自己満足の世界

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8/31(火)

「ITmediaニュース:ソーシャルネット「mixi」、儲からなくても続ける理由」
>収入源は現状、アマゾンとイープラスを利用したアフィリエイトサービスだけ

>赤字でも運営を続けるのは、これまでのネットサービスになかった、“自然にユーザーが増える仕組み”にビジネスの可能性を見出したからだ。
 なるほどそう言うことか。

 ところで個人的な実感として、こういう「ソーシャルネットワーキングサイト」とオープンなweb上のサイトとの感覚的な違いというのがまだ実感できないのだがその辺どういうものなのだろう。「成りすまし」が出来るか出来ないか、と言う程度なのだとしたら個人的にはそれほどの意味を感じない。自分は成りすましをしないし他人の発言についても情報以外に余り意義を見いださない癖がついているからだ。
 まあもう少し続けていれば楽しくなるかも知れないのでチビチビ続けていくことにする。

「「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性」
 ちなみにmixi関連でこういう記事もあったりするがコメントは控える(私を知っている人間ならこの記事を読んでどういう感想を抱いたか想像できると思うが)。


8/30(月)

 「死刑執行中脱獄進行中」
 ヤン・シュヴァンクマイエルの短編「部屋」が元ネタだと言われている作品。
 で、読んでみた感想だが……。
 うん、これは間違いなく本歌取りだ。最初は「あんまし似てないかも」とも思ったが、最後まで読むと確かに似ている。「似ているところ」より「明らかに違うところ」を探した方が早いかも知れない。
 個人的に、これに限らずシュヴァンクマイエルと荒木飛呂彦は親和性が高い様に思うのだがどうだろう。特に、微妙に距離感のある肉体感覚が良く似ている。ほら、両者とも「釘」「針金」「縫い目」とかそう言うあまり一般的でない属性が共通している。実際日本のシュヴァンクマイエルファンには荒木ファンも多いらしい。

 さてうっかり話がそれたが、構造上「明らかに違う」所を挙げると以下の3点だろうか。
1、導入部が違う。
2、エピローグが違う。
3、部屋の気合いが違う。シュヴァンクマイエルの部屋は「悪意」であるのに対し、荒木の方は「殺意」。

 このうち、「1」はともかく、「2」「3」は与える印象にかなり影響しているように思う。実際、両者から受ける印象はかなり違う。興味があったら見比べてみるのも面白いだろう。

 ただし、このヤン・シュヴァンクマイエルの短編、DVD化はされているが、値段がやや高めの上にレンタルもされて居ないので、相当のシュヴァンクマイエルファンでもないと観ることもないだろう。もっと気軽に観られる機会があれば良いのだが。

 ……と思っていたら、折良く大阪九条の「シネ・ヌーヴォ」にてシュヴァンクマイエル映画祭2004なるものが開催されている。件の「部屋」も9/8~9/11まで上映されるようなので、興味のある方は観に行ってみては如何か。


8/29(日)

 モスバーガーに行くたびに思うのだが、なぜこの店では端の方でほぼ例外なく妙齢の女性客が一人で雑誌(文庫本の場合もある)を読みふけっているのだろうか。
 まあそれはともかく、今日初めてモスのカプチーノを試してみたのだが、これが意表を付かれる程美味かった。少なくとも下手なレストランで出されるものより確実に美味い。これで100円前後のクロワッサンでもメニューに有れば、少なくとも私にとってここでなくコーヒーショップを選ぶ意味は無くなる。

 後、今日買ったもののメモ。
「死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集」(荒木飛呂彦著・集英社)
 先週のエコールサミット(略称エコサミー)の折、某ャトレーゼさんから「買え買え買え買え買わねば死」との推薦を頂いていたのでせっかくだから購入。とりあえず表題作がどのくらいシュヴァンクマイエルをパクっているかを確認してみることにする。

「哲学者かく笑えり」(土屋賢二著・講談社文庫)
 数ページ読むと笑える。
 でも、通して読むとノリに緩急がないので思った程笑える訳ではない。その辺テリーブルックス臭い、と言えば解るだろうか(←解らんわ)。
 ともあれ内容は確かに哲学している……と言える、か。

エスプレッソ・カプチーノマシン
 型番は忘れた(調べるのも面倒なのでしない)が、冗談みたいに安かった(大外れだったとしても二晩程落ち込めば立ち直れる程度)ので購入。
 圧力が弱いせいかあんましミルクが泡立たないが、まあ値段を考えればこんなもんだろう。エスプレッソメーカーとして考えればまあ良し。

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス・デジタルリマスター版前売り券」
 むふふふふ。前売り特典のピンバッジもゲット。
 ちなみに初公開時の前売り特典ピンバッジも持っていたのだがどこかにやってしまった。未使用のまま置いておけばレアものになったかも知れないな。


8/28(土)

