自己満足の世界
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8/31(木)
今日で仕事は一段落。
それとは特に関係なく、「神話と日本人の心(河合隼雄著)」を読み始めてみた。
ぐわ。
ユングだ。
私は大学では心理学を専攻した人間なので、当然ユングは敵だ。心理学をオカルトの世界に連れ去ろうとする敵だ。
この本も論理の飛躍が物凄く気になってちょっと読み進めるのがつらい。なんだか柔らかいマクラか何かを積み上げていくような落ち着かなさがある。「評論」じゃなく「エッセイ」だと思って読めばよいのかも知れない。
それはともかく、この手の本の論理展開で気をつけるべきなのは、文章の最後。
「Aに違いない」「Aかも知れない」「Aではないだろうか」
これは殆どの場合「Aだと断定できる根拠は提示できないがAであって欲しい」という意味であって、そこには論理の飛躍が潜んでいる。こういう表現が多用された評論は信用してはいけないのではないだろうか。
8/30(水)
■ 「Visual Studio 2005 Express Edition」
へぇ~へぇ~へぇ~。
最近はVisualStudioも無料のエディションが出てるんだ。機能比較表を見る限り、有料のエディションとに比べて致命的な欠点があるわけではなさそうだ。使う使わないは別にして、ダウンロードはしておいて損はないかも。
■ 「「.info」ドメインを年間390円で登録する方法」
うわー安いねぇ。年間390円か。こんな値段だと「e57.info」「e55.info」とかのドメインを取ってエロサイトにリダイレクトするようにしたくなってくるな。ってカネ掛けてまで某社にイヤガラセするなよ<拙者
……と思ったら、どっちのドメインも既に抑えられてるじゃん。つまらん。
8/29(火)
■ 「MuVo V200 - クリエイティブオンラインショップ」
安っ! 何この「Muvo V200」って?
私が愛用しているN200よりいささか重くはなっているが、USBケーブルがなくても大丈夫なタイプなのでUSBケーブルを持ち歩く必要はなくなる。それ以外のスペックはN200と同等で1GBで6800円という安さ。ついうっかり1,2台ほど注文してしまいそうな値段だ。
amazonで調べてみたら、「V200」はなかったが「V100」なるものを見つけた。これは1GB版が最大10%還元で6801円。スペックを見る限りFMラジオ機能が無くインタフェースもUSB1.1らしいがそれほど致命的なスペックダウンでもないだろう。送料がかからない分こっちの方がお得かも知れない。
■ 「ラーメン新事業に意欲──日清食品創業者会長・安藤氏」
ああ、もう96歳だっけ安藤百福。
「日本人の食生活を変えた人間は誰か」と訊かれれば迷い無く「藤田田と安藤百福」と答えるが、個人的には藤田田より安藤百福の方がずっと好きだな。
ハンバーガーを「あんなまずいもんワシは喰わん」と言い放った藤田田と、「健康の秘訣は毎日食べるチキンラーメン」と言った安藤百福。藤田田はあくまで商売人だったのに対し、安藤百福は本気でインスタントラーメンを愛しているんだろうと思う。
「食足世平(食足りて世は平らか)」をモットーに、「安くて美味く、日持ちがして栄養がある食品」を目標として作り上げたチキンラーメン。「インスタントラーメンは体に悪い」と言う声が挙がったとき、すぐさま「ワシは毎日食べてるのにこんなに健康だ」と反論して見せたエピソードも、氏のインスタントラーメンへの誇りと愛情を表していて微笑ましい。
8/28(月)
昨日市立科学館に行ったとき、「冥王星の衛星は一つ」と書いてあったのでオヤと思ったのだが、今日調べてみたらやっぱ現時点で見つかっている冥王星の衛星って3つじゃん。
発見がつい最近(2005年)なのでまだ反映されていないのか、それとも余りにちっこいのでこんなのまで衛星と認めてたらキリがないから除外しているのかは解らないが(木星の衛星の数を確認しておけば良かったな)、いずれにせよ張り紙で良いからその辺の注釈を付けておいて欲しかった。今のままでは混乱する人間が続出するに違いない、かどうかは解らないが少なくとも私は今こうして混乱している。
■ 「こんなに困った北朝鮮(橋爪大三郎著)」
今読んでいる。
書かれたのは2000年。北朝鮮が拉致を認める前、と言うか、金大中との南北会談すらまだ実現していなかった頃に書かれた北朝鮮本。
それだけ前の本なのに、著者の分析が北朝鮮の現状と照らし合わせて全く古びていないのは、北朝鮮を取り巻く状況が本質的に何も変わっていないからなのか、それとも著者の分析が鋭すぎるからなのか。
8/27(日)
サイエンスフェスタへ。
なんだかここ数年恒例になっているな。
このサイエンスフェスタ、いったい誰が最初に始めたのかは存じ上げていないが、ホントに上手く人とカネを集めてここまで成功させたものだと感心する(市立科学館の方がメインで旗を振っているのだと思いこんでいたのだがよく考えてみたらなぜ自分がそう思いこんでいたのかよく解らない)。
