自己満足の世界

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2/28(火)

「北九州空港、メーテルがご案内」
「新空港案内はメーテルロボ 北九州PR 言葉は「1500通り」」
>昨年五月から製作にかかり、開発費は約千万円。
 安っ! 材料費等を一切考慮せず、全て人件費としても12人月程度か。ありえない。無給の学生をこき使ったんだろうか。
 見栄えとしては確かにそれっぽいが、ちょっと体と顔のバランスが悪いような気がする。なんか足が膝あたりでちょん切れてるようにも見えるな。

「二子玉川いぬねこ里親会:押井守デザインTシャツ」
>このTシャツを\3000という価格で会員以外の方々にも販売し、その売上金を全て犬猫たちの医療費に充てさせて頂きたいと思います。
 ちゃんと会計報告もされているのでその点は安心だと思う。
 しかし去年の会計、Tシャツの収益では制作費すら回収出来てないな。このWebページがいつからあるのか知らないが、今だカウンターは20000に達してないし、Tシャツの売り上げも124枚のみか。しかも一般販売で売れたのはその半分以下。知名度が全く足りていないような気がする。
 にしては「数に限りがありますので一人10枚まで」と言う制限がかかってるのがよく解らないな。全部売れたら黒字が出る程度の算盤ははじいてるんだろうか。ちょっと意図が読めない。


2/27(月)

 北斗の拳。じゃなくて。
 しかし何をどう間違えたらこうなるんだろうか。

「【角川春樹氏】刑務所に入って良かった 生涯不良を貫く」
>この間までは、日本の地震を止めることに命を懸けていた。それで止めたんだよ。

>止めるだけの能力を持っているからね。だからサイバー戦争になった時に、最も大きな力を発揮するのは私だろうね。荒唐無稽に聞こえるかもしれないけど、一つひとつ実績がある。この前の台風も東京を直撃するというので、迂回させたんだ。それで静岡を通って千葉に抜けた。
 ああ、相変わらずやねぇ。
 むかーしどこかで小耳に挟んだ話だが、この方、会議中にいきなりガバッと地面に這いつくばって動かなくなったことがあったらしい。で、後で「何してたんですか」と訊くと「地震を止めていた」と答えたそうな。
 と言うわけで角川春樹ある限り日本は安全だ。台風を逸らせるくらいだからもしどっかの国が長距離ミサイルを打ち込んできても軌道を変えるくらいワケないだろう。


2/26(日)

 今日はキッズプラザへ。
 一階ホールにて、熊本JAがイチゴを配っていたので二パック貰ってきた。一パック5個入りだったがそれだけ食べるとすっかり気が済んでしまうくらいの大きさ。よく見掛ける「とよのか」に較べてかなり大振りなのでひょっとしたら「ひのしずく」かも知れない。私が食べたのは完全に熟し切ってない感じで色付きが悪く身もちょっと堅めだった(試供品なので選別基準が甘いのかも知れん)がそれでも充分美味かった。(タダで貰ったからには一応宣伝しておく)
 それはともかくキッズプラザ。昔のオモチャとかが置いてあるコーナーでちょっとお手玉を試したが、三つ玉なら割と出来るようになってるな。もっと安定したらボールとかバトンとかも試してみるかね。

「「ゲド戦記」トレイラー」
 第三部がベースだそうだが、んー、それにしてはゲド若すぎない? アレンから見たゲドは「老人」そのものだったような記憶があるのだが、このキャラデザではせいぜい壮年にさしかかった程度にしか見えない。とは言え最後に読んだのはもう十数年前なのでもっかい読み直してみると印象が変わるかも知れないな。


2/25(土)