 「ウウウ、ウワァーオ」「グー、ギャーオ」
 そんな感じの猛烈な声で目が醒めた。
 外で猫が激しい唸り合いをしているらしい。
 2匹ではない。少なくとも3匹、場合によっては4、5匹はいそうだ。
 うちの裏に人気のない廃屋のような建物があり、そこで野良や外飼いの猫が時々集会を開いているようなのだが、大方その最中に仲違いでも起こしたのだろう。場所も丁度その辺り、うちの横の路地を入って曲がった付近である。
 どうやらここしばらく無かった激しい決闘のようだ。面白そうなので見学しに行こうと起き出したところでふと気付いた。
 ……ベランダのドアが開いている。
 ……茶虎(「ナミ」と言う名前だが)の姿が見えない。

 ああ、これはもしや……。
 不思議なことにこういう時の「悪い予感」は厭になる程良く当たる。殆ど確信に近い不安を抱え現場に急ぐと、案の定、ナミと鯖色の長毛種が抜き差しならぬ状況で睨み合っていた。
 今まさに雌雄を決さん、と言った風情である。
 それを見守るギャラリー猫が数匹。

 私が近づいていくとその均衡が破れた。
 ナミがさらに唸り声を挙げ、鯖色に飛びかかった。
 怯んだらしい鯖色はギャーと叫びながら逃げるように路地の向こうに走り去った。
 勢い余ったナミは鯖色と反対側に駆け抜けた。
 ギャラリー猫も三々五々散り散りに逃げだした。

 あれだけいた猫が一瞬にして一匹もいなくなってしまった。

 ぽつんと取り残された気分になって立ち竦んでいると、足下から、くぅん、と鳴き声がした。
 見下ろすと、ナミが誇らしげな顔で私を見上げながら、私の傍らにちょこんと座っていた。

 その後ナミを抱き抱えて家まで凱旋したことは言うまでもない。


8/27(金)

 Tim Burtonの新作THE CORPSE BRIDE(死体の花嫁)
 最近”BIG FISH”みたいな普通の良作を撮るようになってしまったバートンだが、悔い改めたのか”THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS”のような魅惑の世界(ブラックライトとカマキリ顔!)に舞い戻ってくるらしい。
 公開は2005年だそうだが、同年夏公開予定のCHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY(チョコレート工場の秘密)の後らしいので恐らく秋以降になるのだろう。とりあえず楽しみに待つことにする。

 あと、Tim Burton関連の情報を幾つかメモ。
「TDLのホーンテッドマンションがナイトメアバージョンに模様替え。(2004/09/15~2005/01/10)」
 見に行きたいが多分無理……。

「『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』 10周年記念・デジタルリマスター版全国公開」
 これは観に行けるか。でも予告編を観る限り字幕が変わってるっぽいのが気になる。あと、ナレーションに嘘があるぞ。


8/26(木)

 今日の昼休みに某新聞の勧誘が来たのだが、これがとんでもなく気持ち悪かった。
 ただでさえ忙しいところ(丁度昼食の準備中であった)に勝手に押し掛けてくる厚かましさを自覚して欲しいものだが、今日のはそのレベルではなく、もうネバネバとしたもので体中を舐られるような気持ち悪さなのである。インターフォン越しに対応したのだが、その粘っこい口調だけで背中の産毛が逆立って来たほどだ。おまけに「お顔見せてくださいよぉ」と来たもんだ。塩蒔くぞ貴様
 余りに気持ち悪いので「ウチは新聞を読まないので」と断ると「ほう、じゃあ要らない、と?」などと絡んできやがる。ああ気持ち悪い気持ち悪い。思い出すだけで気持ち悪い。

「猫について話してみませんか。(2chオカルト板)」
 猫と言う生き物は時々確かに人智を越えたものを見たり聴いたりするようだ。
 その点について否定する猫飼いの方は居ないのではないかと思うが如何か。


8/25(水)

 ちょっと今精神的に疲れておる。
 別に誰かが悪いとか言う訳ではなく、慣れない仕事をやってるのでストレスが溜まりやすくなっているのであろう。ひょっとしたら単なる夏バテかも知れないが、そこら辺の相乗作用と見るのが妥当な線かも知れない。
 うう、人を使う仕事は気疲れするなあ。一週間位休暇を取りたい。

 ネットも禄に見られないので気になるニュースも特に無し。


8/24(火)

 ウチのページに海外サイトからリンクが貼られている。
 例のメルブラネタが目当てのようだが、私の書いた文を上手く訳せず憤慨してらっしゃる様子が面白い。申し訳ないが笑ってしまった。
 「何が書いてあるのか解らないのは私だけでしょうか?」「デスOX? 何?」と言う感じで立腹ぶりがストレートに伝わってくる。実はここから飛んでこられる方は数百人単位でいらっしゃるのでもうちょっと英語に訳しやすい形の文章を書くことも考えたのだが、なんだかんだ言って結局最終的には正しい解釈をされているようなので別に必要はないなと思い直した。あの程度の文章の意味をちゃんととれないようではジャパニーズ「OTAKU」道を邁進できぬぞ異国の方々。

