自己満足の世界

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6/30(木)

 んー、復活。
 なんで日記をサボってたかと言うと、某文学賞(?)用の話を書くのでしらばってたから。
 今さっきメールで送ったのでほっと一息、と言う感じだ。正直完全に気に入った出来にはならなかったがまあやむをえん。現時点でのベストではあるだろうから言い訳はしないでおく。


6/29(水)

「映画公開に待った 人気マンガ「クロマティ高校」 クロマティさん「名前使うな」」
> 代理人によると、クロマティさんは現在米国在住で、独立リーグ「サムライベアーズ」の監督を務めている。「青少年のために活動しているのに、自分の名前が不良高校の名前に使われており、憤りを感じる」などと話しているという。
 私自身はこういう目に遭ったことがなくクロマティ氏に対して「けちくさい」とか「心が狭い奴だ」とかは思わないが、こういうことで映画がお蔵入りするのは勿体ないとは思う。
 と言う訳で、関係者にアドヴァイスを(ってこんなトコ読んでるワケないが)。
 修正点は以下の二つのみ。
1、「クロマティ」を「ク口マティ(くくちまてぃ)」あるいは「ク□マティ(くしかくまてぃ)」に変更する(ロゴの変更は不要)。
2、劇中、「クロマティ」の名前が発声される時には「ピー」音をかぶせる。

 たったこれだけの修正で問題なく映画は公開出来るはずだ。修正に掛かるコストもタダみたいなものであるハズ。
 あ、我ながら良い案だという気がしてきたので採用する際にはよしなに(何がだ)。


6/28(火)

「世界初のサイボーグ人間が誕生 米」
 んー、このタイトルは正しくない。
「サイボーグ」の定義にもよるが、いずれにせよリンク先のこのケースは「世界初」もしくは「サイボーグ」いずれかのどちらかが嘘になってしまう。
要するに、「広義のサイボーグ」はもはや珍しいものではないし、このケースは「狭義のサイボーグ」には当てはまらない(ちなみに広義だとコンタクトレンズを装着した人もサイボーグだ)。
 いや、だからと言ってこれが凄くないと言いたい訳ではないが。

 ちなみに「サイボーグ」と言う言葉、自体日本ではほぼ死語となっており、近年には「現代用語の基礎知識(だっけか)」からも記述が消えたらしい……ってこれは日本科学未来館で得た知識だったような。


6/26(日)

 実家に帰ってずっと昼寝していた。
 しかし家に帰ってきての第一声が「あーつかれた」。我ながらよく解らない。


6/25(土)

「キッズプラザ大阪」に出向いてお手玉を買ってきた。
 なぜお手玉かというと、お手玉をすると「ゲーム脳」にならなくなると森昭雄教授が言っていたからだ。ごめん嘘。
 まあそれはともかく、とりあえず片手での二個お手玉を練習しているのだが、一時間程度の練習でそれなりにサマになってきた。思ったより簡単かも知れない。しばらく頑張ってみよう。

 と言う訳で「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」の先々行ロードショーを観てきた。
感想:
 この映画に関しては「面白かった/詰らなかった」程度の感想で充分じゃないか、と言う気がする。ストーリーについてはもうファンなら殆ど知ってるはずだし、そのストーリーから想像される映像がどれだけ期待にそぐう出来だったか、と言う程度で。
 んなわけで、まあ、おおむね満足。期待を大幅に上回る程ではなかったものの、下回る出来ではない。シリーズの完結編としては充分だろう。
 会場の雰囲気としては、最初の「LUCAS FILM」ロゴと「STAR WARS」ロゴで拍手、エンドロールで軽い拍手、最後の「字幕・戸田奈津子」で軽い失笑、と言う感じ。もっとノリが良くても良かったような気もする。


6/24(金)

「エプソン特別協賛 ハウルの動く城・大サーカス展 | 「ハウルの動く城ペーパークラフト」 | EPSON」
 以前「ハウルの動く城ペーパークラフトBOOK」を購入したのだが、一ページ目を捲った時点で目眩がしてそのままになっている。
 エプソンのこのペーパークラフトはそれに較べればスカみたいに簡単みたいなので腕慣らしとして作ってみるのも良いかなと思った。

