自己満足の世界

戻る

1999年
4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2000年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2001年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2002年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月|11月
11/28(水)

「DiscoveryChannel.ca - EXCLUSIVE: Spectacular Moon footage」
 カナダからじゃないと見られないらしい。
 試しにカナダの公開プロキシを噛ましてみたが見られなかった。なんで日本の探査機の画像をカナダ人のフリをして見に行かねばならないのか。これというのも全てNHKのせいだ(たぶん)。
 まあ日本科学未来館に行けば見られるらしいのでそのうち見に行くことにする。


11/26(月)

「斑猫氏は日記のネタを作るためにミュージアム通いをしている」
 と言う見方も一部に存在するらしい。
 それならこんなに日記に書ききれないほど廻るわけないだろ某兄ぃ。今日から仕事も再開してあっぷあっぷだよ。

「中国発「9億9999万9999 in 1」スーパーゲーム機 - Engadget Japanese」
 一年はおよそ60秒×60分×24時間×365日で31536000秒。
 つまり、飲まず食わずで1ゲームあたり2秒プレイすると、60年でやっとこのゲーム機のゲームを全てプレイすることが出来るわけだ。もの凄いコストパフォーマンスだな。まさに「ゆりかごから墓場まで」って感じだ。


11/24(土)

 大阪市立自然史博物館へ。
史上最大の翼竜展」。
 いや、前も来たけど、もう一回。
 やっぱ何度観ても現代の空をケツァルコアトルスが飛び交う映像は素晴らしいね。思わず涙ぐんでしまうよ。
 ただ、恐竜博物館を見た後でこの展示を見ると、やはりというかなんだか食いたりなさを感じてしまうんだな。朝日新聞社主催の特別展って全体的に無難で図録も良くできてるけど、インパクトに欠けることが多い気がする。今回の展示手法も二年前の恐竜博とほぼ同じだし。


11/22(木)

 大阪市立科学館へ。
 平日に来るのは初めてのような気がするが、今日は小学生の社会見学か何かと被ってしまったため、意外なほどの混雑。
 で、プラネタリウム番組「最新! 太陽系学入門」。解説は飯山青海学芸員。
 全体的に、理屈が先に立つのがもどかしい気がした。観客の殆どは小中学生なんだから、もっと感覚に訴える解説をした方が良いんじゃないかと思う。ほら、ベタなやつだと「今から街明かりに全部消えて貰いますので目を閉じて5つ数えてください」みたいな。ああいう驚きを与えた方が興味を引き出しやすいと思うのだが。
 その後は全天周CGムービー「銀河鉄道の夜」。
 これも平日だというのにかなりの混雑。なんでもかなりの人気コンテンツらしい。
 で、感想なのだが……。
 正直、何を表現したいのかが良く解らなかった。原作の世界を元に自分の世界を表現してやろうと言うだけの気概もなく、かと言って原作を忠実に映像化しようという誠実さもない。原作を一部切り取ってCGにしてみました、と言うだけ? 「興味を持たれた方は是非原作を読んでみてください」みたいなことを言われたときには一瞬激高した(誇張だが)。
 これなら杉井ギサブロー監督のアニメ版「銀河鉄道の夜」のほうが数百倍素晴らしい。未見の方は是非観てください。


11/21(水)

 福井市立郷土歴史博物館へ。


2007/11/21 福井市立郷土歴史博物館


 日記に書くの、ここを一番後回しにしてしまったが、何でかというとあまりに無難すぎるから。全体的にアミュージアム指向、規模はやや小さめながら展示のバランスも良く、完成度はとても高いと言えるとは思うのだが、これといったポイントも見つからない。決して行ってガッカリするようなところではないのだが。私の目が肥えすぎたのかも知れない。
 ただ、あえて一つだけ言うなら、展示が行われていないフロアはなるべく訪問客の目に触れないようにした方が良いと思った。私が行ったときは2階での展示が何も行われていなかったのにもかかわらず2階に上がれるようになっていて、ちょっとその辺印象が悪かった。
 所要時間は1時間程度。
 対象年齢は、メインはたぶん小中学生。でも大人でも充分楽しめる。

