自己満足の世界

戻る

1999年
4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2000年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2001年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2002年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月|10月
10/31(金)


2003/10/31 This is Halloween

 と言うワケでパンプキンパイを頂きナイトメアビフォアクリスマスを大画面で愉しみ、ハロウィン気分を満喫、と言うほどではないですがそれなりに気分を味わいました。
 しっかし、今日仕事帰りにいくつか寄り道してみたんですが、「ハロウィン特集」みたいなのをやってるお店が全然見あたりませんでした。どうなってるんでしょうか。ロフトにでも行けば良かったのかな。

 んで、天声人語ネタが続いて恐縮ですが。
 今日の朝日新聞天声人語
>イラクに駐留する米軍の士気は高いか? 星条旗新聞が10月半ばから7回にわたって現地報告をした。米軍の準機関紙という立場から内部に深く入ることができる強みを生かしている。意外なほど軍への遠慮が感じられない連載だ。鋭い批判も交えている。

>約2千人が回答を寄せたアンケートでは、35%が「使命があいまい」と答え「明瞭(めいりょう)」とした人とほぼ同数だった。
 星条旗新聞というのは「米軍の準機関紙」だそうですが、調べてみるとWebページもあるようです。ここ
 で、この紹介されている記事を探してみました。天声人語の記事から使われてそうな単語を引っ張ってきて検索してみます。例えば「iraq clear door」で検索すると、2番目に出てきました。この記事ですね。
 で、天声人語の記事に相当するのは以下の部分です。
>A Stars and Stripes questionnaire of nearly 2,000 servicemembers in Iraq showed that 35 percent of the respondents said their mission was “mostly not clear” or “not clear at all.” An equal number said the mission was “very clear” or “mostly clear.”
 意訳すると、「2千人近くが回答を寄せたアンケートでは、35%は任務が『あまりクリアではない』『全くクリアではない』と答え、これは『とてもクリアだ』『かなりクリアだ』とした人とほぼ同数だった」となります。
 「あまり意味違わないんじゃ?」と思いました? 私も最初はそう思ったんですけど……。
 星条旗新聞の記事、よく読むと、こんな記述があるんですな。
>Very clear: 21%
>Mostly clear: 15%
>Clear: 27%
>Mostly not: 18%
>Not at all: 17%
>Other: 2%
 つまり「とてもクリアだ/かなりクリアだ」と答えた人は36%で「全くクリアでない/あまりクリアでない」と答えた人とほぼ同数なんですが、「普通にクリアだ」と答えた人がそれとは別に27%いる、と言うことみたいです。これだと天声人語の記述は明らかに間違い、ってことになりますね~。
 天声人語子は解っててあえて書いたのか、それとも単に読み間違ったのかは解りませんが、勘違いなのだとしたらそのうち訂正記事が載るはずですので期待して待ちましょう。


10/30(木)

 ぐあー室温が高すぎた~。
 パイ皮がベタベタになってしまいました。途中まで良い感じに出来てたのになぁ……。
 ま~最終的にはそれっぽいのが焼けたのでまあよしとしますけど。でも今使ってるオーブン、かなりガタが来てるらしく、ちゃんと温度設定しても全然温度が上がってくれません。そろそろ買い換えかなぁ。

 で。

 昨日の朝日新聞天声人語
>27日、バグダッドの赤十字国際委員会の現地本部を標的にしたテロの実行グループは、赤十字についてまったく無知だったとは思えない。あえてその歴史的役割を踏みにじる行為に出たと考えるべきだろう。

> イラクでのゲリラ攻撃は不気味に範囲を広げている。占領軍への攻撃から、仲介ないし緩衝役の国際機関への攻撃へ。戦場でも中立を保証され、救護活動をする赤十字への攻撃は、さらに一歩進めた挑戦的といえる攻撃だ。

> 暗澹(あんたん)たる気持ちになるとともに、改めて占領政策の根本に過誤があるのではないか、との思いも強い。
 これはちょっとどうかと……。
 三番目のパラグラフ、「暗澹(あんたん)たる気持ちになるとともに」は二番目のパラグラフを受け、「改めて占領政策の根本に過誤があるのではないか、との思いも強い。」は一番目のパラグラフを受けているのだと思いますが……。
 テロをこうやって相対化するのはどうかと思います……。
 たとえば。
>1987年5月3日、朝日新聞阪神支局を標的にしたテロの実行グループは、マスメディアについて全く無知だったとは思えない。あえてその歴史的役割を踏みにじる行為に出たと考えるべきだろう。
>改めて朝日の報道姿勢の根本に過誤があるのではないか、との思いも強い。
 みたいなことを産経あたりが書いたらどうしますね。
 少なくとも私は、この喩えの内容を支持出来ないのと同程度に、天声人語子のロジックにも同意出来ません。


