはどうも落ち着かないな。あと、看護婦さんもあまり世間話に付き合ってくれないというか、常に忙しくしてるので話しかけにくい感じ。

 その後はオフ会。
 その中で、知っている方はコンバット老人さんとかとんえちさんとか寺崎さんとかマンサンさんとか。寺崎さんには久々にお会いしたが、以前お会いしたときから大幅に体重を落とされたそうで、見た目がかなり変わっていて吃驚した(最初に挨拶したときには寺崎さんだと気付かなかった)。
 コミケに行かれた方から戦利品(主にセガ系)を見せていただいたり。皆さんパワフルで圧倒される。


8/14(金)

 国立科学博物館へ。
 特別展「黄金の都シカン」。
 TBS/朝日新聞社主催の出来合展……と思っていたのだが、恐らくそれは正しいんだろうが、思いのほか充実していて楽しめた。特にインカやナスカ、つまりアンデス文明に予備知識があると、その連続性を実感できてより楽しめると思う。
 展示手法も、2~3分程度のビデオテークがあちこちに設置してあって、それぞれについて「何を見せたいのか」が明確な作りになっているのでとても理解しやすい。この辺はTV局の面目躍如という感じがする。「TBSアンデスプロジェクト」によるものらしいが確かにアンデス文明の番組はTBSが他局の追随を許さない印象があるな。「ふしぎ発見!」でもアンデス文明ネタの回はやたらにイキイキしている。アンデスプロジェクトと「飛び出せ!科学くん」が存続している間はTBSには潰れて貰ったら困る。
 これ巡回するのかな。神戸あたりに巡回して欲しいな。お勧めです。
 図録はやたら分厚く詳細な3000円のやつと、子供でも楽しめる1000円のやつの二種類。3000円のやつには心は動いたが、(重量的に)重すぎるので1000円の方だけ購入。こちらは逆にやや物足りなさを感じる。もっと普通の特別展くらいの図録を2000円くらいで用意して欲しかった。
 あと、物販コーナーで「科学くん3Dマウスパッド」とかが売られていて笑った。TBS、科学くんをかなり推してるっぽいね。でも「ゴールデンタイムに昇格」とかされると困るので今のままひっそり継続してください。

 で、国立歴史民俗博物館
 企画展「日本建築は特異なのか -東アジアの宮殿・寺院・住宅-」。
「建築」を展示室で見せようとすると、さすがに実物を見せるわけにはいかないので写真や模型や動画での解説になる(大工道具は実物だったりするけど)。つまり素材を料理する手法がより問われることになるのだが、さすがにそのあたりは手慣れたものだ。特に組物をパズルにして構造を実感させる展示は上手いなと思った。関連グッズとして日本建築のプラモデルとかも売れば良かったんじゃないかなと思う。昔学研で「合掌造り」の組立模型があったが、あれは今思えば遊びながら自然に建物の構造が理解できる優れた教材だったと思う。
 って、つい話が逸れたが「日本建築は特異なのか」。中国韓国日本と言う東アジア文化圏のなかで共通性もあれば独自性もある、と言うある意味当たり前の結論に落ち着いた感じ。ことに日本に特殊性があるとすれば、やはりというか神道の影響が大きいんだろう。

 で、常設内の企画展「百鬼夜行の世界-百鬼夜行絵巻の系譜-」。
 百鬼夜行図については予備知識をあまり持っていなかったこともありあまりピンと来るものは少なかったが、単純に「妖怪絵図」として見るだけでもワクワクするね。それぞれの絵巻の関連性を見比べてみるのも楽しい。ただ、こういう見方は本物じゃなくても図録で充分な気もするけど。

 あと、常設展も軽く見て回ったが、前回来たときより面白くなったような気がした。展示自体はほとんど変わってないはずなのでまず間違いなく「気がした」だけなんだろうけど。確かに展示に当たり障りはないと言えばないのだが、これだけ各方面に充実しているところはなかなかない。

 その後は東京に戻り、某デスクリな方々とラーメン。
 食べたラーメン店は「激辛」で名の通ったところらしく、「辛さレベル1~7」まで選べるようになっていた。
「『辛さレベル7』は人間の食べ物じゃないけど、レベル6まででもすごく辛いですよ」。
 お店のお姉さんのその言葉に、某老人氏は答えた。
「じゃあレベル6で」
「レベル6ですか? すごく辛いですよ」 お姉さんがやや怯んだ。
「じゃあ自分もレベル6。大盛りで」と某斑猫氏。
「レベル6? 大盛り?」 お姉さんが明らかにぎょっとした。
 結局二人ともぺろりと平らげ、お店のお姉さんに呆れられることになる。
「辛かったですか?」
「いえ、それほど辛くはなかったです。汗は出ますが」
 こいつらアホだ(失礼)。