今日も開場10分後くらいに会場到着したのだが、入場制限が掛かっていて物凄い行列。開館前ならともかく開場直後でこの行列というのは、博物館だと例えば応挙展とか大英博物館展とか、所謂「目玉展」のレベルでしか体験したことがない。数年前は科学館にて行われていたのが手狭になってハービスホールに移ったとのことだが、この調子だともっと広い会場が必要になりそうだ。
で、サイエンスフェスタ開場から送迎バスにて大阪市立科学館へ。帰りのバスが2時間後だったのでそれまでに見てまわらなければならなかったのだが、2時間では全然時間が足りなかった(ああこれアンケートに書き忘れたよ)。プラネタリウムも見たかったのだがとても時間が足りず、サイエンスショーだけ見学。ショーはあまり喋り慣れてない感じのおじさんが進行役だったが、極めるところは極めてくれたのでとても楽しめた(ひょっとしたらああ言う「ちょっと不安にさせる」喋りが芸風なのかも知れない)。
ところで惑星の展示だが、冥王星の所に「惑星とは分類されないことになりました」との旨張り紙がしてあった。まあこれが当面の必要十分な対応だと思う。それ以上の対応をしてくださったりしたらこういう風にニュースになるわけで。
8/26(土)
ふと気が向いたので西宮のチョコマーカーロケテに行ってみることにした(もちろん自転車だ)。
激難H。2000円弱注ぎ込んで9面に到達したところでそれ以上クリアできる気がしなくなり挫折。トンパクトさんは10面まで行ったらしいが今の私には9面がクリアできる気がしなかった。ただ、その9面までならたぶんやりこめば安定パターンは作れると思う。全体的に面構成がシステマティックなため、一回やり方が解ってしまえばやりやすい面が多い感じ(これはチョコマーカーの上級面全般に言える)。
ところで私が無心にプレイしているのを後ろで小さい女の子が興味深そうに覗き込んでいたのだが、私のプレイが終わると何を思ったかその子はチョコマーカーの筐体を指さし、母親らしき元ヤン風の女性にねだり始めた。
「これ、やりたい」
私が余りに夢中になってプレイしているので何か勘違いした面白そうに見えたらしい。
……このゲーム、全国でもここでしかプレイできないんだぜ。そんなこと知ってるはずないけどな。
とか思いながらこっそり様子を伺っていると、案の定ぐるぐる画面を回してブロックを積み上げるだけで、A-1すらクリアできずにゲームオーバーになってしまった。
ああ、やっぱな。
前から思ってたのだが、このゲーム、初級Aのチュートリアルでもルールが把握しにくいんだ。思い切ってA-1ステージは
B■■
と三つ直線状(一次元)に連なっているだけのステージにしても良いくらいだと思う。さらに「このブロックを消せ」な感じでボス横のブロックに矢印を伸ばしても良いくらいだ。
で、2面目では二次元構成のステージを提示した上で、「ボスから切り離されたブロックは全て吹っ飛ぶ」と言うことを理解させる。もうわざとらしく
■■
B■■■
■■
こんな感じで良い。
こうやって「全てのボスを切り離すとクリア」と言うことを理解させる。この辺、初回プレイでは確実に誤解するから(何回かプレイしているうちにその辺は「ああ、なるほど」な感じで理解できるようになるのだが、根本的なルールを理解するためにアハ体験が必要なゲームというのもどうかと思う)。スライドとかのテクニックはもっと遥か後でよい。とにかくプレイ開始した全ての人間がルールを理解できるようなステージ構成をもっと考えるべきだと思う。
■ 「冥王星の惑星除外で緊急講演会/明石」
> 国際天文学連合(IAU)の総会で冥王星が太陽系の惑星から除外されたことを受けて、明石市人丸町、市立天文科学館が27日午後6時半から、緊急の講演会を開くことを決めた。
はて、今回の決定の前から講演会の案内状は届いてましたが。
……って、やっぱマスコミとしては「対応に追われる科学館」みたいな絵を欲しがるらしい。まあ気持ちは解る。
しかしこの記事の写真……いえなんでもないです。
8/25(金)
昨日アレを試してみたら拍子抜けするほど簡単に成功したので、調子に乗って今日ソレを試してみたら失敗して血まみれになった。やはりいきなりは無謀すぎたか。ソレは当分保留してアレの方をもっと練習することにする。
某SNSを読んでる一部の方以外にはなんのことか解らないと思いますが、別に解らなくてもなんの支障もないです。
■ 「太りやすくなったのはなぜかな~-恋する“からだ”づくり:MSN毎日インタラクティブ」
>ひとつ以上が当てはまると、要注意です。3つ以上の方はかなり危険です。すでに太りやすい体質になっているかもしれません。5つ以上の方は、大変です! いますぐ、生活習慣を改善を! 肥満はすぐそこに。
私は5つ当てはまった。やばいのか。
■ 「自転車感覚で乗れる1人乗りヘリコプター」
「タケ○プター!(声:わさび)」
