自己満足の世界
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9/30(土)
Geforce7300GTセット完了。
これであと数年は戦える。
■ 「アイスランド、「軍隊のない国」に 米軍、駐留継続せず」
> NATO加盟国の対ソ戦略拠点の役割を果たしていたが、冷戦終結で戦略的価値は失われた。アイスランド政府は基地の駐留経費の全額負担などを申し出て駐留継続を促してきたが、米国側は「地球規模の戦力再編成の一環」と突っぱねた。
そんなわけで、アイスランドにしてみたらアメリカ軍には残ってほしいにも関わらず、アメリカに「駐留する価値なし」と断られた、と言う話。
しかしその辺の事情を全く無視して「日本もアイスランドを見習って米軍を追い出せ」とか言い出す不思議な人が出てくるような気がしてならない。
■ 「mixiでまたチェーン日記 善意が混乱招く」
いや、記事自体に特に興味はないのだが。
最初にYahooニュースでこの記事を見かけたときは記者の署名がなかったのだが、それでも岡田記者(ユカタン)の記事だとすぐ判った。ユカタンって基本的にもの凄く生真面目と言うか、記事の内容に感情移入した上でその感情をむき出しにして記事を書くので妙に印象的なんだ。
9/29(金)
「生まれたときから『妖怪』だった」(水木しげる著)読了。
ああ。
やっぱり御大は妖怪だ。
こういう人間、もとい妖怪の存在は、他人事として端から見ている分には痛快だが、常に側にいたら(悪い意味で)堪らない。
「弟を川に突き落としてもがき苦しむ様を観察していた」のクダリは人ごとではないというか、私の兄がそういう事をする人間だったのでこの弟さんには少なからぬシンパシーを感じて読んでしまった。
■ 「シャープ、左/中央/右の3つの映像を同時表示できる液晶」
おおこれならディスプレイ一台でダライアスがプレイできる!
と思ったが、鏡に映すと左右の画面は反転してしまう罠。その辺を考慮したモードがあるのかも知れないが。
■ 「1chipMSX / 予約販売ホームページ」
紆余曲折の末、とうとう発売になるようだが。
これ、FPGAの開発キット込みでこの値段? だとしたらハード屋さんにとっては面白いオモチャかも知れない。でも私はソフト屋さんなのであまり興味は惹かれない。そんな感じ。
9/28(木)
ちょっと勉強がてら、前作ったリバーシをC#に移植してみた。
実行ファイルはこちらでソースはこちら。実行には.NET Frameworkランタイムが必要。リバーシを試す試さないに関わらず、どうせそのうち必要になるんだしこの機会にランタイムだけでもインストールしておくことをお勧めする。
で、わざわざC#に移植したのは、C#のFrameの感触を掴みたかったのと、追加機能のプラグイン化を試してみたかったのが動機。実行ファイルはexeとdllに分かれているが、実行フォルダの「ReversiPlugin.dll」がプラグインI/Fで「plugin」フォルダ以下の「StandardBrain.dll」が思考ルーチンのプラグイン。これを追加すると思考ルーチンのバリエーションが増えるようになっている。「IdiotBrain.dll」をpluginフォルダ以下に格納して実行してみたらメニューから選べる思考ルーチンが増えてるっしょ。
実のところまだ中くらいのバグはいくつか残っているのだが、これ以上バグ取りする動機も意義も感じなかったのでそのままにしてある。私はC#のGUI部分に不慣れなのでたぶんヘンテコなことをしていると思うが、まあ参考になるところがあるなら適当に参考にしてください。
9/27(水)
■ 「低刺激性ねこ、新発売」
「人間の35%はねこアレルギー」というのにはちょっとびっくり。もちろん程度の違いはあるんだろうけど。
■ 「<安倍政権>「挙党体制」…「仲良し内閣」 もろさ内包」
人事決定前には「派閥の調整をうまくやらないと空中分解の可能性も」と言われるし、その辺の調整を上手いことやり遂げると「仲良し内閣だ」と言われるし、安倍さんも大変ですね。
……って、それを言ってたのはどっちも毎日新聞だったような気がする。
9/26(火)
ああ、コントレックスがウマい。
先月エコールサミットのついでに気まぐれで買ってみたのだが、飲んでみたらはまった。
硬水を飲んだら必ず腹痛を起こす体質だった筈なのだが、なぜかコントレックスはとても美味しくいただけている。「ダイエットに効果的」だかなんだか知らないが、うまいもんはうまい。なんつうか、杜仲茶系のうまさに近いかも知れない。
■ 「骨髄ドナー、辞退相次ぐ 「適合」後に負担痛感」
まあ普通に考えてこんなハイリスク・ノーリターンなことをするのは相当奇特な人間だけだ。
