自己満足の世界

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7/31(日)

「アジアの安全な食べ物:中国の7色に輝く河川と食品」
 2chなんかを見ていると時々このページへリンクが貼ってあるのを見たりするが……。
 少なくともまともな判断力がある人間ならここに書いてあることを鵜呑みにはしないと思うが如何か。
 いや、別に書いてあることが全部嘘だと切り捨てるつもりはないのだが、本当であるとするには根拠が弱すぎる。例えば単眼症や無眼症などの奇形。これは真っ先にビタミンA不足を疑うのが普通の考えだと思うが、何故かこのページではその可能性を一顧だにせず「環境破壊」「食物汚染」に原因を求めている。マトモに検証しようとしているとは思えない。
 仮に掲載されている写真が全て作り物ではないとしても、書き手がここまで主観的であると、このページには「ショッキングな写真を用いた煽動」意外の意図を見いだすことは出来ないな。いや、私は中国を弁護する気はこれっぽっちもないけれども。ネタとしてはとても面白いのでもっと真面目に検証して欲しかった。


7/30(土)

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     /: 》:、 ∩
     (===○=) 彡 アッガイ!アッガイ!
     / / ⇔ )
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7/29(金)

「NHK番組改変問題2―取材の総括」
> 一方、記事中の(1)中川氏が放送前日にNHK幹部に会った(2)中川、安倍両氏がNHK幹部を呼んだ、という部分に疑問が寄せられていました。

> しかし、当事者が否定に転じたいま、記事が示した事実のうち、(1)(2)については、これらを直接裏付ける新たな文書や証言は得られておらず、真相がどうだったのか、十分に迫り切れていません。この点は率直に認め、教訓としたいと思います。
 普通に考えれば解るが、この時点で「大元の報道が捏造でした」と認めている。「怪しいと思って必死で調べてたけどどうしてもその証拠が見つかりませんでした。でも無理矢理あったことにして記事にしました」と言っているわけである。
>問うたのは、特定の政治家の影響で番組を改変することの是非であり、ひいては「公共放送と政治との距離」でした。
 これは喩えて言うなら「あいつは万引きの常習犯だと思ったのでずっと必死で見張ってたけどどうしてもその証拠が見つかりませんでした。でも問題としたいのは『万引きの是非』です。だから彼が万引きをしたと決めつけることにしました」と言うのと全く同じである(違うというならどう違うのか説明してください)。
 加えて言うなら「沖縄の環境破壊が問題だと思ったので必死で証拠を探したけどどうしても見つかりませんでした。だから珊瑚に傷を付けて証拠を捏造しました」と言うのと、構図はやや違うが基本的なスタンスは同じ。要するに「己の正義を実現するためには何をしても良い」という思想が根底にある。

 さて7/28日付で、朝日はこんな社説を公開している。
「朝日新聞社説【2005/7/28】人権擁護法 救済の法律は必要だ」
>もうひとつは、メディアの取材による被害も救済の対象としたことだ。
>取材のあり方を行政機関が決めることになり、表現・報道の自由を侵しかねない。
 これは要するに「マスコミの表現の自由は不可侵であるが、それ以外の表現の自由は侵しても良い」と言う前提を基にしていると言うことである。
「(人権の名の元に)表現の限界基準を行政機関が決める」ことについて、マスコミに対しては問題だがそれ以外では問題が無い(あるいは止むを得ない)、と言っているに等しいからだ。
 最初見たときはそのあまりの「あんまりさ」にてっきり2chあたりのアンチ朝日ネタだと思っていたのだが、上の検証記事をあわせて読めば納得出来る。朝日は「己の正義を実現するためには何をしても良い」と思っているしそれが自分たちの特権だとも思っているらしい。


7/28(木)

「でかいリュックは背負わない」「太いズボンは穿かない」「スニーカーは履かない」さえ遵守すれば、とりあえず中程度のオタクレベルならそのオタク性を糊塗することが出来る。
 ちなみに私は最近太いジーンズは穿いてないしスニーカーも履いていない。後はリュックか……。あ、いや、だから私はオタクではないってば。

「CINEMA DAISUKI」
 十年以上前から長期休みシーズンになると気が付くとやっている「シネマダイスキ」だが、公式Webページもあったのね。
 過去のラインナップを見ると、確かに見た覚えのある映画が幾つか……。ってか、「蜜蜂テレビの発見」もOAされてたのか。えげつな。
 しかし私が各監督にハマるきっかけにもなった「シュヴァンクマイエル特集」「モンティパイソン特集」「押井守特集」もこのシリーズだと思っていたのだが違ったらしい。「押井守特集」は「アニメ大好き」のほうだったかな……。

