自己満足の世界
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5/31(火)
■ 「募金集団の男ら取り調べ 偽求人広告で学生雇う」
ああ、あれか。
> グループは「NPO緊急支援グループ」と名乗り、街角でそろいの黄緑色のジャンパーを着て“病気の子どもの支援”を訴えていた。しかし集めた金の使途や団体の連絡先が不明確なことから社会問題化し、年末に突然姿を消した。他の市民団体からも「名称がまぎらわしく、正しい募金活動が誤解を受ける」と苦情が上がっていた。
二年ほど前にこの方々について書いたことがある。
あの時は日記に書かなかったことも含めて限りなく怪しい印象を受けたが(連絡先を明らかにしない募金集団など信じられる訳が無かろう)、少なくとも警察から取調べを受ける程度には問題がある団体らしい。
これで「やっぱ募金って胡散臭いよねー怪しいよねーやめた方がいいよねー」みたいな風潮になるのだとしたら個人的には寂しい気はするな。この手の募金と言うのは「詐欺かどうか」を見極めるのは難しいが「確実に本物かどうか」を見極めるのは実はそれほど難しいわけではない(例えばコンビニに置いてある募金箱は偽者ではありえない)。募金する気になったのならそう言う確実なところでするようにしたほうが良いだろう。
5/30(月)
■ 「『タバコ怖い』 ミミズなどで小学生が実験/県警が安全学級」
なんじゃこりゃ。
> 参加者はグループに分かれ、タバコの液で筋肉が収縮し、細くまっすぐになるミミズや、豚の肝臓がアルコールの作用で白く、硬くなることなどを実験で確かめた。
> 小川町の小学五年立○○成君(10)は「タバコ液でミミズがあんなに伸びるなんて」と驚き、「大きくなってもタバコを吸わない」とキッパリ。
(注:名前は本人の名誉のため伏せた)
以前テレヴィのCMか何かで「酸性雨は植物の葉っぱを白くしてしまう→恐ろしい」と言う意味不明な印象操作をやっていたことがあるが、それと同じような意味不明さだ。
この手の詭弁はカルトや疑似科学で多用される典型的な手法なのだが、茨城県警はそう言う詭弁に騙される人間を増やしたいのだろうか。
って、これを読んでいる方は上の記事がどれだけ馬鹿げているかはお解かりだと思うが、一応同ロジックで明確な別サンプルを。
> 参加者はグループに分かれ、塩でナメクジの体が収縮し、溶けてしまうことなどを実験で確かめた。
> 小川町の小学五年立○○成君(10)は「塩でナメクジが溶けるなんて」と驚き、「大きくなっても塩をなめない」とキッパリ。
5/29(日)
奈良公園へ。
奈良公園に行くたびに思うのだが、イエネコにせよここのシカにせよ、甘やかされた生物には共通した緊張感のなさがあるな。憎たらしいくらい油断しまくりだ。
そのくせ気に入らないことがあると自分が世界一不幸な存在のような顔をする。「ぶったね? 親父にもぶたれたことないのに」なアレだ。貴様の腐った根性を叩き直してやるわ、とか言いたくなるぞ。
って、何が言いたいのか良く解らなくなってきたが、シカどもは相変わらず生きてるのか死んでるのかすら良く解らない風でけだるそうに温い空気に浸っていた。私は生まれ変わったら奈良公園のシカになりたい(って同じ事を以前書いたことがあるかもしれない)。
それはともかく、奈良国立博物館へ。
んー。
率直に言って、ちょっとガッカリ。
「国立博物館にハズレなし」と言うのが私の認識だったのだが、ここはちょっと……。
東京国立博物館・国立科学博物館のような展示物自体の圧倒的な迫力もなし、京都国立博物館のような展示物への偏執的な執念もなし、ただ単に「国宝/重文があるんで保存・展示してみましたー」みたいな投げやりさを感じる。
あ、展示物自体には素晴らしいものもあり、特に経典は「おお」と感嘆の声を連発してしまったくらいなのだが、見せ方をもうちょっとどうにかできないものだろうか。仏像の展示でも子供向けに「如来と菩薩と明王と天の見分け方」を解説するのは良いがもうちょっと「仏像自体の魅力」を伝える方向も検討すべきだと思う。
もっとも、仏像は博物館内での展示より寺内での展示のほうがはるかに魅力を発揮するので博物館としては不利なのだろうが……。
対象年齢層は大学生以上? 小中学生にここを見学した感想を訊いても多分困惑すると思う。
所要時間は……普通に見て回ると1時間、ツボにはまると2、3時間、って感じだろうか。
ミュージアムショップはほとんど「奈良の土産物屋」の風情で志が感じられない。せめて展示ガイドブックくらい作って欲しいものだが。
次に、東大寺へ。
東大寺といえば「大仏殿のデカい大仏(俗に言う「奈良の大仏」)」が即座に思い浮かぶ方も多いだろうが、個人的には大仏は造詣として整いすぎていてあまり興味を感じない。むしろ南大門の金剛力士像のほうに魅力を感じる。
金剛力士像。こいつは凄い。背中が「ゾクッ」とする迫力だ。写真ではこの感覚は到底伝えられるものではないので是非現物を見ていただきたい。
その後シルクロード交流館へ。
う~む。
全体的にボリューム不足。なんとなく地方博の文化系パビリオンをそのまま移設したような雰囲気……と思ったら、案の定「ならシルクロード博」の一パビリオンだったものらしい。入館料は200円だが正直この内容だと高価いな。別の博物館の一コーナーなのだとしたら展示方法、展示内容そのものに特に不満はない(むしろよく考えられている方だと思う)が、単体の施設として成立させていることについては疑問符が付く。
