自己満足の世界

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7/31(火)

 洒落にならないくらい忙しい。
 普通に考えて2ヶ月は掛かる作業を8月中に終わらせなければならない。
「出来るわけないよ!(碇シンジ)」とか「出来るわけがないッ!(ジョニィ)」とか、まあとにかくそんな感じ。
……と思っていたら、案の定というかスケジュール変更のお知らせが。やっぱこのスケジュールは無茶だよねぇ。
「納期を変更します。2週間前倒しで

 はい?

「インターネットサービスプロバイダー相互接続マップ(PDF版公開)」
 ああ懐かしいなインターネットマガジン。
 休刊前に一度リニューアルされたが、リニューアル直後の死臭すら漂うもの凄い紙面は未だに強く印象に残っている。
 それはともかく、このISP接続マップ。インターネット黎明期からの爆発的な広がりが目視できて面白いな。今は一体どんな状態になってるんだろう。


7/30(月)

「【釣りですた】年金問題は自治労のせいで民主党に責任がある【バーヤバーヤ】」
>MBSで年金問題の原因は自治労で民主党に責任が有ると報道
>相原(自治労幹部)民主党候補が「選挙後に報道」する事を条件に取材に応じた
 今更こういうことを言われてもな。
 年金問題を論点とした上で民主に投票した方は当然そんなことくらい折り込み済みだと思ってたが。


7/29(日)

「高木さん、もっと文学、勉強しましょう」
 この件とどこまで類似性があるものかは知らないが、以前「完全自殺マニュアル」が問題になったときのことを思い出した。
A:「この本(完全自殺マニュアル)は問題だ」
B:「作者の意図として『自殺を促す内容』でないのは読めば判る。問題だと言っている人間は読解力が足りない」
 まあそういう感じの論争が昔あった。
 A側としては「作者の意図」などどうでも良くて、内容とその影響を問題視しているにも関わらず、B側はなぜか「読解力の問題」と言うことにしたがる。
 このその思い出から教訓を得るとすれば「意図を読めと批判する前にまず自分が意図を読め」と言うことくらいか。世の中には判らないことは山ほどある。間違いないと確信するのは案外難しい。


7/28(土)

「【こぼれ話】「死の天使」?=患者の死を予知する猫、オスカー君-米」
> オスカー君が体を丸めて横になった患者は必ず亡くなるため、職員は直ちに家族の呼び寄せや牧師の手配を開始するという。ドーザ氏は、3階でオスカー君がとどまらなかった患者で死んだ者はいないと書いている。
 この手の話には大抵オチがあって、実際に統計を取ってみたら実験群と対照群に有意差は認められなかった、と言う話になるケースが多いが、これはどうなんだろうな。個人的にはこの猫は「死を予知する」のではなく、たとえば気に入った患者の腹の上で寝るから患者が窒息する、とかそう言うオチではないかと疑っているのだが。だってこの猫デブだし。こんな猫にベッドに入ってこられると相当窮屈だろうに。

「ハムスター速報 2ろぐ お前ら、猫との不思議な経験教えれ」
 昔うちにいたシャムは不思議な猫だった。
 当時私は幼かったから世界が全て不思議なものに見えていたことが原因かなとも思ったが、親も異口同音に「あれは不思議な猫だった」と言っているので確かに不思議だったんだと思う。少なくとも確実に人語は解していたし。


7/27(金)

「ウルトラセブン:TBS系で40年ぶり復活」
 平成ウルトラマンは実は「ティガ」「ガイア」「ダイナ」の三部作に「マックス」「メビウス」と、地味ながらそこそこな完成度を誇っている(何か抜けているような気もするが気にしないように)。
 でもこれはどうかな。とりあえず新セブンのデザインを見る限り、旧セブンのカッコ良さをスタッフが今ひとつ理解してないんじゃないかという気がする。それとも、理解していながら今受けはしないと判断してあえてこうしたのか。それならそれで「セブン」に拘る必要もないような気がするのだが。

「がんばれ Advanced / W-ZERO [es](管理人日記) - むぅもぉ.jp」
 ad[es]の最大の欠点は「吊しでは滅茶苦茶使いにくい」と言うことだと思う。そのお陰で「コレ凄いぜナウいぜ」と人に勧めづらいんだよね。カスタマイズすれば少なくとも我慢できる程度には使えるようになるけど(現状まだカスタマイズしきれていない)。


7/26(木)

「エコールファン感謝祭り開催!」
>■ゲスト
>せいじろう(デスクリムゾン、コンバット越前役声優)

>■内容
>・このイベントのために新たに作成したデスクリムゾンOX新ステージの体験プレイ
>・せいじろう氏によるコンバット越前の生ボイスを披露
>・Windows版チョコマーカーの新ルートも配布予定。
 今年はエコール直々に告知……ってこれはなかなか凄いかも知れない。
 しかしエコールとしてはどのくらいの参加者を見込んでるんだろう。会場のいたみホール大会議室は定員が50人。以前のデストレインの半分でも人が来れば完璧に溢れてしまうような気がする。