 (以下特にネタもないので「オブジェクト指向講義2回目」用スペース予約(ってもはや日記じゃないなこれ))


6/23(木)

「あらゆる問題は話し合いで解決出来る」という論に反論するには、単に「それなら『話し合いで解決出来ない問題もある』と言う主張の人を話し合いで説得してください」と言い返せばよいのではないかと思ってみた。

 何故だか解らないがオペレッタ狸御殿が後を引いて仕方がない。頭の中で反芻しているうちにまた観たくなってきた。メインテーマ(?)の「恋する炭酸水」が頭の中をリフレインする。うむ、やっぱこの映画面白いわ。もっとコンパクトに纏めていれば(私の中で)とんでもない傑作になっていたかも知れない。
 とりあえずDVDが出たらまた借りて観てみよう。


6/22(水)

「憲法九条を遵守すべし。戦力を持っていない国に責めてくる所などない」と言う論に反論するには、例えば第二次大戦や湾岸戦争や朝鮮戦争等の歴史を引き合いに出して武力を放棄する危険さを説くより、単に一言「現に『大義なき戦争』を仕掛ける国がある以上それは空論じゃないの?」と言い返せば良いのではないかと思ってみた。

「誘拐の女の子、「ライオン」が救出と、エチオピア」
>野生の「ライオン」数頭が、結婚を強要するため12歳の少女を誘拐した数人の男を追い払い、半日後に家族と警察が現場に着くまで、少女を「保護」する珍しい行動を示した。
 ああ、格好いいなライオン。
 ライオンはともかく猫は確かにこういう感じの行動を取る。猫は勝手気ままで子供嫌いで情に薄い、と思っている方も居られるかも知れないが、実は全く逆と言っても良いくらい面倒見の良い生き物だと思う。いや本当に(猫と会話出来るようになったら解る)。


6/21(火)

 ヨドバシ梅田にてシュヴァンクマイエルのアリスを購入。
 (今まで買おう買おうと思っていたのに割引販売しているところが見つからなかったので躊躇していた)
 で、再見して気付いたのだが、私はどうも骨フェチの気があるらしいな。骨(特に頭骨)が出てくると妙にウキウキする。そう言えば以前読んだ死物学の観察ノートもかなりホネホネな内容だった。
 まあ、それはともかく「アリス」。シュヴァンクマイエルの作品としては一番マトモなので一般の方にもお薦めだ。ショップでレンタルも出来る筈なので是非観て頂きたい。
 あ、観るのは是非深夜に。特に眠くて堪らない時に見るのをお薦めする。途中で夢を観ているのか映画を観ているのか解らなくなるはずだから。


6/20(月)

「Passion For The Future: なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか」
>数学者ガウスは子供時代に教師から「1から100までを順に足したら合計はいくつか」という問題を出されたとき即答して周囲を驚かせたそうだ。
 ガウスの天才を示すエピソードとしてこの話はよく聞くが、この程度ならちょっと気の利いた子供なら普通に思いつくと思うがどうだろう(ずば抜けて数学的センスに優れていた訳でもない私自身、小学校低学年の時に自力でこの解法を編み出した事がある)。

 ところでこの問題。一分考えてみてください。
>スミス夫妻には子どもが二人いる。ひとりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子ではありません)
 さて、答えは?

 (以下一分後に読んでください)

 この問題とよく似た問題を数十人に出題してみたことがあるが、ちゃんと回答できたのは一人も居なかった。「男か女かは同確率だから50%」と考えてしまうらしい。よく考えれば解るが一人が男だと判明した時点で「一人目も二人目も男ではない」ケースは排除されるので50%ではなくなる。こういうロジックは詭弁にも用いられ勝ちなので注意はしておいた方がよいと思う。
 では同じロジックで解ける問題を。
>スミス夫妻には子どもが三人いる。ふたりは男の子だとわかっている。ではもうひとりが女の子である確率は?」(双子・三つ子ではありません)
 さて、答えは?