対象年齢層は……広く浅く、と言う感じ。小学生でも理解できるように展示してあるし、興味を持って深く知りたくなった場合には別にしっかりしたガイドブックも用意されている(私は買わなかったが)。
所要時間は15分~30分程度。それほど広くないブース2つ分の展示スペースに、講演・上映用の部屋がひとつ。
もっとボリュームがあれば「こいつはオススメだ」と書いていたかもしれない。惜しい。
帰り道、ついでに奈良県立美術館へ。
私はアートが解らない人なのでそういう面から一言だけ書く。
何らかの「売り」を所蔵していない美術館と言うのは営業面から見てかなりキツいと思う。「奈良公園に行ったついでに」ではなく「美術館を目当てに」足を運んでもらえるようにするにはどうしたら良いんだろう。
対象年齢層は恐らく大学生以上。でも普段美術に触れる機会のない一般人にはほとんど縁がないだろう。
所要時間は……普通に見て回ると30分~1時間程度。それほどボリュームもあるわけではない。
5/28(土)
「オブジェクト指向言語」の話、「あのままでは尻切れトンボで気持ち悪いんじゃコラ」と言う非常に前向きな表現でのリクエストを頂いたので続きを書く方向で考えている。
まあどのみち仕事で書かねばならないものなのでいずれにせよ書くことは書くのだが。
昨日の分でだいたい5~10分、一時間の講義なのであの分量で六日に分けて書くことになると思う。途中で「ああもうやめてくれ」と思っても最後まで続けるので覚悟せよ。
■ 「人工知能研究所」
「人間の考えたコトをズバリ! 当てる、人工知能を搭載したコンピューターです。」とのことだが、確かに良くできている。試しに「するめ」を思い浮かべてみたら「ビーフジャーキー」と言われた。かなり近い。
……まあ、考えてみれば20問×回答が6種だから組み合わせは6の20乗ある訳で、それぞれのケースに名詞を割り当てていけばかなりの精度で当たるのも不思議ではないのだな。
5/27(金)
はい、と言う訳で、「オブジェクト指向言語」についてのお話です。
ではまず、「プログラミング言語」から話を始めましょうか。
世の中にはCだのRubyだのJavaだの、色々なモノがありますが、本質としては飽くまで「言語」です。コンピュータと対話するための道具ですね。
本当なら自然言語で「あれしろ」「これしろ」と言う感じで対話できるとベストです。要求仕様をコンピュータに伝えれば処理が出来てしまう。楽チンです。
でも実際にはそう言う訳には行きませんね。だから「プログラミング言語」として人工言語が用意されている訳です。言い方を変えれば、プログラミング言語の進化は、自然言語により近い形でコンピュータと対話するための試みである、と言えるでしょう。
さて、プログラミング言語の代表と言えばCです。「C言語」と言うと怒る人がいますので「C」と表現しますが、これはオブジェクト指向言語ではありませんね。「構造化言語」と言います。
これはどういうものかというと、処理をまず構造に分解して抽象化し、その後その構造の詳細について記述することにより具体化していく、と言う方式です。構造主義ですね。使う側からはその処理の「構造」しか認識する必要がないわけです。まあこの辺は設計に依るところが大きいので構造化言語でプログラムを作ると必ずそうなるという訳ではないですが、そう言う風にプログラムを組みやすいように出来ている言語なんですね。と言っても、今時の言語は大抵構造化しやすいように出来てますので「構造化言語」であることを殊更意識する必要はないでしょう。そうでない言語って昔のBASICくらいですかね。今思えばBASICってメチャメチャ使いにくいです。
閑話休題。そう言う訳で構造化言語が利用されていたんですが、近年になって「オブジェクト指向」という考え方が出てきました。
これはごく簡単に言うと、構造化言語が「構造」をベースにしていたのに対し、「オブジェクト」をベースに考えましょう、と言うものです。
……ってなとこで今日はこれまで。次回は「オブジェクトってナニ?」をメインにお話を続ける予定です。
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って、ちょっとシロウト相手に講義をやる予定があるのでネタを繰るついでに日記に書いてみた。
リクエストがない限り「次回」は無いので悪しからず。
5/26(木)
10年以上昔の某パソコン雑誌をぱらぱらとめくっていたら、プログラム投稿者の中に某クリムゾナー氏の名前を見つけて吃驚してしまった。当時からその名前で活動してらしたのね。
■ 「オペレッタ狸御殿」
怪傑作「ツィゴイネルワイゼン」の鈴木清順監督、大傑作TVアニメシリーズ「はれときどきぶた」の浦沢義雄脚本。
このタッグで期待するなと言う方が無茶だが、同じ組み合わせで過去に「バビロンの黄金伝説」と言う……いやなんでもない。
ちょっと予告編を見た限りでは「岡本喜八が撮るべきだったのでは?」という気がしないでもないが、プンプン漂ってくるインチキ臭さは堪らない。確信犯的にアジアンテイストを盛り込んで白人どもを煙に巻く魂胆ではないかと勘ぐってしまうぞ。
しかし鈴木清順、あんな映画ばっか撮ってるくせに何故商業作を作り続けていられるんだろう(押井守の方がまだ理解できるくらいだ)。非常に不思議なのだがそのあたりどうなのか。
そう言えば清順監督の近作「ピストルオペラ」は伊藤和典脚本だったような気がする。近いうちに見てみよう。
5/25(水)
今日の日記に何を書こうかと数時間ボンヤリ考えていたが、今書く気になる程度の重さのネタが一つもない。真面目に仕事していると日記のネタがなくなるというアンビバレンス。