 あと社長、これ読んでたらページタイトルの誤りを修正してください。「エコールソフトウェアトップページ」になってます。

 一応別ソース。
「エコールソフトウェアがファン感謝祭りを開催!!」
「Yahoo!ゲーム - イベント - エコールファン感謝祭り!」


7/25(水)

「今年はセミの当たり年? いつもより2倍にぎやかに」

>なぜこの年にこれほど多くのセミが発生したのかはよく分かっていないが、大阪市立自然史博物館学芸員の初宿(しやけ)成彦さんは「地震が地中にいたセミの幼虫に早く羽化するよう影響を与えたのと、その前年が記録的な猛暑だったことが関係しているのでは」とみている。
 ああ、初宿さんだ。
 先日自然史博物館のセミ展に行ったときはセミの被り物を被ってものすごく詰らなそうな顔をしながら会場の練り歩いていらしたので最初はご機嫌がよろしくないのかと思ったが、しばらく見ているうちにそれが地顔なのだと気付いた。いや、どうでも良いが。
 それはともかく、いまのところそんなに「当たり年」と言うほどセミが五月蠅い気はしないな。私が日中外に出ないからそう感じるだけかも知れないが。


7/24(火)

「Advanced/W-ZERO3[es]用お役立ちTipsまとめ」

 メモ。
 あと、先日の「Q6, インストーラのない勝手アプリを「プログラム」メニューに登録できませんか」の解答を発見。
「"\Windows\スタート メニュー\プログラム"」にアプリのショートカットを放り込めばOK。こんとんじょのいこ(えなり)。

「◆世界で初めて北極で泳いだ人」

 世の中には想像を絶する不思議な人が居る。


7/23(月)

「大手水産会社子会社も関与? 中国産の国産うなぎ偽装販売疑惑」

 この話は知らなかったが、中国のウナギを日本に持ってきて数日イケスで泳がせた後「国産」として出荷する、と言う話は聴いたことがある。飽くまで「お話」として聴いただけなので本当かどうかは知らないが。
 しかしウナギって「生活必需品」じゃないんだよね。
 年に何度も食べるようなモンではなく、「国産品」の安全性が保証されるのであればたまに買って食べる程度。でも「国産品」すら安心できないのであれば、わざわざ安全かどうかを見極めてまで食べようとはしない。単に買わなくなるだけだ。件の話が本当かどうかは知らないが、もし嘘の皮なのだとしたら業者はちゃんと否定すべきだと思う。

「Moller M200G 自家用空飛ぶ円盤 生産開始」

 タイトルだけ見て「フーン」と思ったが、写真を見てそのインパクトに仰天した。何に使えばいいのか全く判らないがちょっと欲しい気はする。
 ちなみにあまり関係ない豆知識。「空飛ぶ円盤」を初めて報告したのはケネス・アーノルド氏だが、氏は「円盤が空を飛んでいた」と報告したのではない。「円盤のように飛ぶ物体を見た」と報告したに過ぎない。「空飛ぶ円盤」にしろ「グレイ型宇宙人」にしろそうだが、妄想くらいもっとオリジナリティを追求しようぜとか言いたくなるぞ。


7/22(日)

 んなわけで、何の前触れもなくAdvanced W-ZERO3[es]に機種変してみた。
 以前「京ぽん3を待とうかと言う気になってくる」と書いたが「京ぽん3を待つ」とは書いてないからな(←言い訳)。
 えっと、ショップでホットモックを触って意外に感触が良かったのと、先日の旅行でモバイル環境が足りなくてちょっと困ったのが直接の動機。要するに「Ad[ES]に替えればWindows環境をそれほど不都合なく普通に持ち歩けるじゃん」と気付いたわけです。
 で、触ってみた感想。
「使いにくっ!」
 本気で吃驚した。
「使いにくい」と言うより、これまでの携帯電話の文法とは全く違うんでどうして良いのかまだ良く解ってないんだ。しばらく使ってみたらたぶん慣れてくると思う。