とはちょっと違うが、現実的に実現可能なプロペラ型飛行装置としてはこの辺りが限界のような気がする(ひょっとしたらスペックを落として小型化できるかも知れないが)。量産化によりもっと安い価格を実現できるのならもっと普及するかも知れない。100万円を切れば買ってみたい、と思う人間は結構居るのではないかな。
8/24(木)
■ 「冥王星降格、太陽系惑星は8個=76年ぶり変更、歴史的決着-天文学連合総会」
結局冥王星を除外して「惑星8個」で決着したそうな。惑星だけに丸く収まった、なんてな(すみません)。
(つい数日前に「最低2個増は確定路線」と言う報道を読んだ記憶があるがあれはなんだったんだろうか)
昔アシモフが「冥王星を『中惑星』として分類して、今後見つかるであろう同種の天体もそこに分類すりゃいいじゃん」と主張していたが、結局その案(に近いもの)が採用された、と言うことになるのか。でも"Dwarf planet"の日本語訳が「矮惑星」では「小惑星」とどっちが小さいのか字面では解りにくいような気がするのだが、普通にアシモフの言うとおり「中惑星」、あるいは「準惑星」とかでは駄目なのか。
ところで個人的にはカロンが惑星にならなくて良かったと思った。
いや、別にこれはカロンをカロンじるわけではなくて(ほんますみません)。
だってカロンの公転周期は6日と9時間強。
3日おきくらいに冥王星とカロンの太陽からの距離が入れ替わることになるわけで。
もし惑星と認められていたら、
「えーと、明日の午前4時53分までは『水金地火木土天海冥カロン』で、4日後の午前9時32分までは『水金地火木土天海カロン冥』だっけ?」
……みたいなことになって大変ややこしいではないですか。
■ 「日本初のロボット博物館=名古屋」
い、行きたい。
「ロボット未来百貨店」なる頭の悪そうな言葉が素敵すぎる。
8/23(水)
■ 「Google、日本でも Gmail を一般公開――招待されなくても利用可能に」
ああ、gmail。公開はしてないけど一個アカウントを持っている。これは便利だ(今のところスパムも届いたことがない)。サブアドレスとして一個持っておいても損はないと思う。
■ 「「裏金で寄付されても…」ユニセフが岐阜県に返還へ」
> 岐阜県庁の裏金問題で、職員個人や各課で保管していた裏金の一部が、国連児童基金(ユニセフ)をはじめ、複数の慈善団体などへの寄付金に充てられていたことが22日、わかった。
>日本ユニセフ協会によると、裏金による寄付は60万~70万円に上るという。
ん?
国連児童基金 = ユニセフ
は良いとして、
ユニセフ ≠ 日本ユニセフ協会
だと認識していた(※1)のだが、間違ってますか? この記事ではユニセフと日本ユニセフ協会が同一の団体であるかのように読めるのだが。
この二つが別物だという私の認識が正しい場合、この記述は「この記事を書いた記者が二つを別物だと認識していなかった」「認識していたがあえて誤解を招くように書いた」「認識した上で別物のつもりで書いたが読者(少なくとも私)には伝わらなかった」「その他」のどれにあたるんだろうか。
※1:「野良里蔵狸 -norakura- 日本ユニセフ協会の謎」参照。
8/22(火)
「煮穴子」ってなんだか猫の鳴き声っぽくないですか。響きが。
■ 「Google Web Toolkit」
正直私はajaxと言う技術が好きではない。なぜって、コードが直感的ではないから。こんなので無理矢理ページを構築してもどんな不具合や脆弱性が紛れ込むか解ったもんじゃない。もし「ajaxで開発してくれ」とか言われたら「冗談じゃない」って返事するね。
……と思っていたのだが、その辺を解決できそうなツールが出てきてるんですな。Javaでコードを描いたらそれをJava scriptに変換してくれるらしい。時間が無くて全然試していないが、これならajaxで開発してみようかという気になってくる。と言うかいっぺんやってみたい、と言う気になってきている。Servletを動かせるレンタルサーバでも借りようかね。
8/21(月)
エコール情報をアップしてから、ページビューがかなり増えました。数えてませんがだいたい普段の数倍(アバウトすぎ)。
一昨年のメルブラACの時には及ばないですが、それなりに注目は浴びている模様。
今のところ、単発で大きめの数カ所から紹介されてるだけで、二次三次のサイトに波及していく「雪だるま現象」は起こっていない模様。紹介の仕方が地味だったんだろうか。もっとキャッチーな記述にすれば良かった。
それはともかく、今回アクセスが増えたお陰でアクセスログが壊れていたことに気付きました。一年くらい前からこの調子だった模様。形跡はあるのにアクセスログが増えてないのでおかしいなと思ったら案の定。なんかおかしいと思ってたんだよ前から。んなわけで早急に修正しました。
8/20(日)
久々に梅田ジョイポリスに行ってみた。
以前来たときは系列店で人身事故があった後だったためライド系アトラクションが軒並み中止になっていたが、今回は全て再開されていた(パンフレットをざっと見ると「障碍者は乗るな」「デブは乗るな」という意味の記述が増えていて思わず遠い目をしてしまった)。ただ、コンテンツの入れ替えがあったようで「ジュラシックパーク」が「ハウスオブザデッド」に替わっていたり、「ワイルドリバー」がバージョンアップしたりしていた。
