自己満足の世界
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2006年
1月
1/31(火)
「極刑を恐れし汝の名は 昭和の生け贄にされた死刑囚たち」を読んだのだが感想を書くと長くなるので保留。感想の方向性としては主に罵詈になる。
ただ、一応多少なりとも弁護しておくと、この本の中の記述であるとして良く出てくるこのクダリ。
>冷たい言い方のようだが、殺されてしまった被害者の人権など、とっくに
>消えてしまっている。人権を言うなら、生きている加害者の人権こそ保護
>するべきなのである
矢鱈巷間に出回っている上間違いだとの指摘も見たことがなかったので本当だと思っていたのだが、少なくともざっと読んだ限り、本の中にこの記述は無い(ちょっと似通った記述はあるが意味合いはかなり違う)。ひょっとしたら担がれていたのかも知れん。釣りなのだとしたらなかなかの腕前だと言わざるを得ない。世の中には罠が一杯だ。気を付けよう。
1/30(月)
朝、目が醒めた。
どことなく吐き気が。頭痛が。
「すみません今日体調悪いので仕事休みます(ガチャ)」
正直絶対無理という気はしなかったが、布団から出て着替えて仕事してアラマアもう夜の11時、と言うプロセスを想像するとウンザリしてきたので誘惑に負けることにしたのである。気分的には半分サボリである。
……とは言え、体調がちょっと悪いのは事実なので念のために医者に行ってみることにした。
「アナタ体中弱ってます。って言うかインフルエンザ。尿、濃い。腎臓、弱る。ほっとく。アナタ死ぬ。点滴、受ける。アナタ助かる。さあさあ早く」
……んなワケで2時間程点滴受けてお土産にタミフル貰ってきた。
あんまし無理はしない方が良いみたいだからこれを口実に極力仕事もサボろうと思う。
1/28(土)
村マップ完成。
最近は資金繰りにも苦労しなくなってきたのでさっさと家を改築しきってしまおう。やっぱカブですよカブ。うーん金持ち父さんはライブドア(意味不明)。
ちなみに私の村にはミカンとヤシがないのでそこのところ宜しくお願いします(何)。
1/27(金)
■ 「ニンテンドーDSに上位モデル登場」
正直任天堂製でデザインが良いと思ったハードはこれまでなかったが、これは結構格好いいな。個人的にこういう白とかシルバーとかのフラットなデザインが好きなので余計そう思うのかも知れない。
次買い換える時はこっちで……と思わないでもないが、壊れにくい任天堂ハードでその機会があるかは不明だ。
■ 「WILLCOM | データ通信サービスの高速・快適化について ~PHS高度化通信規格「W-OAM」の導入~」
簡単に書くと
・これから出る新端末だと1Xの速度が32k→51kになる
・1Xの料金のままで2Xのサービスが利用出来るようになる
と言うことらしい。
具体的には「繋ぎ放題」コースで、今使っているAH-3001Vだと32kbps、WX310シリーズに機種変したら64kbps、そのうち出るであろうW-OAM対応端末まで待てば102kbpsが利用出来る。うーん、悩みどころだな……。
1/26(木)
というわけでメルアドの移行を開始。
目処としては、2月1日から新アドレスをメインとし、6月の終わりまでに完全移行とする予定。
7年以上変更無しで使ってきたので変更に伴う影響がどのくらいあるのか正直全く想像出来ない。とりあえずメルマガの半分程度は移行済みだが……。
あ、移行先のアドレスは2月1日以降に告知の予定です。これもアドレス帳に登録している方全員に通知すべきなのか、それともこの場での通知に留めるか……。
■ 「ドラえもんに川崎で会おう/藤子・F・不二雄アートワークス」