Q1, ダイヤルアップが常に失敗するんですが。
A1, 原因は判らないけど、オンラインサインアップの設定を一回削除してサインアップをやり直したら繋がるようになりました。
Q2, 今度はダイヤルアップ接続が切れなくなりました。切ったら即座に再接続しに行きますが何ですかコレは。ちなみに起動アプリ一覧は空です。
A2, WindowsMessengerが原因だと思います。Today画面に出してサインアップしたままだと、起動アプリ一覧には出ませんが動いてるみたいです。
Q3, W+Info、地域設定を「大阪」に変更したのに相変わらず東京の天気予報とかを表示しやがりますが。
A3, ほっとけば自動更新が掛かるので待ちましょう。
Q4, 数字四桁のパスワードロックを設定した場合、数字入力がテンキーで出来る場合と出来ない場合(ソフトキーでしか入力できない)がありますが何故でしょう。
A4, 判りません。気にしないようにしましょう。
Q5, 画面下左右のメニューは画面を直接タップしないと駄目ですか。
A5, ソフトキー設定しましょう。「設定」→「ボタン」→「ソフトキー」タブ→「ソフトキー動作を使用する」にチェック。
Q6, インストーラのない勝手アプリを「プログラム」メニューに登録できませんか。
A6, 判りませんが出来そうな気もしますね。
Q7, モバイルGoogleマップで自分の現在位置が出ませんが。
A7, 勝手アプリの「gmm_navi Auto」を使えば良いです。
Q8, 公式アプリが勝手アプリなしでは実質使えないのはどうかと思いますが。
A8, 私もそう思いますが、気にくわない方は「ちず丸 for WILLCOM」を使えという事じゃないでしょうか。
Q9, 時々画面全体が固まってタップもキー操作も効かなくなります。
A9, 男は黙ってソフトリセット。
Q10, 無線LANの設定が……
A10, (質問を遮って)判りません。解りません。分かりません。

 一日使ってこんな感じ。なんだかんだでかなり面白いなこれ。とりあえずWX310Kで出来ていたことは大体出来るようになった。出来なくなったことと言えばコロプラとか。まあアレもそろそろ潮時だしまあいいか。現時点ではそこそこ満足で、この先も色々遊べそうな予感はある。


7/21(土)

 大阪市立自然史博物館へ。
世界一のセミ展」。
 とても楽しませて貰ったんだけれども、微妙に物足りない気がしたのは期待していたよりはボリュームが少なかったからかも知れない。
 じゃああれ以上何を付け足せばよいのかと言われるとちょっと困るのだが、セミの標本がずらっと並んでいる中に「世界一○○なセミ」が割とあっさりと並べられているのでそのままスルーしてしまいそうになる、と言う点は改善できるんじゃないかなという気がする。
 たとえば、「世界一大きいセミ」「世界一小さいセミ」とか、大量の標本が並んでいる流れの中で標本に「世界一小さい/大きい」と言う注釈が付けられているだけだったりするが、そう言う素っ気ない方法じゃなくて、「セミの大きさ」と言うテーマを一つ設け、その中で「ほら世界一小さい/大きいのはコレです」みたいな展示にすればもっと印象に残ったんじゃないだろうか、と言う(これはあくまでも例)。
 ともあれ、本質的にかなりストライクゾーンが狭いテーマでありながら、大人から子供まで楽しめる、遊び心に満ちた展示になっている。セミ好きの方は勿論、お近くの方には是非足を伸ばしていただきたいと思った。

「「放送禁止歌」ラジオ特番で一挙放送」

> 国内で発売中止や放送自粛にあった歌の数々をTBSラジオが一挙に放送、紹介する。22日午後7時から特別番組「TABOO SONGS~封印歌謡大全」を編成。封印された背景などに触れながら、問題視された部分も放送。それぞれの歌に込められた本来のメッセージを解き明かす。
 最初「金太の大冒険」あたりでも放送するのかと思ったらそうではなく、もっと深刻な顔をして受け止めなければならないことになっている系のやばい曲を流すわけね。個人的には「うんこ」と叫んで回る子供と「天皇氏ね」と叫んで回る大人の精神性の間にそれほど差があるような気はしないのだが、なぜか世間では後者の方が深い問題提起なぞを含んでいたりすることになってしまうらしいのが良く解らない。
 それに「放送禁止」と言っても別に放送したら法に触れるとか言うことはなく、単にメディアが勝手に放送自粛したに過ぎない曲を、あらためてメディアが「これがタブーソングだ」と言いながら反体制の顔をして仰々しく持ち出してくるのはマッチポンプとの誹りを受けても仕方ないような気がするのだがどうか。
 まあ勿論メディアの中の人も一枚岩ではないわけで、そう言うマッチポンプのフリをして商業的価値を生み出しつつ「放送禁止歌」のタブーを打破したいという意図があったのかも知れず、一概にマッチポンプしやがってふざけるなとか批判する気にはならないが。


7/20(金)

「「73人合格」実は受験生1人、大阪の私立高が実績水増し」

 何かこの記事タイトルだと「全合格者が73人で、実質合格者は1人」であるかのように読めるのだが、実際にそうだったのか、ミスリードを狙っているのか、あるいは記事を書いた記者の表現力に問題があるのかは良く解らない。
 ただ、一人の学生が複数校に合格した場合はそれを全部「合格者数」として加算するのは私立高校では当たり前だと思っていたのだが、この記事を読む限りでは一体何が問題になっているのか良く解らない。私の「当たり前」だという認識が誤っているのか、それともこの事例は当たり前のケースとは何らかの点で一線を画しているのか。

「skintight spacesuit」

 フォルムと言い色と言い、白い方が勝ったり坊やだからだったりする某テレビマンガを彷彿とさせて仕方ないのだがひょっとして狙っているのか。何て情けない子だろう!


