自己満足の世界

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1/31(土)

>“「@JOJO」の一読者”という方(でもメアドがどう見ても某クリムゾナー)
 ししし知らないなぁ。ひひひ人違いだと思います!(←だれもお前だとは言ってない)

 あの後マシンを再起動したら見えるようになったので、他に同様の報告がないのであれば私のFF(ミジンコではない)のローカルな問題のような気がします。お騒がせしました。
……と、“「@JOJO」の一読者”氏は言うと思います(←待て)。

 でもローカルな問題としてはエラー内容がスッキリしないな。ヒマがあったらちょっと調べてみるか……。
……と、“「@JOJO」の一読者”氏は(ry


1/29(木)

「中川財務・金融相「渦中」を「うずちゅう」」
 書き言葉を音読する際、漢語では意味が伝わりにくいケースで和語に読み替えることは普通にあると思うのだが、「読み間違い」と断ずると言うことは、これはそのケースではないと言い切るに足る根拠があるのだろうか。たとえば「私立」を「わたくしりつ」、「代替」を「だいがえ」なんかも普通に言うよね?
 今後政治家がこういう湯桶読み、重箱読みをしたらいちいち吊しあげられそうだ。マスコミは他にもっとやることがあると思うのだが。

「アムロやシャアなど豪華声優が音声案内するナビ」
「ネムルバカ」の「萌えナビ」が実現する日も近い。
 そう言えば今週分の「木曜日のフルット」も面白かった。やっぱこの漫画家は上手いね。


1/28(水)

「縄文の竪穴住居「快適」」
 記事を読んだだけだと「ふーん」だったが、写真を見て仰天した。本物だ。
 ってか、プロの研究者でこういうフィールドワーク(と言うのか?)を試した人ってこれまでいなかったんだろうか。「竪穴住居を再現」という話は時々聴くが、実際にそこに住んでみた、と言うのはプロアマ通じて初めて見た。


1/26(月)

「能力を持っている者がそれを使わないのは罪だとなぜ思えないのですか?」
 タイトルのみに反応する。本文はちゃんと読んでいないのでタイトルは「釣り」であるのかも知れないが、少なくともタイトルのこの文章のようなことを思っている人間は少なからずいる。

 で。

「能力があるのなら使わなければ勿体ない/使わないのは罪」

 そう言う発想が、中途半端に才能のある子供を追い詰める。
「この子は数学の才能があるから伸ばすべき」「音楽の才能も卓越しているから云々」「いやいや文才も優れている」

 余計なお世話だ。

 親切なオトナ達が寄って集って君を潰しに来る。
 さあ逃げろ。アホのフリして逃げろ。
 勝手に期待して勝手に失望するオトナなんか相手にするな。スタコラサッサだぜぃ。


1/25(日)

 昨日の科学館にて。
 70~80年代の生活家電展示コーナーの前で、中学生くらいの女の子がその母親らしき人と喋っているのを見た。
母親「(MZ-80BやPC-8001を指さして)ほら、昔のパソコンってあんなんやってんで」
娘「え~、全然パソコンに見えない」
……軽いジェネレーションギャップを感じたのは事実だ。

 で、今日は淀川の河川敷で凧揚げ。
 とても良く揚がった。


2009/1/25 凧揚げ



1/24(土)

 大阪市立科学館へ。
 特にプラネタリウムを見たかったとかではなく、単に電気科学館70年誌を買いに行っただけだ。
 ついでに、期間限定でガリレイの「天文対話」が展示されているとのことなので、展示場をちょっと見て帰った。