正直「毎日更新の日記」を止めて「週一くらい更新のテーマに基づいた雑記」形式(時々日記でテーマに基づいたやや長い文を書く事があるがああ言う感じ)にしようかと思うこともあるが、その形式だと余計続けるのが大変な気もする。
って、まあ要するに、現時点でやや大きめのネタを幾つか抱えてるって事なのだが。
5/24(火)
■ 「新迷怪野球事典・か行」
>●巨人はロッテより弱い
>1989年10月24日に行なわれた日本シリーズ・巨人-近鉄第3戦(東京ドーム)で、勝利投手になった加藤哲郎投手(近鉄)がヒローインタビューで放言したと言われている言葉。
>だが実は、加藤投手は試合後のヒーローインタビューにおいて、「ロッテより弱い」はおろか「ロッテ」の「ロ」の字も言っていないのである
いや、何となく思い出したのでご紹介。
そう言えば90年前後はロッテ・日ハム・ダイエーは弱かったなぁ。特にダイエーは当時暗黒期だった阪神より弱かったんじゃないだろうか。と言う事は楽天もあと十年もしたら強くなるのだろうか(十年後には楽天は無くなっているという説もある)。
■ 「首相と会うリスクより外交的ダメージ、中国選ぶ?」
>呉儀副首相が小泉首相との会談を中止したのは、胡錦濤指導部が、会談を行う政治的リスクの大きさは、突然の会談キャンセルに伴う外交的ダメージよりも大きいと読んだためと見られる。
私も真っ先にそう思った。要するに、副首相との会談の上で小泉首相が靖国参拝を止めない旨の発言をした場合、中国政府は国内の反日強硬世論を抑え込めないと判断したのだろうと思った。もしそうなのだとすると「靖国」は外交カードとして無効化した、と言うかむしろ日本側のカードになってしまったわけで、意図的にやっているのなら中国相手に「外交」が出来ている訳で、大した物だと言って良いと思う。
って、仮定の上に仮定を重ねてもあまり意味はないが。
5/23(月)
諸事情あって採用関係の仕事(主に新卒が対象)をしている。
で、思ったのだが、「よっぽど駄目な人材でない限り、どこかの企業には引っかかる」「しかし、その『よっぽど駄目な人材』と言うのは思いの外多い」。
面接する時もあらかじめ資料(アンケート等)を見て質問を用意しておくのだが、資料読みの段階で三割は駄目、もう三割は質問前の自己紹介だけで駄目。残る四割の中で良さそうなのを選んでいく事になる。誇張だと思われるかも知れないが本当である。
と言う訳で今新卒や中途で就職活動をされている方にちょっくらアドヴァイス。
まず、企業へのアンケート・質問票は不必要に奇を衒わない事。基本が出来た上で意図的にハズしているのは個人的にはむしろ評価したいが、そのレベルの芸当が出来る人間は少ない。意識しなくても文章に人となりは現れてくるので意図的に個性を主張しようとしない方が良い。その辺を韜晦出来るだけの能力があれば話は別だがそもそもそれだけの能力があればあえて個性を主張する必要もない。
あと、面接での会話時にはそれなりに自信を持って喋る事。「初対面で相手の方が年上だけどかなり気に入った感じの異性」とお近づきになりたいワ、と言う程度の気持で馴れ馴れしくないよう適度に距離を置きつつ相手の興味を引くように会話できれば大体OK。面接の狙いとしては「この相手と一緒に仕事をしたいか」を判断するのが最重要ポイントなので質問の意図を取り違えてしまっても不快感を与えない限りある程度取り返しは効く。
それでもまあ落ちる時は落ちるのだが、今書いたレベルをクリアしていれば後は良い悪いじゃなく相性の問題。10社も回れば絶対一つは内定が出る(出ない場合はそのレベルに達していない、と考えてやり方を見直した方が良いと思う)。
それからもう一点。2007年以降、団塊の世代がどどっと定年で抜けて行くため就職戦線は売り手市場に転ずると見られている。特に急ぐ必要がなければもう後一、二年待った方が良いかも知れない。
5/22(日)
「ニンテンドッグス」。
そのうち買おうと思っていたのだが、どうも気になる点が多いので買う気が冷めてしまった。詰らなそうだという訳では無いのだが、余程の事がない限りもう買う気にはならないと思う。
気に入らないのは大きく二点。
まず一点目。このソフトは実質「馴れ合いツール」であるらしいこと。出会いの機会を増やしたい人なら良いかも知れないが、私は見ず知らずの人間と馴れ合う趣味は無い。
二点目。このソフトで飼い始めた犬を、自分の意志以外で手放すことが出来ないこと。
これは致命的だ。要するに、いったんプレイし始めたら、飼っている犬に対して自ら何らかの形で引導を渡してやらないといけなくなる訳である。
考えてみて欲しい。「殺さない限り絶対に死なないペット」。それを飼うだけの覚悟がどれだけの人間にあると言うのか。「たかがゲームじゃないか」と思われるかも知れないが、たかがゲームであれそんなペットを飼う覚悟は私には無い(現在プレイしている方はその辺をどのように考えているんだろう)。
で、私が最近DSでプレイしているのは「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」。
「頭の体操」みたいなコンセプト自体は正直私にとってどうでも良いのだが、マイクとタッチペンを効果的に使ったミニゲームとして純粋に楽しい。反射神経だけでなく適当にアタマを使う匙加減が良いな。ほら、中学生の時に「○分以内で解け!」とか言いながら友人とパズルの問題を出し合って遊んだあの感じ。単純計算のスピード競争なんか、同レベルの相手と対戦すると燃えるだろうな。
5/21(土)
>一ヶ月でも長いくらいじゃない、とゆいたいですw
Oノ
ノ\_・’ヽO.