「ヘルスチェック:あなたの「うつ度」を判定」
 やってみた。
> 状態によっては休職が必要な段階です。すぐに専門医を受診して下さい。
>何故こんなになるまで無理をしたのですか。
 ( ´_ゝ`)フーン


6/19(日)

 久々に日本橋。
 モバイル専科にて京ぽん用乾電池式充電気を購入。旅行の時などはしょっちゅう京ぽんのバッテリ残量と戦う事になるのでいつかは買おうと思っていたのである。
 まだ使ってみてはいないが、とりあえずデザインは安っぽいし格好悪い(電池ボックスの蓋が微妙に浮くのは仕様なのか?)。USB端子のほうを下にして目とかを描き入れたくなるな。ほら、USB端子が口で、変な模様が鼻で。

 で、ついでなので上方浮世絵館へ。
 ここって浮世絵の美術館としては正直食い足りないように思うのだが、建物の雰囲気は良いな。特に四階の雰囲気はとても好きだ(寝っ転がって茶を飲みながら煎餅とか囓りたい)。あえてお金を払って見に行く気はしないが、ぐるっとパスがあれば無料で入れるのでくつろぐには良いと思う。

「履歴書の「趣味」欄に何を書く?」
>そもそも、人事担当者は「趣味」欄を重視している?
 少なくとも私は相当重視する。
 アンケートにせよ履歴書にせよ書く側は案外深く考えずに書いてしまい勝ちだが、採用する側は意外な程しっかり読んでいるぞ。ご留意を。


6/18(土)

「 - - - W A X W E B - - - D a v i d _ B l a i r - -」
 デビッド・ブレア「蜜蜂テレヴィの発見」の全尺が観られる……って、サイズがちっちゃいな。PC画面で90分ちっちゃい画面を見るのちょっとキツイかも知れない。
 でもまあ、時間を見つけて観てみよう。しっかり日本語音声を付けてくれてるのは良いな。

「今からネトゲを始めようとしている人を止めるサイト」
 止める止めないは別にして、ネトゲを始めようとしているのなら一読はしておいた方が良いと思う。
(個人的にはネトゲは「人生の浪費」だと思っているのでもう二度とやる事はないだろう)。
 ところで実際にネトゲに依存している人は「マギョ氏奮闘記」を読んでどういう感想を抱くのだろう。「自分はこれほどではないので大丈夫」と思うか、「こんなになったのは○○が悪いからだ」と責任転嫁するか。恐らく「このままではやばいので何とかしよう」とは思わないように思う。ネトゲ依存者のキーワードは「過剰な自己愛(あるいはその裏返しとしての自己嫌悪)」と「責任転嫁」、即ち「幼児性」である気がする。


6/17(金)

オペレッタ狸御殿
 思いがけず時間が出来たので、最終日の最終回に観に行ってみた。
感想:
 ネタバレ無しでちょろっと。
・鈴木清順監督作の癖にちゃんとストーリーが理解できる。どうなっているんだ。
・もっと「豪華絢爛パッパヤー」な感じの勢いに走る話かと思っていたら、思ったよりちゃんと「お話」を作っていた。
・全体的にテンションが上がった後は落ち着いたシーン(ダレ場)を挟んでテンションを整える事が多い。だから観てる途中「おおお面白え」という気にはならないが、見終わった後に反芻して「ああ面白かったね」と感じる映画。
・役者はみんな良すぎ。ケレン味たっぷりの幹二郎が素敵なのは言うまでもないが、そんな幹二郎が浮いて見えない熱演の数々。特に薬師丸ひろ子と由紀さおりは良いな。
・ただ、個人的にはちょっと長く感じた。もっとダレ場を削って短く(90分位に)纏めていればあと2,3度くらい観たい気になったと思う。
・全体的には予告編を観て期待する通りの映画。予告編を観て詰らなそうだと思ったのなら本編を観ても多分詰らなく感じる筈。
・あと、清順はたぶんロリコンだと思う。ツィイーだけでなく、子狸を撮るシーンに監督のリビドーを感じる(どうやら薬師丸ひろ子(41歳)はもはや守備範囲外の模様)。

……「ピストルオペラ」も近いうちに観よう。


6/16(木)