>藤子さんの作品テーマ「夢」「友情」「自然」に沿い、環境に配慮した施設にしたい考えだ。
個人的には藤子・F・不二雄という人は相当筋金の入った相対主義者かつシニシストだと思っている。「藤子・F・不二雄=エコロジーの人」のような印象を持たれている方も居られるかと思うが、それは大山ドラの印象が強すぎるからだろう。私は大山ドラの(恐らくは大山のぶ代の意向だと思うが)そう言う「オトナ的(保護者的)」な視点がどうしても肌に合わないこともあり、件の「藤子・F・不二雄=エコロジーの人」みたいな言い方をされると「君せめてSF短編集くらい読んでから話してくれ」と言いたくなってしまう。
1/25(水)
ああ、anetの転送メールサービスが終了するのか。
今使っているメルアド「mousecat at anet.ne.jp」はもう8年くらい使っていて相当愛着があったのにな。anet、infoseek(楽天)に売却されたのが運の尽きか。
サービス終了は6月末だそうだからそれまでに何か別のアドレスに移行しないと……。
・出来れば転送サービス(プロバイダに依存したくないので)
・PHSのメルアドに転送は必須
で何か良いところは……。
って、あ、そうだ。もうwakwakのメアドをメインにしちゃおうか。これなら割と自由に使えたはず。
さて、wakwakのパスワードを探さないとな……。
■ 「iKitty nano(ホワイト)」
これ、以前どこかのニュースで見たときは2枚目の写真しか載ってなくて、これのどこが猫なのかと小一時間以下略とか思っていたのだが角度を変えてみると確かに猫のように見えるな。でも何となくセンスがサブカル系美大生あがりっぽくて微妙だ。
1/24(火)
■ 「ビデオゲーム「PONG」が映画化決定」
これ、しばらく前に噂を聞いたことがある。
その時は「ネタだろ?」と思ったのだがひょっとして本当なのか。そのまま映画化したら物凄く地味な作品になりそうだが。
■ 「興行大失敗、でも“博打”に成功」
>だが、『イノセンス』は大きなブームを巻き起こすには至らず、興行収入10億円という結果に終わった。興収50億円という目標からすると、「興行的には惨敗」と総括されても仕方がない。
>
>実は、この程度しかヒットしないということは、石川も押井監督も事前に覚悟していたらしい。
>
>キャンペーン中は、メディアに対し強気の発言を繰り返していたが、心の底では「これはそんなにお客さんが入る映画じゃない」と冷静に判断していたのだ。
私から見ると「あれが10億円も売れたなんて信じられない」という印象だ。いや、個人的には間違いなく押井守の長編アニメ最高傑作だと思っている(劇場で3回観た)が、到底一般受けする映画じゃない。制作者側で「興収50億円という目標」なんて本気で信じていた人間は恐らく一人も居ないと思う。
1/23(月)
うううだるい。
残業60時間オーバー(燃え尽き危険域の目安らしい)がもう半年程続いているぞ。流石に踏ん張りがきかなくなってきた。あとどのくらい我慢すればよいのやら。
■ 「【こぼれ話】きょうが1年で最悪の日=英心理学研究者」
>【ロンドン23日】1月23日(月曜日)は1年で一番憂鬱な日―。英国の心理学者がこんな学説を唱えている。
これ、いったいどこにどのような形で発表されたものなのか全く書いていない。この説を唱えたのはカーディフ大学のクリフ・アーノールという人らしいが検索してみてもこの件以外全然ヒットしない。
何となく気になったのでちょっと追いかけてみたら、氏のWebページを発見した。英語を読むのがタルくてまだ全然読んでいないが、この論がどこに発表されたものかくらい書いてあるだろうか。(ページから漂う雰囲気的に、眉に唾を付けて読んだ方が良いような気もする)