└ _ノ ヽ <S氏
〉
さて。
国立民族学博物館(みんぱく)へ。
特別展「昨日よりワクワクしてきた」。
見に行くのはこれで3回目だ。とりわけこの特別展が気に入った、と言う訳でもないのだが、地図を眺めていて「みんぱくへはわざわざモノレールで万博記念公園まで行かなくても阪急京都線の山田駅から歩いたほうが早くて安いんじゃない?」と気付いたので試してみることにしたのである。
まあ、結論としては期待通り。交通費は半額以下、所要時間もほぼ同じかやや早い。梅田から万博公園に行く機会のある方は憶えておいて損はないと思う。
で、特別展。
基本的に私は「アート」と言うものがニガテなのだが、この展示ではアートを「鑑賞する」のではなく「体験する」と言うスタンスで受け入れやすくしているように感じる。とは言えどうしても「このアーティストの表現はニガテだ」と感じるのはあったのだがまあこれは仕方あるまい。
以前来た時はテルミンの音がちゃんと鳴ってくれなかったのだが、今日はちゃんと鳴ってくれた。何というか「フィヨフィヨフィヨフィヨ……」みたいな変な音が鳴る。これはアンプでリバーブかけすぎなのかそれとももともとこういう音なのかはよく判らないが、「例のアレ含む」とか言いたくなる感じだ。
6月に入ってからやる「パン人間」はちょっと気になるが、まあ、この特別展に行くのはこれで最後だろう。吹き抜けリリアンは結局どこまで伸びるんだろうか。
5/20(金)
「助けてアルゴマン」と良く言うが、アルゴマンの正体はファミ通のヒゲこと浜村通信だ。本当にあんなのに助けて欲しいのか。
■ 「日刊!ニュースな本棚 ・第2回 ムーミン谷のほのぼのオタップルの巻」
>この作品から勝手に読み取った教訓は2つ。
>「オタクはオタクとつきあえ」
>「ただしジャンルの違うオタクとだ!」
これについては全くその通りだと思う。私は「恋人は趣味が同じ人にすべき」という主張には断固反対する立場だ。
「わりとどうでも良い」程度の趣味なら問題ないが、「これだけは譲れない・誰にも負けない」という拘りを持つ趣味を同じくする人間を恋人にした場合はまず駄目だ。最初のうちは良いかも知れないが、そのうちにまず間違いなく宗教戦争に発展する。ほら、押井守ファンを見よ。連中は年中飽きずにファン同士で罵りあっているではないか。
例えばだ。私に博物館巡りを趣味とする恋人が居たとする。で、そいつが「大阪市立自然史博物館? イヤイヤもう古いよ。今は断然琵琶湖博物館の方が素敵だよね」とか判った風な口をきいたらもう駄目だね。臨戦モードになるね。「『地域の自然』の情報拠点 自然史博物館」とか「死物学の観察ノート―身近な哺乳類のプロファイリング」あたりを目の前に積んで「このくらい読んでから物を言うんだね。これだからトーシロは(プ」とか言うね(念のため書いておくが私は琵琶湖博物館も大好きだ)。
……とまあ、要するに、拘りのある趣味に関してはあまり親しい友人・恋人に立ち入らせるべきではない、と言うのが私の主張なワケだ。うん。
5/19(木)
今日付の天声人語。思わず爆笑してしまったので引用してみる。
>先日、尼崎駅の時刻表に触れた。朝8時台に大阪駅や京都駅方面へ向かう電車が40本あり、東京の山手線が二十数本だから、確かに、かなり密だと思ったと書いた。山手線は複線だが、尼崎の方は複々線だ。従って、山手線ほど密とは言えない。
> ただ、日頃から東京の通勤線については、「密」を通り越した「過密」という思いがある。それほどではないにしろ、尼崎の方も既に「かなり密」な状態と感じられた。
先日「複々線と複線の区別すらせず単に「山手線ですら二十数本(正確には24本)だから40本と言うのは密だ」と判断するのは筆者に何らかの意図があるか、そうでなければ筆者が馬鹿であるかのどちらかだろう」と書いた。
これは「朝日の偉いさんが莫迦な訳がないから何らかの意図があるのだろう」と言う意味合いだったのだが、こういう言い訳を後から書くと言う事は、先日の記事を書いた時点ではどうやら複線と複々線の区別が付いていなかったらしい。真面目にダイヤを見てみればすぐ気付くはずなのだが、天声人語子は何故気付かなかったんだろう。「勘違いしてました」と一言詫びを入れればいい話なのに、以前の地雷ネタにしろ、天声人語子は間違いを認めて謝罪するという事が出来ないらしい。朝日の社風なのだろうか。
■ 「「萌え」時代到来! 今こそ萌えを学んでみる・第2回 萌えを身につける強さ」
>あなた自身の心から、アイデアを生み出すのだ。
>そのためには、すべき最初の一歩は、ただひとつ。
>「この件」について「萌え」ることである。
この記事の著者である米光氏は「ぷよぷよ」「トレジャーハンターG」「バロック」を代表作に持つプランナーらしい。
……「らしい」って言っても、まあ、知ってたけど。
今回のこの記事を読んでいかにも企画屋らしいキャッチーなレトリックに感心してしまったので今初めて知ったようなフリをしてしまった。流石だ。
5/18(水)
■ 「ヒトがペットフードを食べても大丈夫?」
> ツナ缶のようにオイル漬けになってないし、ビタミンなども添加しているので、むしろ健康にいいのでは