 うううだるい。
 なんか今週って滅茶苦茶疲れてるな。控えめに見て普段の週の倍は疲れている。

 で、家に帰ると京都国立博物館からの大きな封筒が郵便受けに入っていた。「ミュージアムぐるっとパス関西」のスタンプラリーに当選したらしい。一瞬疲れを忘れて歓喜の踊りを踊ってしまった。

 ちなみに封筒の中身は以下の通り。
・国立国際美術館の招待券(国立国際美術館)
・マリコ・ロンドンふろしき(宮井ふろしき・袱紗ギャラリー)
・一筆箋(住まいのミュージアム)
・クリアファイル(兵庫県立人と自然の博物館)
・クリアファイル(神戸市立須磨海浜水族園)
・絵はがきセット「JR西日本沿線の四季」(交通科学博物館)
・絵はがきセット「ライトアッププロムナードなら」(奈良国立博物館)
・絵はがき「舞楽図」(醍醐寺霊宝館)
・絵はがき「マチカネワニ」(大阪市立自然史博物館)
・絵はがき「黒地藤草花文花瓶」(並河靖之七宝記念館)
・絵はがき「万華鏡四種」(京都万華鏡ミュージアム姉小路館)
・絵はがき「七宝/置物」(清水三年坂美術館)
・ステッカー(大阪府立大型児童館ビッグバン)
・缶バッジ(ピースおおさか)

「“ゲーム脳問題最終報告”添付資料:Akio Mori et al. “コンピューターゲームと、前頭前野における脳波活動の関連”」
 バイアスを受けるのがイヤなのでまた「“ゲーム脳問題最終報告”」の方は読んでいない。とりあえずこの「森昭雄氏の発表したゲーム脳関連論文」とされている文章を先に読んでみている。「とされている」と書いたのは、個人的にまともな教授がこんなモンを論文として発表するとは俄に信じがたかったからだ。ひょっとしてこれは森氏に対するネガティブキャンペーンとしてでっち上げられた怪文書なのでは、と一応疑ってしまった(ってああ読者にバイアスをかけるような事を)。
 この論文がどこに発表されたものだかはよく知らないが、世の中にはこう言う実験(モドキ)の結果(らしきもの)を堂々と載っけて良しとされる学会があるのか。それとも「再現しようのないものは実験ではない」と言うのは基本中の基本だと思っていたがひょっとしてそれは心理実験だけの話だったのか。
 とにかく論拠としている「実験(のつもりなんだよなこれ)」が実験の体を成していない以上、その上に積み上げてある論理展開も完全に無意味だと思うがどうか。そもそも「We designated these types as the normal-brain type, visual-brain type, semi-game-brain type, and the game-brain type.」とか書いてある事から見ても「まず結論ありき」であることは明白ではないかね。って私は「2,Methods」「3,Results」の項を飛ばし読みしただけなので(そこまで読んで読む気が失せた)ひょっとするとどこかにその辺のフォローは書いてあるのかも知れないが。

「おもちゃのカンヅメ当選確率を調査する」
 実は「森永チョコボール」の「銀のエンゼル」に関しては外から見ればどれが当たりかは判る。昔コンビニでバイトしていた時は「あ、この箱には一つも当たりがないな」「これには2つ当たりが入ってる」みたいに思いながら品入れをしていた記憶がある。その時の経験から言うと、任意のチョコボールを手に取った時、それが銀のエンゼルである確率はおよそ5%だった。


6/15(水)

 日記を書いていたら勝手にマシンの電源が落ちて焦った。いったい何が起こったんだ。

「国歌と愛国主義の微妙な関係 ドイツの場合」
>イタリア系ドイツ人テノール歌手ルチアーノ・ロンディーニが、バスケットボール選手権の試合開始前にドイツ国歌を歌ったが、歌詞を間違えて観衆を笑いの渦に巻き込んだ。