7/19(木)

「なんばパークスで七夕のプラネタリウム」

 あ、こんなのやってたんだ。
 スペックを見る限り、クリスマスに中之島でやってたアルゼンチン製のやつとは別物っぽい。五島光学製っぽいが、ひょっとして五島光学からの提供もしくはレンタルなのかな。購入品ではないような気がする。何となく。

 ところで五島光学、投影星数1000万個(メガスター2の倍)のプラネタリウム「ケイロン」を開発したそうな。鹿児島市立科学館に導入されたらしいので機会があれば見に行ってみたいと思った。
 で、ケイロンのニュースを知って、メガスター開発者大平さんのこの記事を何となく思い出した。ひょっとしてケイロンは大平さんが待ち望んだプラネタリウムなのかも知れないな。


7/18(水)

 旅行で暴飲暴食したお陰で2キロほど体重を戻していたのだが、この二日でリバウンドが来た(軽くなる方向を「リバウンド」と表現するのか知らないのだが他に表現のしようがない)。
 現在、旅行に行く前より軽くなっている。なんだか食べれば食べるほど体重減ってないか自分。どうなっているんだ一体。
 そう言えば最近微熱は続くしだるいしで、なんかやばい病気だったりしてな。単なる夏バテかも知れないが。


7/17(火)

「『インランド・エンパイア』デヴィッド・リンチ 単独インタビュー」

 いやぁ、良いねぇデヴィッド・リンチ。
 何が良いって、佇まいの変態臭さが良い。
 個人的に変態映画監督と言えばサムライミかデヴィッドリンチか、と言う印象があるが、ライミがスパイダーマンでメジャーに行ってしまった今、リンチには頑張っていただきたいと思った。何というか、リンチはライミに較べて知的に変態なイメージがあるよな。その辺シュヴァンクマイエルとイメージが近いかも知れない。

メモ:
ペット用ドア・網戸用
ペット~るパッセージ
 6300円。
 縦開きではなく横開きな所が気になるが、完成度は高そう。でもちょっと高価いかな。

くぐりゃんせ
 2940円。
 構造はごくシンプル。ペット用の頑丈な網戸と組み合わせれば使い物にはなりそう。DIYでマグネットを付ければドアの固定も出来るかも。

網戸用犬猫出入り口
 2480円。
 安いけど、ドアがちょっと頼りない気もする。ドア部分が網戸じゃないから風とかでいちいちフラフラしそうな気も。マグネット付きだそうなので大丈夫かな。


7/16(月)

 朝。宿より出立。
 淡嶋神社へ。徒歩(かち)にて詣でけり。(何故古文か)
 ここ、スクナヒコナとオホナムヂ(オオクニヌシ)とオキナガタラシ姫を御祭神とする神社だそうだが、私にとっては下の写真のイメージに他ならない。なんだか質感が変だぞと思われる方もいらっしゃるだろうが、よりイメージに合うよう軽く編集を掛けている。


2007/07/16 淡嶋神社



 その後は大阪屋ひいなの湯にて昼食と温泉。
 値段からしてそれほど期待はしていなかったが、予想に反してえらく旨い料理に見晴らしの良い温泉。アサリの佃煮が。ハマチやイカの刺身が。これが旨いんだホントに。これまで個人的にイカの刺身って特に好きでもなかったんだが、それは単に「旨いイカを食べたことがなかっただけ」である事に気付いた。この辺に立ち寄る機会があるのなら昼ご飯はここで決まりでしょ、と言う気になってくる。

 で、その後はいよいよ友が島へ。
 無人島と言いながら、波止場に着くとすぐそばに旅館はあるし事務所はあるし、全然無人な気がしないのは気のせいではないと思う。人口密度で言うと昨日のみさき公園の方が……いやなんでもない。
 それはともかく、到着してから沖の島の半分くらいをぐるっと一週。途中、問題の(?)第三砲台に差し掛かったときに急に雲行きが怪しくなり雨が降り始めたときは何かの呪いなのかと本気で怯えてしまった。


2007/07/16 なんだこの階段は?

2007/07/16 上から来るぞ! 気を付けろ!