 次。
 福井県立恐竜博物館へ。


2007/11/21 福井県立恐竜博物館


 たとえば国立科学博物館はもの凄く充実した、恐らくは日本で一二を争うと言って良い完成度の博物館ではあるけれども、それは(良い悪いではなく)「博物館」としての枠を超えるものではない。
 ところが、博物館巡りをしていると、こちらの想像や期待を超えた途轍もない体験に出会うことがある。それは国立民族学博物館(特に特別展)であったり滋賀県立琵琶湖博物館であったり、とにかく「博物館とはこういうもの」というこちらの固定観念を打ち破ってくれるもの。そう言うものに時々出会う。
 この恐竜博物館もそう言う類の場所だ。
 恐竜。そして彼らが生きていた時代の地球。
 そういうものを表現するために、一つドームを作ってそのなかに恐竜世界を再現してしまった。展示室の動線も非常にセンスが良く資料も豊富で図録の出来も素晴らしく、恐竜に関して言えばこれ以上のものは想像できない。世界的に見てもこれほどのものはなかなか無いのではないか。あえて不満を挙げるなら、交通の便が悪い(公共交通機関を利用した場合開館と同時に入館することが出来ない)ことくらいか。とにかくエクセレント、素晴らしいミュージアムだ。恐竜に興味があれば必ず行くべきだ。恐竜に興味が無くても是非立ち寄ってみることをオススメする。

 所要時間は2~3時間程度か。
 対象年齢は、全て。あらゆる年代をまとめて面倒見ちゃうぜな感じ。


11/20(火)

 今日めぐったところ:
・気比神宮
敦賀市立博物館
アクアトム
みなとつるが山車会館
福井県立歴史博物館

……予定と違うじゃねえか貴様というツッコミを期待したい。当初の予定は長距離の電車移動を博物館開館前に設定していたのだが、それだとラッシュ時にバッティングしてしまい座れなくなる危険性に気付いた(昨日も朝は京都まで座れなかった)ため急遽変更した。この予定だと敦賀~福井の移動は昼になるためまず混雑する気遣いはない。

……それはともかく、三日間でこれだけ廻ると一つ一つの印象が薄くなるのはさることながら、日記を書くのが大変だと言うことを今更実感するな。今日の分に関してはアクアトムと山車会館については是非書きたい。敦賀市立博物館については規模が小さい普通のミュージアムのため書きたいことは少なく、福井県立歴史博物館は特徴的なポイントを持つ優等生的ミュージアムだがまあポイントだけ書いちゃえば良いかという気になっている。

 敦賀市立博物館

2007/11/20 敦賀市立博物館


 う~む。
 評価が難しいな。あと何回か日を分けて来たい気がする。
 と言うのも、どこまで常設でどこまで特別展示なのか良く解らないから。特別展「絵馬の世界」を開催中だったが、最上階以外全て絵馬関係の展示に見えた。常設展示図録もないので「普段がどうなのか」が良く解らない。展示予定を見る限りほぼ常時「特別展」を開催しているようなので、これは特別展示と言うよりは「テーマに沿った展示替えを定期的に行っている」と見た方が良いのかも知れない。そう考えると意欲的な展示手法と言って良いと思う。Webページもなかなか手作り感に溢れていて好印象。
 所要時間は……一時間程度かなぁ。展示内容によってかなり変化がありそう。
 対象年齢層は……私が行ったときには小学生の団体がいた。アイデンティティ強化装置として見た場合は小学生以上が対象、と言って良いと思う。
 前述の通り、常設展図録は無し。ただ、特別展・企画展ごとの図録は出版されているらしい。特別展・企画展はほぼ毎月入れ替わっている事を考えると異例のような気がする(採算は取れるのだろうか)。