>シュピーゲル・オンラインの調査によれば、国歌「ダス・ドイチュランド」の歌詞を覚えていないドイツ人はふたりの歌手だけではない。国歌の歌詞を暗記しているドイツ人はめったにおらず、きちんと歌われることもないという。
 ドイツは二次大戦の敗戦国であること、日本の現状、などを照らし合わせてもっともらしい結論が導き出せそうな文章だが、どうもこう言う方向性の明らかな文章にはとりあえずイチャモンを付けてみたくなるな。
 とりあえず思ったのは「ドイツに於いて、国歌は間違って歌われると笑いのネタになる程度にはみんな歌詞を知っているらしい」と言う事。それによって特に導き出される結論に差が出る訳ではないのだが、まあ、こういう記事が記事として成り立つという事そのものの方に私は興味を引かれるのであった(ってぼやかした言い方ですまぬ)。

「久慈・北限閣で「ぼこたん焼き定食」発売」
 某大型掲示板での展開が目に見えるような記事だ(いや、見てないけど)。


6/14(火)

 鈴木清順の最新作「オペレッタ狸御殿」、今週末に見に行こうと思っていたのだが、金曜で打ち切りだそうな。3週間で打ちきりになるとは予想外であった。こんなことなら前の週末に観に行けば良かった。ぐう。

「ブラックバスバーガーを食べてみよう」
「ブラックバスバーガーを食べてみよう~Returns~」
 調べものをしていてたまたま見つけたページ。
 私も琵琶湖博物館でバスバーガーとバス天丼を食べた事があるが、どちらも「奇食」には程遠いほど普通に美味しかった。「釣った魚はバスであろうと捨てるのはイヤだ」と言う方、リリースするより持って帰って食べれば良いと思うのだがそれでは駄目なのか。。


6/13(月)

 その昔、キリスト教が禁教だった時代、隠れキリシタンはキリスト教を仏教の如く偽装して信仰を守り続けた。
 しかし禁教は300年程も続き、彼らの信仰は本流から孤立、土着化し、いつしかキリスト教・仏教のどちらでもありどちらでもないケッタイなものに変化していったそうな。

「マリア観音」なるものもそういうケッタイな代物の一つ。キリシタンたちが観音像にサンタマリアを仮託し信仰の対象としていたものの、次第に「マリア観音」そのものが信仰の対象となっていった、と言う事らしい(キリスト教はそもそも偶像崇拝を禁じていたのでは?とか疑問に思ってはいけない。その辺のいい加減さもキリスト教の特徴である)。
 で、ふと思ったのだが、「マリア=観音」がアリなのなら「キリスト=釈迦如来」「神=大日如来」と言う解釈もアリではないだろうか。ってか、どっちもゾロアスター教経由で元々無関係ではないのか。んー、その辺理解が曖昧だ。ヒマがあったら調べてみるか。


6/12(日)

 久しぶりに外出せず布団に潜り込んで一日中寝ていた。
 やはりどこか調子が悪い、それもどちらかというと症状が重めのようなのだが、明確にどこそこが悪い、と言う感じがしないのが気持ち悪いな。今のところ腰痛が元凶なのではないかという気はしているのだが本当のところはどうなのか。
 とりあえず何をする気力も涌いてこないのはイヤだな。近所へ買い物に行く気力すら涌いてこない。
 まあそのうち勝手に治るだろうから適当に見守っているとするかね(ってまた他人事みたいな言い方だよ)。


6/11(土)

珍世界紀行借りてきた。
 で、ちょっと読んだ感想だが……。
 同じ著者の珍日本紀行に較べてゆとりのない、と言うか「脱力系」なスポットが少ないような気がするのは、編集方針が「珍世界」と「珍日本」でそもそも違うのか、それとも私が他の文化圏内での価値観の落差を理解できないからなのか。
 本の作り自体は「珍世界」の方がしっかりしているが、個人的には「珍日本」の脱線具合の方が好きだな。

 話変わって「ドラえもん」の話をする。
 新しくなったアニメドラ、全体的に評価はまっぷたつ、と言った印象だが、全体的に「大山ドラ信者」は拒否反応を示し「原作ドラ信者」はおおむね好意的に受け止めているような気がする。
 と言うか、大山ドラ信者には新ドラの原作に近くなった点まであげつらって批判している人もいるのでもうこれはどうしようもないな。仮に「原作そのもの」の出来であっても「声が大山のぶ代じゃないから駄目」とか言いそうだ。


