自己満足の世界

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3/30(月)

 久々に月が見えたので、望遠鏡で月を覗いてみた。

 例によって「コルキットスピカ35倍+FinepixF30+安物三脚二台」で撮影した月(縮小あり)。


2009/3/30 月


 倍率は35倍だが、月の全体を捉えるのはこのくらいが限界のような気がする。
 あと、三脚は安物だと駄目だ。土星と月を撮ってみて良く解った。単に風景写真を撮るとかの用途なら充分だが、微調整が必要な望遠鏡には相当質の良い三脚が必要になる。今日も月を視界の中央に納めるのにさんざん苦労してしまった。
 眩しすぎて色飛びしているのはたぶんシャッター速度の問題。星の撮影はオート設定では上手くいかないねやっぱ。

 んなわけで3/26~3/29は石垣島に行ってきたのでその辺後日書くと思う。たぶん。


3/28(土)

3/27の日記。
 朝。フェリーにて竹富島に向かう。
 船着き場近くで自転車を借り、カイジ浜へ。
「カイジ浜」と聴くとつい、やたらとんがった顔の人間がいっぱいいる浜なのかと思ってしまうが、もちろんそんなことはなくて、猫がいっぱいいる浜だった。


2009/03/27 カイジ浜の猫(若頭)

2009/03/27 カイジ浜の猫(幹部)(※1)

 ちなみに一枚目の写真は何かを威嚇しているわけではなく毛づくろい中の表情。なんでこんな無駄に迫力があるのか良く解らないが、この子に限らずこの島の猫はほとんどが見事な三白眼をしていてなかなか勇ましい。

 その後はコンドイビーチに移動して海水浴。


2009/3/27 コンドイ浜


 夏だったら水面はもっと抜けるような青空を映し出すのだろうが、3月終わりと言う時期のせいか、私が見た景色はこんなもん。とは言え3月に既に泳げると言うのは沖縄ならでは。どこまで行っても胸程度の深さにしかならない海を泳いだり歩いたり。

 昼は近所のそば屋で八重山そば。
 八重山そばは沖縄そばと材料は同じだが太さがちょっと違うらしい。確かに沖縄そばに較べてちょっと細めな気はした。


2009/03/27 そば屋の看板(?)

2009/03/27 そば屋のシーサー(阿形)

2009/03/27 そば屋のシーサー(吽形)

2009/03/27 そば屋の猫

 その後は自転車で竹富島を一周。

 途中、竹富民芸館に立ち寄る。

 ここ、博物館相当施設と見て良いのかは解らないが、竹富島の織物に関する資料はなかなか興味深かった。少なくとも「民芸」に関して言えば、竹富島は完全に琉球文化圏の中にあるようだ。つまり、そもそもの八重山文化の名残は残していないように見える。
 入場無料。
 施設自体は大きいものではないので、機織り体験をしないのであれば10分もあれば見終わる。

 それから、喜宝院・蒐集館
 ここは実質「竹富島資料館」に相当する施設のようで、竹富島の文化・民俗資料が展示してあった。


2009/03/27 喜宝院・蒐集館

2009/03/27 受付

2009/03/27 民具

2009/03/27 民具

 ここ、Webページが「見せたいもの」にフォーカスを当てて解りやすく解説してくれている(ワラサンとか人頭税とか)のに対し、実際の展示はあまりにそっけなさすぎて印象が薄い。特に竹富島として何を伝えたいのかが見えなくなっているように思う。Webページをこれだけ解りやすく作れるのなら、展示ももっと改善できると思う。たとえばWebページにある「ワラサンの記録方法」をビデオで流すだけでも充分目を惹くし、印象にも残るだろうに。

 所要時間は10~30分程度。
 対象はおそらく観光客だろうとは思うが、それにしては外向けを意識している気があまりしない。あるいは地元民の凝集性惹起装置として機能しているのかも知れないし、両取りを狙ってどっちつかずになっているのかも知れない。
 あと、入館料は300円なのだが、無人である上に支払いがむき出しになっている(右上写真参照)ので釣りがあるときは結構緊張する。私は500円払って200円釣りを取ったのだが、500円払った後200円を取るとき(こ、これは盗んでるんじゃなくおつりを貰ってるだけなんだから誤解しないでよね!)と心の中で誰かに言い訳してしまった。