「ゴジラ・ファイナルウォーズ」観た。
感想:
 うおおおおお。
 これはイカス! インチキ臭い! 素晴らしい! 面白い!
 観終わった後、興奮のあまり踊りながら立て続けに二度目の再生を始めてしまったが、十分くらい観てふと我に返って停止ボタンを押した。そのくらい面白い映画だ。え、意味解らん? うん、私も良くわかんない。
 とにかくインチキ臭い安いシナリオに大仰な演技。玄田哲章の声で喋るドン・フライのケレン味、そして何より主演俳優ゴジラのカッコ良さ! 覚醒直後ガイガンを一撃で粉砕したシーンはウヒョーとか叫びたくなってしまったぞ。ここまでゴジラがカッコいいゴジラ映画は観たことがない。「大怪獣総攻撃」も「リアル系ゴジラ映画」の白眉と言える出来だと思うが、これはゴジラがシェーをしたり火炎で空を飛んだりする「お祭り系ゴジラ映画」の傑作と言える(と言い切るのはちょっと不安だが)。大体、「大怪獣総攻撃」はゴジラが悪役に徹している分ゴジラに肩入れしにくいんだ。設定をリアルにするとゴジラに肩入れする理由が見いだせなくなってしまうんだな。その点、本作のゴジラは悪役でありながら観客が肩入れするモチベーションが存分に与えられているため、ゴジラがおおあばれする様に遠慮無く快哉を叫ぶことが出来る。いけいけゴジラ! わるいかいじゅうをやっつけろ!
 そういう設定を活かすために、ストーリーの整合性なぞ一切無視しているのも潔い。何の説明もなくミニラが山奥で子供と暮らしているのも主人公達がいきなり瞬間移動するのも正しい。昭和ゴジラで必要だった「敵怪獣の必然性」をすっかり吹っ飛ばしているのも全く正しい。
 ちなみにこの映画を「怪獣への愛がない」みたいなロジックでの批判をしている方々もいらっしゃるようだ。自分は怪獣映画を愛している、怪獣への愛がある。でもこの映画には自分が考える形での愛がない、だからこれは愛のない怪獣映画だ。そう言う方々が悪いとは思わないが、制作者がそう言う方々をのみターゲットとしてきた、あるいは制作者自身がそう言う方々だったために、怪獣映画はここまで落ちぶれたのだ。そう言う既成の「あるべき怪獣映画」の枠を破壊したという点でもこの映画は最大限に評価すべきだと思う。

 ただし、この映画にも欠点はないわけではない。何より人間側のパートが全く駄目。キャストはクドいごく一部を除けば壊滅的。こんな映画で真面目に演技してるんじゃねえよと言いたくなるぞ松岡。ドンフライの、北村一輝の壊れっぷりを少しは見習え。
 っていうかだ、そもそも登場人物が多すぎるんだ。これは半分くらいに整理すべきだと思う。少なくともヒロインは一人で良いし、ケインも要らない。
 あと、中盤の流れもリズムが悪い。序盤の中程、X星人の正体がバレるまでの流れは良いのに、そこからつまらんアクションが挟まるのが余計。ショッパイ格闘シーンやバイクのチェイスシーンは要らない。ミュータント同士の格闘も、不要とは言わないが今の構成は無駄に多い。だいたいアクションシーンをふんだんに盛り込むにはこの制作陣には引き出しが少なすぎる。とにかく人をワイヤーで釣って時計回りにカメラを回り込ませてりゃいいと思ってるのか? 怪獣パートのデタラメさ・素晴らしさに較べると人間パートのこのつまらなさは本当に不思議だ。

 と文句も書いたが、ここまでデタラメで楽しい映画はそうはない。ホントに「クッダラネー」映画なのだが、そのくだらなさを面白がれる人間には是非お勧めしたい。そうだな、チャウシンチー映画を観て興奮してそこらを走り回ってしまうような人間ならたぶん楽しめるハズだ。(ってそんな奴は私だけか?)


2/24(金)

 今日発売のファミ通に書いてあったらしいのでそろそろ書いても良いかな。

「メルティブラッド・アクトカデンツァ」プレイステーション2版が現在開発中です。我らがエコールソフトウェアより近日?発売予定!

 さあさあこれを買わなきゃエコールファンじゃないぜ! 私は買わないけどな!
 ここまで書いてからファミ通を立ち読みしに行ったが、欄外の真鍋社長のコメントが気になった。
 「最後の開発中でスタッフ一同ガンバってます」。
 ああ、やっぱりエコールだ。「最後の開発中」って何だよ。それを言うなら「開発の終盤」とかだろと。

 あ、それから、以前書いてた「足の痺れ・冷感」の件だが、MRIスキャナで見た限りでは腰の神経には異常がないらしい。じゃあなんなんだろう。異常がないと言われても痺れるのは確かなのだが。


2/23(木)

 ありゃ。
 先週の土曜に「ぐるっとパス」を濫用したのだがそれについてぜんぜん書いてなかった。日記としての体裁上どうかと言う気もするが、今日書く事も特に思いつかないので土曜のことを今日書く。
大阪市立科学館
 友の会入会。

国立国際美術館
 特別展「プーシキン美術館展」。
 本当は常設展しか回る気は無かったが、入り口で見知らぬ人に特別展の招待券を頂いたのでせっかくだから。
 予備知識ゼロだったので一体何を主眼とした展なのかも良く判らず戸惑ったが、単体で見ると好きな作品はある。モネ好きなんだよね。そこはかとなくジャポニズム漂う「白い睡蓮」はとても良い。あと、ゴッホの「刑務所の中庭」は色使いが往年のカプコンくさい。なんとなく。