「ドナーになって骨髄をとられると、一週間くらい入院する必要があります。その間仕事を休む必要はありますが補償金はありません。一ヶ月近く痛みは残ります。急激に老け込むケースもよく見られます。ごく希にですが死に至ることもあります。でもその代わり、どこの誰とも判らない人が一人助かるかも知れません」。
普通に考えてこんな条件を飲む人間はいない。献血ならまだギブとテイクのバランスがとれていると判断する人間もいるだろうが、これはちょっと無理だ。
> 財団は「善意で協力してくれるのだが、最近は軽い気持ちからドナー登録する人が増え、本当に提供する意思があるのか読み切れない。30万人を超えても安心できない」と困惑している。
>財団の正岡徹理事長は「目標登録数を増やすことと、ドナーの質を上げていくことを総合的に考えたい」と話している。
「ドナーの質を上げていく」と言うことは暗に「(善意で協力してくれている)ドナーの質が低い」と言っているような気もするがそれは措いておいて、取り組むべきは「軽い気持ちで登録した人間でも役に立てる」システムをまず構築すべきだと思うのだが。それをしないまま、いったいどういう風に「ドナーの質を上げ」るとゲーム理論的にありえない選択をする人間を増やすことが出来ると言うのか。
9/25(月)
「パンダコパンダ・殺人サーカス」
……と言うフレーズがふと頭に浮かび、ビデオ屋でいきなり一人吹き出した斑猫ですがどうですか(何がだ)。
そう言えば書き忘れていたが、手持ちのMuvo Micro N200が故障したので修理に出してきた(ヨドバシの5年サポートを使う日が来るとは思わなかった)。出してきたのは先週の木曜だが、さていつ頃戻ってくるだろうか。
■ 「仮想CD・DVDドライブ作成ソフト「Alcohol 52%」が無料化 - GIGAZINE」
ああ、こんなのあるんだ。
今はDaemon Toolsを使っているが、ちょっとこれも試してみるかね。
9/24(日)
PCのセットアップ完了。あーつかれた。
最初電源が入らなくて焦ったが、マザーボードってしっかりねじ止めしないと電源入らないのね。
それ以外は特に問題もなく。
例の「HomeをProにする方法」もぱっと見上手くいっているように見える。バージョン情報を見る限りでは「XP Professional」になっているし、リモートデスクトップのサーバ設定も出来るようになっている。実際にリモートデスクトップでまだ繋いでないから何とも言えないけども、これで上手くいけばもう獣、じゃなくて儲けもの。
■ 「COMICリュウ」
創刊号が出ていたので買ってきた。
値段は480円。正直800円程度の平綴じ雑誌だと思っていたら、週刊誌のような中綴じだったのでちょっと吃驚した。
で、まだちょっとしか読んでいないが、「おもいでエマノン」は(ページの少なさを除けば)期待通りで素晴らしい出来。読み切りだと思ってたら連載だったのね。このペースなら完結するまで一年くらい掛かりそうな気もするが、現時点では私が原作を読んだときに感じた手触りをかなり忠実に絵で再現している(でも導入部の展開は私の記憶と違うような気もする)。この調子で完結すれば私基準では間違いなく傑作になると思う。雑誌で追いかけるより単行本を待った方が良いかも知れない。
ところでエマノンシリーズ、原作も徳間から文庫で再版されてたのね。これは買わないと。
9/23(土)
最近何となくPCを新調したい気になってきたのでちょくちょくパーツショップのWebサイト等でPCパーツの値段を見積もったりしていたのだが、どうせ近いんだしと言うことで、散歩も兼ねて日本橋まで様子を見に行くことにした。特に何かを買う当てがあったわけではなく、様子を探りに行ったのである。
日本橋方面へは上方浮世絵館のついでに時々立ち寄ってはいるが、電気街を目的として来たのは3年半ぶり。いつの間にかPCオタを脱して博物館オタになってしまった。
それはともかく、電気街。
数年前は店頭に肌色系のポスターが平気で貼ってあって「アホちゃうか」と思ったのだが、久々に来てみるとかなりマシにはなっていた。PCパーツも、少なくとも梅田のみで探すよりはずっとお買い得なものが揃っている。
数店見て回って、ふと気がつくと右手には大きな紙袋が。おかしい。来たときにはこんなものを持ってなかったのに。いつの間に。
そんなわけで買ったものは以下の通り。
・CPU Athlon64 3000+ \7980
・HDD SerialATAII 250GB \8280
・M/B GA-K8N51GMF-9 \5250
・WindowsXP Home \10500
VGA・LANオンボード、その他のパーツは流用にて64ビットマシン構築予定。
合計3万円ちょいの買い物としてはぼちぼちかね。ホントはSocketAM2の方が良かったがSocket939で妥協。XP Homeは「HomeをProにする方法」を試してみる。