で、今日試してみたのは「3Dアドベンチャー ザ ライド」。
普通この手のモーションライド型アトラクションはガイド役キャラが登場して状況を言葉で説明してくれるのだが、このアトラクションはそんなのは一切無し。これは多分手抜きではなく深海の「静けさ」「不気味さ」を表現しようとしているのだろうし、だとすればそれはとても成功している。雰囲気的にも思ったよりかなり「渋い」内容だ。偏光グラスを利用した3D画面なのだが、これによってこれ見よがしな「立体感」ではなく、「物体のでかさ」を表現しているのは上手いと思った。正直3Dモーションライド型アトラクションとしてはテーマパークを含め今まで体験した中ではトップクラスに好きだ。
ちなみに「スカイクルージング」もこの手のアトラクションの中では最高級に「飛んでる」感覚を上手く表現できているアトラクションだと思うが、そろそろソフトを入れ替えたほうがよいのではないかなと思わないでもない(現バージョンって多分NAOMIだよね?)。
8/19(土)
チョコマーカーというゲームは取っつきが悪いのが難点だが、いったん慣れてしまえば思考性とリアルタイム性のバランスが良く、初心者から上級者まで幅広く楽しめる優れたゲームだ。初心者は簡単なステージでマッタリとプレイしても楽しいし、上級者は激難ステージをひたすらやりこむことが出来る。
そこで思ったのだが、新チョコマーカーにはそう言うゲーム性を体現した馴染みやすいキャッチフレーズを用意してみればどうだろう。
具体的にはズバリ、「脳を鍛える大人の立体パスル」。
昔ボケ防止のために、お年寄りに「ぷよぷよ」をプレイしてもらうという企画があったが、脳への刺激という点では恐らく立体感覚も要求されるチョコマーカーのほうが上だろう。
で、タイトル画面に、フレンドリーなポリゴン真鍋社長でも登場させれば完璧だ。これなら別のものと勘違いして面白そうだと思ってとりあえずプレイしてみる方が続出するに違いない。
あ、なんか本気で良い案のような気がしてきたので任○堂にケンカを売る勇気があれば是非この案を採用していただきたい。
んなわけで今日はインスタントラーメン発明記念館へ。
この手の企業のPR館というのは電力系を除けば行ったことがなかったのだが、ここはなかなか凄いな。あくまで一企業の一部門の紹介に過ぎない筈なのに、「即席麺の歴史」をほぼ網羅できてしまっているのが凄すぎる。
ところで「スペース・ラム」って博物館系のところで展示されているのを見たのは今年だけでもう三度目だ。単にチキンラーメンを一口サイズにしてチューブに入れただけ、と言うイメージがあったのだが、実はかなりスゴイ発明だったのか?
2006/08/19 マイカップヌードル
8/18(金)
で、エコール詣での裏話、と言うかどうでも良い話はこっちで(どうでも良くない話はこちらです)。
ここから書く話はおおよそフィクションですので悪しからず。あくまでフィクションですので悪しからず。
チョコマーカー大会、私の優勝と言う形で幕を閉じることになったが、正直トンパクトさんとの実力差を実感しすぎて全然勝った気がしない。私はその場その場をクリアするので精一杯なのに、トンパクトさんは明らかにその先を見据えている。初っ端のプレイで稼ぎはじめたのを見たときは思わず「えげつな……」と呟いてしまった。あと数回プレイが続いたらもう完全に追い抜かれて手の届かない域に行かれていたと思う。
賞品として戴いた某二次元格闘、実のところ私はアーケードでも一回プレイしただけ(で、乱入→ボコられて終了)でそれほど興味はないのだった。でも試してみたら案外面白いかも知れないのでせっかくだからプレイしてみる。肌に合わなかったらさっさと転(ry
……えー、何の話だっけ。ああ発表会の話。不思議博物館の角館長がいらっしゃっていたので少しお話をお聞かせいただいた。
何度も言うとおり私は「アート」が全然解らない人間なのでピントのずれたことしか言える自信はないのだが、さっぱりワケが解らない「ゲージュツ」でもなく、そのワケの解らないところから縄梯子を降ろして一般人にも楽しめるようにするようなスタンスでもないのに思わず「おお!」と声を上げてしまったりする程度に解ったつもりになれるのは何故だろう。このページの左下、青森の民家とくまむしとの調和が素晴らしすぎる。
んで、発表会の後は猫の店で飲み会。
何かの弾みで某ャトレーゼさんに物凄い剣幕で詰め寄られた。
「『MUSASHI-GUN道-』を知らないなんて、人生の何割かの損失ですよ!」
なんだか解らないが、そのアニメが巷では大人気らしい。
気がつくと私以外の殆どの人間が「スタコラサッサだぜい」「あの爺さん、落ちながら戦ってる」「す、すいません」「簡単なことよ。あの斑猫、アヤカシの力で動いている」などと意味不明な台詞を発しては何故か大受けしている。私には全くついて行けない世界だ。ワケわかんねぇこと言ってんじゃねぇ!