 それはともかく、8/2の深夜にティム・バートン監督「ピーウィーの大冒険」をやるらしいので録画しておこうと思った。


7/27(水)

「スピルバーグを完全否定!? 米の特別恐竜展」
>恐竜といえば、映画『ジュラシック・パーク』がすぐ思い浮かびますが、今回の特別展を企画した学芸員の人たちは、映画の中で描かれていた恐竜達を、「エンターテイメントの産物」とばっさり。展示場内に置かれたビデオでは、『ジュラシック・パーク』のあのおなじみの、T-レックスが全速力の車を追いかけてくる場面を流しながら、学芸員達が「実はこれは、違います」と解説しています。その歯切れのよさが、恐竜マニアやニヒリスト達に大受け。雑誌「ニューヨーク」ではハイブローでインテリジェントな企画展として紹介されていました。
 本当に学芸員の方はこんな無神経なことを言ったのだとすればどうかと思うが。
 あの映画はそれまで「鈍重」だと思われていた恐竜が「実は俊敏だった可能性がある」と言う「当時の最新の学説」を元に作られたものであって、それをこのように切り捨てるのは「昔の奴らは地球が平らだと思ってたんだよねー莫迦だよねーウププ」とあざ笑う小学生に等しい。そんなもんを「インテリジェント」と評すると、少なくともここにいる一人のシニシストから「アホや」と思われるのは確かだ。

「「ホリエモン」になれなかった高級自転車ドロ」
 なんなんだろうね。
 結局「ネットベンチャーを起こす」と言う目的がまずあって、その具体的な内容については何も考えていなかったのか。ネットオークションの転売で本当に大儲け出来ると思っていた訳がない(もし思っていたら莫迦だ)。
 恐らく「背負っていた会社の看板」がなくなったら「タダの人」になってしまう、と言うことに気付かなかったんではないか、と言う気がする。まあ当時のネットバブルのど真ん中にいてその辺を勘違いしてしまうのも無理はないが……。いずれにせよ、早いうちに現実に目覚めておけば家を売るなり再就職するなりいくらでも手はあっただろうに……。


7/26(火)

 ふぬ!
 と言う訳で、仕事をサボってカバンを買ってきた(我ながら社会人としてどうかとは思う)。

 このカバン、調べてみると、台湾の「汪汪○○研究所」(○は口へんに苗)と言うところのものらしい。日本語ページで関連記述を探してみたら一つしかヒットしなかったが、この「口苗系列(ニャーシリーズ)」の一つのようだ(私が買ったものにもこの「口苗」のマークがプリントされている)。
 まあ正直、カバンとして見ると作りがちょっと粗いとか入る量が思ったより少ない(シグマリオン3とデジカメを入れたらいっぱいになってしまう)とか不満な点はあるのだが、そう言う不満を吹き飛ばす「色気」があるのは確かだ。デザインとか質感とか色とか。
 ちなみにミュージアムショップにはまだ同シリーズのカバンが幾つか残っていたので、例えばこういう感じのデザインにピンと来た方はチェックしてみると宜しいかと(次行った時にまだ売れ残っていたらうっかり買ってしまいそうだ)。


7/25(月)

 映画「(自称)デビルマン」見た。
(タイトルの頭に「(自称)」とつけた理由については察して欲しい)
感想:
 この映画、役者の演技が酷いとか下手糞だとか言われているようだが、少なくともその点に関しては明確に反対したい。いや、下手であることを否定するわけではないが、この映画━━以後「製作物」と書くが━━に対して「役者が下手」と評することは、ともすればこの製作物の酷さの本質から目を背けることになりかねないと考えるからだ。
 この製作物の酷さの本質は役者の出来不出来とはまったく関係が無い。仮に超一流の俳優が超一流の演技を見せてくれたところでこの製作物の酷さが僅かでも軽減されるものではないと私は思う。