近いうちに7300GTあたりを買い足してVistaレディマシンにしよう。そのスペックならあと4、5年は戦える、はず。
9/22(金)
数年前、JavaAppletでリバーシゲームを作って自分のWebページで公開したことがある。
その時「弱いのでこんなのに負ける人はいないと思う」と言う意味のコメントを付けておいたのだが、「充分強いやんけあほぼけかす(誇張)」とクレームが付いた。
思考ルーチンとしては、単に
「マスごとに優先順位を付けて順番に検索し、置ける所が見つかった時点で状況に関わらず置く」
……と言うアホ丸出しのものだったのだが、それでも実装の簡単さに比して意外に強いものだったらしい。
で、先日HDDを整理していたら、その時のソースを見つけた。
たまたま仕事のスケジュールに余裕があったので、改造してみた。こちら。
今回のバージョンにはこのコメントを付けておく。
「なかなか強いので簡単に勝てないと思う」。
勝てたという方は教えてください(数回対戦した限り、私は一度も勝てませんでした)。
ちなみにちゃんと後始末をしていないので、以下の未実装部があります。
・先攻後攻の選択ができない(常に人間先攻)
・人間はパスができない(パスが必要な時点で進行が止まります)
・ゲーム終了時の勝利者判定が行われない(マスが全部埋まったらコマは自分で数えてください)
9/21(木)
■ 「安倍氏、総裁選に圧勝…自民党第21代総裁に選出」
前も書いたかもしれないが、私は政治家としての安部さんをあまり信用していない。
なぜなら、票にならないようなことに本気になって取り組むから。具体的には拉致問題。今は当然票になるけど、安部さんが取り組み始めた頃は全く票に結びつかなかった。
「二世議員の基盤を利用して、自分の理念・正義感に従って行動する議員」
そんな人間を「政治家として」信用できるか、と言われると私は「できない」と答えざるを得ない。
……いや、誤解の無いように言っておくが、私は安部さんが特に嫌いなわけではないのでその点は悪しからず。
9/20(水)
■ 「クーデターから一夜明けたバンコク市内」
■ 「タイ・クーデター 平穏なバンコク 観光客が記念写真も」
個人的には「ああまたか」と思った。タイって何年か前にもクーデター起こってなかったっけ? こうも簡単に軍によるクーデターが可能だということは統合システムに何か不備があるのではないかという気がする。
しかしリンク先の写真はなんだか映画版パトレイバーの二作目を思い出すな。日常が一夜にして非日常に変わり、その非日常もすぐに日常に飲み込まれていく。クーデターが起こっても結局国民の生活が大きく変わることはないんだろうな。
9/19(火)
■ 「Mozilla Japan、Firefoxの日本向けキャラクター名称は「フォクすけ」」
なんだかなぁ。
どうも方向性を間違えているのではないかという気がしてならない。これまでのロゴの方がどう見てもカッコイイと思う。
>Firefoxの意味である「レッサーパンダ」にちなんだも名前も多く寄せられたという。
それは知らなんだ。
レッサーパンダって普通に"lesser panda"あるいは"bear cat"だと思っていたのだが。
9/18(月)
本屋で文庫版の諸星大二郎を見つけたのでついうっかりまとめ買いしてしまった。
で、今読んでいるのだがやはりこの人はとてつもないな。
「生物都市」で手塚賞に入賞したとき、その余りの斬新さに「海外SFからの翻案ではないか」とも疑われたらしいが、氏の他の作を読んでみると「生物都市」が氏の作品の中で特に斬新だとか異質だと言うことはなく、氏の作風自体が斬新なのだと言うことに気付く。何よりも驚きなのは、デビューから30年も経つのにも関わらず、過去の作品は全く古びず、今なお才能に衰えを感じさせないということだろう。この作家を形容するには「鬼才」と言う言葉では足りないかも知れない。
■ 「何もかもが間違っている数学の回答 - GIGAZINE」
これは見事だ。
特に最初の二つは秀逸。爆笑してしまった。
9/17(日)
久々にディズニーストアに行って驚いた。と言うか、呆然とした。
「ジャック ダブルポケットファイル」
これは ひどい
これだけではなく、今年はこの「バラとジャック」が基本デザインとなっているらしい。誰がデザインしたのか知らないが、この辺なんか見ていて悲しくなってくるほどだ。
ジャックとバラのこの執拗なまでの意味不明コラボはまったく一体何のつもりか。
ジャックにバラって全然似合わないのだがその辺は如何お考えなのか。
そもそもナイトメア本編のどこにもこんなバラは出てこねえぞなめとんのか。
世界観と全く相容れないこんなグッズを作って恥ずかしくないのかデゼニーは?