 階段を下った先もせっかくだから見てみたかったのだが、あまりに真っ暗だったので断念。これから行ってみようとお考えの方は懐中電灯かマグライトか、とにかく明かりになるものを持って行った方が良い。

 その後、時間が余れば行くつもりだった虎島は断念。前日に流れるプールを逆向きに歩いて一周したりした関係でかなり足が動かなくなったこともあり、沖の島の半分だけで三時間ほど掛けてしまった。「トラジマ」って名前だけで凄く魅力的なのだが。機会があれば行こう。今度は友が島の宿に泊まって。ひいなの湯で昼食食べて。


7/15(日)

 そんなわけで一泊二日の予定で加太~友が島へ。

 まず赴いたのはみさき公園
 ここ、個人的にとても気に入ったのだけれど、どう褒めて見せたら良いのか難しい。分類すると動物園、水族館、遊園地の複合施設、と言うことになるのだろうが、水族館としてみるとイルカショーがあるだけだし、動物園としては珍しい動物がいるわけでもなく(象すらいない)、遊園地としてみた場合は絶叫マシーンはおろか目玉となる設備は全くない。
 それでも「ああ、とても良い施設だ」と思えるのは、「動物園は平和なり」という古賀元園長の思想が見事に体現されているからだと思う。とにかく嬉しくなるほどに「平和」なんだ。


2007/07/15 平和すぎるライオン


 あと、ひょっとしたら「もの凄く空いていた」事も好印象に寄与しているのかも知れない。台風と時期が重なったこともあり、殆ど人の姿が見えなかった。普通なら行列が出来るらしいイルカショーも時間ギリギリまで誰も客がいなかったし、プールもガラガラ。普段からこんなに空いているのか心配になったが、園の人に訊いてみたら「いつもは凄い人出です」との答えを頂いたので安心した。


2007/07/15 営業中


 で、その後は加太へ。
 今日の宿は友が島なので、加太から出る友が島連絡船に乗って行かなければならない。
 駅に着いた私を待ち受けていたものは。


2007/07/15 全便欠航


……困った。
 まず、泊まる予定の宿に電話。
私「船が出ないんですけど」
宿「ご予約は自動的にキャンセルになります。キャンセル料は発生しません。またの機会をお待ちしています」
 仕方ないので友が島行きを翌日に延期し、今日は加太で宿を探すことにする。加太の観光協会に電話して宿の手配をしていただいた(お世話になりました)結果、丁度台風でキャンセルが出た民宿がありそこにお邪魔することにした。
 きしだ荘
 いきなりの宿泊だったが、ご飯も美味しく温泉にも漬かれてまあ良い感じの宿だった。ちょっと隣の団体が夜まで騒いで五月蠅かったけれども。
 で、夜。
 以前山口に行ったときは雲こそなかったけれども満月が眩しすぎて、月のそばの星が全然見えなかった。今日は新月なので眩しいと言うことはなかったかわりに、ちょっと雲が多かった。それでも台風がかなり雲を連れて行ってくれたお陰で、北斗七星とかさそり座とかアークトゥールスなんかはとてもよく見えたんだけれども。


2007/07/15 三脚無し+コンデジではこれが限界?



7/14(土)

 明日明後日と友が島に行く予定。
 現地ではPHSも無線LANも繋がらないはずなのでノートPCもシグマリオンも持って行かない。日記は滞ります。
 しかし旅行当日に台風直撃とかありえない。連絡船が運休してたらどうしましょう。ひょっとしてなんか呪われてますか。

(以下7/19追記)
 そんなわけで14日の分の日記。
 この日は大阪市立科学館へ行ってきた。
 お目当てはオムニマックス番組「ダイナソー」と、プラネタリウム番組「望遠鏡で星を見よう」。
 オムニマックスの方は、まあ、面白かったけれど、どことなく微妙に物足りない気はした。娯楽番組として見ると見せ場が少ないし、教育番組として見た場合は体系立てた解説がなくて「だから何?」と思ってしまう。いや、面白かったんだけれど……。
 プラネタリウムの方は、久々に渡部さんの解説。手慣れた解説はもう流石の一言。最近科学館では何時の回は誰が解説するかを掲示するようになったみたいなので、これから見に行こうという方は渡部さんを狙うべし。いや、他の方が下手なんじゃなくて渡部さんが上手すぎるだけなのだが。

 ところで科学館の図書コーナーにて「星ナビ」を読んでみたらシゴセンジャーの記事があって吹いた。ちなみにブラック星博士の初登場時は黒装束じゃなくて白衣だったような記憶が(どうでも良いが)。
 それはともかくこの「星ナビ」、私にとってはあまりにディープすぎて、なんだか「見てはいけない世界を垣間見てしまった」気分だ。私も全くの一般人から見たらプラネタリウムとか星とか星座とかに詳しい人に見えるらしいが、そう言うのとはまるでレベルが違う。喩えて言うなら「ザナドゥシナリオ2」でレベル1の敵をデカキャラ以外全滅させて「俺様最強」な気分になったところでレベル4に飛んだら雑魚キャラすらロクに倒せなくて蒼くなった、みたいな感じ(我ながら意味が解らない)。とりあえずこっち方面への興味は自重しようと思った。「10万円くらいの天体望遠鏡が欲しい」とか思い始めたら私ヤバイ。