 アクアトム

2007/11/20 アクアトム



2007/11/20 運用終了

2007/11/20 運転終了

2007/11/20 調整中

2007/11/20 調整中

 それなりに期待して見に行っただけに、大変残念だった。
 半数近く(半数以上?)のアトラクションが調整中あるいは運用終了。特にモーションライドやメカシーラカンスには落胆させられた。
 初めて見に行く私のような人間はもちろん、以前来てあのアトラクションが楽しかった、また行きたい、と思って見に来た人が現状を見てどう思うか。まず間違いなくがっかりする。開館しているからにはそれなりの状態を期待するからだ。個人的には、こういう半端な状態で開館しているよりは、メンテナンス中はいっそ休館してもらった方が期待を裏切られなくて済むと思う。

 次。
 みなとつるが山車会館
 最初は名前からして集会所系の所かと思っていてまったく見に行く予定はなかったのだが、敦賀市立博物館でミュージアム系の施設だと言うことを知ったのと、アクアトムで思ったほど時間を使わなかったのでせっかくだから覗いてみることにした。


2007/11/20 みなとつるが山車会館


 で。
 いやぁ、面白かった。
「山車」は「だし」ではなく「やま」と読み、これは「敦賀まつり」で出る車なのだが、これは祇園祭の鉾を源流とするものらしい。
 祇園祭。これは煌びやかな鉾で厄をおびき寄せて退治するためのものだ。だから鉾を引いて町中をくまなく巡回して厄を集め、最後に川下に捨てる必要がある。近年は流石に鉾を川に捨てるわけにはいかないので、祭りが終わるとすぐに解体することでその代わりとするようになった。そう言う後始末の仕方の変化や、観光化したこともあり、鉾の終わりは川下である必要もなくなった。
 翻って、敦賀の山車。
 この山車は祭りが終わっても解体しない。昔はしていたが今はしなくなったらしい。
 そして、山車は「煌びやか」と言うより「勇壮」だ。山車の上には勇ましい武者人形が鎮座し、周りの人々を見下ろしている。
「それじゃ駄目じゃん、厄が逃げるじゃん!」と心の中でツッコミを入れてから気付いた。
 そうか。それで良いんだ。これはたぶん「厄を集める」ものではなく「厄を追い払う」ための祭りなんだ。

 展示のメインは大画面シアターでの敦賀祭りの紹介。祭りの高揚感も伝わってくる迫力でなかなか楽しい。それ以外の資料展示は基本的には地味。シアター上映後は祭りの意義等について色々確認したいことはあったのだが、電車の時間がおしていたためやや消化不良気味になってしまったのが残念。
 所要時間はシアター込みで1時間程度。
 対象年齢は、主に小学生だと思う。基本的には観光客向け? 地元民向けなのだとすると、地元の祭りをこういう風に紹介されると言う感覚が私には解らない(少なくとも大阪で天神祭をこういう風に紹介されることはない)。

 敦賀から福井へ。

 福井県立歴史博物館

2007/11/20 福井県立歴史博物館


 特別展「古代のテクノロジー」が開催されていた。
 で、まずは常設展の印象から。

 犬だ。
 とにかくガイド犬「ミュウ君」の存在感が異常。猫嗜好の博物館は時々見るが、犬嗜好(しかもここまで開き直っている)のは初めて見た。Webページのミュウ君の画像にいちいちカーソルを合わせてみるとその開きなおりっぷりが判って素敵だ。
 って、常設展自体の感想を全然書いてなかったことに気付いて慌てて軌道修正するが、福井市に来てまず最初にここに来たのは正解。と言うか、ある土地に初めて来たときはまずそこの歴史博物館を訪ねるべきだね。
 福井県としてのアイデンティティは、主に織物、メガネ生産、そして相次ぐ災害からの復興。見せ方は今風のアミュージアム指向だが、強いて言うならもっと双方向性が欲しいかなと言う気はした。「見せる」方向性では楽しませてくれるが、「参加する」と言う方向性ではちょっと弱い。「昭和のくらし」ブースはやや違う意味で「参加する」と言えるのかも知れないが(「参加する」と言うより「体験する」?)。
 あと、収蔵庫が一部オープンになっているのはなかなか面白い。実際には「収蔵庫をイメージした展示」なのだろうが、こういう見せ方は初めて見た。