■ 「ミス・アメリカ:オクラホマ州代表に栄冠」
ミス・アメリカの次はバトル・ジャパンを決めないと。
とか思った奴は年寄り決定。
いや、私はそんなこと全然思わなかったぞ。
1/22(日)
■ 「pya! RENSA」
特に面白いとは思わないが、全体に漂う雰囲気が妙にノスタルジーを喚起するな。何だろう。そう言えばメロディーラインが何となく昔のMSXゲームを彷彿とさせるかも知れない。「面白くはないけど何となく好きになるゲーム」と言う感じ。
■ 「あなたの精神年齢チェック」
>あなたの精神年齢は【82歳】ぐらいで【まだらボケの老人】レベルです。
なんだよこれ。
1/21(土)
■ 「考:「いただきます」って言ってますか? 「給食や外食では不要」ラジオで大論争」
> 手紙は東京都内の男性から寄せられ、永六輔さん(72)が「びっくりする手紙です」と、次のように紹介した。
>
> 《ある小学校で母親が申し入れをしました。「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」と》
「いただきます」と言う言葉は単に料理を作った人間に対する感謝の言葉ではない。「食事が出来ること」、作ってくれた人間だけでなく、今自分が生きているそのこと、そして食料となった生き物の命に対しての感謝の言葉だ。
私は食べ物を食べ残すのがとても嫌いだが、それも「生き物の命を自分の命としている」と言う自覚からだ(断じて意地汚いからではない)。「金払ったから残そうが捨てようが勝手だ」と言う発想は「金払ったからいただきますと言わないでよい」と言う発想と根っこは同じだと思う。だから平気で食べ物を食べ残す人間がこれだけ多い昨今に於いて「いただきます」を言う言わないが論争になると言うことは私にとって逆の意味で意外だ。
1/20(金)
近況として特に宜しい報告を出来る状態ではないです。
■ 「おいでよ どうぶつの森 情報まとめWiki」
このゲーム、軽い気持で買ったがひょっとしたら買わない方が良かったかも知れないと言う気がし始めている。いや、詰らないという意味ではなくて、私が「Nintendogs」を買わなかったのと同じ意味で。
やばいと思ったのでもう「数字を満たすゲーム」として割り切って遊んでみることにする。
んで思ったのだが、ニンテンドーDSって「はてしない物語」のようなメタ構造のRPGとかが作りやすいハードのような気がする。もし上手く作ったら面白くなるのは確実だろうが、同時に相当凶悪なゲームになるな。インタラクティブなだけに余計タチが悪くなる。
1/19(木)
■ 「pya! (nya)フリースロー」
こいつらは何をやっておるのか。
■ 「Map of Japan Ver. 1.3」
昔仕事で日本地図を描いた時はかなり苦労した。その時にこれがあれば楽出来たのにな。
■ 「マイナス30度のモスクワ、プールで泳ぐ元気な人も」
>厳しい寒波が到来しているロシアでは18日、首都モスクワの気温が氷点下30度前後まで下がった。そんな中、市内の屋外プールでは、水泳を楽しむ市民の姿もみられた。
ロシアのプールはマイナス30度でも凍らないらしい。なんか水以外の成分で出来てるのだろうか。
それはともかく、この人は「元気」と言うより何か別の言葉で表現した方が良いのではないか。
1/18(水)
数日前に出来た口内炎が治る気配を見せない。
その他なんだかんだとあらゆるところが不調でついメゲてしまった。
余裕がない時は困るね。余裕の無さがさらに自分を追いつめてしまうし周りにも迷惑をかけてしまう。駄目だね。まだまだ未熟だ。
■ 「三洋電機、「WX310SA」用最新ファームウェアを公開」
ああ、gzipに対応したのね。