東洋陶磁美術館
 企画展やきものの狛犬が凄く面白い。会場のあちこちで笑いが漏れる展示と言うのは珍しいような気がする。オススメだ。特に宇野重吉似の狛犬は一部の人間の爆笑を誘っていた。いや、「一部の人間」って私の事じゃないぞ。

ピースおおさか
>大阪国際平和センター(ピースおおさか)は、大阪府・大阪市が共同で1991年(平成3年)に開設した施設で、戦争 の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを訴えることを基本とする設置理念に基づき、展示、調査研究、講演会の開催などの事業を行っています。
 との事だが、少なくとも展示室Bはどうかと思う。前も書いたが「旧日本軍=悪」での思考停止が甚だしく、それを強化するために信憑性が薄い資料をこれでもかと展示しているのは戴けない。
 とはいえ、特別展「国境突破!~1989年ハンガリーの夏、ショプロンから」展は良かった。ベルリンの壁崩壊時の興奮を思い出してグッと来てしまった。

大阪歴史博物館
 常設展のみ閲覧。チケットを買った後で特別展のほうにすればよかったと後悔してしまった。特に印象に残ったものは無し。


2/22(水)

 今日って「猫の日」らしいがどうなのか。

「横浜ギャルリーパリ 展覧会:第19回ねこ展」
 あ、こんなのやってるのか。わざわざ横浜まで見に行かないけど。

「goo注目ワード ピックアップ・・・プリン丼」
> このプリン、特殊な機械で殻を全く割らずに作られたもの。よって、原料はたまご100パーセント。

> このプリンをご飯に載せて醤油をたらせば、たちまちプリン丼のできあがり。
 たまご100%のものをご飯に乗せて醤油を垂らして……。
 それって「タマゴかけごはん」とどう違うんだろうか。


2/21(火)

 最近買った本。
クイック・ジャパン 64号
 ドラえもん特集号。
 まだ全部読んではいないが、特集に関してはとても密度の濃い内容で、少なくともこれを目当てに買った場合は900円の元は取れるはず。
 ただし、それ以外の記事は正直余り面白くない。昔から思うのだが、この手の「サブカルチャーもの」ってもはや自家中毒を起こしているような気がして仕方がない。

METHODS~押井守『パトレイバー2』演出ノート
 プレミアものだったパトレイバーの「Methods」が復刊されたので買ってみた。届いたばかりなのでまだ読んでいない。
 ちなみにこれ、オークション等では定価の何倍もの値段でやりとりされているようだ。出品したら騙されて買う人がいるだろうか。いや、しないけど。

ネムキ 2006年3月号
 この雑誌10年以上前から読んでるが、最近の方向性が良くわからん。昔からの執筆陣は安定して面白いと思うが、近年入ってきた方々のはどうも設定が軽く感じられて仕方ない。編集者の入れ替わりがあったのかねえ。


2/20(月)

「ニャンときまぐれ ねこにゃんぼぅ」
 ああ、昔こんなオモチャあったねえ。
 今回のは以前のバージョンより小型化されているようだが、こう言うのはある程度の大きさが無ければ面白くないような気がする。長さ1メートルくらいとは言わないまでも、せめて原寸サイズは欲しい。
 でもこれ、爪が出るのはちょっと良いな。ちゃんと人間の皮膚を切り裂けるぐらい鋭い爪だと実用的なのだが、PL法がある今そう言うわけには行くまい。残念。
 ちなみにこれ、ぱっと見ナニか違うものだと思ってしまったヒトは結構いるはずだ。んなことないか。


2/19(日)

「ハリウッド映画化して欲しいマンガはコレっ!」
>「男性編」のNo.1を飾ったのは、限りなく不老不死に近い体を持つ吸血鬼と、そのモンスターを倒さんとする正義心を持った 超能力を持つ青年との戦いを描く、ストレンジ・アクション作品の荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』。
 ああ、実現したら確かにカッコイイな。老ジョセフはショーン・コネリーあたりか(ベタですまん)。

 しかし……映画化されたらあの台詞回しがぜんぜん表現できないような気もする。吹き替え版ならともかく、字幕版だったら
 「俺は人間をやめるぞ!」→「人間とは おサラバ」
 「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」→「食べたパンと 同じ数だけ」
 みたいになるかもだ。