10/29(水)

 パンプキンパイのパイ皮作り開始。

「「犬のウンチ以下」か?…ネット議論大暴走」
> 「産廃以下」は暴言?! 茨城県三和町で6月、少年が、所属していた暴走族からリンチを受け、死亡した事件で、水戸家裁下妻支部の裁判官が、傷害致死罪で起訴された少年2人を「君らは犬のウンコより悪い」と糾弾していた問題が波紋を広げている。この発言が27日、報じられると、ネット上で議論が大爆発。大半の書き込みは「よくぞ言った」と擁護し、同家裁にまで賛否両論の電話が多数寄せられる異常事態となっている。

>この一件が報じられると、発言の是非をめぐって議論が大沸騰。ネットの掲示板には、29日午前までに1万件を突破する意見が書き込まれた。

>内容の大半は「よく言った」「正論をいう裁判官がいてよかった」「暴走族と比較された犬のウンコに失礼」「裁判官を守れ」と擁護するもので、「最低の裁判官。人を殺しても人権はある」「適性を疑う」といった批判派は少数だった。
 この「ネットの掲示板」ってのは、言うまでもなくあそこでしょう。あそこ、と言うか2ちゃんねるは「建前」が無いに等しいためこの裁判官が養護されるのは当然です。「暴走族と比較された犬のウンコに失礼」には笑いました。
 で、個人的には、この裁判官の発言は、裁判官という立場からすると問題かな、とは思います。
 確かに本音ではあるのでしょうが、建前として裁判官は公平中立でなければならない以上、情緒的と受け取られかねない発言は不適切でしょう。
 もっとも、件の発言がいったいどういう流れ、どういうニュアンスでなされたのかは判らないため、断定するのは気が引けますが。


10/28(火)

 ここしばらく「未来少年コナン」のビデオを観るのに使っている「斑猫なんちゃってシアター」ですが、白壁の柱もトリニトロンの針金と同じようなもんだよな~とか思うと最近はなんだかあまり気にならなくなってきました。スクリーンは後回しで良さそうな感じです。
 で、残るは音響なのですが。
 今日の仕事中、ふと閃きました。
 「ヘッドフォンを二つ束ねてそれぞれ耳の前と後ろに被るようにすれば、4.0chサウンドがまがりなりにも再生出来るのでは!?」
 家に帰って早速試してみました。
 ヘッドフォン二つをリアとフロントに繋ぎ、二つ並べて頭に被ります。端から見たらたぶんとてもマヌケな格好だとは思いますが鏡を見てないので判りません。
 で、5.1chサラウンドソースを再生してみたのですが……。
 手持ちのDVD、明らかに音が動いてることが判るソースが無いのでどうなのかよく判りません。ただ、少なくとも現時点では「とても聴くに堪えない」というレベルではないです。一応全部違うところから音が出てることは判ります。近いうちに「マトリックス」でも借りてきて試してみようかと思いました。

 しかし、これがうまくいったらおそらく世界一安いホームシアターですな(実質出費はケーブル代の1500円程度)。


10/27(月)

   ダイエー日本一。
 ……なんですが、なんだか周りを見渡すとどいつもこいつも「阪神日本一ならず」みたいな雰囲気なのでなんだか不憫です。
 だいたいホークスも大阪のチームやんか忘れたんかお前ら。(っていうか阪神って本拠地は兵庫じゃないの?)

 で、仕事帰りにヨドバシに寄ると、明日から「阪神タイガースセール」という微妙に据わりの悪い名前のセールをやるらしく、ポスターの張り替え作業を行ってました。ああホントは「阪神タイガース日本一セール」にしたかったんだよね、と思うとこれもまた不憫ですな。

 と言うわけで来年はがんばれ近鉄(←脈絡なし)。


10/26(日)

 実家でぼーっとしてました。


10/25(土)

 大阪科学技術館へ。
 「入場無料」「日曜祝日休館」と聴くだけでやる気なさげな印象がぷんぷん漂ってくる施設です。
 実際、説明員の姿は見えず、設備もかなり「ほったらかし」な感が強いのですが、展示自体は結構面白いです。とは言え、例えば長いビデオを全部見なければならないなど、見せ方がお世辞にも洗練されているとは思えないため、子供が興味を持つとは思えませんが。
 それから、他の公営施設に比べて企業臭が強いですね。なんつうか、いろんな企業のPRブースを一カ所にまとめてみました、と言う印象です。
 あとは、館内を巡っての体力測定。私の体力年齢は「20歳」らしいです。よしまだ大丈夫だ!