WX310SAの致命的な欠点がこれだと思っていたのでちょっと心が揺らぐな(ちなみにWX310Kの致命的な欠点は無駄にゴツいことだと思う)。
でもま、もう少しAH-K3001Vで様子を見よう。もうちょっと安くなってきたら考え直すとして。
■ 「風邪は友達以上恋人未満」
うーむ。
>東洋医学関連の各Webページによると、風邪自体は病気ではなく、体内の毒素を本能的に排泄する浄化作用の一つであると紹介されています(これは「学説」というより「仮説」と考えた方がよいかもしれません)[以上2006/1/16修正]。
恐らく修正前は「最新の学説はこうだ!」みたいに書いてあったのが「実は仮説に過ぎませんでした」とトーンダウンしてしまったんじゃないだろうかと思う。それ以降の強気な文章がヤケにアンバランスに感じる。
せめてその仮説だか学説だかのソースを示してくれれば検証のしようもあるのだが、ソースがないまま(「東洋医学関連の各Webページによると」ではソースにも何もならない)論を展開しているので「はあ、貴方はそう思うんですね」としかリアクションのとりようがない。
まあ私も風邪については一般人と同レベルの理解しかない筈で、実のところその理解もこのWebページの記述と大幅に異なるところはあまり無いように思うのだが、それでも妙に引っかかるものを感じてしまうのは何故だろう。
1/17(火)
11周年。
あの日のことについてはこれまでちょくちょく書いているので今日あえて書くことは特にないのだが、そのことによりあの震災が風化していくような気がするのは恐ろしい気がする。ほら、ほんの一年ちょっと前、全国で地震が相次いで、漠たる不安が世間を覆っていたこと、貴方憶えてますか。
で、ここまでふと思い出したので以下前項目とは全く無関係な私信を書く。
ともだちコードをお知らせしたまま結局まだ一度もお会い出来てない方、ってそんな方は何人も居ないので「自分のことかも?」と思われた場合は確実に「YES! YES! YES!」なのですが、平日・土曜は夜11時半以降、日曜なら10時以降?くらいならこっちで門開けてるかも知れないし、門開けておいて貰えればこっちから行くかも知れません。もちろん気が向いたらで良いですけど。
1/16(月)
ああ忙しい、忙しい。
はいはい戦いましょう、戦いましょう。
■ 「証券取引法違反容疑、ライブドアを捜索」
よく解らんのだが、とりあえず話題性のあるニュースらしい。
よく解らんのだが、「この時期に捜索を行うのは阪神大震災11周年の話題を紛らわそうとする政府の陰謀に違いない」とか主張してみよう。
「んなわけないだろ」と思われるだろうが、「阪神大震災11周年」を「ヒューザー小嶋氏証人喚問」とかに置換したらアラ不思議、全く同じロジック(=論理的に同等の信憑性)なのに何となくそれらしく見える。
1/15(日)
今日は一日中寝ていた。
何でこんなに寝られるんだろうね。不思議だ。
メモ:
「驀地」。
読み:「まっしぐら」。
と言うことは「猫驀地」は「ネコまっしぐら」なのか。
「驀」が「まっ」で、「地」が「しぐら」かよ。読めねえよ。
■ 『日テレ版ドラえもん幻のオープニング』 動画」
ああ、懐かしいな(←って知ってるのかよ)。
主題歌歌ってるのはてっきり堀江美都子かと思っていたのだが別人らしい。内藤はるみって聞いたこと無いな。検索してみてもあまり引っかからないし。器用な歌い方するのに芽が出なかったのかな。
1/14(土)
定食屋で夕食。
私はカウンター席の一番右端に陣取り、黙々と食べていた。
横に長いテーブルには、右側と真ん中と左側、等間隔で3つ、不透明の四角い箱が置かれている。以前一度来たことがあるのでその中にはキュウリの漬け物が入っていることを私は知っている。