 あとはなごみの塔に登ったり。
 水牛車(※2)に遭遇したり。


2009/3/27 カイジくん


 夕方、石垣島に戻り、石垣島公設市場の食堂にて夕食。
 海ぶどうやグルクン、麩チャンプルーなど、所謂「沖縄料理」。

 夜はナイトツアー。
 幻想的なホタルを見たり。
 鳥を観察したり。


2009/3/27 バンナ公園


 

※1. 写真のキャプションは便宜的に付けたもので、一枚目と二枚目の猫は同一人物です
※2. 水牛の名は「カイジくん」。ざわ・・・。


3/27(金)

「沖縄本島は広すぎるし基地があったりいろいろ辛気くさい。西表島とか竹富島も良いんですが、たぶんすぐ飽きると思うんです。その点石垣島は良い。適当に都会で適当に狭く、適当に自然が残っている。半年の間はこうやってガイドなんかをしてお金を貯めて、半年は遊んで暮らす。僕は石垣島が好きです」

 石垣島は沖縄本島にかいま見える「神経質さ」のようなものが全くなく、ひどくゆったりとしている。
 今回のように3泊4日とかではなく、一ヶ月とかのスパンで暮らしてみたい気になってくる。


2009/03/26 石垣島のタクシー(※1)

2009/03/26 石垣島鍾乳洞・小型リムストーンプール(※2)

2009/03/26 石垣島鍾乳洞・トトロっぽい岩(※3)

2009/03/26 デイゴの花(※4)

2009/03/26 リスザル(※5)

2009/03/26 カノープス(※6)

※1.猫のアイコンはイリオモテヤマネコのイメージだと思われる。
※2.石垣島鍾乳洞は異様に成長が早い。コンクリートで整備された歩道に石筍どころかリムストーンプールが出来ていたのには目を疑った。
※3.「トトロ岩」は新しく発見されたものらしく、鍾乳石をくりぬいてこの岩に至る通路が新しく作られていた。しかし諸星大二郎風な感じで不気味だと思う。
※4.沖縄と言えばデイゴのイメージがあるが、デイゴはインドからの外来であり沖縄原産ではない。
※5.石垣やいま村にはひどくあつかましいリスザルがいた。こいつらに構い過ぎて時間が全然足りなかった。
※6.サムネイルでは判別できないが、拡大画像だと余裕で見つかるので探してみて欲しい。ちなみにコントラストはかなり強調してある。


3/26(木)

「そもそも石垣島は沖縄本島とは違う文化圏ですから」
 そういわれてみればそうだなと思った。
「石垣島は琉球、琉球は薩摩、薩摩は日本、日本はアメリカ。それぞれ支配下に置かれたという歴史があります。そんなわけで、琉球が石垣島にしたことは、薩摩が琉球にしたこととだいたい同じなんですね。そのくせ琉球、と言うか沖縄は国から補助もらって『うちらはこんな酷い目に遭ってきた』みたいな施設を作ってるわけです。もちろん『うちらは他の文化を征服しました』とか一言も言わないですよ。言わないで『歴史を直視』『平和祈念』とか言ってるわけです」

 そんなわけで石垣島。
 3/26~3/29までの4日間だが、基本的に時系列は無視して書いていこうと思う。

 廻ったところとかをざっと。

3/26
・石垣島鍾乳洞
・バンナ公園
・石垣やいま村
・川平湾グラスボート

3/27
・竹富島
・竹富民芸館
・喜宝院蒐集館

3/28
・石垣島天文台

3/29
・八重山博物館
・しらほサンゴ村


3/24(火)

 やっと晴れたので、先日組み立てた「コルキットスピカ」で土星を捉えてみた。
(最初は写真だけ貼って「これは何でしょう」とか書こうかと思ったがやめた)