 で、帰りに自転車を京橋まで回し、修理を頼んでいたPHSの受け取り。費用はかかりませんでしたがボロボロになった塗装とかもそのままです。もうちょっとサービスしろよDDIポケット(←無理言うな)。

 と言うところで帰ろうとしたのですが。

 帰り、通りなれない道を通ったので道に迷ってしまいました。
 方角的には正しいはずなのですが、なかなか見慣れた道が見つかりません。川に突き当たって迂回、迂回、迂回。
 そうしてるうちに日が落ちて暗くなってきました。
 「ビューティフルドリーマー」でこんなシーンあったよなぁ、とかぼんやり思いながらも、頭の別の部分ではちょっと焦った気持ちになって自転車を走らせていると。
 ……ふと、道の向こうに明かりが見えました。信号機や街灯ではない明かりです。
 近づくにつれ、明かりは提灯のものだと判りました。そして、お囃子のような音が聞こえてきました。
 お祭が開かれているのです。
 道には屋台が並び、神社の鳥居の向こうには行燈が並んでいるのが見えました。
 「どうや、遊んでいかんか」 射的のおっちゃんが声を掛けてきます。
 この季節に祭も珍しいのでちょっと遊んでいこうかとも思ったのですが……。
 なんとなく妙な、と言うか怪しげなものを感じたのでそのまま通り過ぎ、程なくして見知った道にたどり着きました。
 だって「道に迷って日が暮れて、そこに見知らぬお祭りが……」なんてシチュエーション、出来過ぎじゃありませんか。
 「気がつくと泥団子を食わされていた」とか「目が覚めると神社など無く、空き地に木の葉が舞っているだけだった」みたいな目に遭いかねません。何物かは知らんがこの私を化かせるとでも思っているのか。(←何がだ)


10/24(金)

 特にマニア向けショップでこういう間違いは恥ずかしいと思いました。ページタイトルまでモロにやっちゃってます。

 今、仕事の関係で某NT々系の携帯電話を使ってるんですが、これ、凄いですね。
 何がって、メールの来る数が。
 一日で200通を超えるメールが来るので、自分の人脈がはてしなく広くなったかのような錯覚に陥ることが出来ます。
 もちろん、ほぼ全てが迷惑メールですけど。
 受信料はどうせ経費なんで金銭的には大したことはないんですが、それは別にしても、メール受信だけで激しく電池を喰うので電池が二日以上持たず、かなり面倒です。プライベートでM○▽△(←伏せ字)を使ってる方ってその辺どうやって対処なさってるんでしょうか? 妙案ありましたらご教授ください。


10/23(木)

 >自分が興味を持ったものには、みんなも興味を持っているもんだったり。

 羨ましいですなぁ……。私の場合、自分が興味を持ったものに他の人が興味を示すことは稀と言っていいくらいなんで。
 しかし世の中の人って「人間」というものにあまり興味を示さないもんなんですかね? 文学、哲学、宗教学、生物学、心理学、社会学などいろいろな方面から「人間」を見てみると、それぞれのジャンルは結局独立してるんじゃなくシームレスに連続していることが実感出来てものすごく面白いんですけど。イメージ的に「ムツカシイ」と思われるんでしょうか。

 昨日紹介したネタから、関連あるんだか無いんだかふと「恋愛至上主義は国を滅ぼす」という言葉を思い出し、誰の言葉だったか調べてみようと検索してみたら、ナチス宣伝相ゲッベルスの言葉だったようです。
 あと、こんな2chのスレッドも発見。ここでも例の事件で「恋愛至上主義」を連想した人がいらっしゃる模様。


10/22(水)

「母親と交際の高校生を逮捕 名古屋の4歳男児虐待死」
 ちょっとこの記事は涙なくして読めない……と言うか、新聞記事読んで泣いたのは久しぶりです。あまりにこの子が不憫すぎです。
 「子供が子供を作ってはいけない」とはよく言われますが、これはその実例でしょうか。産経はこういう「伝統社会の崩壊」的ネタは徹底的に煽ります。逆に朝日は「女性の自立」をダシに家族制度の崩壊を推進するような特集を組んだりしますね。


10/21(火)

 なんだか最近散々な言われようなので(だいたい「ウエートレスリング」ってなんなんだ)、人に「なんでこんな言われようなんだ……」と半泣きで愚痴ったところ、「色白で眼鏡でチビでインテリっぽいからでは」との言葉を頂きました。実際はもうちょっとマシな言い回しでしたけど。
 と言うことはヤマンバみたいにハダを焼いてコンタクトレンズに変えた上で「秘密くん」「秘密ちゃん」で身長を伸ばせばもうちょっとマシになるんでしょうか(ていうか「秘密くん」「秘密ちゃん」ネタがどれだけの人間に通じるのか)。
 本人としては「カッコイイ系」のキャラにイメチェンしたいところなんですが。