 で、今日は久々ーーーーーにみんぱくへ。企画展模型で世界旅行─いろんな国の〈私の風景〉─開催中には行きたかったのだがいやあ、良かった。模型の完成度は正直ムラがある感じだったが確かに「私の風景」なんだ。「私の国の風景」じゃなく。
 ついうっかり友の会にも入会してしまいそうになったが手持ちがなかったので勘弁してやることにした。冷静に見ると年間13000円ってちょっと高いよなぁ。「月刊みんぱく」が250円×12ヶ月、「季刊民族学」が1250円×4、常設展無料で500円×年4回として、合計で10000円の価値……。年間10000円なら迷わず入会するのになぁ。万博公園そばのホテルのサウナ券とかも貰えるらしいが……うーむ。どうも「おおコリャお得だ!」感がないな。


2/18(土)

「胎盤癒着の執刀経験なし 逮捕の医師、県が会見」
> 帝王切開手術で女性を死なせたとして業務上過失致死などの疑いで逮捕された福島県立大野病院(福島県大熊町)医師加藤克彦容疑者(38)は、胎盤癒着の執刀経験がなかったことが18日、分かった。
 以前も帝王切開で母親が亡くなって、その遺族が医者を民事で訴えたという事件があった。
 その時も驚いた覚えがあるが、今度は逮捕か。一体どうなってるんだ。
 元々生命の危険がある手術において、手術の結果人が亡くなったケースで医者を業務上過失致死で訴えるのはかなり無理があると思うのだがどうか(「出産なんか生命の危険があるはずがない」と思っている方は意識を改めて欲しい)。よっぽど明白な医療ミスだったのかも知れないが、記事を読む限りではそう確信出来る記述はないな。
 曰く「癒着の可能性がありながら、手術には執刀した加藤容疑者以外に産婦人科医が立ち会っていなかった」とのことだが、そもそもこの病院には産婦人科医がこの医師一人しか居なかったらしい。癒着の可能性が無視出来ないレベルであり且つ転院も十分可能な環境・状況だった場合はともかく、これによりこの医師に責任を全てかぶせるのはかなり気の毒な気がする。むしろ問題にすべきは医者不足だと思う。
 今後こういうケースで執刀医が訴えられる事例が相次ぐようなら産婦人科は勿論、外科医や小児科医はさらに少なくなる。よっぽどの理由がない限りリスクの高い職をあえて選んだりしないからだ。その結果、医者のなり手はどんどん減り、同様の医療事故はさらに増加する。リスクの高い病気はたらい回しにされ、医療費は跳ね上がる。それでも構わないと言うなら好きにすればよいが、私はイヤだな。
 ところで今回のこの記事、「執刀経験がなかった」ことを問題にしているようだが、それならいっそ「執刀経験のない手術をしてはいけない」と言う法律でも作ってはどうか。勿論50年もしたら手術出来る医者が一人も居なくなることになるがそれはそれで仕方ないんじゃないかね。


2/17(金)

「男女2園児刺され死亡、同級生の母親逮捕…滋賀」
 なんだかねぇ。
 禄に情報が出てきていない今の段階で「これだから中国人は命の重みが云々」と中国人批判をしたり、「日本人は排他的だからこの中国人は追いつめられて突発的にやってしまったに違いない可哀想」と日本人批判したりするのは早計だと思うのだがどうかね。
 確かに現状判っている情報を集めた限りでは通常の「恨みによる犯行」とは違うものを感じるが、それが人種の差によるものだと断ずる明確な根拠は現時点ではないと思う(あるというのならその根拠を示して欲しい)。

「「指示メール」の写し公表 アドレス伏せ、民主党」
 ああ、やっちゃったなー民主党。
 真偽がどうあれ、こんな根拠の薄いネタを出して良いもんじゃない(別に道徳的な意味で言ってるのではなく、こんなことしてたらそのうち自滅するからだ)。証拠として出したメールがこれらしいがちょっとこれでは話にならない。喩えて言うなら、一枚の札が偽札かどうかを判断するのに証拠を出せと言われて札を遠くから撮した写真を出してくるような。って書いてて思い出したが朝日が南京大虐殺ネタで同じようなことやってたな。
 さて、この後どうなるんだろう。前の朝日vsNHKみたいに結局ナアナアで終わるような気もするが。


2/16(木)

「世界一早い「ゲド戦記」インタビュー(完全版)」
>僕は「全責任を持つというのは、つまりこの映画のプロデューサーをやるんですかって聞いているんです」と答えました。そうしたら宮さんはル・グウィンさんの前で突然、大きな声を出して、「冗談じゃない! 親子で一本の映画に名前を並べるなんてみっともないことはできない」って。