>犬用より猫用の方がウマい
うむ。
安くてウマくて健康に良い猫缶を人間が食すのはむしろ合理的とすら言える。君たちも偏見を捨てるべきだ。
■ 「Revolutionは上位互換あり。なんとゲームボーイミクロまで登場」
体操の塚原光男が世界で初めて「月面宙返り」を披露した時、その技が余りに異質すぎて審判に理解されなかったらしいが、何となくそれに似た印象を受ける。
何というか、マイクロソフトとソニーが速球を競い合ってそれぞれ150キロだの160キロを記録しているところに、任天堂が出てきてヘンテコな回転をする130キロの変化球を投げてきた、って感じ。実際にどれだけ凄いのかは実戦で試してみないと判らない。
しかし
>Revolutionは、バーチャルコンソールとすべく開発してきた
と言うのは「エミュレータが売りですよ?」という意味にも聞こえて後ろ向きな印象を受けるな。その点PSシリーズの下位互換とは意味合いが違ってくる。
いずれにせよ、私がハードを買うとすれば欲しいソフトが目当てであるので、ハードのスペックがどれだけ凄かろうが全く関係ない。って言うかデスクリムゾン3は一体いつどのハードで出るのだろうか(そもそも本当に出るのかも疑わしくなってきた)。
5/17(火)
プレイステーション3が発表になったが正直全然興味が涌かない。
表現力だけ向上させて、インタラクティブのキモであるユーザI/Oについては全く変化無し。何というか、喩えて言うなら、毎日デザートに「プッチンプリン」を食べてたけどそのうち食べ飽きて「食べ飽きたから別のが欲しい」って言ったら「ビッグプッチンプリン」が出てきた、いや確かに「ビッグプッチンプリン」は食べたこと無いけどさ、って感じ(我ながら訳が判らない喩えで申し訳ない)。
それはともかく、これならまだ「スペック競争からは降りた」と公言している(らしい)任天堂の新型機の方が期待が持てそうな気がする。
■ 「タクシー強盗容疑で元巨人選手逮捕 奈良県警」
>京都府や奈良県で客を装った男らにタクシーの売上金が奪われる事件が相次ぎ、両府県警共同捜査班は17日、住所不定、元プロ野球巨人選手の松岡正樹容疑者(32)ら3人を、同県内での1件の強盗容疑で逮捕した。
平安の松岡捕手と言えば当時の高校野球界でも目玉的存在だったように記憶している(何しろ座ったまま二塁に牽制球投げるんだぜ)。
近鉄がドラフトで取るとか言う噂もあったが当時の近鉄には山下、古久保、光山、と三人の捕手がいたのでこれ以上取ってどうするんだよと思った覚えがある。
結局巨人に入団し、話を聴かないなと思っているうちにそのままその存在を忘れていたのだが、どうやら一軍経験のないまま引退し、強盗稼業に手を染めるまでに落ちぶれていたそうな。世の中何があるか判らないものだ。もしあの時近鉄に入っていたらどうなっていたんだろうな。
■ 「漫画家の岡部冬彦氏死去 「アッちゃん」などで人気」
どなたかと思えば「アッちゃんのベビーギャング」「きかんしゃやえもん」の人だったのか。
って、水玉螢之丞のお父上でもあったのね。一体何歳なんだ水玉螢之丞。
5/16(月)
■ 「米軍コーラン冒涜記事「誤報かも」と米誌が謝罪」
>電子版のコラムの中で編集者は、この記事は米政府筋の情報をもとに2人の記者が書いたと説明。記事化する前に、2人の米国防総省当局者に取材し、一人はコメントを避け、もう一人はコーラン冒涜の部分については異議を挟まなかったという。
> しかし、報道後の13日、米国防総省スポークスマンが同誌に対し、誤報の可能性を指摘した。同誌が改めて、情報源に当たったところ、「調査報告書でコーラン冒涜事件を読んだのかどうかはっきりしない。別の調査文書などで見たのかも知れない」と語ったという。
よーするに「裏の取れてない情報だけど、否定されなかったから事実なのだ」と言うロジックで記事にした、と言う事らしい。
この件について日本ではおおむね「誤報だった」と言う風に伝えられている中、朝日だけが「誤報かも」と言うニュアンスで報じているが、これはつまりこのロジックが、朝日が報じたNHKの番組改編報道と同じだからだろう(このニューズウィークの記事を「誤報」と断定すれば、同じロジックで記事にしたNHK問題も「誤報」と言う事になってしまう)。ニューズウィークも「信用できる人から聴いた」と主張して「取材元の秘匿」を盾に逃げ切れば良かったのにな。
5/15(日)
2005/05/15 大阪市立自然史博物館
どうだいこのポスター。カッコイイだろう。
と書いてどれだけ賛同が得られるかやや不安ではあるが、公立の博物館としては個人的に一番好きな博物館、大阪市立自然史博物館(余談だが初代館長は筒井嘉隆氏。筒井康隆の父である)。
久々に出向いたが「『地域の自然』の情報拠点 自然史博物館」を読んだ後だと見る目が変わってくるな。展示物が「何を意図して」「何故そう言う方法で」展示されているのかが解るようになるので面白さが断然違うのである。骨格標本サイコー! セミの抜け殻サイコー!(※危ない人ではありません)