 で、特別展。
 図録無しではちょっと説明が足りない印象を受けた。まず「なぜ継体天皇?」と言うところから解らない(地元民なら言わずもがななのかも知れないが)。
 あと、「古代のテクノロジー」にスポットを当てた展らしいが、こういう古代の道具を解説する際にその技術的側面を解説するのは特に珍しいものではなく、あえて「テクノロジー」を強調した意味が解らなかった。正直「テクノロジー」を口実に「現代のテクノロジー」を解説すると言う名目で、地元の企業をスポンサーにするための手段なのかと勘ぐってしまった(実際、特別展の図録は半分近くが地元企業の技術紹介に充てられている)。
 展示自体は常設展と同じく、無難ながらなかなかセンス良く纏められている(ここにもミュウ君のPOPが飾られていた)が、全体的にボリュームは足りないと思った。
 以下余談。
 特別展の受付に「ジェネシスサウンド使用中」と言う説明書きが置いてあった。この「ジェネシスサウンド」なるもの、見た限り円形のマグネットのようなもので、名前を聞く限り音に関連するものなのだろうと思ったが何に使うものなのかさっぱり解らない。解らないものを解らないまま放置するのは私の性分ではないので受付の方にお訊きしてみた。
「このジェネシスサウンドって何なんですか」
「ああこれね、なんでもマイナスイオンか何かで音が良くなるものらしいですよ」
 テクノロジー万歳。

……所要時間は、1~2時間程度。
 対象年齢は、小学生以上だがこれと言ったコア層は想定していない印象を受ける。
 展示案内書は、写真ベースのものが一つと、テーマごとに分冊化されているものがある。私は写真ベースのほうのみを購入したが、これ、ページの上がパラパラ漫画になっていて、めくっていくとミュウ君が歩き出すという趣向になっている。こういうお遊びは楽しいけど、出来ればもっと情報量があれば良かったなと言う気もする。

 ところで一通り見終わって館を出ると、館内ガイドの方が集まってなにやらひそひそ話を始めた(壁はガラス張りなので外からその様子が見えた)。どうも私が話のネタになっている雰囲気だが一体なんなんだろう。人にこのことを喋ってみたら「プロだと思われたんじゃない? フリーライターか何か」と言われた。そんなにプロっぽいのか私は。


11/19(月)

 ながいたびが はじまる。
 などと書いて元ネタが解る人間はどのくらいいるのやら。

 それはともかく、今日から三日間、彦根~敦賀~福井を廻る予定。
予定:
・19日
 ・彦根博物館
 ・敦賀郷土博物館
 ・あっとほうむ
・20日
 ・福井県立歴史博物館
 ・福井県立恐竜博物館
・21日
 ・福井市立郷土歴史博物館
 ・アクアトム
 ・敦賀市立博物館