漬け物が欲しくなった私はその箱に手を伸ばしかけ━━違和感を感じて首を傾げた。
私は無意識のうちに、右端に座っている自分の目の前にある箱ではなく、一つ遠い、テーブルの真ん中にある箱に手を伸ばしていたのだった。
……はて、何故一番近くの箱に手を伸ばさなかったんだろう。
自分の行動が不可思議だったのでさっと手を引き、自分の思考を反芻してみた。
どうも私は「一番手前の箱の中には漬け物が入っていない」と思いこんでいたらしいのだった。「一番手前の箱は空っぽだけど、真ん中にある箱には箱の半分くらい漬け物が入っている。一番遠くは解らないけど」と、ごく当たり前のように確信していたのだ。
おそるおそる、真ん中の箱の蓋を開けてみる。
……箱の真ん中あたりまで漬け物が入っている。
次に、一番手前の箱の蓋を開けてみる。
……果たして、箱の中は空っぽだった。
ドンピシャリ。
ああ、なんか透視しちゃったよ自分。
冷静に考えれば、コールドリーディングのデンで何らかの情報を無意識のうちに処理してしまったんだろうが、一体どういう情報があれば「箱の中に漬け物が入っているか」が判るんだろうか。
■ 「pya! え~っとぉ~」
ああ、ネコ年ってあるんだな。ってこれ自体ネタかも知れないけど。
1/13(金)
某TV番組によると、シ○○プ99オリジナルブランドのブルーベリージャムは食べない方が良いらしい。いや、知らんけど。
そう言えばあれ、以前買って食べたことがあるが、美味いとも思わないが吐く程マズイとも思わなかったな。あの値段だったらあんなもんかも知れない。まあ、手作りパンに見合うジャムじゃないね。
■ 「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」
私は100点でした。
……これ、問題が悪いよ。
選択問題ではなく普通に問われていたのだったらたぶん70点くらいしかとれなかったと思う。選択肢が「正解がどれで、どのように引っかけようとしているのか」をありありと語りかけてくるので自然に答えが見えてしまうんだ。これは「日本語に長けた人間」より、「試験で良い点数を取る技術に長けた人間」の方が断然有利になってしまっている。もうちょっとどうにかならなかったんだろうか。
1/12(木)
■ 「目指せ!おさかな通!!明石・タコ検定」
いいねえ「タコ検定」。ちょっと受けてみようかという気になるな。履歴書に「資格:タコ検定合格」と書けるのはなかなかに魅力的だ。
私は明石とか北淡とかあの辺りが好きで、何故好きなのかを考えてみたら「天文科学館があるから」と言うのも理由の一つだがそれに加えて「食べ物が美味しいから」と言うのも大きいことに気付いた。タコ、タイ、海苔。特に海産物がとても美味しい。
……とか書いてたらああ、またあの辺に旅行に行きたくなってきたよ。あの辺はどこの店でも海産物系は例外なく美味しいんだ。また北淡の定食屋「源平」で鯛のアラを食べたい。温泉にも浸かりたいねぇ。
■ 「楽天ポイント祭り(過去ログ倉庫)」
一応楽天のアカウントは一つ持っているが、殆ど使っていないのでこの騒ぎは知らなかった。
「一ユーザ一アカウント」としていなかった以上、別に一人でどれだけアカウント取ってポイントを儲けようが不正とは言えないような気がするのだがどうなのか。むしろ後出しジャンケンで「ポイントを無効にするのでその分カネ払え」という方がえげつないと思う。もしこれが認められたらたぶんアダルト業者とかが続々マネしてくるぜ。「入会時○○ポイントプレゼント!」→「ポイント無効にするのでその分カネ払え」てな感じで。
1/11(水)
■ 「超常現象の謎解き」
昔ちょっとタロットと四柱を囓ったことがある。