 そんなわけで「コルキットスピカ35倍+FinepixF30+安物三脚二台」で撮影した土星(原寸トリミング)。


2009/3/24 土星


 土星なのに輪が見えないのは事情があります。角度とか
 断じて私の腕が悪いわけではありません。いやほんとだってば。

 土星の角度は高いしカメラの三脚はちっこい卓上三脚だし、望遠鏡側の三脚を無理矢理そちらに合わせた結果、接眼レンズが地面スレスレの位置になってしまい、道路に横たわってレンズを覗きながら被写体を探す怪しい人になってしまった。やっぱ天頂ミラーは必須ですか(そう言う問題以前かも知れない)。

 産まれて初めて撮った望遠鏡写真なので「視界の端っこで捉えたので色ズレが」「っていうか安もんの三脚がブレてるし」とか、まあいろいろプゲラな出来だが、まあ撮れたことだけでも良しとする。

 んなわけでこの週末は石垣島にカノープスと南十字星を見に行ってきます。


3/21(土)

 明石市立天文科学館へ。
 はいそうですよああそうですよ。要するにシゴセンジャー見に行ったんですよ。

 今回は「春分の日」と言うことで、開始20分間は日の入りと日の出の説明に費やしドームの照明を落とさない、と言う大胆な手法。これからブラック星博士の活躍もあるだろうに時間は大丈夫かと思っていたら、案の定時間10分オーバー。
 全体的にマンネリを打破しようと試行錯誤しているのかなという印象を受ける。井上さんは「昨日は自分の中で歴史的な大スベリだった。お客さんには受けてたけど自分の中では大スベリ」と仰っていたが、そういう試行錯誤の結果なんだろうか。
 あと、複数の場所で別々のイベントをやってたり、コンテンツが盛りだくさん過ぎて一日で全部見切れないと言うのは良いのか悪いのか。ひとはくの学芸員さんのカタツムリとタンポポの解説もとても楽しかったが、裏で上映してたプラネタリウムの別コンテンツは見られなかった。

 友の会の更新もしようと思ったけどまだ更新手続きは受け付けていないとのこと。次行くときまで更新できないがその間の友の会の連絡が途絶えることになるのが不安だ。銀行振り込みには対応していないのかな。ちょっと問い合わせてみるか……。


3/20(金)

 ふと気が向いてサーターアンダギーを作ってみた。
 黒糖が手元になかったので白糖を使ったが、それでも結構それっぽくなる。気に入ったので今後時々作ると思う。買うより遥かに安いし。

「発電装置:太陽光や風力より効率良く、電磁力で電力供給--木下さん開発 /神奈川 - 毎日jp(毎日新聞)」
>始動時に5・5キロワットのモーターを使った場合、1個100ワットの電球30個を点灯させていて3キロワットを発電できているのに、モーターの消費電力は2・6ワットしかなかった。
 私は賭け事はやらない主義だが、これについては「インチキ」であることに全財産賭けても良い。
 これが額面通りならそれはつまり「永久機関」の実現と言うことになる。発明者の木下博道氏、記事を書かれた高橋和夫氏という方がどのような方かは存じ上げていないが、恐らく「イカサマ師」ではなく「善意の莫迦」なんだろうという気がする。たぶん正体は「フライホイール(弾み車)」だろうと思う。昔からフライホイールを永久機関と勘違いするのは特に珍しいケースではなく、そう言う例は枚挙に暇がないので……。


3/19(木)

「おすすめのプラネタリウム ランキング ザ・ランキング!!」
 このベスト10中6つは見たことがある。
 名古屋市立科学館のは見たことがないが、各所から強くオススメされているのでそのうち見に行くつもりでいる。
 で、見たことのある6館だけで見ると、個人的にはちょっと順序が変わる。
 明石市立天文科学館(特)>大阪市立科学館(優)>川崎市青少年科学館(優)>日本科学未来館(優~駄(コンテンツによる))>はまぎんこども宇宙科学館(良)>京都市青少年科学センター(良)
 という感じ。
 別に京都市青少年科学センターが悪いわけではなくて、このメンツで比較するととりわけ特筆すべき特徴がなく印象が薄いというだけなので悪しからず。
 あと、伊丹市立こども科学館が川崎の上くらい(単に設備だけで見るともっと下だが上手い解説員さんがいる)。神戸市立青少年科学館ははまぎんと同じくらい。千葉市科学館のは評価するほどの印象がない。常設で見たことあるのはそのくらいか。