 敦賀が19日と21日に分散しているのは、アクアトムと敦賀市立博物館が月曜休館のため。色々試行錯誤してみた限り、これがベストっぽかった。

 で、今日の日記。
・開国記念館
彦根城博物館
・天秤櫓(招き猫展)
・彦根城天守閣
敦賀郷土博物館
あっとほうむ

7:03
 新快速に乗り彦根へ。
8:21
 彦根。
8:40
 開国記念館。
 彦根城の櫓を改築したものらしく、博物館としての造りは異常。出入口が建物の真ん中らへんになっていて、順路を巡ると行き止まり。そこから元に戻って今度は反対側に移動。そこからまた出入口に戻って退出。こういう作りのミュージアムは初めて見た。
 で、面白いと思ったのが井伊直政に関連した徳川家康・豊臣秀吉の評価。こう言うのでは大抵どっちかが善玉、どっちかが悪玉になっているものなのだが、直政は徳川四天王でありながらその地位は秀吉に見出されたものであることもあり、いずれも善玉と言うことになっている。節操がないと言うか何というか、彦根市民の関ヶ原観はどうなってるんだろうか。
 所要時間は30分~1時間程度か。館内ではNHKの番組を放映しているのでそれを全部見るとプラス40分になる。
 対象層は……小中学生メインかなぁ。全体的に広く浅く、という感じ。

9:20
 彦根城博物館
 ここ、個人的に印象が薄かったのだが、何故かと考えてみると、「彦根博物館」ではなく「彦根城博物館」だからなんだろうなという気がした。
 どういう事かというと、刀剣であったり書跡であったり茶道具であったり、そう言うのが基本的に「城の中のヒトビト」のものなワケで、そう言う「上流階級の文化や暮らし」を見せられてもピンと来ないという。歴史の流れの中での位置づけを理解できれば面白かったのかも知れないが、私にはその辺の予備知識がなかった。
 ただ、建物自体が展示になっている構成はなかなか面白い。
 所要時間はこれも30分~1時間程度。
 対象層は……開国記念館よりは確実に上。高校生以上、と言うかたぶんリタイア層がメインだと思う。

以下時刻略。
 天秤櫓の招き猫展へ。
 周知の通り彦根は招き猫発祥地であり、それに関連して愛知県の招き猫ミュージアムの所蔵物を借り受けて開催しているとのこと。招き猫ミュージアム、「日本最大の招き猫博物館」だそうだが招き猫博物館が複数あるという事実には呆れざるを得ない。
 で、招き猫展。手を挙げた猫の人形がずらっと並んでいる様は異様を通り越して笑える。誇張抜きで声を上げて笑ってしまったので周りからは変な人だと思われたに違いない。

 次。彦根城天守閣。
 天守閣は思ったよりは狭い。三階建てで最上階は部屋が二つだけ(だったと思う)。階段もほとんどハシゴのような異常な急勾配で、素で「なんだこの階段は?」と呟いてしまった(次の瞬間自分の発言に吹いた)。


2007/11/19 彦根城天守閣(意外と小さい)

 天守閣を出ると、広場になんだかもの凄い人だかりが。客層もさっきまでとは明らかに違っている。
 スタッフの中にD.K.さんの姿を認めて気付いた。
 これはひこにゃん出待ちだ。


2007/11/19 ひこにゃん出待ちの人々

 果たして、しばらく待っているとひこにゃんが姿を現した。登場の瞬間はもの凄い歓声。「彦根城400年祭」なるイベントは実はひこにゃんをプロデュースするためのものだったのだろうかと思わせるに充分な人気ぶりだ。片時も愛嬌を忘れないひこにゃんのこのサービス精神は凄さすら感じさせる。これは人気が出て当然だろう。かくいう私もついうっかり並んでツーショット記念写真を撮ってもらってしまった。動画も沢山撮ったが無関係な人も写り込んでいるためアップはしない。


2007/11/19 ひこにゃんその人



 新快速にて敦賀へ。

 敦賀郷土博物館
「神社の中にある」という予備情報と地図を頼りに探したが、まだ地図の距離感もつかめていない状態で、なかなか見つからず途方に暮れる。30分ほど探し回ったあげく、裏通りに小さな神社を見つけた。
 中に入ってみると、「敦賀郷土博物館」と看板が掲げられた建物がある。