 で。
 良く勘違いされることだが、地動説を巡るガリレイと教会の対立は「科学」と「宗教」の対立ではない。
 神というのは完全な存在である。だから神の作った法則は美しいはずだ。
 しかるに、天動説のロジックの醜さはいかなることか。俺の観測結果からも矛盾する。これが地動説だとこんなにスッキリ説明できる。ビバオッカム。
 だから俺の方が神に近い。お前ら教会は古い情報にしがみついて美しくないロジックに拘り神を冒涜している。
 ガリレイが地動説に拘ったのはそう言うことだ。たとえばアインシュタインも「神はサイコロを振り給わず」と言って量子論に強固に反対した。神の意志が「単なる乱数」であることは美しくないと考えたからだ。西洋において「科学」が発展したのは、「科学」が神の意志を読み解く手段だったからである。
 そんなわけで、ガリレイと教会の対立は「宗教」と「宗教」の対立に過ぎない。最近「ニセ科学批判批判」なるものが一部で流行っているようだが、その辺を把握していないらしい人間が少なからずいらっしゃるようなので一応書いてみた。


1/23(金)

日本神道論(學生社)」読んだ。
感想:
 これは面白い。
 味噌も糞も同列に語るような乱暴な議論もなく、ビリーバーみたいに都合の悪い部分を隠蔽するでもなく、「ぶっちゃけたところの神道」が語られているのが良い。去年末から神道系の本をいくつか読んだが、どれか一冊、と言われれば迷わずこれを選ぶな。出来れば日本人には一度は読んで欲しい。
 ところで、これを含め複数の本で「『女人禁制』は神道の発想にはない」と書かれていたのは気になった。そう言うものか。いずれも「仏教の発想だと思う」と断じていたのは面白かった。で、いずれもその理由を「『気が散って修行の邪魔になるから』じゃね?」と推測していたのは笑った。


1/22(木)

 週刊少年チャンピオンに石黒正数が連載を始めたことに今日気付いた。
「木曜日のフルット」。
 評価の分かれそうなマンガだが、個人的には好きだな。この漫画家は登場人物との距離感が上手くはまれば凄く面白い。
 あと、どうでも良いが、週刊少年チャンピオンってやっぱ「少年誌」じゃないよな……。何であんな濃いマンガばっか載せるんだ。


1/21(水)

「悪いのは誰? - ある無人島漂流の物語 - タケルンバ卿日記」
 この設問について、はてなブックマークなんかを見ても嫌悪感を伴った感想が多い。それは何故かというと、このシチュエーション上での「悪いのは誰?」という設問に回答するためには「情報の多寡」ではなく「モラル」に拠らねばならないからだ。
「情報の多寡」によって結論が出る問題については議論によって導き出される意味はある。と言うか、むしろ議論によって導き出されるべきであると私は考える。
 対して「モラル」に拠るものは議論を尽くしても結論が出るとは限らない。なぜなら、モラルというのは言葉を換えると「信仰」だからだ。議論を尽くして信仰による意見の相違を解決できると本気で考えている方はまさかおりますまい。
 つまり、この「悪いのは誰かを議論しなさい」と言う設問は「お前らには今から宗教戦争をしてもらいます。俺はそれを腕組んで見ててやるから」という宣言に他ならない。そんなアホらしい設問に対して嫌悪感を覚えるのは全く当たり前だと思うし、そんなアホらしい設問に真面目に答える気は、少なくとも私には全く起こらないな。


1/20(火)

「IT業界関係者の特殊なポテトチップスの食べ方 - Ameba News [アメーバニュース]」
 私はそもそも仕事中には手が汚れる物を食べない。
……この手の話題で盛り上がってるときにそう言うことを言うと「空気読めないやつ」と言われそうだが、実際食べないしなぁ。食べるとしたらチョコかせんべい。あとミンティア。特に私の回りではやたらにミンティア比率が高いな。
 それに関連して、某所でこのサイトが紹介されていて笑った。ラストの雄山の台詞が突き刺さるぞ。

「「太陽の塔」が総費用8000万円で改造されて20世紀少年に出てくる「ともだちの塔」になっていたので近寄ってきました - GIGAZINE」
 こういう試みは面白いと思う。岡本太郎もたぶん面白がったのではないかな。
 でも、出来た物自体はとても詰らない。ひょっとすると完全に「やることそのもの」にのみ意味を見出しているのかも知れないが、造形としては単に「弄ってダサくしただけ」になってしまっているのは個人的に残念だ。あるいはその「ダサくすること」が狙いだったのかも知れない。