「テロ警告、日本も名指し…ビンラーディンが肉声で?」
 日本でテロを起こしても、眠れる獅子を起こすことになるだけで誰も得しないと思うんですが。それともラディンは日本に核武装でもして欲しいんでしょうかね。


10/20(月)

 体調崩しました。
 体調不良で仕事を休むのは数年ぶりです。これは別に私があまり体調を崩さないから、ではなく、単に体調不良の自覚がないからです。
 前に体調崩したときも、自分ではたいしたことないつもりだったんですが、「念のため」のつもりで病院に行ったら点滴を打たれて入院を強く勧められてしまいました。っていうか普通の人ってどのくらい体調が悪かったら仕事を休んだり病院に行ったりするもんなんですか?

 まあそれはともかく。

 ずっと寝込んでるのもヒマだったので、かなり以前Matさんに頂いた「ぱっぱらぱおーん」を、今になって初めて立ち上げてみました。なぜずっとほったらかしてたかと言うと、何となくプレイするのが怖かったからです(何故)。
 で、プレイした感想なんですけど。
 すみません、このゲーム素で面白いと思うんですけど私の感覚狂ってますか。
 基本的には「ぷよぷよ」とほぼ同じ感覚でブロックをつなげていけばいいんですが、普通の「落ちゲー」とは違い、ブロックが確定しないうちに次のブロックを投げられる(と言うかそうしないと話にならない)のでよりスピーディーかつ本能的なプレイを楽しむ?ことが出来るようになっています。力業で無理矢理連鎖をのばすことが出来たり、フィールドを相手側に「押し込む」感覚は今プレイしてもかなり新鮮。プレイ感覚もどことなく「チョコマーカー」を彷彿とさせます。
 ただ、問題があるとすれば敵への妨害システムですね。
 このゲーム、連鎖等を決めた場合に相手フィールドにランダムにブロックが置かれるようになっているんですが、現状のゲームシステムでは予想外のところにブロックを積まれるとほぼ巻き返し不可能になってしまうため、対戦ゲームとしての幅が狭くなってしまってるように感じます。この辺は「ぷよぷよ」みたいに「おじゃま専用」のブロックを用意するか、もしくはランダムにブロックが置かれるシステム自体を廃止し、フィールドの左右スライドだけでハンデをつけるようにした方が良かったように思います。ちなみに「チョコマーカー」は、よりゲームとしての幅が広いため、「相手フィールドにランダムにブロックを送る」ようなシステムでも、分断やスライド等で一気に巻き返し・逆転が可能になっていますね。


10/19(日)

 ここ一年愛用しているPHS、PS-C2が壊れました。
 日曜なので梅田のエッジプラザは閉まってます。仕方ないので京橋まで足を運んで修理をお願いしてきました。
 代用機はPS-C1。使い始めて5秒でPS-C2の完成度の高さを思い知りました。代用機はKX-HV210かH-SA3001Vが良かったなぁ……(贅沢)。

 それはともかくなにわの海の時空館へ。
 ん~、どうなんだろう。
 「つまらないですか?」と訊かれたら「面白いです」と答えますけど、まあ期待した内容とは違った、んですな。その辺は大阪歴史博物館と同じような印象。「海の映像館」や「海の冒険館」など、アトラクションとしては面白いです。あと、入場チケット代わりのメダルなど、遊び心も楽しいですね。混雑せずに楽しめ勉強にもなる、ちょっとした遊戯施設としてオススメです。
 以下、余談。
 館内に、「持ち上げられるかな?」という挑発的な文言とともに60キロの米俵が置いてありました。
 まず、50がらみのおっちゃんが持ち上げようとしてみますが全然持ち上がりません。
 次に、10歳くらいの女の子を二人連れた30代くらいのお父さんが挑戦しました。でも全然持ち上がりません。
 で、非力を自他共に認める私が試してみました。
 「あれ?」
 なんだかよく解りませんが普通に持ち上がります。要するに腕力だけじゃなく全身を使えばそれほど苦労せず持ち上がるようです。肩まで抱え上げてみせるとおっちゃんが目を丸くしました。
 「ねえちゃん凄いなぁ。ウエートレスリングでもしてるんか?」
 ……すみません私どこからどうやってツッコんだらいいですか。


10/18(土)