2007/11/19 敦賀郷土博物館



 入ろうとしてみると、ドアに鍵が掛かっている。
 またしばらく途方に暮れて境内をうろついていると、庭ボウキで落ち葉を掃いているおばさんを見掛けたので話しかけてみた。
「今日はここお休みなんですか」
「いや、そんなことないけどね。今開けるから待ってて」
 この方が管理人だったらしい。
「わざわざこんなとこまで。入館料は200円やけど細かいのなかったら別に良いよ。学生さん? 天狗党? 大谷吉継関係?」
「いえ、敦賀に来たばっかなんでまず博物館に行こうと」
……個人経営の博物館と言うのはあまり経験がない(南蛮文化館くらい)が、ここは「文部大臣指定の福井県第一号博物館」の矜恃もあってか資料は相当しっかりしている(資料のメンテナンスが行き届いていない向きがあるのは残念だが)。基本的には敦賀関連資料が展示されているのだが、なぜかインドネシアの民俗資料も置いてある奔放さが良い。時間が無くてゆっくり見て回れなかったが、今度来たときは全ての資料をじっくり見てみたい気にさせられた。少なくとも、敦賀に来てまずここに立ち寄ったのは正解だと思わされた。
 所要時間は……一時間程度か。今回は時間が無く20分程度しか見られなかった。
 対象年齢は大学生以上だろう。小中学生には渋すぎる。

 で、最後。福井原子力センター「あっとほうむ」。


2007/11/19 あっとほうむ



 ここ、意外なほど印象が良かったのだが、何故かと考えてみると、まず「マスコットのキャラが立ってる」ところが大きいような気がする。ってもはや「ミュージアム」としての見方ではないかも知れないが、「興味を引き出す」手法はミュージアムに限らず必要なものだろう。その点で言うとここは今まで見たミュージアムの中でもトップクラスだと思う。
 あと、「客が少なくても手抜きをしない」のも印象が良いね。「あっとシアター」でのゲーム大会、160人くらい入れるホールの中で、参加者は私を含めてあと二家族のみと言う寂しさだったがそれでも「人が少ないから中止」とか言わないでしっかり開催してくれたのはエラいと思った。ちなみに私はその大会で当然のように優勝してしまったのだが、家族連れを差し置いて優勝景品を受け取るのはあまりに気まずかったので二位の方にお譲りしてきた。景品の中身が何だったのかは何となく気になっている。今度はもっと気まずくないシチュエーションで優勝すれば良いのか。

 ただ、やっぱりというか、ここも原子力啓蒙施設でありがちな「ズレ」があって何だかなあと思うところはあった。解りやすい例を挙げるとこれ。


2007/11/19 ありえない笑顔


 こういうズレは本当に印象を下げるからなんとかするべきだと思うのだがどうか。

 所要時間は2時間程度? ただ、屋外に展望台や遊具もあるのでその気になればたぶんまる一日は遊べる。
 対象年齢は小学生。特に低学年を意識した演出が目立つしその方向性は正しい。

 その後は日本海さかな街。美味そうな魚が一杯売られていたが、明後日まで滞在する都合上ここで生ものを買うわけにはいかない。適当に土産用の菓子のみ購入し、宿にチェックイン。雨の予報だったが意外と空は晴れて、カシオペアも良く見えた。カシオペアを見るとどうしてもゴレンジャーを思い出してしまうのだがそんなのは私だけだろうか。


11/18(日)

 明日から3日間、敦賀~福井に行ってきます。
 慰安旅行でのんびりするつもりが、気がつくと博物館8館コースになってしまった。アホですか。ええ、アホですよ。
 ノーパソ持って行くし宿にLANもあるらしいのでひょっとしたらそっちで更新するかも。
……と書いたところでLANケーブルをカバンに入れてないことに気付いた。他に忘れ物はないかな。

 ちなみに今日は明石市立天文科学館に行ってシゴセンジャーを堪能して井上さんと色々お話しさせていただいたのだが、こういうストライクゾーンが狭い話はなかなか他人に話しづらくて困る(「ケイロンは業界では~」みたいな話をして解る人間が周りにどれだけいるというのか)。
 ともあれ今日の日記についても多分後日更新します。


11/15(木)