>まぁそんなことがあって、ル・グウィンさんから「では景色でも見ていて下さい」と言われたんですが、今度は事前に送っておいた2枚の絵についての話になった。一つはポスターになっている吾朗君が描いた竜とアレンが向き合った絵。もう一つは宮さんが描いた第3巻のホートタウンの町の設定の絵なんですが、宮さんが突然、吾朗君の描いた絵を指して、「これは間違っていますよね」と言い出したんです。それで今度は自分の絵を指して、「これが正しいと思います」って。

>彼女はしばし沈黙した後、彼女の前に座っていた宮さんの手をとって「吾朗さんにすべてを預けます」と言いました。それを聞いた宮さんは、「うぅ…」と泣いていました。
 いかにも宮崎駿らしいエピソードで笑えるのだが、こういう人間がそばにいたら、もっと言えばこういう人間が上司だったらたまらんだろうな。相当鈍感な人間か、あるいは押井守みたいに同レベルで張り合える人間でないと付きあえたもんじゃない。

「ウィルコム、WX300KとWX310SAに新色追加」
WX310Kにも310SAの「グレイスフルホワイト」みたいな色があれば良かったのにな。完全に気に入った色がなかったので私は妥協してノーブルピンクにしてしまった。あと、キーの安っぽさ(フルプラスチック)もかなり嫌い。310Kって性能的にはそれほど不満はないのにデザイン面での不満が多すぎる。


2/15(水)

 ここ数日の「どうぶつの森」の状況。

2/12
 門を開けっ放しにして釣りをしていたら某ャトレーゼさんが遊びに来る。
 直後にフリーズしてイトウを初めて釣ったデータが消失。
 でもスーパーで買い物をしてもらったのでバンザイ(ありがとう某ャトレーゼさん)。これで近日中にデパート。
 ちなみにイトウは直後に釣りなおしたので無問題。

2/13
 某ャトレーゼさんの村からネズミが引っ越してくる。これで某ャトレーゼ村からの移民は二匹目。
 しかしどの村も住民の移動が激しいな。

2/14
 自宅が二階建てになる。
 タヌキデパート開店。

2/15
「まいご」が「某氏の村に行きたい」と泣いていたので連れて行くことにした。
 駄目元で門番に訊いてみたら目的の村が門を開けてくれていたので驚く。なんでも、あちらでも「まいごのおかあさん」からお願いされたらしい。この辺のイベントの同期はいったいどうやって取っているんだろう。意図して作ってるのだとしたら凄すぎる。たまたまタイミングが合っただけかもしれないが。

……決して「面白い」と思えるゲームではないのだが、なんだかんだでほぼ毎日プレイしてしまっているな。自宅博物館化計画が完了するか、カブでスッカラカンになるまでは続けてしまいそうな気がする。

「GyaO、筒井康隆やアイドルが主演する「エロティックな総理」」
> USENが運営する動画配信サービス「GyaO」は、オリジナルドラマ「筒井康隆 劇場 エロティックな総理」を2月15日より配信する。視聴は無料。
 あ、今日からなんだ。GyaOは見たこと無かったが試してみるかね。


2/14(火)

 今日はバレンタインデーらしい。
 んー、メレンゲクッキーを焼いてみたのでそれではどうか。(何が「どうか」なのか)

 で、今日は医者に行って点滴を打たれてきた。どうも体調が戻りきらんね。

「「第10惑星」、直径は3千キロ 冥王星より巨大」
>研究グループは、「これに惑星の地位を与えなければ、冥王星を惑星と呼ぶ正当な理由がなくなる」としている。
 大体冥王星の経緯からして

1,計算上この辺りにでかい惑星があるはずだ
        ↓
2,発見! 新惑星「Pluto」と名付けるもんね
        ↓
3,調べてみたらあんまり大きい星じゃないな
        ↓
4,それどころかかなり小さいぞこれ。つうか水星より小さいし!