 まずこの製作物、「映画」になっていない。製作者は「シーンを繋げば映画になる」とでも思っていたのかもしれないが、まずそれは間違いであるし、そもそもシーンが繋がっていない。シーンの繋がってなさについてはたとえば
・ショッピングモールで襲われた友人を助けるために海に飛び込む主人公
・「私は魔女よ」と言った直後に「私は魔女じゃない」とか言い出すヒロイン
・「友人がサタン」だと言うことを中盤時点で知るくせに、最後の方でいきなり「お前はサタンだったのか、騙したな」とか言い出す主人公
・場面によって雨が降ってたり晴天だったりする
……まだまだあるのだが説明しやすいケースだけ挙げてみた(ちなみに「シーン間で矛盾がある」ことのみが「繋がっていない」と感じた原因と言うわけではないので誤解のなきよう)。
 そのくせ「浮気したことある?」みたいな、妙に陶酔した台詞が飛び出したりするから訳が解らない。何と言うか、カラオケで下手な歌をコブシ効かせまくりのノリノリで歌われるような居心地の悪さを感じる。

……って、ちょっとだけ書くつもりだったのについうっかり結構な量の感想を書いてしまった。少なくとも人に対してそう言う衝動を抱かせるシロモノであることは確かだとは思う。(と書いておくとフォローになるだろうか(←ならん))


7/24(日)

 神戸市立博物館へ。
ベルリンの至宝展」。以前の「大英博物館の至宝展」に比べると、方向性は大体同じ(帝国主義の賜物展示)にも関わらず展示物が小粒なのは損してるなあ、と言う印象。まあ比べなければ良いのだが。
 ちなみに博物館や美術館の「質」は常設展示で判断するのが正しいと私は思っているが、その意味でこの博物館はとても良いな。正直特別展より面白い。神戸市立のこの手の施設(博物館とか科学館とか動物園とか)はどれも高いレベルで手堅くて羨ましいぞ。特に近年出来た大阪市立の博物館どもなぞ……いややめておく。

 で、夕方は天神祭へ。
 ほぼ毎年行っているのでどこでどんな屋台が出ているのか大体判るようになってくる。
・冷やしパイン(100円)
・カキ氷(100円)
・JR天満駅前のクレープ屋(250円~300円)
・ミスドの練乳カキ氷(200円)
・ミスドのドーナツセット(12個1000円)
 辺りが個人的にお勧めだ。来年にでも行こうと言う方は参考にしてみては如何か。


7/23(土)

 大阪市立自然史博物館へ。
 今日気付いたが、博物館の向かいにある関連施設「花と緑と自然の情報センター」は展示の方向性や雰囲気が滋賀県立琵琶湖博物館によく似ている。

 私がここを物凄く気に入っていることは何度か書いたことがあると思うが、今回特にツボに入ったのがミュージアムショップ。何故あんなに猫関連グッズが充実しているのか。ポストカードや書籍なら「自然史博物館関連」と言うことでまだ納得出来なくもないが、猫がデザインされたカバンに至ってはもはやミュージアムショップで扱う必然性は全くない。しかも調べてみると国内では殆ど流通していないレアものだったりする。最近適度な大きさのショルダーバッグが欲しい気がしているので激しく心を動かされてしまった。って言うか買わなかったことを今この上なく後悔している。近いうちに仕事をサボってでも買いに行く積りだ。ちょっとそこの貴方、この日記を見て買いに走ったりしないでくださいお願いします。もし売り切れていたら暴れるぞ。


7/22(金)

 やや復活気味。食欲も戻ってきた。ついでに体重も戻ってきた。そっちは別に戻らんでも良いのだが。

「新曲にちなみプラネタリウム発売」
> 人気4人組ユニットBUMP OF CHICKENの新曲「プラネタリウム」が20日発売され、東京・タワーレコード渋谷店では、同曲にちなんだ家庭用プラネタリウム「HOME STAR」(セガトイズ、2万790円)BUMP OF CHICKENバージョンが販売された。
 変な限定バージョンを出すまえにとっとと通常版を出してください。


7/21(木)

 体調を崩して何が一番困るかというと、精神的に「負ける」ことだな。こう言う時は下手に動いたり考えたりしない方が良いかも知れない。下手に動くとフォースの暗黒面に……いやなんでもない。

子どものための哲学」(永井均著・講談社現代新書)」読んだ。
 たぶん全ての永井均氏の著作を読む前に一読はしておいた方が良いと思う。氏の根本的姿勢が最もシンプルな形で現れている。
 普通に読んでも一時間で読み終わる。哲学書として有り得ない程の読みやすさ。
 書いてあることも二つだけ。「ぼくはなぜ存在するのか」「なぜ悪いことをしてはいけないのか」。説明も非常に丁寧で、同じ問題を感じたことがある人間なら小学生でも理解出来るハズだ。