7/13(金)

 なんだかなぁ。
 今日は複数のツテから合計7000円分の図書カードを頂いた。
 それはそれでとても有難いことだが、いやまあ、お陰でと言うか色々と気疲れした。自分が思ってもいなかった事をホメられるのって滅茶苦茶落ち着かないな。ぐぬぬ。

「【独女通信】彼女がブスと呼ばれる理由」

 筒井康隆が書いていたが、女性誌から「女の悪口を書いてくれ」と依頼されて驚いたらしい。
「女は女の悪口を決して自分に対するものとは捉えず、他人への悪口として溜飲を下げる」という性質がある。だから女は女の悪口を言われると喜ぶ。その女性誌の編集者はそう分析したそうだ。
 このリンク先の記事を読んでそんなことを思い出した。「男が女を差別すること」が御法度となりつつある昨今、実は女は女を差別する存在が無くなって相当フラストレーションが溜まっているのではないか。
>セクシーな女性を演出する適度な大胆さと羞恥心の無さを履き違え、ツヤ感とテカリを混同しているこの手のブスの暑苦しい存在感は、目にするだけで夏バテの原因になりそう。

>お面のような卑屈顔と、濃厚な薄幸オーラが定着する前に軌道修正が必要。薄いミステリアスヴェールの向こう側にそそられる男性は多くても、分厚い遮光カーテンのような薄幸オーラをわざわざこじ開ける男性は居ませんから!
 この辺のノリノリなレトリックを見よ。思わずオオと唸ってしまう見事さだ。読者(女)はこの記述に(自分以外の)誰かを見出し我が意を得たりとニヤリと笑うのだろう。たぶん。いや知らんけど。件の女性誌の編集者のロジックで言うとそうなるよな。(←最後に逃げ腰になる私)


7/12(木)

「「あかり」の現状について 観測開始から1年、「あかり」が見た宇宙」

 美しいねぇ。
 岡本太郎は「『美しい』と『綺麗』は違う」と謂ったが、宇宙の姿は限りなく美しく限りなく綺麗だと思うね。何というか、背筋が冷える美しさ、というか。宇宙ヤバイ。

「仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売 比率は約6対4」

>11日までの中国中央テレビなどの報道によると、使用済み段ボール紙を煮込んで詰めた偽の肉まんが北京市で違法に販売されていたことが分かった。
 これ、何が問題なのかを正確に言える人間って意外と少ないんじゃないだろうかという気がする。どうしても生理的嫌悪感が先に来てしまうから。
 少なくとも、仮にこれが「段ボール入り」であることを告知した上で販売され、違法でもなく、健康被害も発生し得ないものであったとすれば「段ボール入り」であることは問題にはなるべき事象ではないはずだ。単に誰も買わなくなるだけで。

 と書いて思い出したが、マーガリン等に含まれるという「トランス脂肪酸」について「プラスチックの分子にそっくり」だから食べちゃ駄目、と言うロジックも同じようなものなのかな。「プラスチックの分子にそっくり」と「食べちゃ駄目」との間を繋ぐものが生理的嫌悪感だけではなく、ちゃんとしたロジックに拠るものだとすればその限りではないけれども。


7/11(水)

「ライター陣が本音で評価! アドバンスト・エスは買い? ウィルコムに今後何を期待する?/座談会 - 前編」

>みのたん: (略)本音を言えば、京ぽんサイズでWindows Mobile搭載デバイスがほしい。フルキーボードはなくてもいいし、「今の京ぽんよりも薄くして」とか贅沢は言いませんから。
>kzou: 僕も去年からずっと、「京ぽんのWindows Mobile版を出してくれ」ってウィルコムの技術責任者には直訴してますよ(笑)。

>memn0ck: もしくは外付けキーボードっていうのはどうですか? Bluetooth接続の折りたたみキーボードとか。
>memn0ck: 今の僕の一番の理想はそれなんですけど。デバイス自体にはテンキーだけが搭載されていれば十分、っていう。

>memn0ck: 個人的には、テンキーを縦スライドで収納するスタイルにして、もっと小型化しても問題ないですよ。
 ああ、やっぱ私と同じような要望の人っていらっしゃるんですなぁ。Sharpはフルキーボードに拘泥わるのかも知れないが、京セラにはそう言うの出して欲しいな。もう京ぽんシリーズをW-SIMにしてOSをWindowsMobileにシフトさせて良いから。


7/9(月)

「水口哲也氏がプロデュース! 『セカンドライフ』内に”バーチャル東京”ができる!!」

 ふーん楽しそうだねセカンドライフ。
 人生に費やせるリソースは限られている。セカンドライフにハマっておられる方々はよっぽどリソースが有り余っていらっしゃるのだろう。羨ましいことだ。
 って、現実に私の周りでセカンドライフをプレイしていると言う話を聴いたことがないのだが、本当に話題になっているんですか? それとも、単に「話題になってる」だけで誰もプレイしてないとかそう言うオチ?