 今日は大阪市立美術館の丸山応挙展へ。
 開館20分ほど前に到着したときには既に門の前に長蛇の列。指輪物語の先行ロードショーの時より人が多いですよ?
 んで、しばらく待たされた後に入場したのですが……。
 いや、応挙を観に行くにあたって覚悟が足りませんでした私。最初の「大瀑布図」「猛虎図」でいきなりガツンとやられてしまいました。
 他の観客もみな「大瀑布図」の前で口をポカンと開けてたので同じことを感じてたんでしょう。マジで、横から見るとL字型になるよう飾られた掛け軸の、何もないはずのナナメの空間。そこを水しぶきが飛んでるのが見えるんですよ?
 不満点と言えば、作品を保護するために期間中何度か展示内容の交換を行っているそうで、展示内容を一度に全てみられなかったことでしょうか。仕方ないと言えば仕方ないのですが。
 一回全部見終わって、もう一度最初から見ようと遡ってみると、もう駄目です。絵が見えません。混みすぎです。人の背中とアタマしか見えません。諦めて会場を出ました。
 で、売店で応挙研究本をパラパラ立ち読みしていると、売店の人いわく。
 「研究者の方ですか?」
 少なくとも私は描く方の人間には見られないようです。いや、まあ、そうなんでしょうけど。

 ところで日本シリーズ開幕ですね。
 とりあえず今日は接戦の末ダイエーが勝ったようです。
 個人的にはパリーグファンなのでダイエーを応援したいところですが、まあ7試合ギリギリまで接戦が続く展開になってくれればどっちが勝ってもいいや、って感じです。今日みたいな試合が続けば良いんですが。


10/17(金)

 あーもー、なんだか面倒見なきゃならない人間がどしどし増えてますよ?
 自分の作業にどれだけ時間割けるんだろう……。

「はてなダイアリー - 高木浩光@茨城県つくば市 の日記 (2003年10月13日)」
>その中で特に意気投合したのが、反対運動を目 的化してしまった人たちによる批判がもはや、批判としての力をなくしているという現状への嘆き(うまく表現できないけど、こんな言い回しで合ってるかなあ……)だった。

>たとえ「反対派」の人たちが反対運動を自己目的化して安住してしまっているのだとしても、論理として存在する批判そのものは聞き入れるべきなのは当たり前なのだが、この国ではそれが通用しないらしい。
 「論理として存在する批判そのものは聞き入れるべき」という部分には完全に同意です。例えば「匿名による発言だから」「『サヨク(ウヨク)』の言うことだから」と言う理由で異論を廃するのは愚かなことです。
 ただ一つ、「オヤ」と思ったのは、「この国ではそれが通用しないらしい」と言う表現。
 これは、単に「他の国ではどうなのか知らないが少なくともこの国ではそれが通用しないらしい」という意味なのか、それとも「他の国では通用するがこの国ではそれが通用しないらしい」という意味なのか。個人的に「論理として存在する批判そのものは聞き入れるべき、と言う『リクツとして当たり前』のことが通用しない」ことが「(この国に限らず)現実では当たり前」だと言う認識があったので、後者だとすれば意外だなと思いました。


10/16(木)

 「今日から斑猫さんの下流作業をやって頂く○○さんと××さんです」
 と紹介されたインド人の方二人。
 打ち合わせ中についうっかり筒井康隆「二人の印度人」を思い出してしまい笑いを堪えるのに必死な斑猫。
 ……ひょっとしてレイシストなのか私。


10/15(水)

「「使命達成に力注ぐ」 熊本市で新聞大会」
>新聞協会会長の箱島信一朝日新聞社社長はあいさつで、インターネットの普及で情報がはんらんしていると指摘し「うわさと事実を峻別して整理し、真実に迫る新聞の役割がますます重要になってきている」と述べた。
 いや、朝日がそれを言うのはいかがなものかと。

参考:
朝日珊瑚事件を語り継ぐサイト
「朝日新聞」の犯罪
また朝日新聞が捏造しています
朝日新聞報道年表


10/14(火)

 ちょっと前から何となく思ってるんですが、主婦が「反資本主義(≒似非左翼)」に飲み込まれやすい傾向にあるのは、要するに主婦という人種が資本主義のヒエラルキーの中で、役割に比して不当に低い地位しか与えられてないことが原因なのではないでしょうか。

 要するに、資本主義のシステムとしては無くては困る存在ながら資本主義的な富の生産(=金稼ぎ)を直接的には行わない立場であり、資本主義の観点から見た評価が低くなってしまう(あくまで「富の生産者」のサポーターとしての地位でしかない)ことに問題であるのではないか、と言うことです。

 んじゃ、具体的にどうすればいいのか、どうすれば「主婦」層を資本主義システムに無理なく組み込むことが出来るのか、と言う話になってくるわけですが、まーそんな結論が出るんだったらそう苦労はしませんわな、などと曖昧に逃げて話をごまかす私でありました。
 実際、結論が出るんだったら「女」だけがウリのカルトまがい政党が幅をきかすこともないんですけど。


