自己満足の世界

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5/31(月)

 明石市立天文科学館へ。

 29日にリニューアルオープンしたばかりで、本当なら29日に来たかったのだが、博物館フォーラムと日程が被ってしまったのでこっちは今日休みを取って来てみた。

 リニューアルされて、全体的にすっきりしつつ情報の引き出しが増えている感じ。あと、これはリニューアル前からだが、ここは科学館にしては妙にエモーショナルと言うか、説明が難しいのだが物語的だ。ほら、展望台へ続く二重螺旋階段のあの雰囲気……と言えば解る方は解っていただけるのではないかなと思う。
 で、プラネタリウム。
 オーバーオールで恒星や月は見違えるように綺麗になった。補助投影機も、細かいことを言えばピントが一部合わず多少ボケるところがあると言えばあるのだが、それでもこれなら十分、と言うレベル。別の予算が潤沢なところと比較してはいかんでしょう。エクセレントです。

 その後、展示室を見て回っていたら、井上さんに声を掛けられて色々と話をさせていただいた。リニューアル展示のこと、星のこと、博物館のこと、その他もろもろ(科博の天球儀の件ではお詫びいただきました)。
 少し立ち話、と言う程度だと思っていたのだが、後で時間を確認してみたら一時間弱話し込んでいたことに気付いてちょっとびっくりした。たまたまお暇だったんだろうとは思うが、それでもわざわざ私一人のためにそれだけ時間を割いていただくとは本当にありがたいことです。ありがとうございました。


5/30(日)

「ハトメパンチ」があるなら「ハトメキック」もあるだろ、と思ってgoogleさんに訊いてみたら一見もヒットしなかった件。
 ヒット数0と言うのはちょっとびっくりした。

 今日は風邪気味の中カラオケ8時間とか無茶やって疲れ果てた。寝る。


5/29(土)

 博物館フォーラム「世界の博物館2010」。
 もう5年目なので勝手知ったる、と言いたいところだが、どうしても「門外漢」の意識を拭えない。もうちょっと英語のリスニングが出来るか、人脈を広げれば意識も変わってくるかも知れないが。

 んで。
 今年は6カ国10名による発表。これを休憩込みで4時間でやるもんだから全然時間が足りないと思う。
 あと、発表の方向性としてちょっと気になったのは、時間が短いもんだから、あまり踏み込んだことが出来ず、通り一遍の解説だけで終わってしまう発表が目に付いたこと。結果的にはその回の発表が早めに終わったために質問時間が長くなって、その場で不足分はフォローされたので結果的には良かったんだけれども。

 あとは……毎年思っているけど、特にこのフォーラムに参加されている博物館の方々は「国」に対して意識が強い印象を受ける。「国の物語を語る」「この国がこの国であることの意味を」など、言葉は違えど各国の方々が強く意識なさっていることが伝わってくる。

 来年はもうちょっとリスニング力を鍛えるのと、仕事用の名刺も持っていかないとなと思った。こういう場で名刺をばらまいて損はあるまい。


5/21(金)

 ハイブリ水没。

いきさつ:
 個室なう
  ↓
 手持ちぶたさんなのでハイブリでどうぶつしょうぎ
  ↓
 白熱
  ↓
 すっきり(勝負じゃないほう)
  ↓
 対局中だがハイブリをトイレットペーパーホルダーの上に立てて(←横に寝かして置くとモーションセンサーが変な反応してアプリがリセットされるため)ズボンをはく
  ↓
 水を流す
  ↓
 立てて置いたハイブリがズルっとすべってウォーターハザード
  ↓
 勝負は水入り
  ↓
 うわあああああ

……なわけで久々にアドエス使いに舞い戻った斑猫ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。久々に使ったけどアドエスって完成度高いね。ハイブリは確かに高性能ではあるんだけど、細かいところの使い勝手はアドエスの方が上かなという気がする。

 で、ハイブリのほうも一応動作するし、バックアップも取ったし、良品交換でも5000円の出費で済むはずだし、結構気楽な感じ。とりあえず今は無水アルコールで洗浄して乾かしてるところです。


5/16(日)