 ところで、今日ぱらぱらとめくった某雑誌に、国立科学博物館で開催中の「テレビゲームとデジタル科学展」の記事が掲載されていた。
 ああ、行きたい。
 PCに、性能の替わりに未来が詰まっていた時代を知る人間なら無関心ではいられまい。ピポザルが出しゃばっているのはソニーがただ乗りしている印象を受けないでもないが。
 これまで行きたさレベルB(スゴイ)だったのが、最近はレベルA(超スゴイ)になってきた感じだ。会場でのみ販売しているという図録もちらっとだけ紹介されていたが、これも凄く良さそうだ。思わず雑誌を手にしたまま身悶えしてしまった。欲しい。買わねば。


8/23(月)

 「斑猫さんって猫みたいですね」と言われた。これで何度目だろう。今回の根拠は「足音がしない」ことだそうな。
 「足音がしない」と言う理由はオーソドックスだが、たまに「表情が猫」「腸機能が猫」などと言う訳の解らない理由で「やはり猫だ」と言われることがあってもうどうして良いのか解らない。こうなったら「君は全然猫っぽくない」と言われると逆に不安に感じてしまいそうな気がする。ああいいよもう猫で(開き直り)。

 さて。

 普段ニュースは見ないが、今日テレビを付けるとたまたま「叫び」が盗まれた旨ニュースで報じていた。
 しかしアレだね、こういうニュースでおどろおどろしいBGMを流すんだねニュース23。盗難事件がイベント扱いだ。一々こんな事に驚く私はニュースずれしてないんだろうけどな。


8/22(日)

「ムンク「叫び」、白昼の強奪…オスロの美術館」
 何を思ってあんな有名な絵画を盗んだのだろうか。換金目的だとすれば相当に難儀すると思うのだが。
 このニュースを見て思ったのだが、今回の件は「金を払わず強奪したことがけしからん」と言う一点のみが問題であって「絵画は人類の遺産なので独り占めするのは云々」とか言い出すと変なことになるので止めておいた方がよいと思う。
 私はムンクの神経症的作品が好きだが(今回盗まれた「叫び」も某美術館まで見に行ったことがある)、だからと言って他人に対して「独り占めするなよ」とは思わない。自分も独り占めしたいからだ。少なくとも、犯人が「絵を独り占めしたい」と言う理由で盗んだのだったとしたら私は犯人にいくらかシンパシーを感じると言わざるを得ない。


8/21(土)

 もしエコールの新作が「タイピングゲーム」だとか言うオチだったら私は腰に爆弾巻いてエコール本社に突撃しに行くつもりだ。

 さて今日はハービスOSAKAのサイエンスフェスタへ。
 このイベントは去年から見に行っているが、「豪華な高校の文化祭」と言った風情で「アカデミック」と言うより「アカデミック指向」な感じの雰囲気が好もしい。自然史博物館や科学館の学芸員の方々の姿も見られ、お世話になっておりますと言いたい気分になるな。そこらの科学館に行くのに較べて見せ方は洗練されては居ないが、学生が一所懸命説明してくれるのが楽しい。突っ込んだ質問をすると困ってくれるのもまた楽しい(←虐めるなよ)。
 ちなみに白衣の中高生にハァハァしたいだけの奴は行くの禁止だ。


8/20(金)

 各所からプレッシャーをかけられてるので取り急ぎ、エコール詣でのメモ公開。でも余所ネタと結構被ってたりするな(余所とネタが矛盾してるよりはマシだが)。
 気が向いたら録音を聞きなおして記憶違い部分について修正するかも知れづ。

「チョコマーカーはね、一番思い入れが強いタイトルだから、また復活させたいと思ってるんだけどね。DC版の売上が悲惨だったから、「次やります」と言えない雰囲気になってる。(笑) PC版とか、PS2版とか、作りたいんだけどね。今はメルティブラッドにかかりきりだから全然動いていません。
 ここにいる参加者はともかく、普通の人たちにはルールを理解してもらうのが難しいね。このままで埋もれさせるつもりは無いから、2次元だけで成り立つような、解りやすいかたちを考えないと」

「実は面自動生成の隠しコマンドも入ってるんだけど、没にした面とか、見られたくないところまで見られちゃうから公開はしません」

  • その他
    「CADの仕事もまだちょっとはやってます。以前のソフトのバージョンアップとか。でもマニュアルの印刷代くらいにしかならないから足しにはならないね」

    「Cox-Baxは、売れたと言うほどでもないけど、トントンくらいかな。続編の話もあるけど言い出しにくい程度の売れ行きだね。ちなみにエコール初のギャルゲー「ドリームジェネレーション」は5,6万本売れました」