3/18(水)

 三脚購入。
 ただし、最近は曇り気味だし月も出てないし、望遠鏡で見るべき天体が存在しないので困る。

「ケータイ「契約」実績で「特別採用」 学生から不満と批判の声」
> メールの文面によると、新たに設けられた「特別採用コース」は、すでに営業・企画職、販売職などに応募している学生に応募資格があり、通常の筆記試験や面接以外に、ソフトバンクモバイルの携帯電話の紹介実績を選考基準に加える、というもの。
 要するに「ソフトバンクの契約を沢山取り付けてきた学生は採用において優遇しますよ」と言うことらしい。
 これ、かなりの数の人からは非難囂々のようだが、個人的にはまあ別にいいんじゃないの、と思う。
 と言うのはつまり、これはソフトバンク自ら「うちの会社はマトモじゃありませんよ」と忠告してくれているに等しいから。それでもなお志望すると言うことはそう言う「マトモじゃない」方向性に順応可能であることを自覚していると言うことだし、採用されるくらいの結果を出した人間はその方向性に特化していると言うことでもある。下手に「通信業は安定している」とか「優良企業で自己実現」みたいな夢を持った学生が志望するようなことがなくなるという点では誠実とも言えるのではないか。「会社員を装ったヤクザ」と「ヤクザであることを隠さないヤクザ」では後者の方が誠実だろう。


3/17(火)

 先日、市立科学館友の会の継続手続きのついでにミュージアムショップを覗いたら、「組立式天体望遠鏡」が売られていたのを見た。

10分で完成!組立天体望遠鏡 35倍

 前々から何となく天体望遠鏡を欲しいと思っていたのだが、安物でもそれなりに値段がするようで敬遠していた。

 これは3000円弱ながら、対物レンズはアクロマートレンズの口径40mm、倍率35倍。とりあえず買うにはちょうど良さそうな感じ。
 ただ、この手の商品は当たり外れが大きいらしくカタログスペックだけで決めるのは危険だと思い、物欲の冷却期間も兼ねて数日間情報収集。

 で、結局買ったのは「コルキットスピカ」。

 口径40mmのアクロマートレンズ、倍率35倍。件の組立天体望遠鏡との違いは焦点距離。あちらが273mmでこちらは420mm。知識がないので具体的にどう違うのか良く解らないが、単純にF値の違いだけなのだとしたらこっちのほうが暗いのかもしれん。

 ともあれ、スピカにした決め手は値段。あと、接眼レンズが交換可能であること。特に天頂ミラーは必須かと思ったのでこちらにした。

 とりあえず組み立ててみたので明日にでもテストしてみることにする。
(ちょうど今の時期は月が見にくいので困る)

 あ、三脚も買わないと……。


3/16(月)

「産総研:プレス・リリース 人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功」
「美少女ロボ」がとうとう現実のものに。
 これ、一部にもの凄い衝撃を与えているらしい。ASIMOに較べても、あちらは「メカメカした」風貌が許されるのに対しこれは人間に極力近づける必要があるのだが、見事に違和感を払拭することに成功している。特に関節なんかの造形は凄い。全く無理がない。
 先日、2025年にはスーパーコンピューターが「人間の脳」をシミュレーション可能になるかもと言うニュースがあったが、これと合わせるとたとえば鉄腕アトムみたいなヒューマノイドロボットも空想だけの存在でなくなるのかも知れない。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ロボっ娘!! ロボっ娘!!
 ⊂彡

……失礼取り乱しました。


3/15(日)