1/19(月)

 昨日書いた「書きたいネタ二つ」、一つは書く気がなくなったが代わりに書きたいネタが二つ増えた。合計三つ。近いうちに最低でも一つは書きたい。タイトルだけでも書いておこうかと思ったが、タイトルを書いたらなんだか書いた気になってしまうので止める。

「痛いニュース(ノ∀`):「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」…ゴリラの孤独を表現した短歌で17歳高校生、市長賞に輝く 」
 創作物というものは、ほぼ例外なく誤読されるためにある。
 って、その辺は創作やってたことのある人間でも意外と理解できていないことがあるらしい。自分の書いたものについて合評で「この作品の意図は何」と訊かれて目が点になったことがある。
 「作品を読む」ことは「作者の意図を汲み取る」ことではない。現代文読解の試験じゃあるまいし。「こう読み取れば100点」みたいな発想があるのだとすれば、それは個人的には創作とその作者を舐めているとしか思えない。

 そんなわけでこの短歌。恐らく詠み手は半分巫山戯ていたんだろうと思うが、それにより読者(評者)に感銘を与えたのならその読み方はそれで正しい。

 別の例を挙げる。
 たとえば野坂昭如の「火垂るの墓」。あの作について作者は子供から書いた意図を訊かれて「締め切りに追われて必死だったから」みたいなことを答えたらしいが、実際作者が締め切りに追われて泣き系の話をテキトーにでっち上げただけであろうが、自らの戦争体験を深く受け止めその心的外傷を慟哭の元に作品として昇華させたのであろうが、作品の価値が変わるわけではない。評価されるのは「作品」そのものでしかないのだから。
 とここまで書いて日本の国語教育について苦言を申し立てたくなったがこれまた長くなるので止める(聴くところに拠ると、星新一も自分の作品が教科書に載ったとき「この作品の意図を考えよう」みたいな問題が出て「こんなことをしてるから日本の国語許育は駄目なんだ」と激怒したらしい)。

「【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か?」
>派遣村実行委員会が、村民354人から聞き取った集計によると、年齢層は30代が25%、40代が30%、50代以上が35%。性別では96%が男性だった。ただ、景況悪化を理由に解雇された派遣従業員は日雇いも含め、全体の40%にあたる130人だけ。33人(9%)は従来からの路上生活者だった。

> また、厚労省の調査によると、滞在村民が約300人だった1月5~7の3日間で、臨時に設けられたハローワークに相談に来た人は約200人(66%)。具体的な就職相談まで話が進んだ人は約120人(40%)だったという。
 ある事項について意見を持つには事実を「認識」したうえで「解釈」するプロセスが必要となるが、まず「認識」の材料となるこういう数字を調査してくれるのは有難い(と言うかこう言うのはマスコミがちゃんとやってくれないと困る)。


1/18(日)

 ネタはあるけど書く時間がない。
 今書きたいけど結構な文量になりそうで躊躇してるネタが二つ。書いたとしても、はてなダイアリーかMixi日記あたりで出した方がリアクションが良いかも知れない。まあその場合でもここに転載はするけど。


1/17(土)

 14年前、ベッドの中でボウとしていた私をもの凄い揺れが襲った。
 丁度頭の上あたりに本のぎっしり詰まった壊れかけの本棚があって、常々「地震でもあったらこれが落ちてきて死ぬ」と思っていたのだが、運良く本棚は壊れなかったので私は今生きている。
 テレビを付けると地震速報が流れていた。
 大阪は震度5。
 神戸だけ震度が出ていなかった。
 どういうことだろう、と思ったが、今日学校(神戸にある)に行けば解るだろう、と思ってあまり気にしなかった。
(実際に私が神戸に行くことが出来たのは、その数ヶ月後になる)