聴くところによると、ナイトメアが「ゴスロリな方々」にブレイクしたため、そう言う方々に受けるような方向性でグッズ展開されているとのことらしい。
その噂が事実であれどうであれ、デゼニーが「売れるためなら世界観を無視してキャラだけ一人歩きさせるのを厭わない会社」だというのは事実のようだ。やれやれ。ウンザリだね。それならネズミーマウスのパチスロでも出せば良いのに。
9/16(土)
■ 「さいたましてもいいですか?タオル」
なんか微妙に欲しい気はするが通販で買う気はしないな。でも実物を店頭で見掛けたらついうっかり買ってしまいそうな気はする。
■ 「The Size Of Our World」
以前日記でネタにしたつもりだったが調べてみると記憶違いだったようなので紹介してみる。
こう言うのを見ると地球のちっぽけさを実感するな。
確か地球がブラックホール化したとしても時空の境界面の直径はほんの数キロのオーダーなんじゃなかったっけ。そうなっても宇宙はおろか太陽系の趨勢にすら何ら影響を及ぼさなさそうだ。なんつうか、虚無的な気分になってくる。
9/15(金)
■ 「Windows XP HomeをWindows XP Professionalにする方法 - GIGAZINE」
へーそうなんだ。
試す機会はあるかは不明だが、次XPのライセンスを買い足す機会があったらHomeにしてみるか。
■ 「育児板拾い読み@2ch 恋人から貰った微妙なプレゼンツ」
>何故かクリスマスに古墳に連れて行かれまして。
>寒風吹き荒れる中、あたり一面枯れ草の前方後円墳を
>見た後にミニ埴輪をww
>えぇ。別れたあと土に返しましたよ
個人的にはハニワは全然OKだな。踊ってる奴でも家でも馬でもOKだ(歴史民俗博物館で売ってたのをついうっかり買いそうになったことがある)。
私は特にヘンなものをあげたとかもらったとかの記憶はないが、(恋人からではないが)誕生日にシュヴァンクマイエルの本を買って貰ったことはあるな(私が強請ったのだが)。アレは人によっては微妙かも知れない。
9/14(木)
■ 「グーグル、Google Earth日本語版を提供開始」
Google Earth日本語版? 英語版入れてるから要らない。
……と思っていたら甘かった。単にメニューや地名が日本語化されただけではない。日本に住んでいる人間にとってより便利なようにカスタマイズされている。地形の高低差データはより正確になり、建物が全て3D表示できるようになっている(私の家まで立体化されているのを見たときは笑った)ばかりか、コンビニ、ショッピングセンター、飲食店、宿等の位置も表示されるようになっている。個人的には博物館等の位置が表示されるようになったのは嬉しい。これは「日本語版」と言うより「日本版」と言った方がしっくり来るな。これは凄い。凄すぎる。
2006/09/14 淀川上空から梅田方面を望む
■ 「「技術者の育成を、そしてエンジニアの3K環境改善を」--マイクロソフト - ZDNet Japan」
>日本でソフトウェアエンジニアが「3K」とされ、「帰れない、帰れない、帰れない」など、さまざまなネガティブな要素を持って語られている
( ´Д⊂ヽ
9/13(水)
久々に耳関係で病院へ。
以前の入院騒ぎが落ち着いてからおよそ半年。特に状況が悪化したというわけではないのだが、状態を定期的に見て貰った方が良いと言うことで言ってみた。
現状、高音域の耳鳴りが常時きこえる他は特に不具合を感じていないので多分大丈夫だろうと思っていたのだが。
聴力検査にて。
検査が終わった後、検査担当の医師が首を傾げて言った。
「普段、周りの環境が五月蠅いとか言うことはありませんか?」
ああ、思ったより聴力が落ちているらしい。この医師はその理由を周りが五月蠅くて耳にダメージが蓄積したことに求めたのだろう。
……そんなことを思いながら診察室に入ってみると。
「ああ、大丈夫ですね。聴力は全然問題ないです。高音が一部聞こえにくいですがそれ以外は全然大丈夫です」
……さっきの言葉はなんだったんだろうか。
9/12(火)
■ 「痛いニュース(ノ∀`):就職の面接で落ちるような落ちこぼれ人間は 人事にとって最も退屈な存在」
採用の仕事をしていた経験から言えば、確かに「全く印象に残らない」人間は不利ではある。
「ご趣味は?」「読書と音楽鑑賞です」
「最近どんな本や音楽を?」「セカチューとオレンジレンジですね」
「はいさようなら」
普通に生きていれば何か自分の言葉で語れるものはあるだろうし、それを語ることが出来た時点で「全く印象に残らない」ことにはならない。「印象に残る」ことはけして「奇抜なことをする」訳ではなく、それほど難しいことだと思わないのだがどうか。
9/11(月)