8/13(木)

 千葉県立現代産業科学館へ。

2009/08/13 千葉県立現代産業科学館


 目当てはもちろん、スーパーメガスター2
 去年は徹夜組まで出る大混雑だと聞いたのでちょっと早めに行くことにした。
 到着したのは7時半。開館が9時なので1時間半前。経験上、このくらいだとだいたい大丈夫……だと思っていたのだが、逆に人があまりにいなさすぎて拍子抜け。結局上映開始直前まで整理券は無くならなかった。去年の混雑は、TVで紹介されたためミーハーな一見さんが大量におしかけたのが原因らしい。潜在的なプラネタリウム需要ってこの程度なのかしらね。
 で、スーパーメガスター2。
 鑑賞直後、一部の人にはもの凄い勢いのメールを送ったりmixiにやたら興奮した日記を上げてしまったのだが、これがもう文字通り唖然とするほどもの凄かった。あの天の川の立体感は、これまで「凄い」と思ったメガスター2の表現を遥かに超えている。と言うか次元が違う。惑星の投影や、恒星の瞬き機能はないようだが、星の色、明るさなど、信じられないほど自然。プラネタリウムファンのみならず、あらゆる方々に見て欲しいと思った。

 ただ、気になる点もちょっとあって。
 原盤かレンズかがずれているのか、北の方の画面に黒いラインが出来ているところがあった。去年の初公開から一年経ってもまだ期間限定で一カ所のみの公開しかしていないと言うことは、メンテナンスが難しい等の事情があるのでは? と勘ぐってしまう。せめて関西や九州などにも巡回して欲しいものだが……。

 で、企画展「もっと星がみたい-望遠鏡とスーパープラネタリウム-」も見てみたが、これも結構面白かった。
 映像で流れていた「ガリレオの生涯(だっけ?)」は明石の天文科学館作成のコンテンツ。たしかこれ、明石のプラネタリウムで流してた番組だよね。
 あと、五藤光学の金子式プラネタリウムが展示されてたり、プラネタリウム球の中身を覗けたり、なかなかワクワクする感じで充実していた。

 常設展については……大きく分けてフロアが二つに分かれていて、片方は「現代産業科学館」と言うこともあり、エンジン・発電等がメイン。ここに限らず千葉のミュージアムってなぜか妙に自信過剰なきらいがあって、特にここは「千葉が発展すれば世界が発展する!」みたいな妙な自信に満ちあふれていて何だかなぁと思った。
 ただ、実際、千葉って工業・農業・漁業なんかには隙がない印象があるね。あと、浦安には巨大集金施設もあるし。弱いとすれば商業(小売)くらいだろうか。
 で、もう一つのフロアはより子供向けに物理の基本法則を理解してもらうための体験型展示。大阪市立科学館にも名古屋市立科学館にも国立科学博物館にも同じような展示がある。まあ、科学館のお約束ですね。
 この館に特有のコンテンツとして人形劇が行われるらしく人形が展示してあったのだが、それが何となく味がある感じでそこはかとなく気に入ってしまった。実際の人形劇自体は時間の都合で見られなかったのが残念。


2009/08/13 人形劇場


 対象年齢は小中学生だと思う。
 所要時間は……体験型展示で遊び込めば2時間は掛かるかも知れないが、プラネタリウムを見ないのであれば1時間もあれば足りると思う。
 全体的に、プラネタリウムを考慮に入れなければ「コンパクトに纏まった地方科学館」という感じ。他の用のついでに見に来るなら充分アリだが、他県からわざわざ見に来るほどではないかな、と言う気もする。