 友人の中の少なくない人間があの地震で家を失ったが、ほとんどの人間が後日「大変だったけど楽しかったよな」と語っていたのは印象に残っている。


1/16(金)

 以前からメインマシンが時々ブルースクリーンで落ちる。
 特に負荷があがってきたときに落ちる。負荷が高いときと言うのはつまりBlu-ray/HD DVDビデオを見ている時だったり動画エンコードしてるときだったり、とにかくあまり落ちて欲しくない時である可能性が高いので困る。
 原因として考えられるのは
・CPU
・CPUファン
・マザーボード
・メモリ
・電源
・OS
……要するにどこが原因でもおかしくないのでどう手を付けて良いのか判らない。
 とりあえず電源を余裕があるものに入れ替えてみたのでこれで様子を見ることにする。落ちる云々以前に、前から電源をもっと静かなものに替えたかったんだよね。「静音」を売りにしているやつに替えてみたら確かに結構静かになった(特にピーク時(電源投入直後))。まあこれだけでも変えた価値はあるわな。
 これで駄目ならCPU、マザーボード、メモリ総取っ替えかね。次はCore2Duoにするか……。いずれにせよ予算の関係で数ヶ月後になるとは思うけど。


1/15(木)

 今日夜22時頃、橋の上から見た月が凄かった。
 鮮烈なオレンジの光を滴らせ、巨大な姿をビルの谷間から覗かせていた。
 ぱっと見て「まるで月みたいだけどまさか違うよね? あまりに眩しすぎる」と思ったが、よく見ると間違いなく本物の月だ。たまたまカメラを持ち歩いていなかったことを後悔したが、もし撮れていたとしてもあの強烈な印象は表現できなかっただろうとも思う。

「WILLCOM NEWS | 明日よりメールドメインが@willcom.comに」
>15日より、オンラインサインアップ・もしくは新規加入の際のメールアドレスが~@willcom.comに変更可能になる予定です。
 んなわけでPHSのメルアド変更しました。
 って、私のPHSのメルアドをご存じの方は少ないとは思いますが(3,4人くらいか)。


1/14(水)

 米amazonで注文していた「A Fine and Private Place」が届いた。
 この邦訳「心地よく秘密めいたところ」は大好きで大好きでそれこそ食べてしまいかねない勢いで何度も読み返していた(未読の方は是非お読みいただきたい)。以前本屋で原書を取り寄せようとしたら品切れで入手できず悔しい思いをしていたのだが、先日amazon.comのアカウントを作ったついでに申し込んでみた。申し込んでから到着までおよそ2週間あまり。わざわざ航空便を使わなくても船便で充分だと思う。
 で、まだちゃんと読み始めていないが、最初の一ページ目を読むだけでぐっと来るね。鴉が重そうにソーセージを運ぶ姿が思い浮かんで嬉しくなってしまう。時間を見つけて読んでいくか……。


1/12(月)

「痛いニュース(ノ∀`):テレビ朝日「情報整理バラエティー・ウソバスター! 」で仕込みブログ発覚…ネットで祭りに」
「番組撮影用にブログ自作 テレ朝の情報バラエティー」
> 番組は、10日午後7時から約2時間放送された。「人が本当だと信じていることの裏にある『ウソ』を暴く」という企画で、インターネット上の情報の真偽を取り上げる趣旨だった。
 所謂「ガセビア」みたいなのをやりたかったのならわざわざでっち上げてまで「インターネット上」の情報を引っ張ってくる必要はないし、これは「インターネット上の情報は嘘が多い」ことを印象づけたかったと思われても仕方ないわな。
 ただまあ、こうやってTV局が嘘情報を簡単に仕込めるということをみても、インターネット上の情報は本当である保証はない、と言うのは事実ではある。誰かが信憑性を担保してくれる訳でもないし。


1/11(日)