■ 「痛いニュース(ノ∀`):【JR東日本】フリーザ様に似てるかも?な電車が登場。愛称募集中【長野支社】」
どう見てもフリーザです。本当に(以下略
■ 「情報収集衛星の打ち上げに成功 JAXA」
『国産ロケットはなぜ墜ちるのか』と言うタイトルの本がある。
この題が「いや、別に墜ちてないがな」というツッコミを受けずに普通に受け入れられていると言うことは「国産ロケットはよく失敗している」と言うイメージがそれなりに浸透していると言うことを意味している。
しかし、実のところ純国産ロケットではこの「H-IIA」にしろ個体燃料ロケット「M-A」にしろ、それぞれ一回ずつしか失敗していない。(成功率はそれぞれ90%と87.5%。世界水準から見てもけして低いわけではない)
正直私も未来館で「H-IIAは一回しか失敗してない」という話を聴くまで「H-IIAは失敗ばかり」のイメージがあったのだが、そう言うイメージっていったいどこから刷り込まれたんだろうか。気になる。
(ちなみに誤解がないように印しておくが、別に「ロケットが落ちてないから問題ない」と言いたいわけではないし、上に上げた本も「ロケットが落ちるから問題だ」と主張しているのではなく「落ちようが落ちまいが日本のロケット開発にはこれこれこういう問題が」と言う趣旨のものらしい)
9/10(日)
体中筋肉痛で一日中寝込んでいた。
ヒルトンプラザにメガスターの巡回が来ていたらしいが知ったときにはもう終わっていた。無念。知っていたのなら朝一で並んだのにな。
■ 「NHK知るを楽しむ・私のこだわり人物伝/円谷英二-特撮の神様(唐沢俊一)」
第一話の本放送は見逃したが再放送には間に合いそうだ。とりあえず録画予約はしてある。
9/9(土)
某熊さんの結婚式二次会にお邪魔してきた。
熊さんと会うのは数年振りだったが、全然印象が変わってなかったので笑った。以前お会いしたときのまま、ただしあの時よりずっと充実してずっと幸せそうで、とても微笑ましかった。
新婦さんも今日見た限りでは天然というか癒し系というか、とにかく心の美しそうな方で、この二人ならまず間違いなく幸福にやっていけるだろうと思った。
いやぁ、お互い本当に良い相手を見つけられたようでご同慶の至り。見ているこっちまで幸せをわけてもらえそうな気になってくる。
と言うわけで熊さん、ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに。
ところで会場には5年振りくらいにお会いする方もいらっしゃって、なんだか同窓会の気分だった。
「久しぶりだったので判るか心配だったんですけど、一目見て斑猫さんだと判りましたよ」
「そりゃ、私みたいにカッコイイ人は他にいないから忘れないでしょう」
「そうですね」
「……すみませんツッコんでくれませんか」
いやまあそれはともかく、初対面の方もかなりいたのに最後にはみんなすっかりうち解けて和気藹々ムード。ついうっかり知らない方々と徹夜カラオケをご一緒しそうになってしまった。お世辞じゃなくて熊さん、良い友人に恵まれてますよホントに(私はともかくな)。
関係ないがその場で「滑り台でカタパルトごっこしてコケて血まみれになった話」「バック宙に失敗して血まみれになった話」を披露したら、某せつなさんに幼稚園児を見る目で見られてしまった。人は普通その程度の童心は持っているものだと私は思うのだがどうだろうか。私はいくつになっても童心を忘れない大人でありたい。
9/8(金)
「結構毛だらけ猫ハイドロゲン」
「猫はコタツでメルクマール」
……と言った諺を見ても解るとおり、猫ってなんだかアカデミカルな印象があるな。特に理系方面では圧倒的に犬好きより猫好きの方が多いような気がする。「夏への扉」の護民官ペトロニウスも、シュレディンガーの猫も、「犬」だとサマにならない。やはり猫でないと。
(余談だが、シュレディンガーの娘さんは「シュレディンガーの猫」についての意見を訊かれたとき、「動物虐待は良くないと思います」と答えたらしい)
■ 「紀子さま主治医ら、「すこぶるお健やか」」
> 金沢「新宮さまは手術室から簡単な保育器に入れられ、新生児科の医師に連れられ出てきた。殿下は非常に物珍しそうにしていらした。一方、新宮さまは『オギャー』とおっしゃっていた」
それはひょっとしてギャグで言っているのか?(AA略
しかし皇族の女子が「妊娠するたびに、ソッコーで男の子か女の子か調べて、女の子だったら次々と堕胎しているのだ」と本気で思いこんでいる方も世の中にはいらっしゃるそうだが、そもそもそう言うことが可能なんだろうか。もちろんリスクを度外視して単に堕胎するだけなら可能だろうが、そんなことを繰り返したら母体の方が保たないと思うのだが。