それから、Matさんが「子供を連れて博物館や美術館を回るような育て方は理想の子育てだと思う」と言うことを仰ってましたが、以前書いたとおり、博物館は「ある共同体の統合システムの中で、凝集性を強化する装置として機能する」と言う性質がある、ぶっちゃけて言うと「イデオロギーを叩き込む装置として機能する」ため、それなりに批判能力を身につけてからでないとちょっと心配な気がします。極端な例で言うと遊就館とピースおおさか。まあ立て続けに両方見せればイヤでも批判能力を身に付けざるを得ないですが、どちらか片方だけ、となると知らず知らずのうちにヘンなイデオロギーに巻き込まれる、と言う恐れが……。
2006/08/18 ボンオドリの季節
8/18(金)
NewChocoMarker開発発表会。
実は事前に「PC版チョコマーカーが発表になる」と言う情報は入手していました。
新ルールについてもブログにて公開されているし、例年に較べてサプライズは少ない発表会になると思っておりました。
発表になるのは発売日と値段、それに追加要素。
その辺の情報が埋まれば今年のリポートは一丁上がり。
そのはずだったのですが。
「PC版チョコマーカーは、無料配布します」
プレジデントのその言葉に目を丸くしたのは私だけではなかったようで、会場からは一瞬ざわめきが漏れました。
「『メルティブラッド』の成功で、ちょっと余裕が出来たからね。その分業界、ゲーム業界に還元しようと思って」
「これまで散々『とっつきが悪い』って言われてきたけど、無料だったらみんな遊ぶだろうと。ステージエディタも一緒に配布するから、みんな勝手にステージを作って愉しんでくれると思う」
「公開は年末頃かな。ホントは今日に間に合わせようと思ったんだけど間に合わなくて」
エコールはやはり一筋縄では行きませんでした。常にワレワレの一歩斜め上を行っています。
コンテンツの叩き売りにも見える今回のこの動きが、今後のエコールにどういう影響を及ぼすのかあるいは何の影響も及ぼさないのか、温かい目で見守っていきたいと思いました。
……その他の情報は以下の通り。
- 「メルティブラッド・アクトカデンツァ」について
・初回出荷は十万本以上。それでも足りなくてすぐ品薄になった。
・19日以降にまた市場に流れるからそれ以降は入手しやすくなるはず。
- 「スピア・クロウ」について
・「メルティブラッド」「チョコマーカー」に手を取られて全然動いていない。3年後くらいには出せるのではないか。
(斑猫注:一昨年も去年も『来年には動いてるところを見せられる』と聴いた記憶がありますが)
- 「チョコマーカー」その他
・新要素として、分断でしか消せない「氷チョコ」が追加された。
・配布するのはPC版だが、今回の発表用にNAOMI版を用意した。これはあくまで発表会用に作っただけなので、市販の予定はない。「氷チョコ」の表現がNAOMIの表現力をオーバーしたため、氷が石炭みたいになってしまった。
・発表会バージョンは西宮のゲームセンター「ネーブル西宮店」でのみ稼働している。
・通信対戦機能は搭載しない。欲しければ勝手に改造してくれ、とのこと。
2006/08/18 激難Hステージ(黒いブロックが「氷チョコ」)
8/17(木)
■ 「国体キャラクターは体力不足? 「はばタン」熱中症」
> 国体100日前イベントが行われた6月25日、神戸市中央区の三宮センター街を各競技種目が記されたシャツを着た43体のはばタンが行進した。ところが、11体が次々と救護テントに搬送され、中には、はばタンが手当てを受けている様子を目撃した幼い子供がショックを受けるというハプニングも生じた。
なんだか壮絶な光景だな。なぜだか「火の鳥・生命編」を思い出してしまった。
しかしこれだけは言いたい。
> 県職員が扮(ふん)したはばタン
はばタンに中の人などいない!
そしてシゴセンジャーにも中の人などいない!
8/16(水)
■ 「WILLCOM|アサヒビール株式会社「うまい!を選ぼうキャンペーン 2006 うまい!旬感プレゼント!」へのW-SIM対応「スーパーワンセグTV Watch」採用について」
ウィルコムって、W-SIMのお陰でイロモノ端末だけは充実しているな。もっと普通に使える端末も充実して欲しいんですが。
ところでW-ZERO3等のW-SIM端末では「$location」のパラメータでアドレスを取ってこられない、だからWebブラウザのみでの位置情報利用コンテンツは利用できない━━と言うことらしいのだが、それならブラウザからの送信URLの「$location」を、位置情報に置換するローカルプロキシを噛ましてやればよいだけではないのかと思ったのだがそう言うわけには行かないの? 位置情報自体はシリアルポートにATコマンドを投げてやれば取得できるそうなので、「$location」を認識した時点でATコマンドで位置情報を取得、置換するだけで良いのなら簡単に作れそうなものだが、まだ誰も作っていないと言うことは何か落とし穴があるのだろうか。
8/15(火)
終戦61周年。
これまで何度か書いたが「あれはアジア解放のための戦争だった」と主張する方は胸を張って「あの戦争は日本の勝利だった」と言うべきだと思う。皮肉じゃなくて本当にそう思う。むしろ「アジア解放の戦争」だと認識した上で「日本の負けだった」と思う根拠が解らない。
■ 「No. 273 - お笑いコピペ選手権:もしもホームズが生粋の ねらー だったら・・・」
ワラタ。上手いなこれ。
■ 「製品情報 - Planetarian -」
このツァイス型プラネタリウム、どうもカールツァイス・イエナ製のように見えるのだが気のせいか。
で、この型のプラネタリウムが現在現役稼働している所って一カ所しか知らないのだが気のせいか。いやまあいいけど。
それはともかく、この手のサウンドノベルってさっさと構造化・消費されて廃れていくかと思っていたがなかなかしぶといな。この手のものに対する私の認識に何か誤りがあるのかも知れぬ。