6/10(金)


2005/06/10 誰でも一度はやるよなこのネタ

 さて東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング、コンスタントに20歳から20代前半をあたりを叩き出せるようになったのだが、それと反比例するように日常では注意力記憶力が目に見えて低下している。ぼーっとしてるのはいつもじゃねえかと言われそうだが、なんというか最近離人感が酷くなってきたような気がする。大丈夫かね、って心配の仕方も他人事のようだ。

 あ、そう言えば例の講義も無事終わったのでWebページ用に書き直してアップするとしますかね。今しばらくお待ちを。


6/9(木)

「ニンテンドー DSの新色「レッド」が8月8日に登場」
 DSってカラーバリエーションがいずれも格好悪いと思うのは私だけなのか。正直言って最初のプラチナシルバーが一番マシだと思う(それでも格好悪いが)。
 って言うかデザイン自体がいまいちなんだDS。畳んで置いてあるとなぜか裏返しにしてあるように錯覚することが時々ある。もうちょっと格好良くどうにか出来なかったのだろうか。それこそボタンの操作性を多少犠牲にしてでも……あ、駄目だなそれは。

「pya!:何見てるnya!」
 うわー、どえらい美猫だね。白黒のコントラスト、表情が美しすぎる。

「pya!:幻象機械」
 おお、これはリアル「イノセンス」。「傀儡謡-新世に神集いて」が聞こえてくるようだ。良いよねー格好良いよねー。


6/8(水)

 昨日書いたネタからちょっと思い出したのでちょっとご紹介。有名のようなので今更だとは思うのだが。

「反社会学講座 第2回 キレやすいのは誰だ」
 人は往々にして信じたいものを信じてしまうものである。
 昨日書いた調査にしても「若者の質が低下」みたいな調査を一見もっともらしいデータとともに提示されたらついコロッと信じてしまう。
 これは要するに、人間と言うものが自分と異なるコミュニティに属するものに対して不安感を覚えるからに他ならない。そう言う状況で不安感の受け皿として「若者の質が低下している」みたいな事を言われるとついついその情報をよく吟味することなく「ああ、やっぱりねー」と受け入れてしまうわけだ。
 まあそう言う態度は人間としてはごく当たり前であるとは思うのだが、それだけに油断すると信じたいことのみを信じ続け、しまいにイデオロギーにのみ込まれてしまう、と言うことになってしまいかねない。だから「都合の良い話はとりあえず疑ってみる」べきではないか、と私は常々申し上げているのである。

 と言う私の主張にうなづいた貴方、貴方は「昭和35年頃のほうが圧倒的に少年犯罪が多かったのだから、ここ10年で少年犯罪が倍に増えても『急増』ではない」と言うロジックをそのまま鵜呑みにしてはいないだろうね。念のため。


6/7(火)

「日本語の語彙力:私大生の19%「中学生並み」」
>大学生の語彙(ごい)力が低下していることが、大学、短大の中堅校を対象にした調査で分かった。
 ふうむ。
 話としてはとても痛快だが、記事を読むだけでは判断材料が少なくて本当に「語彙力が低下」していると言えるのかよく解らない。
> 小野教授は「ゆとり教育、活字離れに加えて、学科試験を課さないAO入試や推薦入学など大学入試が多様化したため、私立大では多様な学生が混在する状況だ。短大も日本語の補習なしでは授業が成り立たなくなる心配がある」と指摘する。
 調査されている方がこのような思想の方との事なので、ひょっとするとまず結論ありきでの調査だった可能性もある。もーちょっと詳しい調査条件は解らないものかね。いや、この結果を信じたくない訳ではなく、下手に面白い(ネタにしたくなる)結果なだけに下手に飛びついて火傷をするのが怖い。

 とりあえずwikipediaの「ゆとり教育」の項目にリンクを。


6/6(月)

 旅行二日目。

白浜エネルギーランドへ。

 うむっ(←片眉を上げながら)。
 これは面白い。

「うらびれた田舎の科学館」の空気と「最新設備を用意した先端のレジャー施設」の空気が鬩ぎ合う空気のユルさが素晴らしすぎる。「ジュラシックツアー」「4Dライドマシーン」「立体映画」の三種、「ミステリーゾーン」「パラレルワールド」「トリックアートハウス」の三種はそれぞれ企画として見事なまでに被っている。