 今日は「探偵!ナイトスクープ」の全国ネット放映特番があったので見た。
 ナイトスクープ、元々は社会派ネタを娯楽で包む「娯楽報道番組」だったのを覚えている方はどれだけいるんだろう。当初は若者の風俗を文化として総括すると言う方向性が根本にあったと思う。たとえば「ゴルフ場の農薬問題」を最初に取り上げたのもこの番組だ。
 方向性が変わったのは桂小枝が入ってきてから。小枝担当の最初の依頼が「人捜し」で、えらく個人的なネタを取り上げるんだなと思った記憶があるが、それ以降そう言う方向性がメインになってしまった。別にそれが悪いという気は全くないし、実際今日の放送も転げ回って笑ったんだけれども(「ゾンビを闘う姉弟」は反則だ)。


3/14(土)

 今日はチョコムースとイチゴムース。イチゴムースは裏ごしが面倒。生クリーム添えで見た目は安い三色アイス風。

「YouTube - 外国人が日本に来て撮ったwktk動画集」
 こういうのを見ると、微笑ましいというか、羨ましいというか、何とも言えない気持ちになる。
 新幹線を見て興奮して踊り出す女の人が凄く良いなと思った。私もああいう感じのリアクションを取りたくなることは時々あるが、実行すると「変な人」になってしまうので自重してしまう。ただ、海外旅行に行ったときなんかは確かに素のリアクションを取れるようになるな。これは海外の人間は日本の常識を知らないはずなので、こちらのリアクションを(日本人として)変だと認識されないはずだという期待があるからだ。
 んなわけで、気の置けない友人と一週間くらい海外旅行に行ければ良いなとふと思った。一人で行っても詰らんし、相手によっては気疲れするだけだし。


3/13(金)

「50年生きてみると - finalventの日記」
>生きているもんだという驚愕感がある。
>私は20歳まで生きられないなと思っていた。

>正直者というのは、続けていくと、自分への確信が年率0.01%くらいつく。もうちょっというとたとえば、いかなるときでも私はその点では卑怯なことはしないよというのがあれば、その点から卑怯な攻撃を受けたときに自分を越えた強さが現れる。

>たいていの人の人生は失敗ばかりの人生になると思う。残念ながら40歳越えると失敗は見え始め、50歳では失敗が完成する
 このあたりはとても良く解る。
 私も自分がまさか20歳まで生きるとは思っていなかった。漠然と、10代のうちに死ぬものだと思っていた。こういう考えは珍しくないものなのかも知れないがこういう話はあまり人にするものでもないので良く解らない。
「失敗ばかりの人生」というのもその通りで、だからこそ自分は手抜きをせず生きるようにしようと決めている。
 昔は「70点を取るのは割と簡単だけど100点を取るのは難しい。なら、何事もそこそこに70点程度で生きていけばコスト対効果が一番良い」と考えていて、それはそれで確かに正しいことではあると今でも思っているけれども、それでもそれだと失敗したときにどうしても「後悔」がつきまとうことになる。
 失敗したとき「あの時もっとこうしておけば失敗しなかったかも知れないしその選択は考え得るものだった」と思ってしまうこと。それを避けるために「自分は常に全力で生きてきた」と言えるように生きる。失敗? 仕方ないよ。あの時考え得る限りの、出来る限りのことはやった。後ろを振り返るのはごめんだ。
 時々「君は頑張りすぎだ」と言われることもある。頑張りすぎ。それでも良いよ。「あの時出来たはずなのにしなかった」と後で責められるよりよっぽど良い。


3/12(木)

「【人工知能】物理エンジンで人工生命つくって学習させた‐ニコニコ動画(ββ)」
 これは凄い。面白い!
 科学未来館の特別展「脳!」で「起き上がり学習ロボット」の実演があったが、これはそれと同じようなものをコンピュータ上で再現したもの、だと思う。こういうのを見ると、将来的にはコンピュータ上に生命も産まれてくるんだろうなと言う気になってくる。何しろ学習速度が桁違いだもの。