 ただ、個人的に氏のスタンスは、私が「哲学(を学ぶこと)」に対して感じていた違和感(嫌悪感と言っても良い)を明確に示してしまったという点で逆に素直に受け入れ難いものを感じる。いや、氏に問題があると思う訳では全然ないのだが。
 って、何のことか判らないと思うが、とりあえず「『自分の頭で考える』と言うことは『自分の頭で考えろ』と説く教祖を盲信すると言う意味ではない」とは言っておく(このあたり、意外な程混同している人間が多い)。


7/20(水)

 最近変な頭痛と変な心臓痛と変な吐き気に悩まされている。
食欲も覿面に落ちて体重も物凄い勢いで落ちているぞ。単なる夏バテと言う説もあるが、心臓や頭の痛みはさすがにかなり不安を感じるな。
 念のため、急に死ぬことになった時の段取りも考えておいた方がよいかも知れない。家の者に「死んだ時はこの人とこの人に連絡をお願いする。ちなみに天袋にある段ボールの中身は見ずに処分してくれ」とか。いや、そんな段ボールはないけども。


7/19(火)

「中高生にも読んでほしい…「さぶ」カバー劇画調に」
 タイトルだけ読んで完全に誤解してしまった。って言うか狙ってるだろこれ。

「研究所滞在の生徒が急死 岐阜・恵那の山間部」
 最初見たとき「訳解らない事件だな」と思ったのだが、「次世紀ファーム研究所」、その代表者名で調べてみると……。
 う~む……。
 この代表者の方、プロフィールによると「中央大学卒・薬学博士」だそうだがその薬学の博士号はいったいどこでとったものやら(中央大学に薬学関係の学部は無い)。
……って、あんまし書くと「名誉毀損なので訴えますヨ?」とか言われそうなのでこの辺にしておく(とりあえず名誉毀損に相当する記述はしていないと思うが)。


7/18(月)

 3ヶ月に一度の献血。
「なぜかいつも不足するのはAB型、O型なんですよねー。B型とかA型は大体足りてるのに」
 何故だろうね。血液型性格診断信奉者の方々はこの方面を調べてみては如何か。少なくとも血液型別の血液のストックに感覚的に判る程度の違いが出ている以上、調査によって血液型別の(「性格」はともかく)行動に有意差が見出せてもおかしくない。
 もし本当にやるとすれば「全献血可能人口の血液型比率」「ある一定期間の献血の血液型比率」「ある一定期間の輸血対象者の血液型比率」を調べればよいのかな。それほど難しい調査ではないと思うがどうか。

 その後交通科学博物館へ。
 例の事故の後だけに「221系シミュレータ」は自粛になっていたが、代わりに「電車でGO!」が遊べるようになっていたのは笑った。221系は駄目でもこれなら良いのか。
 その他、ATC・ATSの安全性を示した展示は今見ると皮肉に感じるな。ちょっと生暖かい目で見つめてしまった。


7/17(日)

 六甲山へ。
 まずは六甲山フィールドアスレチック
……んー、ノーコメント。
 いや、詰らないという訳ではなくて(たぶん子供だと楽しいと思う)。
 次に六甲高山植物園
 高山植物が無造作に生えているのでなんとなく有り難みを感じない。詳しい人間だと目を剥くような植物が自生していたりするのだろうか。入園料がちょっと高いような気もするが、のんびりと過ごすにはうってつけの施設だ。温室型の植物園に較べて圧倒的にゆとりを感じる。

 で、ホール・オブ・ホールズ六甲
 おおおおお。
 機械仕掛けの自動演奏装置! この語感にワクワクした人間は是非見てみるべきだ。ハダリー!
 機械が自動でヴァイオリンの弦を押さえ弓を引き、機械が自動でアコーディオンの蛇腹を動かし鍵盤を叩く。この空気感はPCMごときには到底再現出来まい。人でないものが人の演奏を真似るこの感覚。コンピュータがどれだけリアルな音を作り出したところで決して真似出来ない違和感だ。素晴らしい。コンサートは一日7回あり、それぞれ違った装置を演奏してくれるので一日中居ても飽きなさそうだ(私は閉館2時間前に行ったので全然時間が足りなかった。また行きたいものだ)。
 と言う訳でこれは良いぞ。物凄く良いぞ。入場料はちょっと高いがその価値はある!