少なくとも地元の人間なら確実に面白いと思える筈なので多少でも興味があれば是非足を運んでみて欲しい。
秋には恐竜博も来るそうなのでまた行かねばなるまい。
あと、ついでに(と言っては何だが)「住まいのミュージアム」へ。
殆どぐるっとパスのスタンプ集めのために行ったようなものだが(とうとう15個集まった)前回来た時よりは楽しめた。とは言えひたすらお手玉に興じていただけなのだが(次回行く時はおじゃみ作りにチャレンジする積もりだ)。ここって博物館と言うより、むしろ舞台小屋に近い印象がある。
5/14(土)
頭の良い人間でも、感情的になると信じられないミスを犯す事がある。頭の良くない人間なら尚更である。
特に「自分は悪くない/間違っていない」という風に感情的になると(ムキになると)端からは目も当てられない。自分のプライドは守れるかも知れないが、その代わりに失う物は大きいぞ。
■ 「「コーランをトイレに流した」と報道、反米抗議広がる」
>キューバのグアンタナモ米軍基地で、聖典「コーラン」をトイレに流すなど、イスラム教を冒涜(ぼうとく)する行為があったとの米誌報道
う~む。
コーランを一体どうやってトイレに流すのかよく判らないのだがどうなのか。
読売新聞のこの記事も「報道があった」と言う感じのやや腰が引けたスタンスで報道しているので個人的にこの「米紙報道」に関してはちょっと胡散臭く感じている。
……とここまで書いてアップせずに16日まで放置していたら、やはりというか16日になって誤報報道が。どうしようかと思ったが他にネタもないのでこのままアップロードする(これでは後出しジャンケンである)。しかし「誤報だ誤報だバンザイ」と浮かれていてはまた何か落とし穴に嵌りそうな気がしないでもないので気を付けよう。「自分に都合が良い情報は特に疑う」のは基本である。
5/13(金)
■ 「MGアッガイ、7月発売」
私がアッガイ好きである事は以前書いた事があるような気がする。今を遡る事二十数年前、私が初めて作ったガンプラはアッガイであった。
私の周りではアッガイは「マイナーな事で有名」と言うラッセルのパラドックスのような位置づけのキャラで、MG化はまあ無理だろうなと思っていただけに今回の発売決定は素直に嬉しい。二十数年ぶりにガンプラを買う事になりそうだ。
ちなみに某所ではアッガイ、「ネタキャラ・萌えキャラ」扱いされていたようでこのようなスレも立っている。特にこのレスはアッガイの現在の位置づけを端的に示していると言えよう。
ファーストガンダムから出演しているMSなのに、「MG発売」の報で真っ先に「ネタだろ?」と思われてしまうアッガイ……。不憫なキャラだ。
というわけで
___
/: 》:、 ∩
(===○=) 彡 アッガイ!アッガイ!
/ / ⇔ )
⊂彡
5/12(木)
■ 「「萌え」時代到来! 今こそ萌えを学んでみる」
>この連載では、「萌え」を以下のように定義する。
>「何かに対して、不十分な情報を補って、好きになるという美意識」
おお。
一瞬膝を叩いたが、ちょっと疑問が。
これが「萌え」なのだとしたら、「萌え」と「恋愛感情」の違いって何なんだろう。一般的な恋愛の殆どはこの定義に合致してしまうような気がするのだが。
■ 「Wikipedia : Category:日本の博物館」
とりあえずメモ。
5/11(水)
■ 「<TBS>コラム盗用 読売新聞の「よみうり寸評」を」
> 「ダッグアウト」は社員と契約ライター2人の計3人が順番に担当し、30代のフリーライターが問題のコラムを執筆。TBSはこのライターとの契約を打ち切った。
■ 「<TBS>記事盗用は17件 部長が外部筆者に責任転嫁」
>盗用したのは当初発表していたフリーライターではなく、すべてTBSテレビ編成制作本部スポーツ局担当部長(47)が行っていた。社内調査が始まったため、ライターが執筆したことにするよう責任を押しつけていた。
記事盗用、それがばれると虚偽説明で責任逃れ。
……メディアとしてやってはいけない事、と言うかメディアの自殺行為だと思うのだが、まあどうせ有耶無耶にされて終わりだろう。マスコミは他人の不祥事には厳しいが、自分の不祥事にはとことん甘い。メディアには「自分に都合の悪い報道をしない自由」がある。自由とは素晴らしい。
ちなみに毎日新聞にはJRの事故関連でこのような疑惑も持ち上がっているが、さて。
5/10(火)
今日付けの天声人語。
> 先日、JRの尼崎駅に降りた時、時刻表を見た。脱線した電車と同じく、この駅から大阪の北新地などへ向かう線の本数は、朝8時台で上りが13本だった。そして、大阪駅や京都駅へ向かう線の方には、40本あった。東京の山手線が二十数本だから、確かに、かなり密だと思った。
この二つの路線は条件が違いすぎるのでどちらが密か、を比較するのは難しい。例えば恣意的な比較をするなら「事故が起こった福知山線の宝塚-尼崎間は事故の起こった朝9時台には12本しかなく全く密とは言えない」と嘯くことも可能だ。にも関わらず、複々線と複線の区別すらせず単に「山手線ですら二十数本(正確には24本)だから40本と言うのは密だ」と判断するのは筆者に何らかの意図があるか、そうでなければ筆者が馬鹿であるかのどちらかだろう(ちなみに天声人語の記述では「山手線より密である」と言う表現は避けられているのでご注意)。少なくとも事故が起こった9時台ではなく一番過密な8時台を持ってくるあたり、何らかの意図があることは間違いないように思う。