「ジュラシックツアー」は大型テーマパーク並の規模と質を持ったライド形アトラクション。「古代の地層から未来設備の遺構が発見された」と言う設定がSFマインドを刺激する。はっきり言って分相当なまでに豪華な設備なのだが、それだけでは飽きたらないのか別に立体映像のライド型マシン「4Dライドマシーン」も用意されている。それも申し訳程度ではなく、最新のハードに最新のソフトを導入し、少なくともジョイポリスの同種の設備に較べて明らかに上質だ。そんな最新設備をスタッフの方々が使いあぐねているらしく、しょっちゅう困った様子でどこかに電話して指示を仰いだり「装置の動かし方が解らないので開演を延期します」とか言ってくれたりするのもドキドキ感に拍車をかける。素晴らしい。

「ミステリーゾーン」「パラレルワールド」「トリックアートハウス」はいずれも視覚と三半規管を騙すタイプのアトラクション。もはや「企画が被っている」と言うより「別のアトラクションとして別ける意味が解らない」と言うレベルだが、それぞれ単体のアトラクションとして充分成り立っているのは無駄に凄い。

 その他、「エネゴン城の謎」は所謂立体迷路なのだが、迷宮の構造が一般的な立体迷路とは違ってそれほど複雑ではなく、その代わりに一方通行あり隠し扉ありで気分はもうWizardry。単に複雑で迷うだけの迷路より断然楽しい。

 と言う訳で、白浜に行くならアドベンチャーワールドを捨ててでもここに行くべきだ。特に空いている時期に。個人的には浦安ネズミーよりこっちの方が断然好きだ。


6/5(日)

 唐突に白浜方面へ旅行。
 まずは南紀白浜アドベンチャーワールド
 ここに来るのは20年振り位だが、前回来た時の記憶と殆ど一致しなかったので当惑してしまった。もっと「サファリパーク」然とした施設だと思っていたのだが今回行ってみるとかなり「動物園」な雰囲気を感じた。もっと広い敷地だと思っていたのだが勝手に記憶が改変されていたらしい。
 で、まあ、感想としては、そう言う「ガッカリ感」もいささかあってそれほど好印象を持った訳ではないのだが、んー、「動物園」としては充分すぎる位及第点とは言える(アシカショーは一瞬びびる)。ただ、このためだけに白浜くんだりまで行く価値があるかと言うと、やや微妙、と言う気はする。
 もちろん白浜周辺にはその他の見所も多いので、それも含めて旅行を楽しむつもりで来れば良いのだが。


6/4(土)

「1万8000カ所で金属片 衝突した車の破片か」
 この金属片のネタって、実際のところ問題となっているのは「こんなものがあるなんて危険だから」と言う理由ではないのだな。
 と言うのは、この金属片は何年も前から全国にあったものであるにも関わらずこれまでまったくと言って良いほど問題視されなかったと言うことは「危険だから今すぐ何とかすべきだ」と殆ど誰も思わなかったと言うことを意味するからだ。
 ちょっとYahooのトピックスを調べてみたが、最初の「中学生が怪我」の報道のあと、多発性が発覚するまでまる1~2日報道が途絶えている。少なくとも単に「危険である」と言うだけではその程度の話題性しかなかったと言うことだろう。
 では何でこんなに騒がれるようになったかと言えば、恐らくは多くの人が(危険性云々を別にして)この事件に「悪意」を感じ取ったからではないだろうか、と言う気がする。これがもし自然現象でした、と言うことになれば、「危険だから対策すべし」と言う声すらも含めて急速にトーンダウンすると思う。


6/3(金)

「wikipedia:ジャガー (ローカルタレント)」
 wikipediaって「なぜこれが収録されてないの?」と首を傾げることもあるが、逆に「なんでこんなもんが収録されてるの?」と驚くことも多い。
 これは勿論後者の方で、試しに「ジャガー」で検索してみたら収録されていたので目が点になってしまった。
 去年活動再開したことは知っていたが、ビクターからCD(シングルアルバム)も出してたのね。さすがに買うのは気が引けるがなんとなく気になるのは確かだ。視聴も出来るようなのでせっかくだからRealPlayerをインストールしてみるか……。