「大哺乳類展」。

 展の告知を初めて見たときから猛烈に行きたいと思っていた。
(今回の上京はこれだけが目的だったというのはネタでも誇張でもなく本当)

 自分でもなんでこれだけ興味を惹かれるのか良く解らなかったのだが、これはたぶん地球館3Fのヨシモトコレクションに小躍りして駆け寄ってしまうメンタリティと同じなのだろうと思った。
 ひょっとすると、生き物の種としての多様性と連続性を実感できるというのが大きいのかも知れない。ずらりと並んだ骨格標本が面白いのはそれによってそれぞれの相同性が実感できるからだったりするんだと思う。これが「動物園」だと、種ではなく動物の個体に目が行ってしまうから感じ方が異なってくる(別に動物園が詰らないと言っているわけではないので悪しからず)。

 そんなわけで大哺乳類展、C・H兄さんが「一人では行かないけど誘ってくれたら行く」と言っていたのでせっかくだからと誘って一緒に廻ってみた。

……いやぁ、良かった。実に良かった。
 もう求めるものは一通り得られた感じ。絶滅種を含め、哺乳類の多様性と連続性をたっぷり堪能させていただいた。
 いやはや、大型ネコ科って美しいよな。チーターの佇まいなどもはや芸術の域だと思う。

 レオポン。小学校の遠足で阪神パークに見に行ったことを思い出す。




 ハダカデバネズミが最近静かなブームらしい。私も結構好きです。




 チーターってかっこいいよね。




 すらりとしたおみ足。




 アリクイの足もポイント高い。




 怒気をはらんだクマコンビ。やたらばかでかい。




 指先一つでダウン必至。




 で。

 その後は常設展。

 某ブラックちゃんから「渋川春海の地球儀と天球儀は普段はレプリカですが、今は実物(重要文化財)が展示されてます」との情報を頂いていたので見に行ってみた。




 えっ




 えっ??

……人間、予想外のことがあると状況を把握するまで混乱してしまうが、この時はまさにそんな感じ。
 どうも「レプリカ貸し出し→かわりに実物を展示」ではなく、「レプリカ貸し出し→かわりの展示無し」と言うことらしい。やられた……。

(この日の日記続く)


5/15(土)

星の数ほど…世界最多、世田谷のプラネタリウム

 んなわけで見に行ってきた。

 余談だが、この新聞報道のせいで混む可能性を考慮し、当日は
「東京着→世田谷でチケット購入→未来館→再び世田谷」
と言う無茶な移動をした(結果的に投影直前までチケットは余ってたけど)。

 それはともかく。

「星が多いプラネタリウム」と聞いて最初に思い出すのは大平技研の「メガスター」シリーズ。
 対する世田谷のこれは五藤光学の「ケイロン」。

 両者にはかなり明白な違いがあって、メガスターは細かい星をかなりビビッドに描写する。
 結果、天の川の奥行き感が実物以上に表現される(あるいは宇宙から見たら本物もこのくらいビビッドに見えるのかも知れないが私は見たことがないので判らない)。

 対して、ケイロンは細かい星をぼんやりと描写する。
 その結果、天の川もふんわりと表現される。

 どちらが好きかは好みの問題かも知れないが、個人的にはメガスターの方が好きだ。
 以前スーパーメガスター2を見たときは興奮のあまり友人にすごいテンションのメールを送りまくったりしてしまったが、こっちの方は見終わった後も比較的冷静というか、星が多い必然性をあまり感じなかった。これなら大阪のインフィニウムの方が断然上だろ、と言うか。

 ただ、少なくとも私の見た回(15;30)の解説員さんは良かった。何というか、包み込むような解説がじんわりと心地良い。やはりプラネタリウムの決め手はハードじゃなくてコンテンツだよな、と思った。

 その後は日本科学未来館へ。

 目的は「ドームシアターガイア」の新番組「FURUSATO」。

 実のところこの番組については予備知識がほとんどなくて(トレイラーすら見てなかった)、単に「ドームシアターの新番組」「世界遺産を大画面で見られる!」と言うところに興味を惹かれただけなのだが、実際に見てみるとこれが予想以上に良かった。