個人的には「新親王が産まれるまで女子が10人くらい連続した」と言う事実について画期的な陰謀論を展開してくれる方をお見かけしないことが意外な気がする。「女子が10人連続することは1024分の1以下の確率でしか有り得ずそこに何らかの陰謀が存在したことは明白である」みたいな論の方が、単に「男子が産まれたこと」に陰謀を見出すよりは無理がないように思う。
って書いてて思ったが、単に子供が産まれただけで陰謀論が飛び交うなんて、皇族って本当に大変だな。そんなストレス漬けの生活の上に人前では常ににこやかでなければならない。私ならホンの1ヶ月で鬱病になる自信があるね。で、鬱病になったらなったでまたうだうだ言われる。すみません私は皇族にはなりたくないです。
9/7(木)
■ 「吹風日記:ギャンブルに「流れ」はあるか、物語を作る生き物、煮つめられた人生」
>ですから、「流れ」を読めば麻雀の勝率が上がるのか? などという問いは愚問です。我々は、勝つために「流れ」を読んでいるのではなく、「物語」をつくろうとして「流れ」を読むのです。いや、あの、勝つために「流れ」を読んでいる人もいらっしゃるようですが、その、なんというか、えー、がんばってください。
>
>ところで、もし「流れ」を読むことが、「物語る」ことであり、それが「出来事の中から、一部分を切りとり、それに意味づけする」ことであるという私の考えが正しいのであれば、「流れ」は過去にのみ存在するということになります。
「流れを読む」というのは結果として存在する乱数の偏りを意味づけすることであり「流れを読む」事により乱数を読みあてることなど出来ない。
これはまあ当たり前のことで私もその通りだとは思うが、そう言い切ることをやや躊躇させる経験が私にはある。
高校生の頃、ちょっとしたプログラムを作った。
何かキーを押すと、箱の中に白い玉か黒い玉が入る。
どっちが入るかの確率はそれぞれ50%。どっちが入っているのかは見ただけでは解らない。
箱の中に入っているのは白い玉か黒い玉か。
白い玉だと思ったらスペースキー、黒い玉だと思ったらエンターキーを押す。
正解か不正解かはその都度判る。
数十回繰り返した後に正解率を表示して終了する。
そう言うプログラム。
確率上、正解率は50%になるはず。
ところが。
数十回のオーダーで試してみたところ、何度試しても正解率は軒並み70%程度になった。
最初に試していく毎に50%に向かって収束していくとかの傾向も全くなく、常時安定的に70%をキープし続けた。
当時は統計のイロハも知らなかったので具体的に何回試行してどんな乱数になってどう回答したのか、等のデータを一々取っていたわけではなく、信憑性がある試験とは到底言えないのだが、少なくともプログラムコード上では何ら乱数の操作をしていたわけではなく、なぜそんな偏りが出たのか全く判らない。単に「黒白白と来たからあと白が二回続いてその次は黒」みたいに予想していったらそれが7割の確率で当たっていた。
これが「流れを読む」と言うことなのなら「『流れを読む』事により乱数を読みあてることなど出来ない」と断言することには躊躇せざるを得ない。
9/6(水)
ここ数日ニュース紹介ばっかだな。日常にネタがないんです。
■ 「秋篠宮殿下第3子 お名前予想がネットで始まる」
んじゃ、私の予想は皆から褒賞されるような徳のある親王になられることを願って「褒仁親王」で。
読みは「よしひと」、愛称は「ホメイニ」……って、それが言いたかっただけですすみません。
■ 「pya! New York!」
最初の3枚くらいでは全然気付かなかった。
■ 「怪獣標識ついに“出現” 青森県立美術館の道先案内」
ああ、青森県立美術館。いつか行きたいんだ。巨大クリムゾンも展示されることだし。他にも寺山修司記念館とか恐山とか、面白そうな所はいくつかある。
ところでこの標識の図案ってホントに成田亨氏作? 成田氏の描くウルトラマンにはカラータイマーがないものだと思いこんでいたのだが。
■ 「10月21日公開★3D ナイトメアビフォアクリスマス」
>シネマイクスピアリ/ワーナーマイカル多摩センター/ワーナーマイカル浦和美園にて限定公開
千葉と東京とさいたまだけか。新幹線で往復3万円弱掛けて観に行けと言うことか。これは私へのイヤガラセか。グハァッ!(吐血)
9/5(火)
■ 「ITmedia News:どの情報を信じますか?」
この記事を書いたのは「IT戦士」として(一部で)名高い岡田有花記者(愛称「ユカタン」)。
3年前のクリスマスの衝撃の記事で注目されたが本人は京大卒の才媛でもある。
>この中で記者は、鳥越編集長の発言として「2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る」と書き、これがきっかけともなり、オーマイニュースの準備ブログが炎上した。