 しかしジャガーさんの公式ページって何でこんなにアレなのか。文章自体からジャガーさんの人柄が滲み出てくることもあって、「不慣れだけど頑張ってWebページを立ち上げてみました!」な感じで何だかあたたかい気持ちにさせられるな。ありがとうジャガー。


6/2(木)

 最近なんとなく「トリビアの泉」を観ているが、なんかホントにネタ切れっぽいな。「ムダ知識」の筈だったのに充分役立つネタが増えている。「トリビアの種」のネタは充分役立つし、ガセビアのネタもコリオリ力がマクロレベルでないと観測できない事のヒントになる。
 そのうち「ガセビア」のコーナーで「同じ形のものなら重さに関わらず落ちる速度は等しい、と言うのはガセ」と言うネタが出てきそうな気がする(ガリレイの実験が有名すぎるのでひょっとするとこの辺を誤解している方も居られるかも知れないが、真空中でない限り、同じ形であっても重さが違えば落ちる速さは微妙に変わる)。

「募金苦境、逮捕事件の余波 金額減り、「偽もの」非難も 「信頼失墜怖い」」
> 虚偽の求人広告で集めたアルバイトに街頭募金をさせていた職業安定法違反容疑でNPO(民間非営利団体)を名乗る団体の主宰者、横井清一容疑者(34)らが逮捕された事件の余波で、正当な活動を行っているほかの団体の募金額が減るなど、事件の影響とみられる現象が起きていることが二日、分かった。「偽の募金やろ」などと不当な非難を浴びるケースもあるという。
 ああ、まあこれはそうだろうな。
 こっちの方々が募金しているのも見た事はあるが、例の団体と似たような色の上着を着ているので正直同系統の方々が懲りずに活動しているのかと思っていた。
> 災害や病気で親を亡くした子供を支援する「あしなが育英会」(本部・東京)でも今春、関西地区の募金がここ数年で最少額に落ち込んだ。通りがかりの人から「(警察の)道路使用許可証を見せろ」「偽の募金やで」など、ひどい言葉を浴びせられたという報告もあがっている。
 「道路使用許可証を見せろ」のどこが「酷い言葉」なのかよく解らない。アンケートや募金等が本物かどうかを見分けるポイントの一つは「証明証・許可証を提示できるか」である以上、「許可証を見せろ」はごく妥当な言葉だと思うのだが。


6/1(水)

「日本版ポリティカルコンパス(ドラフト3)」
>政治的な右・左度(保守・リベラル度) 3
>経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) -1.3
>あなたの分類は 保守左派 です。
 そんなもんか。

「「おばさん怖い」に激怒、男児を殴る蹴る」
> 安藤容疑者は自転車で帰宅中、男児ら児童7人が歩道いっぱいに広がっていたため「邪魔だ」と注意。男児が「おばさん、怖い」などと文句を言ったため腹を立てたという。
 報道をどこまで信じてよいのか解らないが、これを読む限りではこの餓鬼どもお子様方シバキまわされても仕方ないな。注意されて謝るどころか「怖い」、しかも言うに事欠いて「おばさん」と来たもんだ。ああん? 20台の女に向かって「おばさん」だぜ? この餓鬼どもお子様方は命があっただけでも良かったと思うべきだ。真面目な話、リアル世界で女に向かって「おばさん」と言い放つのは、某掲示板界で「ぬるぽ」と言い放つのに等しい。いや本当に。「手前ら今からメタルフェイスのドライバー持ってくるからそこを動くな」とか恫喝されても止むなしと言える状況だ。
 特にこのお姉さんは主に自らの容姿に意識的でなければならない職業であったそうで、おばさん呼ばわりはムカつき度さらに倍、個人的にはこの餓鬼どもお子様方の方を侮辱罪なり迷惑防止条例なりでしょっ引いて欲しいとか思いませんごめんなさい言い過ぎました。