ちなみに私は「JRの過酷労働が事件の引き金」のような報道を信じていないし「組合が弱かったので会社に抵抗できなかった」論も信じていない。会社-組合の対立関係で片方の声のみが聞こえてくる状況において、その声を全面的に信用する気になるほうがどうかしている。
5/9(月)
誕生日。
とうとう25歳になってしまった。四捨五入すると30歳。あと何年くらい25歳でいようか。
(今年は事前の根回しのお陰か各方面から祝福の言葉を頂きました。ありがとうございます。>各位)
と言うわけで今日は久々に仕事。連休中に体調を崩していたらしく体が妙に重い(単に連休ボケなだけかもしれないが)。
ああ、そう言えば連休中にぐるっとパスを使いまくろうと思っていたのに結局一箇所しか使わなかったな。いや、博物館やそれに類する所は八箇所ほど回っているわけだが。
5/8(日)
あーあー、明日は斑猫氏の誕生日デスよ皆さん。
いや、別に何か寄越せとか言う訳ではこれっぽっちもありませんが。いや、ホントにありませんが。
(屮゚Д゚)屮
ちなみに25歳になります(←意義は受け付けません)。
5/7(土)
軌道星隊シゴセンジャー。
これのお陰で明石の天文科学館は私の中での「最強プラネタリウム」の座を揺るぎない物にしたワケだが。
シゴセンジャー、あのあと科学館のロビーで星博士と一緒に「ちまき」を売っていたそうな。Mixiにその光景をアップされている方が居らっしゃったので拝見したのだが、ああ、ああ、素敵すぎる。
それはともかく今日は梅田スカイビル展望台へ。
……って特に書く事はないのだが、肉眼で明石海峡大橋はもちろん、万博公園の太陽の塔まで見えたのにはちょっと吃驚した。大阪平野って思ったより見晴らしがよいのだな。
5/6(金)
他の人はどうなのか知らないのだが、私に限って言うと、旅行後と言うのは何故か数日間意識が飛ぶ傾向がある。
今日もそう言う日に該当するらしく、思い返してみても何をしていたのか良く思い出せない(あ、ドラえもんを観た事は憶えているな)。
と言う訳で一回休み(手抜きで済まぬ)。
5/5(木)
何故か手元にタダ券があったので、プロ野球「オリックス-西武戦」を見に大阪ドームへ。
うーむ。
試合を見ていて気付いたのだが、私はやはりオリックス側を応援してしまうらしい。いや、確かに親会社は積極的に嫌いなのだが、それを言うなら佐伯オーナー逝去後の近鉄も好きではなかったワケで。監督コーチや選手には罪はないなと。
と言う訳で、以前程熱心ではないにせよ、オリックスと楽天はボチボチと応援していく事にする。どっちも会社としては嫌いな方に属するのは皮肉な話だが。
5/4(水)
「明淡アンプラグドジャーニー」二日目。
9:00
出立。
9:30
淡路ハイウェイオアシス。
単についでに立ち寄っただけなので特筆すべき事は無し。
10:00
国営明石海峡公園。
流石国営。広い。和む。
植物園に行く時間はなかった。また機会があれば再訪してみたい物だ。
11:00
たこフェリー。
島から本土へバイクでわたる人間は少ないらしく(時刻の関係か?)、今度は待ち時間無し。
11:30
明石市立天文科学館。
昨日旨かったカレーパンを昼食にする。館内には入らず。
13:00
UCCコ-ヒ-博物館。
展示内容は可もなく不可もなくだが、手元に置いておける値頃な資料集は欲しい。
館内のショップでカプチーノ・ボルジアを飲む。劇的という程ではないが旨い。
15:00
神戸市立青少年科学館。
時間の都合でプラネタリウムのみ。
美しいストーリー仕立ての構成は、演出が眠い事を除けば良くできている(銀河の泡状構造も見せてくれる)が、明石に較べると良くも悪くも堅苦しくてインパクトはない(本当はこれが普通なのだが)。あと、(明石とは違う意味で)全体的に子供向けな印象は強い。
18:00
帰宅。
本日の総走行距離77キロ。
ラスト20キロはすっかりバテて半泣きになりながら自転車を漕いでいたが、そんな状態でもママチャリ程度なら余裕でぶっちぎれるのが良いな。
それはともかく、流石にちょっと膝に無理が来たらしいのでしばらく大人しくしている事にする。
5/3(火)
と言う訳で、愛車「人民一号(←旅行中に名付けた)」を駆り「明淡アンプラグドジャーニー(意味わからん)」に出発する斑猫であった。
7:00
出立。
途中、ロードレーサー二台との、30分以上にわたる熾烈なバトル。
10:00
明石市立天文科学館。
子供の日の関係で、館前ではバザーが開催されていた。100円の手作りカレーパンがとても旨い。
プラネタリウムは子供の日特別番組「軌道星隊シゴセンジャー」。
普通、プラネタリウムの子供向け番組と言えば、プラネタリウムにて子供向けファンシーキャラが投影されそのキャラクターが星の説明をしたりする、と言うパターンが一般的なのだが、この科学館の方法論はそれとは一線を画する。