 その後は葛飾区郷土と天文の博物館へ。


2009/08/13 葛飾区郷土と天文の博物館


 このミュージアム、凄いと思ったのは、「郷土」と「天文」が完全に独立していること。フロア毎の関連が全くなく、なぜ「郷土と天文」の博物館なのかが判らない。どういうコンセプトで企画されたんだろう。今日記を書くために図録を読み返してみたら、最終章の「かつしかから宇宙へ」が唐突すぎて目を疑った。
 まあそれはともかく。
 独立した「郷土博物館」としては良くできている。あえて言うなら「葛飾が特に他の土地と較べてどうなのか」と言うのがあまり見えない点ちょっと気になる。言葉を換えると、葛飾区民に「葛飾はこんなところです」と説明するのには充分だが、区民以外に対して「葛飾は特にこんなところです」と紹介するには足りない印象を受ける。これはたぶん私の要求が高すぎるからだろう。なぜなら、「○○を見に行きたい」と思って赴いた先のミュージアムには「○○があるところ」としてのアイデンティティが確立できるのは当たり前だが、そうでない(特筆する特徴があるわけではない)ところだと比較的当たり障りのない内容で纏めざるを得ないからだ。
 そう考えると「郷土博物館」としての押しの弱さを補完するのが「天文博物館」としての切り口だったのかも知れないという気はする。いや、本当のところはどうなのか知らないので適当に思ってるだけだけど。プラネタリウムはコニカミノルタの「ジェミニスター3 Katsushika」。いかにもジェミニスター、と言うかインフィニウムな感じの星の見え方で、スーパーメガスター2を見た後だと星の鮮やかさは一、二歩劣る感じはする。と言うか、プラネタリウム番組が星をたっぷり見せてくれる感じではないのがちょっとガッカリな感じ。ただ、手元のコンソールでクイズの番号を選ぶというシステムは初めて見た。

 対象年齢は……郷土展示はちょっと高めで中学生以上か。特に葛飾区民対象。天文、と言うかプラネタリウムは小学生メインだと思う。
 所要時間は……プラネタリウムを除くと1~2時間あれば足りると思う。

 次。日本科学未来館
 この時点で16時前。そもそもガンダムを見に来るついでと考えていたので閉館直前でも問題ないかと思っていたのだが、お盆期間に限り20時まで開館。つまりまだ時間に余裕があることになる。軽く常設展を見て回ったのち、差額を払って企画展「地球と宇宙の環境科学展~消えた生き物の謎と秘密~」を見てみることにした。
 んー。
 この手の「環境」ネタで未来館主催だともっとシニカルと言うか一歩引いた視点になりそうなものなのに、なんだか西洋的というか翻訳的というか、ディスカバリーチャンネル臭い独善性が漂うなと思ったら「主催:日経BP社、日経ナショナル ジオグラフィック社」なのね。「環境守れ金払え」な感じはちょっと気に入らないな。最後のブースで企業がエコエコ押しつけてくるのも鼻白んでしまう。
 最近の未来館、赤字赤字と騒がれているせいかは知らないが、企画展は結構お金を取るくせに内容が薄めだったり宣伝色が強めだったりするのが目立つ気がする。ってそれほどしょっちゅう来てるわけではないが、以前の「地下展」「65億人のサバイバル展」に較べると、最近の「恐怖の研究」、この「環境科学展」はどうしても見劣りしてしまう。この傾向は去年あたりからかなぁ。
 で、例の映画のおかげで最近流行のナイトミュージアム企画、「ナイトウォークアラウンド」に参加。
(実はこれに参加したかったのと日没前後のガンダムを見たかったために、未来館→ガンダム→日没→未来館→ガンダムと移動した。重い荷物抱えて。我ながらアホだと思う)

 夜のジオコスモスは昼とはひと味違った姿を見せる。オーバルブリッジのガラス面や未来館の外壁に映り込み、幻想的な光景を映し出す。美しいね。これは美しいね。


2009/08/13 ジオ・コスモス


 その後はガンダム。
 写真は皆様他のところでさんざん見てるから良いでしょ。
 と書きつつ一枚だけ。

2009/08/13 ガンダム(たぶん右足)


 で、ちょうどこの時間帯に某にゃむさん御一行がこの場にいるらしいと聴いたので連絡を取ってみると、まさにこの場にいらっしゃるとのこと。
 せっかくだからちょっと挨拶だけ、と思っていたのだがなんとなくそのまま皆様と一緒に夕食までご一緒してしまった。皆様お世話になりました。あと、ガンダム汁とか言うな。


8/9(日)

 久々に実家に行ってのんびり。と言うかほとんど寝てた。
 実家だと食事の都合を考えなくて良いのは楽ではあるね。


8/8(土)

 大阪科学技術館へ。
「科学技術館」と言うと東京にもあってそちらは国立なのだが、こっちは大阪科学技術センター(OSTEC)の運営。OSTECは公的機関と言うわけではなく民間企業の集まりみたいなので、公営ではなく私営という認識で正しいのかな。良く判らない。
 で、先日リニューアルされたとのことなのでどう変わったのか見に行ってみた。
 結局それほど変わってはいなかったが、大林組の展示では未来館とか千葉市科学館風になってたりしていて、ああ微妙に今風になってきているなと感心したりしてみた。