「あなたのメールボックスをバーチャル空間にしてくれる『3D Mailbox』」

 いやもう、これはさっぱり何が何だか。どっからこういう発想が出てくるんだ。


7/8(日)

 京都府文化博物館へ。
「京都府博物館」とか「京都府立博物館」ではなくて「文化博物館」ってなってるのはたぶん京都国立博物館と紛らわしいからだと思う。
 で、感想。
 最初、敷地があまりに広いので全部見られるのか不安になったが、実のところその殆どがショップだった。なんだか、ショッピング街の中に展示があるみたいな印象。こう言うのは初めて見た……と言うか、今まで見た中で印象的に一番近いのは古代オリエント博物館、と言えば解る方には解って頂けるかと。
 で、展示自体は、展示手法に、古都としての京都の停滞を見いださざるを得ないのは狙っているのかどうか。基本的に歴史系展示なのだが、他の博物館みたいに「古代・奈良時代・平安時代~」みたいな整然とした別れ方じゃなくて、「古代・都時代・明治以降」な感じ。明治以前は「幕府はあっちこっち移ったみたいですけど、都はずっと京都どすえ」と言いたげな印象を受けたのだが、私にとってはそれが逆に京都の停滞に感じられて仕方がなかった。京が都だった時代はロクに変化も進歩もなかった、と言う。
 所要時間は、1時間程度か。記録映画を見るならプラス70分。
 対象年齢は……なんだか中学生向けっぽい印象。全体的に混沌とした印象を受けるのは個人的に気に入らなかった。

 その後は京都国際マンガミュージアムへ。
 感想。
 小学校を改造したものだそうで、普通に博物館としてみた場合は動線が異常。漫画図書館としてみた場合は「まあこんなもんか」という感じ。基本として「漫画が一杯置いてあって自由に読めますよ」と言うのがあって、その上に積み上げられているものが個人的にはよく見えなかった。言葉を換えると、「収集」はともかく「研究」がよく見えなかった。特別展「海洋堂フィギュアミュージアム展」も見てみたが、これも「収集」は大したものだがそれ以上のものが良く解らなかった。まあそれなりに面白かったけれども。
 あ、企画展示か何かでやっていた「反戦一コマ漫画」みたいなのは詰らなかった。無感動な詰らなさではなく嫌悪感を伴う詰らなさなのでそれはそれで成功なのかも知れないけれども。ああ言う「風刺漫画」がほぼ例外なく詰らないのは要するに書き手が「正義」の側に立っていることを自ら意識しているからだ。つまり「なるべく上手にワルイヤツを罵倒しましょう」と言うコンセプトなわけで、そんな甘えた態度で生み出されたものが面白いわけがない、と私は思う。


7/7(土)

 今日はキッズプラザに行ってみたらリニューアル中で臨時休館していた。
 地下にあったマクドナルドなどの飲食店も軒並み撤退していたが、これは例のあるある騒動の余波なのだろうか(キッズプラザは関西テレビの建物内にある)。
 そんなわけで、せっかくだからサイエンスサテライトに行ってみた。ここは大阪科学技術館と同じく大阪科学技術センターが運営する施設なのだが、こういう公営の施設が運営するところはどうして「原子力」に付いての啓蒙がこうもヘタなんだろう。ってこれまで何度も書いてる気がするけど。
 世の中には天然ウランと濃縮ウランと劣化ウラン、ウラン235と238の違いはおろか、原爆と原発の違いすらロクに判らず「ウラン=怖い」と思いこんでいる人間が少なからず居るらしい。そんな方々に危険性を伝えず「原子力はこんなに便利!」と言うアピールだけしても逆効果だ。それより「ウランはこれこれこういう性質でこういう風に怖いから、怖がるなら正しく怖がれ」と言う方向性で啓蒙する方が遙かに効果的だと思うのだがどうか。
 現状、大阪市立科学館にしろ科学技術館にしろサイエンスサテライトにしろ渋谷電力館にしろそうしていないのは、何かそう言うことが出来ない事情でもあるのか、と勘ぐりたくなってくる。とりあえずウランやプルトニウムをファンシーキャラに仮託するのはやめた方が良いと思う。


7/6(金)

 なんだか最近体重が落ちている。
 一番重かった時期に較べると6~7キロは軽くなっているし、これまでの自分の普段の体重に較べても2~3キロ軽い。
 不思議なのは、私自身が痩せようという食べる積りがこれっぽっちもないこと。普通に食事は採っているし普通に間食もしているのにじりじりと体重が落ちて行っている。一体どうなっているんだろう。これ以上痩せ続けていくようなら少しは焦った方が良いのかもしれない。