友人相手に試してみたらズバズバ当たって目を丸くされた。易者になってもやっていける自信が付いたくらいだったが、その時の自分の経験から言うと、占いというのはコールド・リーディングの応用に他ならない。慣れてくると「これがこうだからこう」みたいに考えなくても自然に閃くようになってくる。非常に簡単なケースで言うと「肝臓が悪いですね」とか「神経質なところがありますね」とか(この辺は相手の手を見れば解る)。さらに熟練してくるともっと色々無意識で解るようになるだろうが私はそこまでは行かなかった。
ともかくそう言うことを論理思考プロセスをすっ飛ばして理解出来るというのは間違いなく「技術」であり、例えば恐山のイタコをインチキ呼ばわりしないのと同じ意味で占いもインチキではない、と個人的には思う。
1/10(火)
今日家に帰ると、見覚えのない郵便物が配達されていた。
年賀状だ。
ただし、その宛名は見覚えのない名前。苗字こそ同じだが名前は違う。そもそも住所は丁目までしか合っていない。
間違いない。
これは誤配だ。
ワ・ク・テ・カ☆
……もちろん、これをこのままポストに投函すれば正しく宛名のところに届くだろう。
しかし、それだと「誤配により配達が遅れた」と言う情報を、本来第三者である私しか知らないと言うことになってしまう。それは宜しくない。なぜなら、このままだと私以外の誰にも知りえない誤解により受け取り側に対する送り主の名誉が傷つけられる恐れが発生するからだ。普通の人間は年賀状が遅れた場合でもその理由について送り主に推問したりはしないが、遅れたことによって送り主に対する印象を悪化させる可能性は十分にある。郵便局側が誤配の事実を認識した上で然るべき対応をとるのが一番良いのだ。
……と言う訳で明日にでも郵便局に連絡してみることにする。
さて、手拭の一つでも持ってくるだろうか。
1/9(月)
今日は所用で実家に行ったが特筆するようなことは特にない。
途中で振袖やスーツ姿を矢鱈に見かけたが、そう言えば今日は成人式だったんだな。
その関係か大阪天満宮周辺は屋台が出ていたり、ちょっとした祭りのような賑わい。ミスドでは福袋を売っていたりしたのだが「今年はミスドはちょっと自重しようと思った」と言う自分の言葉を思い出しぐっと堪えた。うむ。
1/8(日)
明石市立天文科学館へ。
もちろんお目当ては「軌道星隊シゴセンジャーIV」。
今回はああいう展開になることを出てくるのを前もって知っていた分インパクトの面では前回より弱いが、ブラック星博士の悪ノリと言うか暴走というかは相変わらずだ。こう言うのが好きなんだろうなぁ。嬉々としてやってる感じがする(逆に(?)シゴセンジャー役の学芸員さんはシゴセンジャーに任命された時思わず遠い目をしてしまったらしい)。
主題歌は初めて聴いたが、何となく堀光一路ぽいような気がする(と書いてどれだけの人間に通じるのか)。宮内タカユキとかが歌うと無駄にカッコ良くなるかも知れぬ。ちなみに主題歌はこちらからダウンロード出来るので擦り切れるまで聴け(何がだ)。
ってか、シゴセンジャーIIIも面白そうだったんだなぁ。知るのがあとちょっと早かったら仕事サボってでも行ったのだが……。無念。
ところで科学館では館内ラリーを実施していたのだが、その景品が一等「シゴセンジャー絵本」、二等「シゴセンジャー缶バッヂ」、参加賞「シゴセンジャーポストカード」。ふざけとんのか貴様とか責任者出てこいとか思ってはいけない。ポストカードは切手を貼る部分がシゴセンジャーの図案になっているオシャレ(当社比)なデザイン、絵本も「幼児向けテレビ絵本」をインスパイアしたしっかりした作りだ。非売品らしいがこれなら全部まとめて1000円くらいなら出す。売ってください(←外れた奴)。
2006/01/08 シゴセンジャーポストカード(カッコイイ!)