10/13(月)

 今日、買い物に出かけた時のこと。主婦らしき方が立ち話しているのが耳に入ってきました。
 「昨日、『たこ公園』で変な人たちが……」
 そのくらいしか聞こえませんでしたが明らかに不安そうな様子。
 ふ-ん、この辺も治安悪くなってきたんかいな、と思った程度でその時はあまり気にしなかったんですが。

「ジョジョ立ち in 大阪城公園」
 @JOJOさんでも紹介されていた、ジョジョファンによるパフォーマンスが昨日大阪城公園で開催されたようです……
 ってちょっと待った。
 「in 大阪城公園」ってありますけど、後半部分はどう見てもうちの近所の「豊崎西公園」、地元民の間で「たこ公園」と呼ばれている公園が舞台ではありませんか?
 え~。
 ……確かに繁華街やビジネス街のすぐそばにあるんで理解されにくいかも知れませんが、あの辺って住宅街なのです。で、あの公園も単なる地域密着型の地味な公園なワケです。その辺同じ公園でも大阪城公園やミナミの三角公園とかと同じに考えてもらうと困ります。あんなとこで見知らぬ人間が大量にタムロって異様な行動を起こしていたら、事情がわからない子供を含む地元民、およびあの公園の住み着いてる野良猫を怯えさせることになります。
 別にパフォーマンス自体を否定するつもりはこれっぽっちもありませんが、もうちょっと場所をわきまえて欲しいとは思いました。

 で、買い物のあと、丸山応挙展を見に大阪市立美術館へ。
 出かけるのはちょっと遅めながら、閉館まで2時間程度は見られるなと思っていたのですが……
 天王寺公園に到着した私の耳に、職員さんらしき方の拡声器越しの声が届いてきました。
 「混雑のため、丸山応挙展は入場制限を行っております」「現在、入場まで45分待ちとなっております」
 _| ̄|○
 ↑このAAそのままの心境になった私は泣きながら家に帰りました。
 土曜の朝一にまた来よう……。


10/12(日)

 これはいったいどういうことだ。

 今日は某運動会でつかれたのでにっきもてぬきです。
 ああねむいなぁ。


10/11(土)

 大阪天満宮の古本市へ。
 おお。
 これは結構凄いです。予想していたよりずっと規模が大きいです。天神さんの境内の大体1/3程度(?)にテントが並び、テント毎に古本がずらーと並べられています。
 本の質的にも「そこらのブックオフにあるような本」だけでなく、今は手に入らない絶版本がかなり見受けられてビックリ。神田の古本屋街に負けちゃいられん、って感じです。値段もあそこほどボッタクリじゃないし。
 で、ついうっかり10冊以上購入してしまいましたが、その中の一番の掘り出し物と言えば「少年少女SFマンガ競作大全集」の創刊号でしょうか。たとえば石森章太郎の「ベトナム観光公社(原作筒井康隆・たぶん単行本化されてない)」、藤子不二雄の「ウルトラ・スーパー・デラックスマン(F全集でしか読めない)」が収録されてます。ほんの25年前の雑誌なんですが、この頃は「SF」というジャンルが日本においてまだ若く、とにかく熱気に満ちあふれていた、と言うことがひしひしと伝わってきます。
 と言うわけで天神さんの古本市。14日までやってるようなので、お近くの方は足を運んでみては如何でしょうか。

「海星公司: ヤフー&共同通信&民主党 組織ぐるみのプロパガンダ疑惑。」
「Irregular Expression: 共同通信-Yahoo-民主党が目指す言論統制社会」
 選挙を前にして政治ネタを書くのは我ながらどうかと思ったんですが、あまりに酷すぎるので紹介。
 マスコミはそろそろこういう世論誘導が通用しなくなりつつあることを学習した方がよいのでは?


10/10(金)

「CDコピー防止技術を破った学生に訴訟の可能性」
>SunnComm Technologiesは10月9日、Shiftキーを押すことで同社のCDコピー防止技術を解除する方法を公表したプリンストン大学の学生を提訴する可能性が高いことを明らかにした。
 凄いですね。
 上の引用だけでは話の流れが解らない方もおられるかと思いますので簡単に説明しますと、こういうことです。

 米国では、市販CDのコピー防止のため、SunnComm Technologies(以下、「S社」) の開発した技術が採用されていました。
 ところが、プリンストン大学の学生が、これを解除する方法を発表しました。
 しかも、その方法は、複雑な手順や特別なツールを用いるものではなく、「CDを入れるときにSHIFTキーを押していればよい」というものでした。つまり、単にCDのAutoRun機能を無効にするだけで回避出来てしまうものだったのです。
 これを知ったS社は「この学生が発表した論文によって我が社は不利益を被った」としてこの学生を訴えました。