……と言う感じなんで、「1」がなければそもそも冥王星が惑星と認められていたかも怪しい。「2」から「4」の間の期間が長かったので、惑星であるとの根拠が怪しい、と判った頃には惑星としての存在が定着してしまったんだったと思う。アシモフは冥王星を「中惑星」と呼ぶべきだ、と主張していたが私もそれに賛成だ。今回の新惑星も「中惑星」に分類すればよいし、今後見つかるであろう同程度の星も同じようにすればよいのである。恐らく冥王星と同程度の星はもっと見つかるはずで、それごとに一々論争が巻き起こるよりはその方がすっきりすると思うがどうか。


2/13(月)

「モジャ公」読んだ。
 現在は絶版になっていて、どこからも復刻されていないようだ。
感想:
 おおおおお。
 面白い。これは面白い。「SF短編集」のテイストで子供向けを描いてみた、と言う感じで、「ドラえもん」では仄めかす、あるいは時々顔を見せるに留まっていた「毒」がモロに現れている。
 命の価値すら相対的で、友情なんか都合によってコロコロ変わる偽物だし、悪人はどこまで行っても悪者と来ている。友情とか正義とか、そう言うものをハナっから信じてない。
 聴くところによるとこれが藤子・F・不二雄氏の一番のお気に入りだったらしい。なるほどなぁ。こりゃ復刻出来んわ。「ドラえもん」のおかげでヒューマニズムとか友情とか、そう言う系の人だと思われているF氏のイメージを根底から覆してしまう。「SF短編集」は大人向けだから、と言い訳が効くが、「モジャ公」は……。しかも氏の一番のお気に入りとあってはもう言い逃れのしようがない。恐らく当分の間は復刊されることはないような気がする。


2/12(日)

 体調は相変わらず宜しくないが、この時期は菓子作りシーズンなので重い腰を上げることにした。
 今年は「苺のミルフィーユ」。去年と同じだがこれは去年作ってみてその余りの旨さに卒倒したためだ。「こんな旨いのならレギュラーメニュー決定かも!?」状態である。本当に旨い。半病人でも作れる程度には簡単なのでこれを見ている方は騙されたと思ってぜひ作ってみて欲しい。オーブンの温度設定を間違えてパイ側を一枚焦がしてしまったが、残りの二枚を伸ばして余った生地で三枚目を焼き直した。
 仕上がりは去年と同程度。フォークを突き立てるとパイ皮が薄い層に別れてはらはらと砕ける。この食感が堪らない。

 卵の白身が余ったのでまたなんか作ろう。白身の菓子と言えば……エンゼルケーキかメレンゲクッキーかフィナンシェ。さて。


2/11(土)

 本当なら今日は「ぐるっとパス」を濫用しようと思っていたのだが、なにぶん体調が酷い状態なので、数ヶ月撮り貯めておいた「ドラえもん」をひたすら観ていた。
……とても面白いと思うのだが自称「ドラえもんファン」からはおおむね評判が悪いのはどうしたことだろう。話を聴く限りでは「大山ドラと全然違うから」以上のものはないようだが、単に「違うから」という理由で切り捨てるのは勿体ないと思う。大晦日の「ラジコン大海戦」は素晴らしかったが1,2月の「タタミのたんぼ」「あやうしライオン仮面」も良かった。原作の良さを活かす作りになっている。原作が面白い話は確実に面白い。

 で、ずっと伏せているのもシャクなので、梅田ヨドバシまでPHSの機種変更に行ってきた。
 休日ということもあってか機種変更カウンタは物凄い人混み。全キャリアの総合カウンタなのだが、驚いたことに少なく見積もって7割はウィルコムの契約。ドコモとauが1,2件あったくらいであとは全部ウィルコム。一体どうなってるんだこの勢いは。
 それはともかく機種変したWX310K。
 サクサク。爽快。Webブラウズする時の気分がAH-K3001Vとはまるで別物。こんなに軽快なのならもっと早く変えておくんだった。これでデザインがもっとマシだったら絶讃してるところだったのにな。


2/10(金)

 夜仕事から帰ってきたら、どうも体調がおかしい。
 頭が痛い。胸が悪い。咳が止め処なく出てくる。吐き気が酷くて食べたものを全て戻してしまった。
 日記も書ける状態ではないのでこれにて。


2/9(木)

「伊福部昭氏死去/作曲家」
 ゴジラが傑作たり得たのは「水爆の申し子」たるゴジラの存在はもちろんだが伊福部昭の音楽に因るところも大きいと思う。初代「ゴジラ」のタイトルバックに流れるテーマに震えたのは私だけではないはずだ。特に初期作の矢鱈にキナ臭いテーマが大好きだった。
 しかし逝去の報を聴いてもあまりショックを受けないのは、10年程前に氏が亡くなったというニュースを聴いた記憶があって、それをしばらくの間それを信じていたことがあるからだろう。今思えば本多猪四郎氏の訃報を勘違いしたんだと思うが、その頃からいつ亡くなってもおかしくないような年齢だった筈だ。大往生と言って良いのだろうな。

「pya! 手を上げろ!nya~(その2)」
 私は猫好きではないが(以下略


2/8(水)