>
> 鳥越編集長はこの記述に関して「インタビューのとき、たしか『一部の』と言ったつもりなんだけどね、(記事では)2ちゃんねる全体が全部ごみ溜めみたいになって」と語ったようだ(オーマイニュースの該当記事)。
>
> だがインタビューの際、鳥越編集長は「一部の」とは言っていない。該当部分のテープ起こしをそのまま掲載する。
>
> 2chはネガティブ情報の方がどちらかというと多い。2ch見ていると罵詈雑言が多い。それはそれで、人間の負の部分のはけ口だから、ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない。ぼくらはごみためでは困るので、日本の社会を良くしたい、変えたい。変えるための1つの場にしたいという気持ちがあると思う。
>
>――「一部の」に該当すると思われる表現は、「『どちらかというと』多い」だと思うが、これは記事にも反映している。「罵詈雑言が多い」という表現はやや極端で、無用な炎上につながりかねないと感じたため、記事では削った。それ以外の発言はそのまま掲載している。
んで、今回のこの記事。ユカタンがムッとしながら書いたのがありありと判って面白いのだが、ちょっとこの辺の主張は弱いと思う。「それ以外の発言はそのまま掲載している」とあるが、実のところそのまま掲載していない。
具体的には「ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない」の「そういう部分が」が落ちている。これがあるとないとでは意味が変わってくる。
説明する。
まず、「そう言う部分が」がないパターン。
2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。
これはItmediaに掲載された文。
これだと、「ゴミためとしてあっても仕方ない」のは2ch全体である、と読める(し、ユカタンはそう解釈した上でこの文を書いているらしい)。
次に、「そう言う部分が」があるパターン。
2chはネガティブ情報の方がどちらかというと多い。2ch見ていると罵詈雑言が多い。それはそれで、人間の負の部分のはけ口だから、ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない。
これは取材テープから起こしたという文。
この場合、「ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない」のは2chである、と読める。
……「あまり違わないじゃん」と思われたかたもいらっしゃるかも知れない。
しかし。
後者の表現では2ch全体を「ごみため」と表現しているわけではない、と言うことにお気づきだろうか。
「2chがごみためとしてあっても仕方ない」と「2chの中にごみためとしてそう言う部分があっても仕方ない」。
この二つは明らかに違う。前者は2ch全体を「ごみため」と評していることになるが、後者は部分に留まっている。よって、鳥越氏の主張の方が正しい、と言うことになる。
少なくともこの発言を文章として読む限りではそう言う弁明が可能だし、私が鳥越氏なら間違いなくそう弁明する。尤も、この文章の「そう言う部分」が「2ch」を指しているのだと解釈すればこの文章はitmediaに掲載された文章と同意になるので鳥越氏がどういう意図で発言したかは不明だが。
……と言うのが私の意見だが、2chの関連スレッド等を見てまわっても同意見が全然見当たらない。してみると私は何か根本的な勘違いをしてるんだろうか。賛同でも異論でもなんでも良いので思うところやお気づきの点ある方は何かコメント下さい。
9/4(月)
■ 「ムンク:強奪の「叫び」発見、「マドンナ」も ノルウェー」
とりあえず見つかって良かった。
ただ、今後私が実物を見る機会に恵まれないのであれば、それは私にとってあろうが無かろうが同じなのだ。と言うわけでまた大阪に来ないもんかね。
■ 「壁画:岡本太郎さん作「明日の神話」、引き受けます 大阪・吹田市が名乗り」
>市は「二つの作品を市内に展示することで、その価値はもっと輝きを増すはず」とアピールしているが、どこに展示するかは「まったくの白紙」という。
普通に万博公園内に設置すればよいのではないかと思うのだがそう言うわけにはいかないのか。例えばみんぱくの外壁に飾ったとしても黒川紀章は文句言わないと思う(アレは国立だが)。
9/3(日)
「コナミスポーツクラブ弁天町 pools」へ。
……ん~、特筆するようなこともないんだよな。ウォータースライダーは面白いしスカイリバーは自分が水族館の水棲生物になった気がして楽しいんだけれども、人に吹聴して回りたくなるほど感じ入ったわけではなく。