    「今は「デスOX」の欧州版が終わったところで、作成中なのが「MB」と新作。しばらくギャルゲーはお休みします」


    8/20(金)

     エコールサミット2004(旧姓:「聖地巡礼」)。
     例によって具体的な内容については項を分けて書くが、途中で社長に言われた一言が何となく気になる。
     「君は骨の髄まで猫だね」
     ……それは一体どういう意味か。

     巡礼では「COMBAT越前」Tシャツと「Cox-Bax」サントラを頂いたが、実の話私はCox-Baxはサントラが欲しいが為に購入したのである。これならわざわざ購入する必要もなかったのであった。これは社長による一年越しの嫌がらせだろうか。

     さて、その後は引っかけ橋でお上りさんの真似をしたり、猫を見つけて皆で写真を撮ったり手を振ったり。「クリムゾナーって猫好きが多いのかね」との社長の言も強ち的外れでもないかも知れない。
     その後は例によって宴会。乾杯までにビールが揃わず、やむなくご飯を盛った茶碗での乾杯。乾杯の音頭は……忘れた(すみません)。


    8/19(木)

     「話題沸騰!」という言い回しは良くあるが「話題蒸発!」とはあまり言わないのはなぜだろう。

     世間一般では夏休みもそろそろ終盤だそうだそうな。私は「夏休み? 何ですかそれ?」状態なので関係ないが。
     ところで「夏休み」を書き間違える人は決していなくなることはないだろうなと思った。

     今日は明日に向けて真面目に働いているので日記もイイカゲンである。日記をちゃんと書いている日は私が真面目に働いていない証拠だと思って頂いてほぼ間違いないが、日記をちゃんと書いている日は結構な比率で存在する。これはどう解釈すべきだろう。って言うかホンマに真面目に働こうな<自分


    8/18(水)

     ああそうか。
     「ミャオ・ミャオ」の名前、帰化前は漢字表記だったはずだからそれを教えろ、って話なのだな。
     なら「苗苗」が正解。「なえなえ」と読んでしまうとシオシオな感じなので却下だ。

    「猫舎道楽道本舗」
     ここの猫グッズ、はっきり言って「駄目」な感じなのだが、その駄目さが逆に妙に気になる。以前「めでたいめでたい ほんとにめでたい」と書かれた掛け軸を見つけた時はあまりの駄目さについうっかり買ってしまいそうになった。ほらこの急須とかどうだね。取って付けたような招き猫に「福」の文字。あまりの駄目さにクラクラしそうだ。
     ……今度東京言った時に立ち寄ってみよう……。


    8/17(火)

     福原愛の相手、「ミャオ」の次は「ガオ」だそうな。ここまで来ると何か作為的なものを感じざるを得ない。次は台湾系の「ワン」とかが来るのではないかと想像しているがどうだろう(←そんな選手は居らん)。
     ちなみに「ミャオ・ミャオ」選手、漢字ではどう書くんだろうと思っている方もいらっしゃるだろうが、彼女は飽くまで中国系豪州人なので漢字表記は存在しない(日系人の名前を漢字表記しないのと同じ)。よって「Miao MIAO」が正式な名前である。

    「<五輪体操>日本男子団体、28年ぶり金」
     最後の鉄棒の所だけ見たが、最近の体操は凄いな。私の知識は具志堅・池谷・西川で止まっているのでかなり新鮮だ。
     表彰式での君が代も、なんだかんだ言って良いね。これは多分シチュエーション云々より曲のアレンジの問題だろう。「苔のむすまで」のところでドンドンドン、と急に三回大太鼓が入るバージョンがあるが、あれは物凄くダサい。対して今回のバージョンはアレンジが凄く格好良いんだ。後は歌詞。「君を称える」様な内容じゃなく、中国やフランスみたいに「侵略者を殲滅せよ」みたいに勇ましいのに変えたら文句なしだ。それなら携帯の着メロに設定しても良いぞ(嘘だが)。


    8/16(月)

     ああ忙しい忙しい。

     mixi、参加コミュニティ状況を見れば殆ど自己紹介になってしまうのが面白いな。まだ自己紹介欄には殆ど何も書いてないが、参加コミュニティを見るだけで私を知る人間にはマルバレだ。
     「ギリアム・バートン・押井ファン」で「博物館巡りが趣味」って、これだけ見る限りではなんか「サブカルアート系なオサレ美大生」みたいだ自分。しかもクロワッサンをカプチーノで頂くのが好きだし。うわー。き・ど・り・や・さん☆
     マジで周りからそう言う風に思われるのかなぁ。まあ、別に良いのだが……。


    8/15(日)