 ちなみにガイドされていた学芸員(?)の女の人が面白い雰囲気の方だったのでついニンマリしてしまった。愛嬌あるけど気が強そうな。「お付き合いしたいタイプ」では全然ないのだが、見ていて飽きないと言うか。いやまあどうでも良いのだが。


7/16(土)

 夏は相対的に行動半径が小さくなる(自転車で遠出出来なくなる)ので例えばみんぱくにも気軽に行けなくなるな。ぐるっとパスの期限も迫っているのだがまだ10カ所しか回れていない。
 と言う訳で、パスのスタンプ集めも兼ねて大阪市立美術館の常設展を見に行くことにした。
 猛暑の中、自転車で1時間弱(ママチャリだと10キロ程度の距離でもそのくらい掛かる)。
 本館閉鎖中
 ぐあー、閉鎖中なら閉鎖中ってはっきり書いてくれよーこんな記述じゃわからねーっつーの! ジュモー!
 ああ、無駄足だった。

 仕方ないので帰りにワッハ上方にちょっと寄り道。
 今回はやすきよといとこいの漫才を観なかった(前回と同じ演目だったため)ので前回程面白くは感じなかった。逆に言うとここからやすきよといとこいを除くとかなり詰らない施設になると言うことか。

 さて、ぐるっとパススタンプ11個。期限まであと2週間弱。間に合うのか?


7/15(金)

 夏が来た。
「きっぱりと夏が来た」と言ったのは誰だったか忘れたが、夏の訪れには確かにそう言う潔さがある。夏は「恐る恐る」でも「いつの間にか」でもなく、「きっぱりと」来る。

「AH-K3001V・ソフトウェアバージョンアップ(2005/07/13更新: Ver.1.8)」
 試しにバージョンアップしてみたが、あっさりアップデートに成功するし体感での改善点は全くないしで印象が薄い。でもまあ、京ぽんをお持ちの方はアップデートしておいて損はあるまい。

「3つの“太陽”持つ惑星…地球から149光年かなたに」
「かなた」って、149光年だとかなり近いと思うのだが。
> 木星に似たガス状の巨大な星で、3個の“太陽”の周囲を3・35日周期で公転している。
 恒星三つの外側を3.35日で回っていると言うことになるが、どんなんだかさっぱり解らないな。この恒星はよっぽど密集しているのか、それともこの惑星がよっぽどの速度で動いているのか。この恒星同士の距離はどのくらいなんだろう。


7/14(木)

 んじゃまあ、今読んでる本とか気になる本とか。

「倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦 」
翔太と猫のインサイトの夏休みの永井均氏による倫理の教科書。
「何故人を殺してはいけないのか?」「『悪いこと』とは何か?」といった問題に興味のある方は一読してみる価値はある。「インサイト」よりは対象年齢は上のようだが、普通の理解力がある人間なら普通に読めると思う。

「ゴキブリだもん―美しきゴキブリの世界」
 違う意味で気になる本。
 表紙の「いや度」では目黒寄生虫館のガイドブックとタメを張るな。すみません私はやっぱごきかぶりさんと仲良くはなれません。


7/13(水)

「「お宅にアスベスト」リフォーム詐欺が続発」
> アスベスト(石綿)が原因とみられる肺がんやじん肺などの健康被害が次々と明らかになる中、「あなたの家にアスベストが使われている」などと言って住宅改修工事を持ち掛ける“リフォーム詐欺”が東京都内で起きていたことが、13日わかった。
>
>国民生活センターにも、同様の被害相談が相次いでいるといい、警視庁などで注意を呼びかけている。

> 同署 は、「アスベスト被害に対する不安をあおった詐欺の可能性がある」とみて、警戒している。
「不安をあおった詐欺」と言うよりは「不安に乗じた詐欺」と言った方が正しいように思うのだがどうか。
 いったい「アスベストは危険」と認識している人間の中で、具体的にどれだけどのように危険なのかを正確に理解しているのはどれだけいることやら。そう言うことは伝えるべきところがちゃんと伝えてくれれば良いのだが、そう言うのはスポンサーの覚えが良くないんだろうか。ひょっとしたら伝えているところはあるのかもしれないが、少なくとも私は見たことが無い。やれやれ。
 と言う訳でDIY。いくつか資料を。
「日本石綿協会 - 石綿Q&A」
「建築物の解体等に係るアスベスト飛散防止対策マニュアル - 第1章 アスベストに関する基礎知識」


7/12(火)