ちなみに私の直後にクジを引いていた子供と係の人のやりとり。
「(ガランガランガラン(←鐘の音))おめでとうございます、一等『シゴセンジャー絵本』です!」
「……いらない(←かなりイヤそうな顔で)」
ちょっとお前館の裏まで来いや(嘘)。
1/7(土)
■ 「「ニセ科学」どう向き合う 物理学会、3月にシンポ」
「自分はこんなニセ科学にはひっかからない」と思っている方も居られるだろうが、そう言う人程意外なところで落とし穴に嵌り勝ちだったりする。私も他人事ではないので気を付けようと思った。
ちなみにこの手の「疑似科学・ニセ科学」で有名なところでは「血液型性格診断」や「マイナスイオン」等がある。
って言うか世の中には「『マイナスイオン』が出るエアコン」なるものが存在するらしいが、あれって一体何が出てくるんだ。マイナスイオン=陰イオン、なのだとすると青酸イオン(注:陰イオン・猛毒)でも出てくるのだろうか。
■ 「pya! 水玉潰し」
年末年始地味に嵌ってしまったので紹介してみる。
ある程度コツを掴むとレベル20くらいまでは行くようになるが、そのくらいになると多分飽きてくると思う。
1/6(金)
そう言えばまだ今年の抱負を考えていなかった。
例年思うのは、自分はどうしても感情的になり勝ちだなと言うこと。後で冷静になって考えてみると、なんであんな事で腹を立ててしまったんだろうと思うことがしばしば。特に相手が悪気がないことに対して一々腹を立ててしまうようなことは控えた方が良いな。たとえ相手が無神経だったからだとしてもそれは相手が好き好んで無神経に振る舞っているわけではないだろうし。
大体、議論をするにしても感情的になったら駄目なんだ。感情的になったらその時点で「喧嘩」になってしまうし論陣の論理的整合性も失われ勝ちになる。どんな馬鹿相手の論戦でも決して感情的にならず、冷静且つ論理的に追いつめて「ぷちっ」と潰す。
そうだね、それにしよう。今年の抱負は「某大型掲示板で莫迦を見つけた時は、放置せず追いつめて潰す」で。最低一回は実行しよう。
1/5(木)
大量にリンゴが余っていたのでアップルパイを焼くことにした。
で、わざわざパイ生地を作るのが面倒なので市販の冷凍パイシートを使ったのだが、うーん、これはちょっと良くないね。
自分で作った時に較べて、経済的な面で言えば150円くらいしか違わないのだが、質の面ではかなりの差が出る。層の膨らみ方も全然違うし味の方も……。なんか変なもんが混じってるやろこれ? と言いたくなる感じ。何というか、自分で焼いたのに市販のパイみたいな味がする。私が市販のパンを食べなくなったのは市販品の変な後味が苦手だったからだが、これもそう言う感じの後味がする。今後はよっぽど時間がないとかの事情がない限りは冷凍パイシートは使わないだろうと思った。
1/4(水)
ちょっと舞州まで自転車で行ってみることにした。
地図で見る限り淀川沿いに走ればほとんど車道も横断歩道も無いような気がしていたので、一度試しに行ってみようと思ったのである。
で、試してみた結果だが。
距離にして10キロ弱。本気モードで走れば恐らく20分程度で到着するような気がするが、行きは海からの逆風が物凄い。走っていてストレスが溜まる。と言うか滅茶苦茶寒い。一応手袋をはめてジャンパーを着て行ったので大丈夫だと思っていたのだが、冷たい風は想像以上の勢いでジャンパー生地を突き抜けて私から体温を奪っていく。
いかん、このままでは凍えて死ぬ。
半ば本気でそう思い始めた時には既に舞洲に到着していた。ちゃんと帰り着けるか本気で案じたが、しばらく走っていると廃墟のような建物を見つけて風を凌げたので助かった。
その時はそれどころではない状態だったが、あまりに何もない建物だったのでアレが本当は一体何なのか、今になって思い返すと気になる。今度はもっと暖かくなってから行って確かめてみようと思った。
1/3(火)
■ 「筒井康隆の紫福談」