     最近夜2時過ぎ就寝がデフォルトになっている。オリムピックを観ているとどうも夜が遅くなってしまっていけない。
     今日卓球を観ていたら、「ミャオ・ミャオ」なる名前の選手が。日本で言うと「槙 真紀」みたいな感じなのだろうか。面白いので福原愛よりそちらを応援してしまったことは秘密だ。
     しかし福原選手は何故試合中いつもあんな泣きそうな顔をしているのだろう。

     ところで今日はちゃーりーさんの誘いを受けてmixiに登録してみた。
     うーん。
     どういうビジネスモデルで成立させようとしているのかが解らないので多少気持ち悪くはある。要するに、運営のために、誰が、どんな意図で金を出しているのかがよく解らない。あと、年齢性別誕生日や血液型の登録が必須だというのも狙いがよく解らない。解らないものにはとりあえず慎重になる主義なのでしばらく様子を見ることにしよう。


    8/14(土)

    「デイリーポータルZ:夏祭り、おばけやしき、30円」
     ああ、ローカルだ。余りにローカルだ。
     ご存じの方も居られるだろうが紹介されている「中津保育園」はウチのごく近所である。このお祭りにも毎年行っている(写真を見ると知人が数人写っていて汗顔)。
     この「おばけやしき」にも入ったことがあるが、確かにこれは「保育園のおばけやしき」としては画期的に怖いと思う。他の保育園の「おばけやしき」を良く知っている訳ではないが、これ以上怖ければ「保育園児向け」の建前が成り立たなくなってしまいかねない。少なくとも中学の林間学校での肝試しよりは確実に怖い(記事では中は明るいように見えるが実はもっと暗く、ブラックライトが灯されている)。
     ちなみに以前「子供相手にしては怖すぎじゃないですか?」と訊いてみたら、「子供泣かす為に作ってるんや。泣かしてナンボや」という答えが返ってきた。なるほど子供を合法的に泣かせる絶好の機会なのである。大人が張り切るのも然りであった。


    8/13(金)

     今日初めて、田バーガーの「マックグラン」を食べてみた。
     うむ。
     モスバーガーに一歩近づいた。
     「喰いにくさ」と「値段の高さ」が。
     正直言って褒めるポイントが見つからない。チーズは臭みが強いしマスタードの味は下品、パティは相変わらずの「味付き段ボール」。「美味しいですか、不味いですか」と訊かれるとそれほど躊躇せず「不味い」と答える味だ。でもこれのお陰で藤田商店は増益になったそうだから恐らく利益率はかなり良いのだろう。私のような人間は客として対象にされていないのだろうから私も今後田バーガーに立ち寄ることはまずあるまい。

     と言う訳で今日は科学体験館サイエンスサテライトへ。
     「キッズプラザ大阪のオマケ」というイメージがあったのだが、改めて見てみるとなかなか良い。個人的にはキッズプラザより見所が多い位だ。特に「霧箱」が置いてあったのには驚いた。東京の科学技術館に較べて見せ方が余り上手くないのが惜しいが。
     ちなみに「ジョギング発電」で物凄い勢いで発電してギャラリーの子供の歓声を誘ったのは私だ。


    8/12(木)

     「ら致」「補てん」など、ひらがな漢字交じりの単語が気持ち悪い、と言う意見を時々耳にする。
     私はそれにほぼ100%同意するが、個人的に半端にひらがなで書かれるとそれ以上に気持ち悪い単語がある。
     ━━「だったん人」
     どうだねこの気持ち悪さ。
     なぜ「韃靼人」でも「タタール人」でもないのか。
     何より字面が悪すぎる。「だったん人だったんですよ」等と言われると洒落なのかどうか判別しにくいではないか。大変遺憾だ。
     と言う訳で『「韃靼人」を「だったん人」と記述しない会』を設立したので志を同じくする方は是非ご入会頂きたい。ちなみに会則は『「韃靼人」を「だったん人」と記述しない』だけである。例によって斑猫が会の存在を忘れ去ると消滅する。

    「エーリアンの宇宙船残骸を発見=ロシアの科学者らが主張」
     20世紀最大の謎とも言われるツングースカの大爆発、「ツングースカミステリー」とも呼ばれるが、これは「エーリアンの宇宙船が爆発した」というのが真相であるらしい。「ニコラ・テスラのしわざ」だと言うのはデマだったのか。なんということだ。


    8/11(水)

     昨日の話、個人的に面白がっているのでもうちょっと続ける。

     自動車が原因で死ぬ人間の数は毎年1万人弱である。間接的な原因を含めると本当はもっと多いだろうが1万人としておく。

     で、ここで仮定してみよう。

     高層ビルが自然崩壊した場合の死者がおよそ1000人だとしてみる。
     で、年あたり10件のビル崩壊が発生するとする。
     すると、年あたりの死者は大体自動車と同じ位になる。

     さて。

     その場合、「もしも高層ビルが崩壊したら人が沢山死んで危ないから高層ビルは一切建てるな」という議論は出てくるだろうか。
     私はまず間違いなく出てくると思う(この辺は感覚的なものなので傍証を挙げにくいが、何となくご理解は頂けるものと思う)。

     とは言え、自動車の利便性より高層ビルの利便性の方が特に低く見られているとは思いがたい。
     さて利便性は大差なく、利便性を享受することによるデメリットも大差ないのに何故片方は否定的に捉えられもう片方はそうではないのか。

     ……って、結果を勝手に仮定してその結果を考察するのは阿呆らしいような気がしてきたのでこの辺で切り上げるが、この仮定に共感できるようなら考えてみる価値は有るだろう。皆様は如何お考えか。


    8/10(火)

     どいつもこいつもトキ!