「世界遺産」と言うものがただそこに「ある」だけの断絶したものではなくて、んー、何というかな、時間的、空間的に連続したものであることを実感させてくれる。(この辺かなり説明が難しい)
 未来館だけでなく、全国のワーナーマイカルシネマズでも上映するらしいので、お近くの方はぜひ。

 で、あとは、企画展「お化け屋敷で科学する!2 ~恐怖の実験~」。

 前回の「恐怖の研究」は「お化け屋敷メインでロジックはオマケ」な感じが気に入らなかったが、今回はその辺をちゃんとフォローしてくれていた感じがする。ただ、最近の未来館の企画展ってなんか商売っ気が目立って密度が薄くなった気がする。あまりアカデミック寄りにすると人が寄りつかないのかも知れぬ。かつての「脳」や「サイエンストンネル」みたいなのはもう見られないんだろうか。
 それに関連して、なんかここ数年の未来館は客層が変わってきたような気がする。以前は土日だと開館前にドームシアターが午後まで満席になっていたが、この日はプラネタリウム開始直前まで席が余ってたみたいだし。

 あと、未来館の3DコンテンツはすべてDolby3D方式になったらしい。
 ドームシアターガイアは元からそうだったが、VRシアターは以前はRealD方式だったような気がする。

 で、それからJAXAiを見たのちにコンバット老人閣下連中と夕食+飲み会。
 夕食は「激辛ラーメンが食べたい」とのリクエストをしていたのでわざわざ該当する店を探していただきました。ありがとうございます。>閣下


5/14(金)

 明日から、と言うか正確には今日の夜から、科博の「大哺乳類展 陸のなかまたち」を見るために上京します。

 今回は珍しく、色々な方々にお会いしてお食事などご一緒する予定。ちょっと予算的に余裕がないので行き帰りとも高速バス、しかも帰りは月曜朝到着予定だったりするので結構ヘビーだ。

 で、いつもの癖で、科博以外にもミュージアム巡りの予定をいくつか詰め込んでしまったが、今回は全部あわせても5カ所のみと少なめ。ただ、ちょっと動線に無理がところがあるので移動時間が多めになるかも……。


5/13(木)

 なんか今日は仕事でイラッと来ることが数度。

 定時後に作業を振ってきて「残業するな」ってなにそれ。
 それに、こちらが作った資料ちゃんと読んでないでしょ。

 上の人に向かって言いにくいことではあるのだが、こう言う不満はちゃんと伝えた方が良いんだろうねぇ。もやもや。

裁断機 PK-513L で本を 100冊裁断してみた
 Kindleを買ってから、手持ちの書籍を電子化することを本気で考え始めているが、やろうと思えば自前で出来るらしい。外注するならBOOKSCANとかのサービスもあるようだが。
 って、よく考えてみたら手持ちの本は(入手性の低い本を除いて)去年あらかた処分しちゃったんだよね。小説に限ると10冊くらいしか残ってない。処分してなかったらスキャナと裁断機を買っても元は取れたような気がするが、今はそこまでするほどの必然性はないんだな。


5/12(水)

 椎名さんに録画をお願いしていた「飛び出せ!科学くん 科学くんを100倍楽しむ方法」を見た。
 これは。
 これは面白い。滅茶苦茶面白い。去年の初回SPに次ぐくらい面白い。あえて言うならこれまでの放映のおさらいは要らなかったけど、哺乳類展ロケは最高すぎる。
 この番組、田中直樹と中川翔子を司会に据えたのが本当に良かったね。一般受けがどのくらいなのかは判らないけど、あの二人のオカピ剥製を見たときのリアクションとか、アフリカ象の骨格標本を見たときのリアクションとか、見てるこちらまでワクワクしてくる。

 なので、ゴールデンに移行してから田中川の出番が減ったのは残念。割と普通の動物・科学バラエティーになってしまった感じ。
 近いうち(今週末だっけ?)にまた科博ネタをやるらしいので楽しみに待つことにする。


5/11(火)