 明石市立天文科学館へ。
軌道星隊シゴセンジャー」。
 ここしばらく、天文科学館にはシゴセンジャーの時にしか来てないな。
 それはともかくシゴセンジャー。まあマンネリではあるのだが、安定感が増したとも言える。こういう「お約束」と言うか様式美を確立する方向にしたような印象を受けるがその方向性はたぶん正しいと思う。
 で、その後に井上さんとちょっとお話を聴かせていただいた。群馬での天文年オープニングイベントで大スベリした話は「もっと博物館ネタ書いてください」と言われたが最近なかなか時間が取れなくて申し訳ないです。


1/9(金)

「我が銀河系が緊急事態、近くアンドロメダ銀河と衝突の見通し」
> 地球の年齢が大体、46億歳。70億年というと途方もない未来のように思えるかもしれないが、天文学的スケールではすぐ先の未来ということになる。
 70億年が「天文学的スケールではすぐ先の未来」と言うのは無理があると思うが。
 宇宙の年齢は130億年とちょっとなので「宇宙の年齢は天文学的スケールではそう長い時間でもない」と言える。単なる言葉遊びに過ぎない(って、書き手は解って書いてるような気もするが)。

「英国人はカラオケ嫌い?=「腹立たしい発明品」番付トップ」
「最も重要ながらも最も腹の立つ発明品」。
 前者を満たす発明品は「神」だろうが、後者も満たすものと言えば「キリスト教」しか思いつかない。


1/8(木)

 目が痛い。右目が開かん。目薬が手放せない。
 まあ一日中PCの画面とにらめっこしてたら目に良いわけないわな。週末にでも目医者に行くか……。


1/7(水)

 最近Webを巡回するヒマが取れない。
 家に帰ってきてご飯食べて風呂入って読書メモと出納帳を更新したらもう午前1時。
 たぶん当分の間は一週間分の日記を週末に書くスタイルになると思う。
 本は多少読んでいるらしい(読書メモを見るとこの一ヶ月で15冊ほど)のでその辺のネタを書くかもだぜ。

 あ、あと、去年末に書いたミュージアム一覧、やっぱり抜けがあった。思い出した分はこっそり追加したがたぶんまだ抜けがあるはず。


1/6(火)

 ネタがないので読書メモを羅列。
 とりあえず12月に読み始めて12月に読み終えた本のみを記述している。
「小説」「漫画」「それ以外」でシートを分けて管理しているが、「それ以外」が多数派を占めるのはどうなのか。
 おおむね「面白い」と感じた順に並んでいますがかなりイイカゲンです。
 また「面白い」と感じた根拠も様々で、上の方を好意的に評価しているとも限らないし下の方を否定的に評価しているとも限らないので良からず悪しからず。

titlepublisherauthor
ツチノコの民俗学青弓社伊藤龍平
追憶のハルマゲドン早川書房カート・ヴォネガット
日本人でなくても信者になれるか 神道現代書館菅田正昭
黄金比はすべてを美しくするか?早川書房マリオ・リヴィオ/斉藤隆央
日本神道入門―21世紀の危機を救うミソギの原理日本文芸社本田総一郎
神道を知る本おうふうおうふう(編)
もやしもん 2講談社石川雅之
飛鳥の古社を歩く-飛鳥・山辺の道-河出書房新社和田萃/森和彦
それでも町は廻っている 5少年画報社石黒正数
星新一 空想工房へようこそ新潮社最相葉月
図説 山本五十六河出書房新社平塚征緒
祭りと行事、昔と今小峰書店市川健夫/吉田和義

 こうして並べてみると妙に神道系が多いな。むぅ。


1/5(月)