「セミ展2007準備のページ」

 自然史博物館友の会会員なら思わず「オオ」と唸ったに違いない「おたすけボックス」の実物写真。
 大阪市立自然史博物館にて「世界一のセミ展」、いよいよ明日から公開。これは絶対見に行かないとな。


7/5(木)

「日本語の起源はラテン語? 夢とロマンの「新説」が話題に」

>「伝統的な日本語の単語の多くがラテン語を起源としている」と主張する、与謝野達氏の「新説」が話題を呼んでいる。
 どこのコミュニティで「話題を呼んでいる」のか書いていないのでどこまで信憑性があるものだと見なして良いのか判らない。
 それはともかく「ラテン」と言う言葉のイメージってなんだか幅広いな。「ラテン系」だと陽気で騒がしいイメージがあるが、これが「ラテン語」になるとがらっとアカデミックなイメージになるし、「ラテンアメリカ」になると永遠の孤独な感じになる。って言うかそもそもラテンって何だ。


7/4(水)

昔の年寄り:
「これだから最近の若いモンは~(以下年少世代への罵詈云々)」

最近の年寄り:
「これだからゆとり世代は~(以下年少世代への罵詈云々)」

 要するにこれらは単なる世代間ギャップに過ぎず、特に「最近の若いモン」や「ゆとり世代(って具体的に何だろう)」が絶対的に問題があるというわけではないと考えるのが自然だ。こういう年寄りの愚痴は要するに価値観を共有しない存在への不信を正当化しているに過ぎない。これだから年寄りは~(以下年寄りへの罵詈云々省略)。


7/3(火)

 今日の「おはよう朝日です」にシゴセンジャーが登場していた。
 例によって録画したのでまたDVDに焼いてそこらの友人連中に見せて廻る積りでいるが、以前ちょっと某所で話題に上った「シゴセンジャーとまれびと」についてふと思うところがあったので書こうかと言う気にもなっている。原稿用紙にして10枚……で収まるかなぁ。書く時間も気力もないような気はするけれども。

「Yahoo!コミック - 年代性別ランキング - 少年コミック」

 あたかも高橋葉介がもの凄い売れっ子のようだ。一位が「仮面少年」、六位が「夢幻外伝」とかありえないんですけど。
 それはともかく、高橋葉介の漫画はPCのせせこましい画面で見るようなものではなく、緻密かつ大胆な筆遣いと、ねっとりとした空気感を味わうべきものだと思うのだが。少なくとも絵でストーリーを追うだけの漫画ではない。


7/2(月)

「「男のくせに」はセクハラ?違う?」

> 今回のメールは賛否まっぷたつ。でも、おもしろいのは、「女のくせに」という逆バージョンについては、セクハラだという点で意見が一致していること。女性がこんな言葉から解放されたのなら、そろそろ男性も自由になっていいかもしれないですね。
 最近の日本のコマーシャリズムにおいて「女は莫迦にしてはいけないけど男は割と莫迦にしても大丈夫」と言う傾向は確かにあるので、最初はその流れの話かと思ったのだが、よく考えるとそれとは全然違う話のような気がした。

例1:「○○のくせに生意気だ」
例2:「××のくせに情けない」

 例1は「○○」が「劣った存在」であることが前提となる。
 例2は「××」が「本来は優れた存在」であることが前提となる。
 何が言いたいのかと言うと、「女のくせに」がほぼ一致してセクハラだとされているのは、この言葉が「例1」のスキームで利用されるケースが殆どであるという共通知識が前提としてあるからではないか、と言う仮説。
 で、「男のくせに」についてはそのような共通知識が存在しない故に意見が分かれているのではないか、と。

 たとえば。
>「最近の男性は女々しいのが多い。多少いわれてもしかたないんじゃないでしょうか。女性は長年耐えてきたんです。そんなことにこだわるなんて、『男のくせに』話になりません」
 この場合の「男のくせに」は明らかに「男の方が優れている」と言う暗黙の了解(差別意識)の上に成立している。よってこれは例2のスキームで用いられていると了解できる。
 とすると、これは実は「男性差別」などではなく、むしろ「女性差別」の現れなのではないか。
 ただしその場合、話者当人に差別意識がある、と言うストレートな問題ではなく、話者当人に「共通認識として差別意識があることを了解している」と言う認識があることが前提となっている(ややこしいな)と考えるのが自然であるように思う。どうだろう。


7/1(日)

 体調が悪くて伏せっていた。
 茶トラはそんな私を心配そうににゃあと鳴いたり顔を覗き込んだりしていちいち気に掛けてくれていた。
 ずっと側に侍っていてくれたのはいつも通りに寝ているだけだったのかも知れないけれども。
 良い子だ。本当に良い子だ。この子が死んだら私は数日立ち直れない自信がある。