 ―――と言うわけです。

 事件を紹介した直後に個人の印象を述べるのは、読者を誘導してしまいかねないので好きではないのですが……。
 少なくとも私には、S社は「自分らの技術のお粗末さを棚に上げて逆ギレしている」ようにしか見えません。「AutoRunを無効にしたら回避出来る」なんて到底セキュリティと呼べるものではないでしょう。


 で、映画「天国と地獄」観ました。
感想:
 大画面で観たので車からの一人称カメラ視点のシーンで酔いました。
 まあそれはともかく、感想ですが。
 面白い!
 この映画をまた観てない人は幸運です。こんな面白い映画に出会う機会が残ってるんですから。
 と言うわけで未見の方は是非観てください。
 ちなみに観る前に予備知識は仕入れない方が良いです。


10/9(木)

  「恋愛能力指数テスト」
No.21あなたのタイプ:恋愛コンプレックスタイプ/相性のいいタイプ:頭でっかちタイプ
A:自己愛情認知力 66
B:恋愛感情制御力 112
C:恋愛前向き楽観力 96
D:恋人共感力 119
E:恋愛関係維持力 74
平均LQ 93
 ……だ、そうです。
 と紹介したのはいいのですがどうコメントをつけて良いのかよく解らなくなったのでこれにて。
 ちなみに、別に「『相性の良いタイプ』に相当する方、お友達になりましょう」とかそういう意図があるわけでもないです。

 ところで「斑猫なんちゃってシアター」、もうちょっとマシな音響にしようと思い始めてるんですが、仮に5.1chなぞを導入しようとした場合、どのくらい予算がかかるもんなんでしょうか。音質は一切気にせず、単に「音が動いてる」ことが認識出来る程度でOKなんですけど。


10/8(水)

 体調悪いから今日は早くか~えろっと。
 と思って駅に向かった私の耳に届いた構内アナウンスが。
 「今日午後7時頃、JR神戸線摂津本山駅付近で人身事故が発生し、列車の運行を見合わせております。再開の目処は立っておりません」
 そのまま40分ほど駅ホームに野ざらし状態。
 なんの嫌がらせだJR西日本!(←八つ当たり)

「ご冗談でしょう、坂村健さん」
 それを受けて、これ↓。
「【CEATEC JAPAN 2003レポート】坂村教授、公演前に異例の「FAQ」」
 で、さらにそれを受けて、これ↓。
「困ります、八田真行さん」
 とりあえず現時点での感想としては「ふ~ん」って程度。
 八田真行さんの続報が「さようなら坂村健さん」にならないことを祈っておきましょう(ってシャレで締めるなよ)。


10/7(火)

 どっちを向いても宇宙風邪です。
 どっちを向いても未来げほげほげほげほ言ってます。
 咳してるくらいならマシなほうで、ネット上を見てみるとダウンしてる人も結構いらっしゃる模様。全国的に流行ってるんでしょうか。
 かく言う私も風邪気味。というか私が一番ひどい咳してるような気も。

 ってさりげなく(か?)オタにしか解らないネタを混ぜてしまったついでにオタ話に移行しますが、タランティーノの最新作KILL BILL、これに大葉健二氏が出演なさっているそうです。
 この「KILL BILL」、その他にも漏れ聞こえてくるタランティーノの逸話(これとかこれとか)を知るにつれ、なんだか観たい気になってきました。
 ところで「大葉健二って誰?」と思った貴方。貴方は「宇宙刑事ギャバン」の全話をツタヤで借りてきて瞬きせずに観よ。

 話変わって数日前に書いたキムチシェーキですが、やっぱり不味いらしいです。
 商品化の人気投票で16品目中12番目だったにもかかわらず、不味いのは解りきっているにもかかわらず、何を思って商品化したんでしょうね。単に「話題になって売れればいいや」という程度の認識なんだったとしたら、食品に対するロッテリアの姿勢を根本から疑わざるを得ません。


10/6(月)

 今の仕事場、斜め後ろに座っている人が、クロマティ高校の田中牧夫に似ているような気がして仕方がないのです。
 クロ高のキャラって無個性系を除けばやたら極端なキャラばかりなんで「こんな奴ホントにいねーよ」とか思ってたんですが、まさか自分の斜め後ろにいるとは。

 ……いえ、だからなんなんだ、と言われると困りますけど。


10/5(日)

 最近日曜は寝てばかりだ。


10/4(土)