「自分嫌いをなくそう! 都が小学生に「自尊教育」導入へ」
 以前も書いたが「自己嫌悪」はまず例外なく「自己愛」の裏返し。この「自尊教育」が自己防衛のための自尊心を肥大させるものなのであればそんなものは害悪でしかない。これ以上人格障害者を世にバラまかないで欲しい。


3/11(水)

「【伊達淳一のデジタルでいこう!】富士フイルムFinePix F200EXR 」
 今使っている「Finepix F30」は、それまで使っていたデジカメが馬鹿馬鹿しく思えるほどの画質を誇る名機だが、画角が35mmからと言うのが唯一の不満。私の用途だと建物などを近距離から撮影することが時々あり、そう言うときに視界が狭くて困る。
 で、ワイドコンバージョンレンズでも買おうかと思っていたのだが、それよりF30を売り払って29mmからのF200EXRを買えばいいんじゃね? とか思い始めてしまった。F30とxDピクチャカード2枚(1G/2G)、ヤフオクで売ったらなんぼくらいになるかね。
 ただ、F200EXR、シャッター速度が最長でも8秒、と言う仕様が気になる(F30は15秒)。星空なんか撮るときは15秒でも物足りなく感じる位なのに。


3/10(火)

「痛いニュース(ノ∀`):【速報】85年阪神優勝の時に道頓堀に投げ込まれた「カーネルおじさん」発見」
 大阪人なら知らぬ者のない「呪いのカーネルサンダース」が発見されたらしい。
 昔ナイトスクープで調査していたときは「すぐ引き上げられて個人が秘匿しているらしい」と言う結論だった。
「当時関係者は皆熱狂状態だったので実際のところを誰も覚えていない」「そもそも人形はFRP製で軽いのですぐには沈むとは思えない」と言う話に納得した覚えがあり、詰まるところ都市伝説の一つだと思っていたので今回の発見には意外性を伴う感動を覚えている。この感動はシュリーマンのトロイア遺跡発掘に通じるとも言えるだろう。ごめんなさい言い過ぎました。

 そんなわけでこのニュース、単なるローカルネタかと思っていたら、全国で話題になっているのみならず海外でも報じられているらしい。

>こんなきれいな形で見つかるとは。人形ではなく仏様。国宝や、世界遺産や
 阪神ファンはこれだから。
 名誉のため言っておくが、私は阪神ファンではないのであしからず。


3/9(月)

「【ドラえもん】分かいドライバーに音楽をつけてみた‐ニコニコ動画(ββ)」
 うむ。
 一部で強烈な支持を受ける「分かいドライバー」。
「手をかせばもんくないんだ」「これはこれでおもしろいじゃない」「あれを人じちにとろうではありませんか」など、藤子・F・不二雄の「狂気」を垣間見られて興味深い。個人的に、この手の狂った話こそが藤子F氏の真骨頂だと思う。

「たけくまメモ : パンダとポニョ(3)」
>普通に考えて『ポニョ』の登場人物は全員気が違っているのではないか、と不安になります。この不安感は、以前の宮崎アニメではほとんど感じなかった部分です。
 みんな今頃気付いたんだろうか。
「パンダコパンダ」を観て(誇張抜きで)恐怖に青ざめた私は間違っていなかったんだと安心するとともに、なんで他の皆は今頃気付き始めたのかと不安になってくる。


3/8(日)