 メインマシンのブラウザもFireFoxに乗り換えた。
 特にこれと言ったモチベーションがあったわけではないが、EeePCで使っていて特に不都合がなかったのと、Operaより起動が速いような気がしたので乗り換えることにした。
 現状でOperaで出来ていたことはおおむね出来ている。出来てないことと言えば「URLを貼り付けて移動」と「スタイルシートのワンタッチでの切り替え」くらいか。どちらも地味に不便。
 あと、FireFoxってOperaに較べて「コカい」感じがする。「コカい」と言うのは私的言語であって、わざわざ私的言語を発明せざるを得ないほど私的な感覚であるので読者の方に共有して頂くのが難しいが、メニューとかタブの操作感がコカい。昔Opera6をOpera7に替えたときも「コカくなったな」と思ったがそれと同じような感じ。このコカさの違和感がどうしても拭えないようならOperaに戻るかも知れない。


1/3(土)

 親類巡りをいくつか。
 特筆するようなことはなし。


1/2(金)

 朝。
 東京。
 まずは靖国神社にお参り。
 靖国について思うところは以前も書いたような気がするが、別にそれは歴史認識云々ではなく、単に神道としての解釈の問題なので誤解の無いように。

 その後は国立科学博物館。
 まず福袋を買いに行ったのだが、えらく行列が伸びていて呆気にとられた。去年は余裕で買えたのに。私が去年「これはお得だ」と叫き散らしたからか。本当なら3000円のを買おうと思っていたのだが、私の少し前で売り切れる。悔しい。
 仕方なく1000円のものを購入した。福袋の中身は……去年買った身からしてみると重複が多いのが難。3000円のには何が入ってるんだろう。気になる。

 で、「菌類のふしぎ」展。
 こちらももの凄い行列でめげそうになるが、ここまで来たからにはとチケット購入の列に並ぶ。
 20分ほど並んでやっとチケットを買おうとすると。
「友の会会員の方は買わなくても友の会カウンターで引き替えできますよ」。
 そう言われて目が点になる。友の会カウンターならさっき前を素通りしたんですが。私のこの20分は一体。
 で、友の会カウンターでチケット引き替えし、今度は入場の列に20分ほど並んだあとやっとの事で入場。
(余談だが友の会は会費4000円で「特別展ごとに一回無料」「雑誌milsil無料送付」等の特典が付き、年1,2度しか赴かない私のような人間でも確実にお得になるので強くオススメです。特別展のチケットも並ばずに入手できるしな)

 で、前置きが長くなったが「菌類のふしぎ」展。


2009/1/2 菌類のふしぎ展


「菌類」を題材にした展示のくせにえらい混雑で驚く。
 やはりこれは「もやしもん」人気故なのか。
 内容自体はだいたい「もやしもん」で語られてる薀蓄をより詳細に写真や標本を使って解説してみました、な感じで「入門編」としてはとても良くできていると言えるのではないか。
 ただ、客のほとんどは展示はそこそこに、落書きやフィギュアを見つけて写真撮りまくってたような気がする。普通の特別展とは客層がちょっと違う感じ。こういうとなんだが、ミーハー層が多いのかも知れない。
 あ、チケットの行列に並んでいるときに後ろの二人組が「動物と植物の違い」「植物と菌類の違い」「菌類と細菌類の違い」を熱く語っていたがそれを盗み聞きするのは何となく楽しかった。よく言えば「マニアもワナビーも一般層もそれぞれ違う視点で楽しめます」と言うことなのかも知れない。


2009/1/2 菌類のふしぎ展



1/1(木)

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 そんなわけで、実家に戻ってのんびりと。
 数年振りに友人某A氏と会ってちょっと喋った。某A氏、作家のようなことを始めてみたらしいがそれなりにものになって欲しいものだと思う。
「私は最近は『物語』は読んでないなぁ。今読んでるのはこれ」
 そう言いつつ「ツチノコの民俗学」を渡すと、某A氏はぱらぱらとめくりつつ言った。
「民俗学はちょっと読んだことがある。ヤナギダクニオとか」
……彼はその後、小一時間私に説教される羽目になる。

 夜に夜行バスに乗る。
 明日の朝は東京。