 ところで日記を書くために大阪科学技術館のWebページを見てみたのだが、展示マップのページって中身ヘンだよね、と思って念のためIEで見直してみたらちゃんと見られた。どっちもFlashPlayer10なのにおかしいな。
 あと、「テクノくんの健康ラリー」で体力年齢を測ってみたらやっぱり20歳だった。科学的にそう証明されたのならもう仕方がないな。

 で、夜は花火大会。

2009/08/08 なにわ淀川花火大会


 会場でカメラをなくして困ったが、夜中に探しに戻ると無事見つかった。
 探しているとき、8GBのCFカードまで見つけてしまったがこれは私が落としたものではないのでたぶん交番に届けた方が良いんだろうなと思った。しかしCFカードって値段を調べてみたら8GBで1万円くらいするのね。


8/7(金)

 最近きっと自分は頭がおかしいんだろうなと時々思うようになった。
 特に、不寛容な人間に対しての不寛容さについては度を超しているような気がする。だからよく「正義の人」と衝突するわけだ。昔から、私は「正義の人」と恐ろしく相性が悪い。

Q.電球を変えるのに、SE/PGが何人必要か - SiroKuro Page

 顧客の言動がリアルすぎる。
 あと、要求通りのものを作っても理由を付けて納品を拒否してきたりするケースもある。
 などと具体例を挙げていくと何故か目から熱いものが止めどなく流れ落ちてくるのでこの辺にしておく。


8/6(木)

水木しげるさんの妖怪108体、天井画に : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 先日「ゲゲゲの女房」を読了して、水木しげるという人間の凄さを思い知った。そして、その妻の、夫を信じる強さも思い知った。もちろん公開するものとしての韜晦もあるのだろうが、その韜晦が見える分余計凄まじい。
 で、このニュース。凄いよなぁ。手塚治虫が生きていたらどれだけ悔しがったことだろう。


8/5(水)

みんなで休まず、みんなで不幸になろうキャンペーン実施中w。 ニートの海外就職日記

>2.日本で働く場合
>■ 無駄な仕事も拒否できない。そもそも無駄な仕事など無い事になっている。
>■ 仕事終わっても回りの目を気にして帰ってはならず、意味のない付き合い残業をする。
>■ 改善提案など、ただ楽をしたいだけだろうと即座に却下される。根性で働けという。
>■ 奴隷型顧客満足第一主義がはびこっており、それに伴って労働者が奴隷になる。
>■ 労働者はタダ働きを厭わないと思っているので、低労働生産性が放置される。
>■ 長時間労働が労働意欲の表れであると労働者自身がアピールする。
 こういう「根性論」は私が最も嫌うものの一つで、密かに新人に対して「頑張るな」キャンペーンを展開している。
 あるいはそのことは上の方に気付かれているのかも知れないが、どうやら私は職場内で「出て行かれると困る人間」と認識されているらしいので特に何も言われていない。

 自分以外のために「無理して頑張る」のは美談でも何でもない。そのうちその「無理」が常態化して破綻するか、破綻しないまでもどんどん追い詰められて行くだけだ。
 これは仕事に限った話ではなくて。  たとえば他人のために無理をする。それを続ける。そのうち相手はそれを「当たり前」と認識する。たまらず無理するのを止めたら「見捨てられた」「手を抜かれた」と思われる。
 だから、ある相手(会社だろうが人だろうが)と良好な関係を維持しようと思うのなら、絶対に頑張らない、無理をしないことだ。
 頑張って良い場合があるとすれば、頑張らなくて済むように頑張る場合。たとえば会社だったら「いなくなると困る人間」になってしまえば後はあまり頑張らなくて済むようになる。
 あとは、完全に自分のために頑張る場合。いつ頑張るのを止めても誰にも文句は言われないから。

 そんなわけでこれを読んでる皆様、皆様も頑張るのを止めましょう。それが無理なら、頑張らなくて済むように頑張りましょう。闇雲に頑張るのは百害あって一利無しです。


8/4(火)


 んなわけで買い換えました。腕時計。
 買ったのはカシオのソーラー電波腕時計「WAVE CEPTOR WVA-430J-1AJF」。
 要求として挙げた
・ソーラー電波腕時計
・カレンダ機能
・生活防水
・デジタル表示ありのアナログ
・ストップウォッチ機能
・軽量
 を全て満たし、なおかつ実売価格が1万円を大きく下回る、と言うことで気にしていたのだが、今日ヨドバシに行ってみたら、カカクコム/楽天の最安値と同価格+ポイント10%だったのでさくっと買ってしまった。
 で、ちょっと使ってみただけの感想だが。
 設定モードにしたときに秒針がきゅるっと廻って12時方向を指すのが楽しい。わざと時計を狂わせて自動時刻あわせとかやりたくなる。何と言うか、ライジンオー出撃時に校舎の時計がキュルキュルと12時を指すシーンを髣髴とさせるぞ(←判らん喩えを使うな)。