 姫路セントラルパークへ。
 実際には昨日の夜に姫路入りして一泊している(免許を取って以来初めて高速道路を走った)のだが、二日に分けて書くのも面倒なので今日の分にまとめて書く。
 開園してまず向かったのが「ドライブスルーサファリ」。
 たぶんこのパークの目玉なのではないかと思うが、自家用車でサファリに乗り入れることが出来るというもの。
 行く前のイメージでは広々としたサバンナみたいな草原に車で乗り入れて、双眼鏡を覗いて「あそこにシマウマの群れが!」みたいな感じかと思っていたのだが、実際はさすがにかなり狭かった(当然だが)。動物園よりはかなり広いエリアの中を、車が行列になってノロノロ進みながら動物の姿を見物する、という感じ。動物園ほど気軽に見て回ることは出来ないが、動物にとって見れば狭い檻に閉じこめられるよりはいくらか幸せだろう。
 その後は遊園地でちょっと遊んで(フリーフォールには初めて乗った)、「ウォークインサファリ」へ。
 こちらは犬や羊などが放し飼いにされていて、人が自由に触れられるようになっていた。これは動物のストレスが溜まりそう。犬は相当人慣れしているらしく、寝ているところを顔をぺたぺた触ってもぴくりともしない。そのくらい図太くないとやっていけないのだろう。
 あとはプレーリードッグとかカワウソとかクマとかレッサーパンダとかその他諸々。これらは普通の動物園みたいな展示。ただ、基本的に「檻」はなるべく避けて段差で人間との距離を作っている感じ。
 あとは、ガラスにもたれかかって昼寝しているホワイトライオンとツーショット写真を撮ったり、ライオンに直接餌をやったり、なかなか貴重な体験をして帰ってきた。

 そんな感じで姫路セントラルパーク。なかなか興味深いところだった。ただ、しょっちゅう通うには色々な意味で「重い」のでそう頻繁には行けないと思う。


3/6(金)

「小学館:藤子・F・不二雄大全集」
 ああ、出るんだねぇ。(←ドラ目で)

 何よりオバQが復活するのが嬉しい。モジャ公とかも復刊して「藤子・F・不二雄」に染みついた「ヒューマニスト」「エコロジスト」みたいな偏見を払拭して欲しい。
 で、刊行形態はどうなるんだろう。ドラが既収録作品のみならその分はパスするけど。「大全集」を標榜するなら「分かいドライバー」くらいは収録して欲しいものだが。


3/5(木)

「asahi.com(朝日新聞社):学習ドリルの裏にヌード画像 小学校主事を戒告 - 社会」
>男性主事が学校のパソコンとプリンターを使い女性のヌード画像(モノクロ、約3センチ四方)を3枚印刷

>男性主事は「パソコンの性能をテストするために印刷した。大変なことをしてしまった」などと話しているという。
 まあいいんじゃね? 「ドリルは男のロマン」と言うし。

……と思ってたのだが、「この『ヌード画像』って『レナ』だったんじゃね?」と言う話を小耳に挟んだ。だとしたら「パソコンの性能とテストするため」という話にも合点は行くし、「大変なこと」でも何でもないような気がする。


3/3(火)

「ニンテンドーDS®用ソフト「星空ナビ」」
 これも発売日が決まったことは書いたつもりで書いてなかった。
 全国3000万人(誇張)の天文ファンが待ち望んだ「星空ナビ」、とうとう今月の26日に発売。
 ただし小売店では売ってなくて、WebかFAXの通販のみ。ちょっと高いけどそれだけの価値はあるんじゃないですかね、たぶん。私はもう予約済みです。
 ただ、発売日は丁度旅行中なので受け取るのはしばらく後になりそう。発売日があと一日早ければ旅先に持って行けたのに……。


3/2(月)

「システムドライブの暗号化で情報漏洩を防げる「TrueCrypt」v5.0 」
 以前紹介したかと思っていたら気のせいだった。
 仮想ドライブを暗号化してマウントできるツール。
 特にUSBメモリに機密情報を入れて持ち運ぶようなケースでは必須。
「自分が死んだらHDDが破壊されるようなツールが欲しい」みたいな声を時々聴くが、それならこのTrueCryptを使えば良いのにといつも思う。見られるとまずいデータはまとめて仮想ドライブに放り込んでおけば良いだけなのに。


3/1(日)

「『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠(汎適所属)」
 なんどか書いたことがあるが、私は「個性的」とか「変なやつ」とかよく言われるがそう言われるのが好きではない。
 これまでその感覚をなかなか人に理解してもらえなくて困っていたのだが、今日ふと思いついた。これならどうだろう。

「『個性的な顔立ちですね』と言われて嬉しいですか?」

 嬉しい、と答える人とは、少なくともこの点について感覚を共有することは出来そうもない。