8/14(月)
「ヘル」(筒井康隆著)読了。
感想:
全く無名の作家がいきなりこれを出してきたのなら「いったいどんな奇才が登場したんだ」と震撼するところだが、私の中では「ああまたこんなの書きやがった」の一言で片付いてしまった。筒井康隆だから。
■ 「世界神話事典 Dictionary of Pandaemonium」
ぱっと見ライトファンタジアン受けするネタを集めたサイトかと思ったが、ちょっと使ってみると意外なほどしっかりしている。最近マイブームの日本神話の調べ物にも充分使えるぞ。
■ 「いつも忙しいあなたに・・・」
物凄く既視感があるのは何故だろう。
8/13(日)
いやぁ、いやぁ、楽しかった。物凄く充実した一日でした。
まず、朝から夕方までは明石市立天文科学館にて納涼フェスティバル。
これはとにかくシゴセンジャー。これに尽きる。と言うのは言い過ぎだが、とにかく面白かった。客席が爆笑に包まれるプラネタリウムって他にないと思う。しかも笑わせるだけではなくしっかりツボは押さえてくれるのが見事だ。今日の公演を観た方は夏の大三角がこと座のベガ、わし座のアルタイル・はくちょう座のデネブにて成り立つこと、さそり座の赤い星がアンタレスと言う名前であること、それに「や座」と言う星座があることを忘れることはないと思う。
ところでプラネタリウムの後、厚かましいとは思いつつもブラック星博士にサインをお願いしたら、しっかり私のことを憶えてくださっていた(実は某所でメッセージのやりとりをしたことがあったのです)。「いっぱい博物館に通ってらっしゃるんですねー」と言われたときはもう汗顔の至り。 いやぁ冷や汗書いた。
2006/08/13 ブラック星博士様のサイン
んなわけでC・H姉さん来阪記念飲み会。
実のところC・H姉さんとは時々連絡は取っているので「久しぶり」と言うほどでもなかったのだが、それ以外の方々ともお会いできて良かった。
皆様昔の記憶にあるまま。って言うか女性陣は例外なく記憶より美しくなられているんですがなんですかこれは。いや、お世辞じゃなくてね。
それはともかく、某所で飲み会。久々にリミッターを外した話題で盛り上がれてとても嬉しかった。社会人になると、こういう話題が合う人間ってなかなかおらんのだよな。
シゴセンジャーの話題からワンクッションのみで折口信夫に飛躍する展開もさすがにどうかと思ったが、それについてくる人間が複数いたというのもそれはそれでどうかと思った(なんでこんな話題が普通に通じるんですか! と言う某氏の悲鳴が印象的)。引き出しに同じようなものを入れている人間同士の会話って、端から見てたら全く意味不明かも知れない。
で、その後は猫浴。私は猫好きではないが、猫が巷間にて大人気なのはこの無防備さにあるのかも知れない、と他人事として思ってみた。
2006/08/13 パンチ
2006/08/13 無防備すぎる背中
んなわけで飲み会参加者の皆様、本当に楽しかったです。機会があれば又遊びましょう。写真も何とかして送りますんでしばらくお待ち下さいませ。
8/12(土)
丁度良い具合に曇っていたので、前言ってた北大阪サイクルラインを試してみた。
……。
結論から書くと、こりゃ駄目だ。いつものルートの方がよっぽど気持ちいい。
淀川沿いのルートはよいのだが、曲がって川を渡ってからは「自転車専用道」と言うのが名ばかりになってしまう。普通に歩行者歩いてるし道は狭いし、あまつさえ橋を渡る度に自転車を押して螺旋階段を登らねばならなかったりする。普通の歩道とどう違うんだよ、と言いたくなる走りづらさ。多少迷ったこともあるが、全行程20キロを走るのに80分くらい掛けてしまった。
帰りは行きと同じルートを走る気がしなかったのでいつものルートを利用したが、坂道参考ながら最高時速50キロを記録した上、全行程17キロを45分程度で走破。確かに車道を走る分危ないのは確かなのだろうが、ちょっとサイクルラインを走るのは億劫すぎると思った。
あ、万博公園では当然みんぱくにも寄ったのだが、マトモに書くと長くなるため省略。一言だけ書いておくと、今やってる「さわる文字」「みんぱく昆虫館」はとても面白いので終わるまでに見に行くように。
8/11(金)
日テレ系列で「妖怪大戦争」が放映されていたので途中から観てみた。
これは ひどい
なんだこの階段編集は?
加藤のアジトが吹っ飛んで、神木タンが麒麟に乗って飛び立つところで終了。思わず本気で「ええええええ!」と叫んでしまった。
荒俣の出番も無し。妖怪大翁の出番も無し。「真っ白な嘘」の独白もすねこすりの再登場もなし。って、ピンとこない方に解りやすい喩えで言うと、「カリオストロの城」で公爵が時計に挟まれて時計塔の鐘が鳴ったシーンで終了、みたいな。「となりのトトロ」で、メイが行方不明になって池からサンダルが見つかったシーンで終了、みたいな。さらに言うと、「カサブランカに愛を」で真犯人が判明した時点で終了、みたいな。
……ちょっと言い過ぎたかも知れないが、とにかく映画のキモとなる部分を悉くカットした編集だ。こんなものは「妖怪大戦争」ではない、と声を大にして言いたい。
■ 「ひみつ道具「くうき砲」など、ドラえもんの世界を再現したおもちゃ続々登場」
そんなばかな!
くうき砲は、未来の国にしかないはずだ。
……ドラえもんの言う「未来の国」がいよいよ眼前に迫ってきた。かつての「未来」が次々と現実になろうとしているのだ。
8/10(木)
■ 「【メルブラ】MELTY BLOOD Act Cadenza初心者78」
このスレ921にて、私をエコール社員だと見破った方を発見した。
921 :俺より強い名無しに会いにいく :2006/08/09(水) 23:39:56 ID:GjAaQUox
>>907
本当に無能だよな
あと気になってたんだけどこれ社員のサイトだよな?