 大阪歴史博物館へ。
 ん~。
 「博物館」と言うわりには。
 「博物館」と言うわりには資料は少ないです。展示物も土器や銅剣、漆器や金貨など特に目新しくもなく、質にしても京都国立博物館のものみたいに管理者の執念を感じさせるようなものではありません。
 では、全然面白くない、見所のない設備なのかというと全然そんなことはなくて。
 「博物館」と言うわりには見せ方がとんでもないのです、この博物館は。
 ロケーションすら展示内容として取り込んでしまう大胆な演出!
 また、動画資料を公開するのに「ボタンを押すと始まります」というような見学者主導の形じゃなく、展示側で時間を管理して上映する形にすることにより、見学者に見せたいタイミングで見せたいように演出してみせています。これホントに博物館なのかよ、と思ってしまうような見せ方です。
 普通の博物館が「興味がある人間にとってはとても面白い」と言う性質のものであるのに対し、この博物館は恐らくは小中学校の社会見学なんかを意識してるんだと思いますが、「興味がない人間に興味を持たせる」方向で作られてる感じです。特にイントロダクションでの「過去と現在の連続性」を印象づける展示。あれに「ゾクッ」としない人間は不感症でしょう。
 と言うわけで普段「博物館」とかに縁のない方にもオススメです。そうでない方には国立民族学博物館とか京都国立博物館の方が面白いと思いますけど。
 ともあれ、ジョジョ立ちとかで大阪城公園に立ち寄ったついでにでも是非どうぞ。いや、マジで騙されたと思っていっぺん行ってみるべし。

 おまけ:
 帰りに立ち寄った大阪城公園にて。

2003/10/04 もみじは二時に虹を見た


10/3(金)

 昨日ちらっと書いたらなんだか予想以上に反響がありました「斑猫なんちゃってシアター」。
 いつかは大画面で観るぜ! と意気込んでいた「ファンタジア2000」を試しに再生してみましたが……
 白壁に映してるだけなんで、やっぱ柱が気になるんですよね……。気にしないようにすれば何とかならなくはならないレベルではありますけど。
 で、ちょっくら「プロジェクタ用スクリーン」の値段を調べてみたんですが、80インチでは一番安いのでも定価で2万円くらいするんですな。
 なんでも「写真用背景紙」を使うと安くすむそうなので、どうしても気になるようならその線で考えてみようと思いました。ロフトに行ったら売ってるのかな。
 あと、他に買うとすればもうちょっとだけマシなスピーカー、くらいですかな。とにかくお金を掛けない方向で。


10/2(木)

 熱湯を使うとき自然に腰が引けてしまうようになってしまいました。いかんねぇ。

 それはともかく、突然ですが、今日液晶プロジェクターを入手したので「斑猫なんちゃってシアター」をでっち上げてみました。
 画面サイズは80インチほど、投影先は部屋の白壁、音声は2000円のヘッドフォンと言う超豪華(どこがだ)な構成です。壁一面が全部スクリーンというのはなかなかの迫力。でもこの世界は深みにハマると酷い目に遭いそうなのであまり欲張らないようにしようと思いました。
 ……これでテレビ買わなくてすむかな……。

「あなたのネット依存度チェック」
>あなたのネット依存度は【45%】です。
>
>ややネット依存の傾向があるあなた。
>ちょっとヤバイところもありますが、まあ、セーフです
「希少価値チェック」
>希少価値度100%
>
>あなたの希少価値はめちゃめちゃ高め。
>いますぐ「種の保存」をおこなわないと、絶滅の恐れがあるようです。
 ……。
 この「心理テストのメニュー 無料占い GoisuNet」ってちょっと駄目すぎ……。
 これ以外にも色々ありますが、設問自体にツッコミどころが多すぎです。なんか回答内容と結果が全然一致してないような気が……。


10/1(水)

 「100均ショップ」と「ファッキンジャップ」が似ているような気がして仕方のない私です。

 それはともかく、またもやヤケドしました。
 カップメンを作ろうとしてお湯の蛇口をひねったら、熱湯が左手に直撃しました。勘弁してください。
 ところで「やけど」って関東では「だけど」と言うというのは本当ですか。

「キムチシェーキ」
 畏るべしロッテ資本。
>「飲んでみたい」「ぜひ作って!」という多くのお客さまの声にお応えして、第12位のキムチシェ―キを全国10店舗のみで特別販売いたします。
 ホントにこんな「お客様の声」が存在するんでしょうか……。
 と思ったら。
 これとかこれとかこれとか。
 そういうことか……。
 まあこの機会を逃すとたぶん永遠に飲めなそうなので試してみるのも一興ではあるかも知れません。私は遠慮したい気分ですけど。

 ふと思い出しましたが「バニラコーク」っていったいどこに行ったんですか。まだ存在はしているらしいですけど。