筒井康隆と言うひとはこういう過激な物言いをネタとしてショウアップするのが滅茶苦茶に巧い。私は喫煙者ではないが第8回「禁煙すると差別主義者になるぞ」は爆笑してしまった。明らかに論理の飛躍はあるのだがその飛躍をネタにしてしまっている。見事だ。私も今年はこういう芸風を目指してみようかね。
■ 「PCパーツショップが考える秋葉原ブーム: 第1回 「アキバらしさ」とは何か」
■ 「PCパーツショップが考える秋葉原ブーム: 第2回 「アキバブランド」という考え方とその価値」
■ 「PCパーツショップが考える秋葉原ブーム: 第3回 秋葉原ブームが収束したとき」
誰が仕掛けたのかは知らないが「秋葉原ブーム」と言うものがあるらしい。
個人的に気になっているのは、このブームが波及して「日本橋ブーム」と言える現象は発生しているのか否か、と言うこと。あるのだとしたらそれは所謂「おたく的」なものに対してのブームであると言うことだし、ないのだとしたら単に「秋葉原」と言うものに対してのブームである、と言えるように思う。ブームの発端が「電車男」なのだとしたら前者であるような気はするのだが、日本橋がブームになっているという話は聞いたことがないし。
1/2(月)
そう言えば昨日は元日のことを全く書いていなかった。
んっと、昨日は実家に帰って2年振りに友人と会って。
家族の人が国立国際美術館で働いてらっしゃるとのことだったので色々話を聴いて。
チョコレートフォンデュを戴いてウマー。
お土産に高橋葉介「学校怪談」の単行本を貰って帰った。
……って、思い返すと見事なまでに遠慮なき「お客様」ぶりだな。
まあよい。今度立場が逆になった時には色々振る舞ってやることにしよう。
んで、今日のこと。
今日は大阪天満宮へ初詣。
途中、「お菓子のマルシゲ」と「ミスタードーナツ」で福袋を購入。
公平に見てマルシゲのは外れ。クリスマスの余りの詰め合わせ。
ミスドのほうは、全体的にノーリスクミドルリターンな感じらしい。2000円の福袋でドーナツ10個+ドーナツ10個無料券。これだけで元を取って、あとはミスドグッズ4種(ストラップ、グラス、大皿、トートバッグ)+2006年カレンダー2種(壁掛け、卓上)。外れではないが大当たりでもない。去年はミスドを食べまくって家中ポンデライオングッズが溢れていたりするので今年はちょっと自重しようと思った。
1/1(日)
2006年。
去年最後に見たテレビ番組「大晦日だよドラえもん」と今年最初に見たテレビ番組「年の初めはさだまさし」が矢鱈面白かったので幸先良い年始のような気がしている。
「大晦日だよドラえもん」は「ラジコン大海戦」が特に良かった。涙が出る程面白いドラえもんアニメは久々に見たような気がする。まあ元々この話は原作が神懸かって面白いのだが、アニメ化に際してその面白さがスポイルされていない。細かいところを言えば軍艦マーチがカットされてたとか宣戦布告を告げるのドラえもんが「したまえ」口調ではなかったとか微妙に不満はあるのだが、スネ吉のクルマがミニクーパーになっていたのは微妙にポイントが高い。
余談だが、この話の「零戦が大和を沈める」と言う展開について文句をつけている付け焼き刃のネット右翼の方々もいらっしゃるようだが、大和に代表される「艦船至上主義」を完膚無きまでに粉砕したのが零戦であるのは事実であり、それはむしろ誇るべき事であると思う(ワシントン海軍軍縮条約にて制限されたのが艦船の保有比率のみであることに注目せよ)。大和は進水した時点で既に兵器としては「終わった」存在だったのであり、そんなもんにいつまでも拘ってるから右翼はアホだと思われるのである。大体零戦の後継機をさっさと作っていれば戦局ももっとどうにかなっていたものを。せめて紫電改の登場があと(以下略
え~、それから「年の初めはさだまさし」。たぶん「紅白歌合戦」の千分の一以下の予算で作ったと思われる安い番組だが、あまりに投げやりと言うかゆるいと言うかイイカゲンな作りで大受けしてしまった。
んなわけでなんだかよく解らなくなってきたので今日の日記はここまで。
2006年も斑猫賢二をよろしくお願いします。