     じゃなくて。

     どいつもこいつもブログを始め出したので何となく取り残されたような気になってきている。以前MovableTypeを調べてみた時は「当分MTに乗り換えることはないと思う」と書いたが何しろアレだ、私は
    ・「Sigmarion3は当分買わない」と表明→一週間後に購入してしまう
    ・「Opera6.06は当分使い続ける」と表明→翌日Opera7.53に乗り換える
     ……等の前科があるので油断できない。うわらば!

     さて話は唐突に変わる。

     自動車が原因で毎年結構な数の人が死んでいる。しかし「自動車は危ないから自動車は一切作るな」と言う議論は殆ど出てこない。これは恐らく自動車があることによるメリットの方が自動車があることによるデメリットより遥かに大きいと考えられているからである。
     で。
     高層ビルが自然崩壊したら沢山の人間が死ぬ筈である。しかし「もしも高層ビルが崩壊したら人が沢山死んで危ないから高層ビルは一切建てるな」という議論は殆ど出てこない。これは恐らく高層ビルが自然崩壊する可能性は殆どないものと考えられているからである。
     で。
     原子力発電所で高レベル放射性物質漏れ等の大事故が起こると沢山の人が死ぬはずである。そして「もしも事故が起こると人が沢山死んで危ないから原発は一切作るな」という議論は頻繁に出てくる。これは恐らく万が一の事故が起こった場合の被害が相当深刻なものと考えられているからである。

     ……。
     上の3つ、単体で見るとごく当たり前のように思えるが、3つ並べてよく考えてみるとオヤと首を傾げてしまう部分が少なくとも私にはある。皆様は如何だろうか。


    8/9(月)

     そう言えば今日は某ゲームが「デビュー」した日ではないか。

    「<美浜原発事故>蒸気噴出、4人死亡 営業運転で初の死者」
     佐藤亜紀も書いていたが、原発というのは要するに「でっかい湯沸かし器」である。
     わざわざ核分裂のエネルギーを利用して何をするかと思えば、こともあろうにお湯を沸かすのである。佐藤氏は「コズミックな恥曝し」と評していたがその気分は解らないでもない。確かにアルファ・ケンタウリの方々がこれを知ったら指さして笑うであろう。

     さて今回の事故ではそうやって沸かされたお湯(一次冷却水)によって熱せられた蒸気(二次冷却水)が漏れたとのことであり、基本的に「薬缶から出る蒸気であっちっち」と同じである。違うところと言えばその蒸気が吸い込むと肺が焼ける程の熱さでありしかも部屋中を充満する位の量だった、と言うこと位である。
     そう考えると原子力云々は特に関係なく質的に見て非常に身近な事故であり、確かに「原子力発電固有の本質的な問題ではない」と言う弁明も理解は出来るのだが、それなら火力発電での蒸気漏れがあまり報道されることがないのは何故なのかという疑問が生じる。原子力発電での蒸気漏れ事故は火力発電に較べて特に多いのか、それとも単に火力発電での事故はニュースバリューがない等の理由で余り報じられないだけなのか。もし前者なのだとすれば原子力推進派も変に弁護せずちゃんと怒った方が良いように思う。「仕組みが火力に較べて複雑だから……」等という弁明は、死人が出た以上通用するまい。


    8/8(日)

     8月8日日曜日。
     何か似たような字面が続いて楽しげだ。

     さて今日は日本一の標高を誇る※1山、天保山登頂に成功。山頂はごく普通の公園の中にあり、山頂より隣にある丘の方が明らかに高い。一体どういう根拠でこれが山と認められているのか訊いてみたい気分だ。
     ところでこの天保山、山頂すぐ傍にスズメバチが巣を作っていたので登山される方は重々注意して頂きたい。「野生生物に襲われ天保山登頂時に失敗」などと言うことがあったら笑い話にも成らない。

    「OVAカレイドスターのひどい プロモDVD配布 目が血走った200人?のヲタ集団が秋葉原を暴走」
     私が所謂「キモオタ」を嫌っていることは日記の端々からお解りであろう。
     そんな私はこのようにキモオタが「プロモDVDをゲットするために小学生を突き飛ばした」と言う風な話を聴くと、小学生が酷い目にあったというのに嬉々として紹介してしまうのである。事実関係の裏も取らず嬉々として紹介してしまうのである。「ブッシュを批判するネタになるのでイラクは安定しない方が良い」と言い放つ一部のリベラル陣営のようだ。「中国を批判するネタになるのでアジアカップで暴動が起こった方が良い」と言い放つ一部の右派勢力のようだ。格好良いぞ自分!