 最近ストレスだの夏バテだので食事が喉を通らないことが多く、体重が覿面に落ちている。去年の一番重かった時期に較べると、下手をすると10キロくらい軽くなってしまった。
 いやまあそれは別に良いのだが、副作用として口内炎が出来たり変な頭痛がしたりふらついたりするのが良くない。ビタミン不足のような気もするのでポポンS錠でも飲んでみるか……。

「夏休み映画「妖怪大戦争」」
 再びこういう邦画の企画が通るような世の中になってきたと言うことがまず嬉しい(※「北京原人」は忘れること)。
 一番「オッ」と思ったのが「プロデュースチーム「怪」」の顔ぶれ。水木しげる・京極夏彦・宮部みゆき・ほか一名、と言うどえらいまでの豪華メンバーで、妖怪の監修については全く心配は要らなさそうだ。このメンツを見ただけで観に行きたい気になるぞ。
 ただ、メインターゲットであるはずの子供にどれだけアピール出来るかについては疑問符が付くな。平成ガメラの時みたいに子供をダシにして親が観に来る、と言うパターン続出かも知れない。


7/11(月)

「カーボンナノチューブで人工原子を実現」
 この方面に関しては興味はあるもののまだあまり調べていないので、具体的にどれだけ凄いのかはよく解らないのだが、単にスケールだけで考えてもえげつない気がする。1ナノメートルと言うことはもう文字通り原子レベルの話だ。
 さて、最近本読むのをサボっていたので量子関係の本でも漁ってみるか……。

「Heather 落合寿和の字幕翻訳日記」
 一応ご紹介。
 閉鎖的・保守的な映画業界に立ち向かう一人の字幕翻訳家……。
 個人的に非常に興味を持って見守っているがコメントは控えることにする(後出しジャンケンもするつもりはないので悪しからず)。

 ちなみに私は某戸棚氏について、人格面については某所で接近遭遇した際の経験からあまり良い印象を持ってはいないが、字幕については必ずしも嫌いではない。正直表現力については群を抜いていると思う。氏の問題はむしろ映画に対する理解力の衰えだろう。それらの意味で「『字幕でドラマを作っていく』上手さは群を抜いている」という意見には同意したい。


7/10(日)

「ピストルオペラ」観た。
感想:
 かっこえええええええ。
 おもしれええええええ。
 でもワケわかんねええ。
 感想としては大体以上で必要充分のような気がする。
 鈴木清順という監督はこういう感じの「確信犯的にわけわかんないけど面白い」と言う映画ばっかとってるらしい。あの世とこの世の境目すら極めて曖昧になってゆく。って私はこれ以外には「ツィゴイネルワイゼン」「オペレッタ狸御殿」しか観てないけれども、少なくともその辺は全部共通している。
 映像的リアリティよりスタイリッシュさを、ストーリーの整合性よりカッコ良さを。この映画が後半になって展開が意味不明になればなるほど面白くなって行くことからもそれは明白だ。
 しかし「狸御殿」を観た時に思った「清順はロリコン」説だが、この映画を観るとそれが間違っていなかったことを確信するな。だってアレだぜ、ふくらみかけの小~中学生くらいの女の子を脈絡なくハダカにして、あまつさえ駅弁スタイルとらせるんだぜ。もうこれは筋金入りだと言わざるを得ないように思う。


7/9(土)

「スチームボーイ」観た。
感想:
 充分面白いと思うのだが何故みんなもっとホメないのだろうか。
……いや、確かに演出がヘボだとか演技が眠いとか、欠点を挙げればあるよ、たくさん。
 でもあの数々のアクションシーンとか、スチーム城とか。アレにワクワクしないかなあ。正直「ハウルの動く城」より「スチーム城」の動きの方がすげえと思うがいかがだ。「ラピュタ」を引き合いに出して「あっちのほうがずっと面白い」みたいな評価が多いようだが、個人的には断然「スチームボーイ」の方を取るな。

 これで2004年のアニメ大作を三本とも観たことになるが、個人的な評価では

 イノセンス >>>>> スチームボーイ >> ハウル

 で、ハズレは一本もなし、と言う感じ。一般的な評価? そんなもん知らない。


7/8(金)

 えー、Amazonの名誉のために書いておくが、別にamazonが勝手に発送時期を遅らせた訳ではなく、ホームスターが発売延期になっただけなので誤解の無いように。
 って言うか最初完全に誤解してましたすみません。
 しかしホームスター、当初のデザインからちょっと変わってなんかアレだな、なんとなく帝国軍のテーマが聞こえてきそうな感じだ。