って、これは私のそっち方面への感受性が鈍くなっているだけかも知れないな。
■ 「白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第3回)」
>「いい女になればなるほど、いい男が寄ってくるなんて大間違い」という一言に深くうなずいた私も、気がついていた。「そうだ。日本女性の進化に男性はついてこられなかったのだ」ということに。
なんだか評判になっているようだが、私としては特にこの文章を批判する気にはなれないな。むしろこういう無理のある合理化をしなければならない彼女たちにいささかの同情を憶えざるを得ない。
ただ、トラディショナルメディアならともかく、インターネット上ではこういう方向性の記事は歓迎されないと思う。この記事が日経本紙に載ったのかどうかは知らないが、少なくともWeb上には流すべきではなかったのではないかな。
(……って、全体的に曖昧な物言いで申し訳ない。ホントはちゃんと書きたいんだけどねぇ。時間があればいずれ)
9/2(土)
ふと草津までの回数券が期限切れになりそうなことに気付いたので琵琶湖博物館に行くことにした。
よく考えれば去年末以来来てなかったような気もする。
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2006/09/02 滋賀県立琵琶湖博物館
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相変わらず本当に完成度が高い展示でいつも感心させられるのだけれども、何となく遊びというか余裕というかゆとりというか、ちょっと表現しづらいのだがその辺が例えばみんぱくに比べて無いような気がする。いや、みんぱくがゆとりありすぎなのかも知れないが、なまじ完成度が高いだけにその辺が気になってしまうんだ。
企画展「東アジアの中の琵琶湖」は正直ピンとこなかった。いや、パネル展示された写真はハッとするくらい美しかったのだけれど━━
うーん、なんなんだろうね。
その後はとなりにある「草津市立水生植物公園みずの森」へ。
2006/09/02 草津市立水生植物公園みずの森
特に予備知識無く赴いたのだが、これがなかなか特徴的な植物園でつい笑わされてしまった。
とにかくハス。スイレン。所謂"lotus"。
なぜここまでロータスに拘るのか、と言いたくなるくらいハス・スイレンづくし。
ミュージアムショップでは乾燥ハスの実をはじめハスグッズが目白押し。ハス茶はもちろんハスソフトクリーム・ハスうどんまで売ってたりする食堂の名は「レン」。何かに取り憑かれてるんじゃないのかと疑いたくなるハスへの偏向ぶりだ。「キャモオオオーーーーン! ハスハスハース!」とか叫びたくなるぞ。
所要時間は最低1時間程度。
それほど敷地は広くないが、芝生広場でくつろいだりすると3時間くらいは充分楽しめる。ただ、遊具等はないので子供は退屈するかも知れない。
ガイドブックは600円で売られているが、これは値段に見合うとは思えない薄さだったので買わなかった。この手の施設で私がガイドブックを買わない、と言うことは相当珍しい。個人的にはあの内容なら200円程度が限界のような気がする。
対象客層はどうも琵琶湖博物館とセットを見込んでいるっぽい。家族連れとか小中学生の課外学習とか。「琵琶湖博物館の植物展示」と考えても問題ないような気がする。少なくともこれ単体では採算が取れる気はしないな。
2006/09/02 ついうっかり買ってしまった
9/1(金)
今日は仕事の谷間でやることがなかった。
そんなわけでいつもより真面目にPCに向かってGoogle Web Toolkitのセットアップを行っていた。
eclipseのインストール、JDKとTomcatの導入と動作確認、Google Web Tolkit(GWT)の動作確認まで終わったときにはもう定時。夢中でやると時間が過ぎるのってこんなに早いのか。
……って言うか仕事以外のことじゃないと真面目にやらない性格はどうにかした方が良いな自分。
それはともかくGWT。Javaでコードを書いたらその通りの挙動をするJavaScriptのWebページを構築してくれると言う優れ物。本来はAjaxでのサイト構築を支援するツールだったと思うが、Ajaxだけじゃなく、クライアントサイドだけのWebページ構築にも充分使えるなこれ。Swingとまでは行かないかも知れないが、AWT利用程度のJavaアプリと同程度の見栄えをブラウザ上で簡単に実現でき、ブラウザによる挙動の違いも吸収してくれるというのは便利極まりない。
そのうちAjaxを使ったページとかをこっそり公開し始めるかも知れないが、その時は「ああ、仕事がヒマなんだな」と察して生暖かく見守ってください。