プラネタリウム上映中、急に周りが明るくなり、星の被り物をしたサングラスの男がプラネタリウム壇上に上がって宣言するのである。
「わはははは。このプラネタリウムはこの『ブラック星博士』がのっとった」
何というハプニングだろう。呆然としていると、今度はヒーローの被り物をした男二人が上がってくる。
「我々は『軌道星隊シゴセンジャー』! ブラック星博士、お前の好きにはさせん!」
……いや、別に良いけどサァ。
少なくともプラネタリウムで爆笑してしまったのは初めてではある。素敵すぎるぞ明石市立天文科学館。
11:30
明石市立文化博物館。
入館料金が800円に値上がりしていて「?」と思ったが、なんでも竹久夢二展が開催されている関係らしい。夢二は特に好きではないのでスルーしようかとも思ったが、せっかくだからの精神で見てみる事にした。せっかくだから。
んー。
時々「オッ」と目を見張る作品もあって思いの外悪くない。微妙に高橋葉介のかほりも(逆だが)。でも正直800円はちょっと高価いな。
12:10
たこフェリー。
1時間半待ち。休み中の関係か、バイクで島に渡る人が多いようだ。予想外のタイムロス。
15:00
北淡町震災記念公園。
うーむ。
どうも物産館がメインのような印象を受ける。雰囲気的に、「資料館」の類と言うよりは「観光地」の色合いが強いような気がする。
16:00
北淡町民俗資料館。
以前来た時に較べると資料が整理されているような気がする。「テレヴィの上に無造作に桶を置く」ような展示は無くなっていた。しかし展示はやはり手作りで真面目に作ってあるのが好印象。気が触れたように写真を撮りまくる。
17:30
宿チェックイン。
18:00
出発前に目を付けておいた定食屋のシャッターが降りていた。
「この辺の店は閉まるの早いよ」と宿のおばちゃんに言われていたが夕食時に閉まっているとは思わなかった。仕方なくフェリーターミナル二階の中華料理屋で海鮮丼を食べる。600円。値段からして酒のアテみたいな物が出てくるかとも思ったが充分なボリュームと味。美味い。
18:30
宿に戻ろうとしたら、件の定食屋のシャッターが上がっていた。なんだかよく解らないが再開店でもしたらしい。
と言う訳で、当初の予定通り活魚料理の店「源平」にて「源氏定食」を食べる。鯛のお頭のアラ煮が反則級に旨い。2650円と安くはないが、機会があれば一度食べてみる事をお薦めする。
19:30
美湯松帆の郷。
西日本有数のラドン温泉らしい。
何故か見知らぬ子供に「どっちが長くサウナに入っていられるかバトル」を(勝手に)挑まれたのでやむなく15分程サウナに浸って死にかける。
その後「どっちが長く水風呂に入っていられるかバトル」の途中で敵前逃亡。今日はこのくらいにしておいてやろう(←子供相手に負けるなよ)。
21:00
宿。
本日の総走行距離96キロ。翌日に続く。
5/2(月)
今日は滋賀県立琵琶湖博物館へ。
うーん、ここは何度来ても良い。やはり良い。
自然史展示や文化史展示のいずれに於いても一通りの言い分を持ち、これでひとかどの博物館として必要充分なボリュームを備えているな、と納得させた後に待ち構えている水族展示。この充実ぶりがただごとではないのである。淡水のみとは言え、これだけで下手な水族館以上のボリュームだ。それに加えて植物園も併設されているという念の入りよう。交通の便が悪いのがやや残念だが、公立の博物館としてはピカイチだ。ここだけで丸一日楽しめる。近場の方は是非足を運んでみて欲しい。
ちなみに館内のレストランでは、オオクチバス(ブラックバス)のハンバーガーや天丼が食べられる(「ここでしか食べられない」らしい)ので興味のある方は一度食べてみては如何だろう。いや、味は普通の白身魚と変わらないんだけど。
5/1(日)
今日は「キッズプラザ大阪」へ。
いや、いくらぐるっとパスがあるからと言っても行く場所は選ぼうぜ>自分
ま、別に良いけどさー。
2005/05/01 キッズプラザ大阪
ここの内装は見たとおり狂っているが、これはオーストリアの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーの手によるものである(名前から尾籠な想像をした奴は反省せよ)。
ちなみに氏は悪名高い大阪市環境事業局舞洲工場の設計もされている(氏が悪名高い訳ではなく、タダのゴミ処理場に芸術家を登用する方が狂っているのである)。大阪市の偉い人に氏のファンでもいたのだろうか。
それはともかく、キッズプラザ。
連休中だけあって物凄い人込み。
普通の大人は子供の保護者として他の大人と喋ったり椅子に座ったりしているケースが目立つが、私はそこらの子供と一緒になって民族衣装のコスプレをしたり、ゾーイトロープで「キタ━━(゚∀゚)━━━━!!」のAAを回転させて遊んだりしてしまった。端から見たら物凄く危ない人みたいなのかも知れないが私は気にしない。子供が楽しめる施設である事は確かだが、拘りを捨てると大人でも充分楽しいぞ。
2005/05/01 ドラえもん