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/2177/index.html
見破られるとはカケラほども思ったことがなかったのでかなり吃驚してしまった。
この話を某氏にしたところ、「社員なのにエコールのイベントにファンとして参加するなんて斑猫タンエラいな」と言われた。
オチはない。
■ 「Comic リュウ創刊」
創刊なのか復刊なのか、「リュウ」が復活するらしい。
……って、最近の若いモンにリュウなんて通じないだろうなぁ。執筆陣も80年代のファン向けって感じだし、ちゃんと前を向いて作っていけるんだろうか。
と言いつつ創刊号は買うと思う。値段が解らないので「確実に買う」とは言えないが、不条理日記とおもいでエマノンと立喰師外伝だけで2000円までなら出して良いだろう。
しかしこのページ、なんでhtmlが二重になってるんだろうね?
8/9(水)
それは、十年前のことであった。
十年あれば十歳の子供は二十歳になるし、産まれていなかった子供ももうすぐ十歳になる。
それだけの時間があった中私はいったいこの十年で何をすることが出来たのか、と思い返すとなかなかに愕然とする。もっと走ることも出来たはずなのになぜ走らなかったんだろう。
せめてこれからの十年は、可能な限り上を向いて走っていこうと思う。今現在は……最大限、かは自信がないが、それなりに気合い入れて走っていると思う。たぶん。
……ってついうっかり全然関係ない感慨に浸ってしまったが、今日はデスクリムゾン発売十周年です。
8/8(火)
■ 「新チョコマーカー開発日誌 チョコマーカー新ルール」
>今回のチョコマーカーは、色チョコ、★チョコに加えて
>氷を追加します。
前作でルールが複雑だとか解りにくいとか散々言われていたのに、さらに要素を増やしてどうする気だと小一時間(ry
■ 「太陽 The Sun」
正直私は皇室への敬意とかそういうものに対しては今ひとつピンとこないのだが、それでも伝え聞こえてくる昭和天皇と言う方の人柄にはとても好意を持っている。そしてイッセー尾形と言う俳優にもとても好意を持っている。
早い話が「面白そうなので見に行きたいな」と言いたいだけです。
8/7(月)
んー。
チョコマーカーだが、オリジナルGベリハノーミスクリア達成。
しかも3連続。
しかも全く危なげのカケラすら無し。
……ひょっとして、安定?
■ 「亀田親父、番組のガチンコ舌戦で「オモテでるか?」 「世間の迷惑かけなきゃいい」」
あ、なるほど。
「ボクサーK氏本人の態度はともかく、あの判定はおかしい」という空気だったのを、「ボクサーK氏の態度が問題だ」という方向にスライドさせようとしているわけか。
そう言う方向に誘導していると言うことは、近いうちに「ああ言う態度を取ってるけどボクサーK氏は実は繊細なんだ」みたいな報道が出てくるね、まず間違いなく。
なぜそう言いきれるかと言うと、「態度が問題」→「実は繊細なんだ」の流れはこのふたつでワンセットだから。片方だけ実行しても意味がない。前者を出してきたと言うことは後者も出してくるはず。
……と予言(笑)してみたが、果たして当たるだろうか。
8/6(日)
きょうは とっても あつかった
……と言うフレーズからアップルウーロンソーダを思い出した方はその記憶力をもっと別のことに使うべきだと思う。
それはともかく、今日はとても暑かった。漫画喫茶で涼もうと思ったら店の前で物凄い行列が出来ていたので、諦めて柳田国男の「妖怪談義」を買ってきて近場のスタバで涼むことにした。
本の方についてはまだ読んでる途中なので評価は避けるが、スタバのカプチーノは旨い。珈琲チェーンとしては知っている限りで二番目に旨い。あと、モスバーガーのカプチーノも旨い。こちらはバーガーチェーンの中ではダントツに旨い。
そしてスタバもモスもサエコのエスプレッソマシンを使っている。そしてサエコのエスプレッソマシンは個人用なら2万円代半ばで買える。
……いや、だからどうというわけではないが……。
8/5(土)
北大阪サイクルライン、と言うものがあるらしい。今日(正確には昨日)知った。
なんでもこれ、始点が大阪市北区、終点が千里万博公園となる自転車専用道路らしい。
今まで国立民族学博物館には国道176号線を桜塚で東に折れる17キロのルートを利用していたが、こっちを使えばより安全且つ快適な行路(←「ジャーニー」と読め)が楽しめるのでは!?
って言うか、「大規模自転車道の紹介」を見ると、京都嵐山までも殆ど車道を通らずに行くことが出来るらしい!
しかも嵐山までの距離は実距離でたったの50キロ弱! こりゃすげえぜ!! この距離ならどれだけゆっくり走っても3時間もかからない筈だ。これはそのうち試してみねば!!!