 まあそれはともかく、昨日ゴッホ展を見に行ったことを書き忘れていたので書く。
 全体的な印象として、「きちがい」「突然変異的天才」として解釈されがちなゴッホを、ちゃんと美術史の連続性の中の一つとして捉えようとしている、と言う感じだろうか。特に「夜のカフェテラス」はとても良いな。うっかり図録も購入してしまった。
 って言うか私はアートが全然わからない人なのでテキトーにそれっぽいこと書いてみましたすみません。
 ちなみにゴッホの作品中で最も有名な「ひまわり」は愛知県美術館(しかも前期のみ)でしか展示されないらしい。どうしても見たい方はその辺ご留意を。


7/7(木)

 七夕。
 そろそろAmazonで注文していたホームスターの発売日なのだが。

 そう思って確認してみた。昨日。

*・゜゚・*:。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*キタワア~

 で、そろそろ発送されたかと思って今日もういちど確認してみた。

(ノ ▼皿▼)ノ===┻━┻


7/6(水)

 私はどちらかと言えば「反原発」の立場なのだが、反原発の人の言う
「原発は一度事故が起こると世界中に致命的な被害をもたらす。本当に安全だというなら東京に原発を作ってみろ」
と言う主張がよく解らない。
 本気で「世界的被害が起こる」と信じているのなら原発のある福島と東京との距離などないに等しいと考えるはずだし、「安全じゃないから(事故が起こると大変だから)東京に原発を作らないんだ」と本気で信じているとすれば、裏を返すとそれだけ離れていれば原発事故が起こってもかなり安全だ、と考えていると言うことになるからだ。そのあたり件の主張をなさってる方は如何お考えなのか、皮肉ではなく訊いてみたい。


7/5(火)

「エイリアンvsプレデター」を観た。
感想:
 あ、意外と面白い。
 「実はマヤ文明はプレデターが拓いた!」みたいなインチキ臭いハッタリの数々が楽しいな。この手の方向性は某リッヒの「星門」と同じだがアレより「開き直ってる」感が漂って素敵だ。
 まあハリウッド映画の例に倣ってその手の設定も話が進むにつれ意味がなくなっていく(単にバケモン同士の殺試合になる)のがガッカリだが、それをさっ引いても悪くない。
 なんというかアレだ、シネコンで指定席に座って、と言う感じじゃなく、場末のヤニ臭い映画館で3本立ての目玉になってる、みたいなのが似合う映画だ。家庭用TVで観るのはもちろん、途中でCMが入っても大丈夫のような気がする。TVの洋画劇場にうってつけではないだろうか。


7/4(月)

「「Google Earth」で地球を僕の手の上に」
 いまさらかもしれないが試してみた。
Google Earth」。凄い。これは凄い。えげつない。
 Google Mapsのアプリケーションバージョンと言った感じだが、リアルタイム性も精度もあれより大幅に向上している。
全地球を見渡せるサイズから地表ギリギリのスケールにまで拡大していくと、宇宙から地球に向かってダイブしているようなめまいを感じる。しかも東京辺りだと人影一人分が識別できるほどの詳細さ。お台場の船の科学館、上野公園の東京国立博物館や科学博物館を見つけてニヤニヤしてしまった(科学未来館はまだ出来ていない頃の写真らしい)。
 その他、巨大遺跡のような世界的ランドマーク近辺は精度を高めてある(たまたまかも知れないが)のも嬉しい。ブックマークしておいてギザのピラミッドからナスカの地上絵までひとっ飛び。本当に地球上を飛び跳ねている気になってくる。自分の家からシームレスに世界中どこでも見渡せると言うのは予想以上の快感だ。
 現在はベータテスト中だとのことで正式版ではないらしいが、正式版まで待つ必要も特にないと思う。まだ試してみたことがない方は是非体験してみて欲しい。これを面白いと思わない人間って居るのだろうか。

(ちなみにクライアントソフトのダウンロードは現在公式には休止されているが、直接ファイルを指定すればダウンロードすることが出来る。「公式ページからダウンロード出来ねえ!」と困っている方は試してみると宜しいかと)


7/3(日)