    ※1 日本一低いらしい。


    8/7(土)

     ごめんなさい。
     昨日「当分の間Opera6.06を使い続けると思う」と書いたが、昨日の今日でOpera7.53に乗り換えてしまった。
     「舌の根が乾かぬうちに」と言う比喩が生温い朝令暮改っぷりだが、それと言うのもOpera6.06の設定ファイルか何かが壊れたらしく起動の度にエラーダイアログが出る上、立ち上げているとATOKの変換に矢鱈時間が掛かるようになったからだ。どうもOpera6.06、私が昨日の日記を書くのを見計らっておかしくなったらしい。なかなか手の込んだ嫌がらせだ。

     さて、それはともかくOpera7.53。

     基本的な挙動は悪くないのだが、やはり「画像オフ」にしたときにJavaアプレットやFlashプラグインが無効になってくれないのが気持ち悪い。私は通常「画像オフ」にしているので余計気になる。かといってIEやMozillaはそれ以上に気に入らないし……。う~む。


    8/6(金)

     Opera7はOpera6とはかなり挙動が違うので、単純な「バージョンアップ」より乗り換えに心理的抵抗がある。正直私はOpera7の動きが気に入らないので当分の間Opera6.06を使い続けると思う。
     もちろん完全に自己責任であり見られないページがあっても文句をつける積もりは毛頭無いので悪しからず。

    「<いわし博物館>爆発は天然ガスとの見方強める 千葉」
     以前「エルシティ南港」に行った時「天然ガスは濃度が高すぎると引火しないので安全です!」などとプロモーションしていたが、結局のところ博物館が吹っ飛ぶ程度には危険であるらしい。あのプロモーションを真に受けて大怪我をした人間が出てきたら関西電力はどう責任を取るつもりなのだろうか。天然ガスにしろ原子力にしろ太陽光にしろ、過剰なヨイショは逆効果に成りかねないのだが。
     あとどうでも良いが、このニュースを初めて読んだ時から山本正之の「展覧会の鰯」が頭を駆けめぐって仕方ない。どうしたものだろうか。


    8/5(木)

     今日も今日とてパン作り。
     焼き上がるのには4時間程掛かるが、準備自体は5分程度で終わるので苦にもならない。もはやごく自然な生活習慣の一つとして溶け込んでしまっている。
     で、この度はちょっと贅沢に。
     スキムミルクの替わりに牛乳。
     マーガリンの替わりにバター。
     砂糖の替わりに蜂蜜。
     で、オマケに卵を入れてみちゃったりなんかして。

     (4時間程お待ち下さい……)

     おおおお。
     何この芳醇すぎる香りは。
     手触り超ふんわり。って言うか、超フカフカ。
     これはパンと言うよりむしろケーキに近い。主食とするには主張が強すぎるが、トーストして食べるとやばすぎる。何ですかこのサクサクでカリカリの心地よい食感は。あまりしょっちゅう焼きすぎると他のパンが食べられなくなりそうなので自重した方が良さそうだ。

     と言う訳で前の話とは余り関係ないが、最近何となくカプチーノマシンが欲しくて困っている。
     サエコの「マジックカプチーノ」が評判が良いようだが、2万円オーバーはさすがにちょっと高い。私に買ってくれようという優しい方はいらっしゃらないものだろうか(おらんおらん)。

     ……ってか、自家製パンとカプチーノが趣味ってなんかブルジョアみたいでヤな感じだな。


    8/4(水)

    「発電効率、太陽電池の倍…太陽熱発電に成功」
    >太陽エネルギー量を電気エネルギー量に変換する割合を示す発電効率は、太陽電池方式が約8%に過ぎないのに対し、約20%と高い。

    斎藤教授は「2年以内に実用化したい。家庭用の3キロ・ワットの発電システムなら、太陽熱を吸収する部分を除けば洗濯機並みに小型化でき、価格も50万円程度まで下げることができるだろう」と話している。
     ううむ……。
     太陽電池方式の発電効率が8%? そもそも「太陽エネルギー」の定義は? システムの耐用年数は? ペイバックタイムは? 天候による発電量への影響は?
     不明点が多くて何とも言い難いが、まあ発電チャンネルが多いに越したことはないのだろう。太陽光発電の利権は綺麗な利権だ(意味不明)。


    8/3(火)