 今まで使っていた腕時計もあれはあれで見やすくて便利なので、バンドが切れていても大丈夫な使い方を模索してみたいと思う。カバンにでもぶら下げておくかね。


8/3(月)

 今使っている腕時計のベルトの付け根が傷んできた。
 ベルト自体は化繊のようだが、付け根部分は樹脂製で、ただでさえかなり心許ない。
 切れるたびに瞬間接着剤で修理して使ってきたが、修理した部分がどうしても脆くなるのでそろそろ限界が見えてきた。時計部分は全く問題なく使えているだけに勿体ないのだが、そろそろ買い替えを考え始めている。
 買うとすれば懐中時計かソーラー電波腕時計。実用性を考えるとソーラー電波腕時計だが、趣味に走ると懐中時計になる。いや、蓋付きのでっかい懐中時計が欲しいんだよね。首から下げて「遅刻だ、遅刻だ」と叫びながら走り回りたい。

アニメの世界」科学で説く:中国新聞

>高橋准教授は「ドラえもんの道具タケコプターでは実際に空を飛べない」と説明。
 こういう言葉がもっともらしく流布してしまうと言うことは、タケコプターの揚力がプロペラから得られていると疑わない人間が意外と多いと言うことなんだろう。あのプロペラは単にコリオリ力によって体が回転するのを防ぐために反作用を生じさせているに過ぎず(二重反転ローターになっていないのはそのため)、揚力自体はタケコプターの軸の部分から生じるグラビトンから得ている。もちろんグラビトンは現時点では実際に観測されておらず「現在の科学では実現不能」であるのは確かだが、「タケコプターでは実際に空を飛べない」と言い切るのは早急に過ぎると言わざるを得ない。
……とか適当なことを思いつくままに書いてみたが、上の説明はまるっきり嘘の皮なので信じないように。ただ、タケコプターの原理が「プロペラで飛ぶ」と思いこんでしまっているらしいところに想像力の貧困さを感じるのは確かではあるね。「タケコプターのプロペラでは空を飛べない」なら問題ないけれども。


8/2(日)

 大阪市立自然史博物館の特別展「ホネホネたんけん隊」へ。
 友の会の会報に割引券が同封されていたので「ラッキー、100円得した!」と思いながら行ってみたら、キャンペーンのおかげで普通に無料になっていた。間違いなく得したはずなのに、なんだかガッカリしてしまうのは何故だろう。
 あと、その時は気付かなかったが常設展も無料になっていたらしい(私は裏の通用口から入ったので気付かなかった)。

……って、特別展の感想を書いていなかったが、「骨」の見せ方が面白い。題材が題材だけに一般受けするのか疑問ではあるが、生物種や部位毎に比較して、どこが同じでどこがどう違うのか、と言うのを丁寧に解説してくれているのは興味を惹けばとても面白いと思う。私自身はそれほど骨属性が強いわけではないので「鎖骨!鎖骨!」などと興奮して走り回るようなことはなく、「ウミガメカッコイイ」と感じ入ったくらい。いずれにせよ無料なので、機会があれば是非常設展含めて見に行ってみることをお勧めする。

喧嘩する猫は美しい:ハムスター速報 2ろぐ

 喧嘩中の猫がマヌケに見えるのは、指が全部開いて「パー」になるのも理由の一つじゃないかと思う。で、口を除けば武器が手足の爪しかないから自然とそれを生かす形になり、ヘンな格好でペシペシ殴り合ってるように見える。
 ちなみにうちの猫は機嫌が悪いときには時々「シャーッ!!」と威嚇してくるが、こっちも威嚇し返すと耳を畳んで撤退する可愛い奴らだ。


8/1(土)

 大雨洪水警報が発令される中、屋外プールで泳いだ。
 とは言っても実質1時間程度。時々雨は降ったが時々晴れ間も覗く感じでコンディションは悪くなかった。
 んで、全身酷く日焼けした。日焼けというより火傷みたいな状態。特に肩から背中にかけてが酷い。熱が出て半日寝込んだ。
……何でこんな虚弱なんだ自分は。