 かっとなって東芝のDVD/HDDレコーダーRD-XS24を買ってしまった。手持ちにゆとりはなかったが、録画データをPCに吸い出せると聞いてつい手を出してしまった。悪気はなかった。今は反省している。
 さてPCからはもちろん、メールでの録画予約も出来ると言う話だがまだ試していない。しかしLANケーブルでルータに繋いでインターネットに接続出来るというのはデジタルガジェットとしての視点だけでも私の琴線に触れまくりだ。とりあえずスターヲーズを録画してみたので色々いぢって遊んでみることにする。むふふ(←反省の色が見えない)。

「静脈認証も安心できない? 大根で作った偽造指で認証に成功」
> 松本教授は、2000年7月、ゼラチンで作った偽造指を使って、市販の指紋認証装置を容易にだませることを発表し、世界のセキュリティ専門家を驚かせた。その後、虹彩認証装置についても、瞳の画像を名刺大の紙に印刷する方法で、容易に「なりすまし」できることを証明している。
 まあこの辺は認証ロジックを知ったもん勝ち、と言う気がする。認証ロジックを知った上でその認証を突破出来ない方法なんて存在するんだろうか。少なくとも私には「本物は100%通し偽物は100%はじく」という認証方法は思いつかないしそんなものがあるとも思えない(あえて言うならパスワード認証だがそれでは本末転倒だ)。


7/2(土)

 大阪市立科学館へ。
 いつも思うのだが「夢宙ときめき館」という愛称は非常にダサい。無理な当て字で「むちゅう」と読ませるだけでは飽きたらず、「ときめき」と来たもんだ。「ときめき」なんて単語、「さすがの猿飛」のOPテーマでしか聞いた事無いぞ。なんか少女漫画かぶれのシロウトが目をキラキラさせて「ヒネってみました!」と出してきたみたいなどうしようも無さを感じるのだが皆様は如何お感じか(我ながら滅茶苦茶言うてるな)。

 んで、展示場とプラネタリウムを観てきたのだが……。
「え、こんなに面白かったっけ?」
 いや、ちょっと驚いた。
 展示内容が大幅に変わった訳ではないと思うのだが、何故か物凄く楽しかった。以前感じた物足りなさはなんだろう、と考えてみたのだが、恐らくこれは子供を対象にした体験型の展示が多いからだ。要するに、私がそう言う展示を屈託なく楽しめるようになった、と言う事なのだろう。
 で、プラネタリウム。これも「あー面白かった!」って感じ。学芸員の方の説明が上手かったのと観客のノリが良かったのもプラスになっていたような気がするが、上映が終わった後には自然に拍手がわき起こったほど。明石のが最高なのは揺るぎないが、ここのプラネタリウムもかなり良い線行ってると思う。欠点もあるが全体的にバランスが良い。お薦めだ。

「やわらかあたま塾」
 科学館の帰りに買ってしまった。
 またマトモにプレイしていないが、「DSトレーニング」が大人をコアターゲットとしているのに対し、こっちは子供がメイン、と言う感じ。文字フォントとかキャラクターとかネーミングとかにそこはかとなく90年代のかほりを感じるのは何となく気になる。


7/1(金)

 神戸市立王子動物園へ。
 すぐそばの大学に通ってたクセにここに来るのは初めてなのだな。我ながら意外だ。
 まあそれはともかく、一通り見てまわった感想としては「これは凄い」。
 よくもまあ市立でここまで充実させたものだ。ジャイアントパンダとコアラが両方居る動物園は他にあまりないだろう。敷地も予想以上に広いし動物科学資料館も期待以上の充実ぶり。遊園地コーナーの「ロボコン」像も哀愁たっぷりで泣かせる。
 そんな充実した施設が雨降りの上平日とあって殆ど貸し切り状態と言って良い程にガラガラ。いや入場料600円でこんなに愉しんでいいんすか、って感じだ。動物たちも妙に人間慣れしているのか、こちらの姿を見ると近寄ってくるのがおかしい。特にライオンさんには鼻先5センチの距離で威嚇されてしまった。

 と言う訳で王子動物園、めでたく私の中の「お気に入り施設」に仲間入りだ。またそのうち行こう。
……混んでる時に行ったら印象ががらっと変わるかも知れないが。

「超巨大な固体コア 常識覆す新種惑星」
> この惑星は、地球から約二百六十光年離れたヘラクレス座の恒星の近くを、二・八七日周期で公転している。恒星との距離は地球-太陽間の二十分の一より短く、表面温度は千二百度以上と推定される。
 なんと言うか、もはやワケが解らない世界だ。「木星型でも地球型でもない」とのことだが表面部分は一体どうなっているんだろう。