 Yahoo天気がリニューアルされてとても使いにくくなった。
 一つ前の表示状態に戻したいときに「前のページに戻る」操作では戻ることが出来なくなった。週間天気にアクセスしにくくなった。無駄に通信量が多くなった。確かにとても凝った作りだがユーザビリティに欠けているような気がする。

 Hotmailが"Windows Live Hotmail"に名前が変わってとても使いにくくなった。
 IE6で文字を「最小」にしたら、受信トレイの表示が殆どイヤガラセのようになる(試してみたら解る)。もはや使うのが苦痛の域なので今後使うことはないと思う(今までも使ってなかったけど)。

 ……って、ここもあそこもなんでわざわざ手間を掛けてデザインを改悪するんだろうか。スタイルシートなんかあくまで見栄えを設定するものにすぎないんだから、スタイルシートの設定に関わらず問題なく情報にアクセスできるようにすべきだと思うのだが。


11/14(水)

「光の速さで明日へダッシュさ」

 このフレーズはなんだかおかしい。
 まず、このフレーズを「時間軸方向に沿って光の速さで明日へ移動」と解釈するならあまりに当たり前すぎる。「そもそも『ダッシュ』って何よ?」ということになってしまう。
 かと行って、「ダッシュ」に着目して文字通りに「光の速さで空間内を移動」とするなら、明日には到達できなくなる。なぜなら高速で移動すれば移動するほど、相対的に外界の時間の進み具合は遅くなるからだ。本当に光の速さで移動した場合、相対的に外界の時間は経過しなくなる。
 なるべく速く明日に行きたいと思った場合、一番良いのはダッシュなどせずその場でじっとしていることだ。ひょっとするとこのフレーズは「なるべくゆっくり明日へ行きたい」と言う表明なのかも知れない。


11/13(火)

「きっかけは「ねこ鍋」…ニャンとびっくり列島大ブーム」
 だから何度も申し上げているとおり、猫というのは凶暴な肉食獣だ。こんな生物を可愛い可愛いと褒めそやすことを強要するような近年の風潮にはファシズムに似たきな臭さを感じざるを得ない。これはフリーメイソンとかニャントロ星人とか、そう言う類のものの陰謀に違いない。軍靴の音が聞こえる。

 参考資料:「そんなあなたに - ただならぬ視線を感じます」


11/11(日)

 六甲祭へ。
 まあ例によってと言うか、今年はボトルドコーヒーを山ほど貰って帰ってきた。毎年交通費分くらいの元は取っていると思う。
 で、模擬店。
 今年の文芸研は上手かったね。「肉まん50円」という値段も目を惹いて良かったけど、あのパンダは良かった。あれは上手い。
 清流も順調に出てるようで何より。もう私はなるべく顔を突っ込まないようにしたいんだけど、清流は欲しいんだよね。ああ言う場で「清流ちょうだい」って言うとどうしてもこちらの身元明かさにゃならんし。顔バレせず清流だけ貰う事って出来ないもんだろうか。


11/10(土)

 京都市青少年科学センターへ。
 今日のメインはサイエンスフェスタ京都会場。今年は大阪会場を見そびれて悔しかったのでせっかくだからと行ってみることにした。
「サイエンスフェスタ」として見た限り、展示スペースが主に化学室なこともあって大阪に較べてかなり化学寄り。メッキや酸化・還元の実演なんかは授業でやる実験そのものだ。試験管とかアルコールランプって久々に使ったぞ。大阪が上手くスポンサー集めて商業の香りがするイベントに仕上げているのに較べてこちらはかなり手作り感溢れるイベントになっている(勿論どちらが良い悪いと言いたいわけではないので誤解の無いように)。ただ、時間が無くて全て廻りきれなかったのが残念。出来れば来年も来たいな。
 で、科学センターの常設展示。
 前回来たときはあまり印象に残らなかった強力磁石がえらく面白かった。鉄製のピンが重力を無視して空を飛ぶんだぜ。凄いぜ電磁気力。近距離では重力の比ではない。