 我らがeコールのwebページがリニューアルされましたよ。
>シロートくさかったエコールHPが普通の会社っぽくなりました。
 ああ、大丈夫です。ちゃんと(以下略

「3次元映像:レーザー光使って空中に 産業技術総研が開発」
 おお。
 これはアレだ、スターヲーズのアレだ。レーア姫とかが映し出されたりする奴だ。とうとうアレが現実のものになろうとしているのか。
 とは言え録画した画像を3次元で映し出すのは多分無理だろうな。何故なら、これは単なる「立体にみえる」程度じゃなくて本当の3次元モデルだから。立体テレビみたいにカメラを2台用意するのでは駄目で、あらゆる方向からのスキャンが必要になるから。現実的には、立体の模様とか文字とか、せいぜいCGを表示するのが関の山のような気がする。


2/7(火)

 近いうちにPHSの機種変更をするかも知れなくなってしまった。
 今変えるとすればWX310Kか……う~む。SAがOpera搭載なら悩むこともなかったのだが。

「pya! もうだめnya・・・(その2)」
 見事な電池の切れっぷりだ。


2/6(月)

「日大光が丘病院で投薬ミス=早産の乳児死亡-警視庁」
>本来は子宮の張りを弱める収縮抑制剤を渡されるべきところを、誤って陣痛を強める収縮剤が処方され、退院後ものみ続けた。
 これは恐らく、と言うかまず間違いなくウテメリンと間違えてメテナリンを処方したんだと思う。
 って、何で私がそんなことが判るのかというと、これは別に私が薬に詳しいからではなく、この二つの薬は紛らわしいという話はむかーしからあったから。紛らわしい名前の癖に作用が正反対なので時々取り違えて医療事故が発生している、と言う話を昔に読んだことがある。このニュースを見てふと思い出した。
 間違えやすいと言うことは現場の人間なら恐らく認識していたはずで、それをそのまま放置していたとすれば一体誰の責任になるんだろう。それぞれの薬のメーカーか、認可を出した厚生労働省か、処方した当事者か。まあ当事者の責任は逃れがたいとして、前二者の責任が問われることはないのだろうか。
 余談だが、個人的にはタリビッドクラビットも紛らわしいと思う。以前同時期にこの二つを服用していたことがあって、どっちがどっちだがよく判らなくなって難儀した。もうちょっと判りやすい名前にしてくれ参天製薬。


2/5(日)

 あ、しまった。
「新しいメルアドは2月に告知する」と書いたのにまだ告知していなかった。
 え~、新しいメルアドは、「mousecatアットマークbh.wakwak.com」です。もちろん「アットマーク」はちゃんと記号に置き換えてください。

 と言うわけで今日は大阪市立科学館へ。
 来るたびに驚くのが、プラネタリウム。ちょくちょくここのプラネタリウムについては不満点について文句をつけて来たのだが、その文句をつけたところが次に来るとピンポイントで修正されている。以前「照明の位置が悪いのか、薄明かりのシーンなどで天頂あたりに円形の明かりムラが出来てしまっている。」と不満を書いたのだが、今日見てみるとこの照明がLEDに変更され、明かりムラが出ないように改善されていた。ひょっとして関係者の方、私の日記読んでたりしますか?(なわけないが)
 んなわけで、アイマックス型のプラネタリウムとしては恐らく現時点で最高レベルだろう。渡辺学芸員さんの解説も本当に上手い。明石市立天文科学館に次ぐ完成度と言えるのではないだろうか(他に優れたプラネタリウムをご存じの方がいれば教えて欲しい)。
 うーむ、友の会にも入会しちゃおうかね。年額3000円だからそんな無茶な値段でもない。え~と、未来館と市立科学館、天文科学館とみんぱくの友の会に入るとして、年額は合計1000+3000+2000+13000=19000円。趣味に使う金としては悪くないのかもな。


2006/02/05 コニカミノルタ「INFINIUM L-OSAKA」



2/4(土)

 一昨日「徹底抗戦する」と書いたので実践せねばならない。
 とにかく現状は仕事での疲労が蓄積しすぎている。
 そこでだ。
 この疲労を打ち消すためには、逆位相の疲れを与えてやればよい。そんな莫迦なとお思いの方も居られるだろうが、これは1986年にドイツの心理学者W.シュヴァルツシルトにより提唱された歴とした学説である。ちなみに氏はこの論文によりノーベル生物学賞の有力候補にもなっているのだが、全部嘘なので信じないように。
 まあそれはともかく、最近趣味に全然時間を割けていないのは事実なので、ひさびさに「ぐるっとパス関西」を買ってきた。いくら忙しくても趣味を疎かにしてはいかんね。生命力が低下する。