そんなわけで、夜は淀川の花火大会。
例年通り、特に場所取りはしなかったが地元民の強みというか、そこそこのポジションを確保。有料の席は4千円くらいするそうだが、わざわざそんな席を確保する方々の発想が個人的にはよく解らない、と思ってしまうのはたぶん私が地元過ぎるからだろう。
2006/08/05 淀川花火大会
■ 「pya! しっかりつかまってろnya」
おお。
下画像を見て思わず唸ってしまった。これは見事だ。
8/4(金)
赤目四十八滝へ。
実のところ赤目に行くのは20年振りだったりする。あの時はまだ学生だったので友人達と一週間くらいの泊まりがけだった。今はあんな贅沢な時間の使い方は出来ないな。
んで、20年振りの四十八滝。入り口にある「日本サンショウウオセンター」は全然記憶に残っていないのでそれ以降に出来た物だと思っていたのだが、調べてみると当時から既にあったらしい。記憶って結構アテにならないものだな。
滝はとても美しかった。
緑と蒼のコントラストが素晴らしい。ここで水浴びをすればどんなに気持ちいいだろう、と思ってしまった。
2006/08/04 赤目四十八滝
8/3(木)
特にあてもなく自転車で外出。
本当に何のあても無かったが、南へ下っているうちに上方浮世絵館に行きたくなってきたので行くことにした。
上方浮世絵館。今までに何度か書いたことがあるが、美術館としてはともかくくつろぐ場所としてはとても好きだ。寝っ転がってお茶を飲みながら浮世絵を鑑賞する、とか。しかも平日には他に客も居ないので貸し切り状態。ついうっかりそのまま昼寝してしまったり。
こんな贅沢が普通に出来る空間なのに、ぐるっとパスを使うと無料。安すぎる。
で、浮世絵館の壁に大阪歴史博物館の「大アンコールワット展」のポスターが貼られていたので行ってみることにした。
……いやぁ、面白かった。予想に反して凄く面白かった。大阪歴史博物館のくせに。
基本的には「宗教美術」の展示。宗教美術はその宗教が人々にとってどのような存在であったか、を雄弁に語るので面白くないわけがない。アンコールワットでは大乗仏教小乗仏教ヒンズー教、現世利益を何より重視し各宗教の本質には拘らずごたまぜに信仰しているのが笑える。まあ日本の宗教もグチャグチャではあるのだが、こっちはもうちょっとシンプルにグチャグチャ(なにそれ)なので日本に較べて解りやすい。日本仏教の源流がそこここに見られるので宗教に余り興味がない人でも「ああなるほど」な体験はできると思う。「プラジューナバーラミタ→般若波羅蜜多」とか「ガルーダ→迦楼羅」なんか、言われてみればああなるほど、って思うでしょ?
8/2(水)
テレビをつけたらなんだかボクシングショーみたいなのが流れていたので観てみた。
私はボクシングというスポーツに特に興味はなくルールもよく知らないし採点基準もよく知らないのであの判定が妥当なのかは解らないのだが、もしあの判定が八百長だ、と主張した上でその主張の正当性を持たせたいのなら、採点表を持ち出して「この回の判定がおかしい」と言う風に採点の矛盾を突く、と言う手段では恐らく無理だ、とは言っておく。
なぜなら、もし八百長をするとすれば、よっぽどの莫迦でもない限り採点基準から明白に逸脱した採点をするはずがないからだ。だからそう言う検証の仕方ではまず間違いなく「なんとなく偏ってるような気はするけどおおむね許容範囲内の採点ばかりだ」と言う結論に達せざるを得なくなる。
なら、八百長だ、と主張したい場合はどうすれば良いか。
他にも答えはあるかも知れないが、とりあえず一つの解としては、統計を用いれば良い。手順としては大体以下の通り。我ながらおおざっぱだと思うが「トリビアの種」に較べればマシだろう。
1, まず、帰無仮説として「この判定(プレーヤーAを勝者とする、との判定が3例中2例に達した)は妥当である」とする。
2, で、この試合を、審判経験のある人間(サンプル数は適当だが、多い方が信憑性は上がる)に判定させ、プレーヤーAを勝者とする、と判定を下した割合を算出する。
3, その後、その算出した割合から、任意の審判3人を抜き出した場合にプレーヤーAを勝者とする判定が2人以上になる確率を算出する。
4, 算出した確率が棄却域以下だった場合は仮説を棄却し、妥当ではない(即ち八百長である)、と結論づける。
……んな感じ。
まあ、これでも「間違いなく八百長だ」と結論づけられるわけではない。実際レフェリー競技で八百長か否かの判断なんて、よっぽど確定的な証拠を掴まない限りは不可能だしな。まあ、客商売である以上、重要なのは「本当に八百長かどうか」ではなく「八百長に見えるかどうか」だろう。その点については今回のプレーヤーはあまり巧くなかった、とは言って良いとは思う。
8/1(火)
って言うか、ここで書いて良いんすか?
って返事待たずに勝手に良いことにして話を続けるが、もうすぐエコールから「PC版チョコマーカー」が発表になる。
それに関連して今年のエコールの集まりではチョコマーカー大会が行われるそうなので、ちょっくらリハビリを開始してみた。
まずはオリジナルBから。最初ルールを忘れていたことに焦るが、しばらくプレイを続けているうちに思い出して来た。B,C,Dとクリアする頃には大体勘が取り戻ってきた。そろそろ良いかとオリジナルGにチャレンジ。
結果。
久々にオリジナルGクリア。
ただ、まだ2,3回コンティニューが必要だ。しかも5面とか6面とか、今まで有り得なかったところでミスしてしまう。逆に2面とか7面とか、これまで良く失敗していたところはなぜかすんなりクリアできるようになっている。なんなんだ一体。
ともあれ現時点でそれなりに勘を取り戻した自信は付いたので「誰でもかかってこいやぁ!(但しトンパクトさん除く)」という気分だ。大会では2位は戴く積りだ。