     淀川の花火大会。
     ウチの周りの人口密度が年で一番高くなる日でもあるな。
     ドンドンと花火の音が響き、うちの猫はしっぽをハタキのように膨らませて走り回っていた。

     さて、「地雷問題ハンドブック」
     数日前(7月22日付)天声人語のネタになっていたので気になって図書館で借りてきたのである。
    感想:
     「政治的・宗教的に中立なNGO」を自称するだけあって、その辺りは非常に慎重に書かれている。実際には何らかの言い分があるのかも知れないが、その辺りを声高に喚き立てるのは得策ではないと判断しているのかも知れない。いずれにせよ、その方針はとても正しいと思う。
     で、天声人語の記述についてだが……。
     率直に言って、「問題外」。
     たぶん天声人語子はあの文章を書くにあたって本文を全く読んでいない。恐らく図表しか見ていない。
     一つ証拠を挙げよう。
     「地雷問題ハンドブック」に、次のような記述がある。
    >対人地雷にまつわる最大の誤解は「子供を狙うために おもちゃに似せて作られた地雷がある」という説だろう。しかし、世界の地雷に精通している国連関係者や除去専門家に確認しても、こうした事実はなく、明らかな誤りと言える。

    >子どもを狙った地雷として有名なのは、(略)プラスチック製空中散布型地雷、PFM1である。その形状から「蝶々形地雷」や「緑のオウム」といった異名もあるが、PFM1が蝶々形をしているのは、子どもの気を引くためではない。純粋に機能上の理由からだ。
     対して、7月22日の記述を誤魔化すかのように書かれた7月25日付の天声人語では、以下のような記述がなされている。
    > 子供を狙った地雷があるという。2枚の羽根が付いていて、ヘリコプターから落ちてくる姿がチョウに見える「ちょうちょ地雷」だ。
     ……読んでないよこの人。

     それだけでなく、後半の「オタワ・プロセス」の章、日本やNGOの取り組みの章についても全く読んでいないようだ。最大限好意的に解釈しても、読んでないかどうか解らないのは本の真ん中手前1/4程度だけ。そんな中途半端なところだけ読むとも思えないから、全然読んでない、と解釈するが自然だろう。
     恐らくは「22日の記述が事実誤認とのクレームが付いたので25日に言い訳的に書き直したが、結局資料を読んでないのでまた新しく事実誤認の記述が紛れ込んでしまった」と言うところではないか(それ以外に自然な解釈が出来るだろうか)。
     禄に読まれても居ないのに「ネタ本」扱いされイデオロギーまみれの主張の傍証として使われるのは筆者としても不本意ではないだろうか、と余計な心配をしたくなる。個人的にはこういう仕打ちは筆者に対して失礼極まりないと思うがどうか。


    8/2(月)

    「民家2棟で7人刺殺、親族の男に逮捕状…兵庫・加古川」
    「民家2軒の7人殺害、親類の男に逮捕状 兵庫・加古川」
    「親戚2家族7人殺害 兵庫・加古川 」
     正直このニュース自体には全然興味はないが、各紙の報道の仕方がどうにも変なのでやけに気になってしまった。どの新聞も、奥歯に物の挟まったような、と表現したくなるような慎重な報道姿勢で一貫している。前の誘拐冤罪の脚色ぶりとの落差はどうしたことだろう。ひょっとして犯人は特殊な○○か○○をお持ちの方なのかと邪推してしまった。

    「7人殺害容疑者、別人の氏名を掲載…アサヒ・コム」
     このような報道もあるようで、やはりこの件は何かおかしい。絶対変だ。

     ……ひょっとしたら触れては行けない事かも知れないので私はこの件からは撤退する。


    8/1(日)

     念のため書いておくが、「主人」の対義語として「家来」「使用人」と言った、より日本語として普通な言葉があることを知らない訳ではないので悪しからず。

     さて。

     もし、「大阪市内でお薦めのスポットは?」と訊かれたなら、「長居公園!」と即答したい。
     梅田/天王寺から電車で一本で行け、大型公園として一通りの言い分は揃えている。陸上競技場やサッカー場は公式競技でお馴染みだし屋外プールのウォータースライダーも楽しいが、なかでも植物園と自然史博物館のコンビネーションは素晴らしすぎる。
     密度で見ると植物園は鶴見緑地に負けているし博物館は国立科学博物館には敵わないのだろうが、全体に漂う安堵感・ゆったりとした空気が堪らない。博物館で「きょん」や「オオコウモリ」の骨格標本に頬を緩めるのも良いし、喫茶ルームで珈琲を愉しむのも良い。春先なら芝生に横たわって流れゆく雲をぼんやり眺めるのも良いだろう。

     と言う訳で今日は長居公園へ。
     ああ、いいねぇ。いいねぇ。
     もっと日差しが穏やかになる頃に来て、植物園でぼんやりと時間を過ごしたいものだ。朝から晩まで居ても飽きそうにない。