 で、今日は「住まいのミュージアム」に行ってきた。ここ、初めて行った時はあまり良い印象を持たなかったのだが、ミュージアムと思わなければそれなりに楽しい。今日はひたすらお手玉の練習をしていた。ボランティアの方にレクチャー頂いて「なかなかスジが良いのですぐ3つ玉も出来るようになる」と褒められたのでもう少し頑張ってみる。

 それから、今日は「どうぶつの森」のWiFi接続で某ャトレーゼさんと遊んでみた。
 しかしこのゲームの「遊びに来て貰ったけど何して良いのかよくわからん」感覚は新鮮というか何というか。チャットが異様にやりにくいのもどうなんだろう(別にPCのメッセンジャーとか併用した方が良いような気もする)。とりあえずデスクリ話を30分ほどしてから自宅を案内。私の家は国立科学博物館をイメージして化石を展示してあるのだが、それを見てシャトレーゼさんが驚いていたのが意外だった(ありがちなレイアウトだと思っていたので)。しかし博物館があるのなら服の展示も出来ると良かったのにな。民俗展示室も作ろうと思っているのに展示するネタがない。


2/3(金)

 昨日「徹底抗戦する」と書いたので実践せねばならない。
 まずはこの症状を何とかする。そのために医者に行く。すぐに直るものではないとしても、ある程度の方向性が見えるはずだ。
 症状から見て神経内科か整形外科か。ウチの近所には神経内科の開業医はないようなので、整形外科に行ってみることにした。調べてみるとごく近所に整形外科があるらしい。
 地図を頼りに病院を探してみたが、その辺りにはマンションしかないし、一階にテナントとして入っているようでもない。
 散々探し回った挙げ句マンションの入り口に看板が掛かっているのを見つけた。
 場所はマンションの二階。
 ごく普通のマンションの一室。ドアが開けっ放しで「○○医院」の貼り紙が貼ってある。ちらっと覗いてみるとリハビリ中と思しき老人の姿が見えた。
 怪しすぎる。喩えて言うならミナミアメ村のアダルトショップのような怪しさだ(←行ったことあるのかよ)。
 これが医者でなければ面白がって入っていくところだが、今は体調不良を本気で治す気満々で来ているのである。こういう怪しい医者に命を預ける気にはならない。

……んなわけで行きつけの総合病院へ。問診を受けたら整形外科に回されたので診察とレントゲン。腰辺りの神経がおかしくなっているらしいとのことで、ごく普通にビタミンB12を処方されて帰ってきた。余りに普通すぎてこれはこれで不安な気はする。ならどうされるのが良かったのかと訊かれると困るが。

「掲示板で「知ったかぶり」ができる4つのコツ」
>何でも1つの話題にこじつけて投稿
>謎のコメント
>ネットジョークの拝借
>シニカルな態度
 思い切りウケてしまった。
 勿論これ自体が皮肉なんだろうが、今時ホントにこんなコトしてたら「知ったかぶり」したつもりが(少なくとも私からは)アホ扱いされるのがオチなので気を付けよう。


2/2(木)

 うー。
 左太股の外側が痺れる。
 数日前からその辺りに妙な冷感があるなと思っていたのだが、今日になって痺れ始めた。
 耳、インフルエンザと来て次は何だ。これは何だ。
 実のところここ数日鬱気味だったがこうも体調不良が続くのでムカついてきた。鬱ぎ込んでいるのもシャクなのでこうなったら徹底抗戦することにする。
 てめーは俺を怒らせた。


2/1(水)

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬けを買ってみた。
……で、プレイしてみた感想だが。

 なるほど。
 確かにこれはリスニングの練習に良いかも知れない。ちょっとプレイしただけだがそれだけでも明らかにリスニングが上達している気がする。
 ただし、個人的に物凄く気になるのが、イヤホン端子のノイズの凄さ。このソフトは基本的に耳で聴くのが重要になってくるので必然的にイヤホンを使うことになるのだが、ノイズがもう話にならないレベル。
 ってこれはソフトではなくハードの問題だが、DSの電源入れないままイヤホン端子にプラグを差し込んだだけでノイズが。電源を入れるとその瞬間、耳に悪い「プツ」ノイズ。電源が入っている間は常時「サー」ノイズが聞こえる。人によっては気にならないのかも知れないが、これは私にとっては「致命的」とは言わないまでも、相当な問題点であることは確かだ。新型のDSでこの問題が解決されているのだとしたらそれだけのために買い換えてしまうかも知れん。