11/09(金)

 19日からの週はまるまる休みを取れることになった。
 そんなわけで17日から9連休。このくらい休ませて貰ってもバチは当たるまい。19日から二泊三日で敦賀~福井を回ってきます。メインは恐竜博物館


11/08(木)

 ギブアップ。
 今日はどうしても仕事に行く気力が捻出できず、「気力が出ない」と言うのも何なので「高熱を出した」と言うことにして仕事を休むことにした。実際は37度ちょっとだったのだが、気力が捻出できないことを説明するより高熱が出たことにする方が手っ取り早かった。明日はちゃんと働きます。

「あの病みつき商品の王者の神秘性」
「プチプチ文化研究所」なるものが存在することが驚きだ。
 でも個人的にはあのプチプチを潰すのってあまり好きではないんだよな。指が疲れるし、そもそも不毛だし。小さい頃は潰して楽しんでいた記憶があるが、何がそんなに楽しかったのか今思い返すと良く解らない。思うに、アレは潰して「楽しい」と言うより、アレを手にした時点で「原罪」を抱えたような気になるからではないかという気がしないでもない。「私はこのプチプチを全て潰さなければならない」という強迫観念というか。


11/07(水)

「とほり天文台ブログ: シゴセンジャー和歌山上陸」
 うひょひょ。
「シゴセンジャー」と「友が島」。
 ストライクゾーンの狭すぎる両者が「東経135°」で繋がった(両方に引っかかる人間って日本で100人いるんだろうか)。あらかじめ知ってたらちょっと無理してでも行ってたのにな。無念。
 それはともかく、また近いうちに友が島には行きたい。ひいなの湯で昼食食べたい。寒天食べたい。それ以前にヒマが欲しい(←切実)。


11/06(火)

「小沢代表、辞意撤回=「恥さらすが、頑張りたい」-続投要請受け・民主」
 こりゃー民主党もう駄目だな。めぼしいのは全部賞味期限切れてるし。
 なんだか民主党って自民党のカケラを切り取って底上げして膨らましたような感じがする。自民党左派との明確な違いが判らない。次の選挙で自民党の勝ち負けはともかく、民主党が勝つ目がみえない。

「部落解放研究全国集会が開幕=長野」
>稲積氏は「これまで顔色をうかがっていた行政が強がり始め、同和行政の切り捨てが始まった」とし、不祥事による影響に懸念を示した。
 曲がりなりにも弱者として振る舞っているのならこういう言いぐさは如何なものかと思う。
 とりあえずこの辺については共産党頑張れ。


11/05(月)

「福田首相が党首会談で連立参加を打診、民主は拒否決定」
「小沢氏辞任会見詳報(1)「けじめをつけるに当たり」」
 小沢氏にしろ安倍元首相にしろ政治家が意味不明なタイミングで意味不明な行動を起こしたりすると言うケースが時折見られるが、これはつまり政治の世界が正論では動かないことの間接的な証明なんだろうと思った。裏で一体どんな勢力がどんな風に動いてるのやら。くわばらくわばら。


11/04(日)

 昨日今日と完全に寝込んでいたので特に書くことはありません。
 うんざりするね。って書くのは何度目だろう。


11/01(木)

「Asus Eee PC レビュー集 - Engadget Japanese」
 これはいいねえ。
 一番最初に知ったときはミニノートだとは思ってなくて興味を惹かれなかったが、このサイズでこの値段なら十分魅力的だ。と言うか、ここ数年無かった「5万円以下で買えるシグマリオン3の後継機」になりそう。具体的には「カバンに入れっぱなしにしておけるブラインドタッチ可能なテキスト編集&ブラウザ・メール端末」。無線LAN標準搭載な事を考えるとシグ3より良いかも。日本で4万円以下で出たら買ってしまいそうだ。DynabookSS2000もこれはこれで重宝してるけど、常時カバンに入れておくにはちょっと大きいんだよね。