もんじゅ、運転員が操作法知らず 制御棒挿入ミスで
> 原子力機構によると、この運転員が操作ミスのあった制御棒の挿入作業に当たるのは初めてだった。ボタンの長押しが必要だったのに何回も短く押したため、制御棒が十分挿入されなかった。操作法を記した「試験要領書」にも長押しが必要との記述はなく、訓練もなかったという。
 なにこれ。
 操作手順書に記述がなく訓練もなく、これは運転員の責任ではないだろ。こんなのは組織の構造に根本的な欠陥があると思われても仕方がない。
 こういう杜撰さが引き起こしたマヌケな事故は、原発推進を阻害する要因でしかない。原発推進派はこの事故を擁護すべきではなく、むしろ積極的に怒るべきだと思う。


5/10(月)

MetaMoji、機能モデリングソフト「OntoloGear」評価版を無償公開
 前に日記で書いた、と思ったら書いてなかったが、阪大とMetaMoji(ジャストシステム創業者が作った会社)が共同開発した「OntoGear」が、「OntoloGear」に名前を変えダウンロードできるようになりました。
 ちょっと使ってみた限りでは、カッチリ仕上がってるかわりにちょっと操作感が硬い気がする。手続きに融通が利かないというか。
 あと、一から機能分解木を組み上げなければいけないのはちょっと(かなり)ハードルが高く、利用者は何をして良いのかが解らないし、分解木を自分で組み立てる意義が見えにくいのではと言う気がする。


5/9(日)

 そんなわけで誕生日。
 やっと私も20歳になりました。って書くの何度目だ。

 で、子猫の誕生日だったり母の日でもあったりしたので子猫と親猫に缶詰を開けてやったり。
 久々に実家に行ってだらだらしたり。


5/8(土)

 ロッテリアの「タワーチーズバーガー」なるものを食べてみた。
(テイクアウトだったが、二つに分割されて箱の中に入れられていた)

 上のGIGAZINEの記事ではなんだかとんでもないもののような印象を受けるが、食べてみた限りでは普通。やろうと思えば二つくらい食べられると思う。パティの味が濃いのでご飯が欲しくなってくる。単なる「色物」と言うには結構美味しいので育ち盛りのお子様等にはお勧めして良いかも知れない。

聞かれたくないことを聞かれた時の上手なかわし方
 訊かれたくないことを根掘り葉掘り訊いてくる人というのは確かにいて、そう言う人は大抵無神経なので答えたくないそぶりを見せてみてもまず通じないしそれどころか「質問にちゃんと答えろ」と怒り出したりするので私はそう言う人がとても苦手だ。相手の好奇心を満たすだけの質問に答えるコストをこちらが負担することが当たり前だと思われても困る。


5/2(日)

 エコールがまた「クリムゾンベース」とか言う意味不明な試みを始めたらしいので仕方なく行ってみた。構ってあげないと可哀想だし。
 なんかここ数年のエコール、小金が有り余っているのかちょっと調子に乗ってる新しい試みを色々試しているようだ。

 しかしこのクリムゾンベース、行く前には一体どういう趣旨の場所なのか判らなかったが、行ってみてもやっぱり判らなかった。
 仕方ないので普段から持ち歩いている「どうぶつしょうぎ」の駒を持ち出して辻斬り的に皆様に勝負を挑んでみた。一部の方には面白がっていただけたようだが、こちらが遠慮無く勝ちに行ったため一部の負けず嫌いな方には敬遠されてしまったような気がする。いや、かなり苦戦させられたのでこちらとしては是非またお手合わせしたいところなのですが。(この手のゲームは相手が強すぎても弱すぎても面白さがかなり減ずるので)

 その後は猫キャバ。


2010/05/02 この姿勢はどうかと




5/1(土)

 なにわの海の時空館へ。
 ここ、てっきり不良物件として切り捨てに掛かっているものだと思っていたのだが、4月にリニューアルされたとのことで驚きつつ試しに行ってみた。

 で、感想。
 基本的にそれほど変わっているわけではないが、企画展示室を拡大するなど、乾坤一擲な意気込みは感じる。それがどれだけの成果に繋がるかは現時点ではちょっと見えない。個人的には「海の冒険館」を残して「海の映像館」をリニューアルしたのはどうかと思うが、「冒険館」の方が子供受けは良いんだろうね。

 あと、リニューアルの目玉的な「インタラクティブシアター」は正直かなり不安が残る。「不満が残る」ではなく「不安が残る」。と言うのは、時間あたりに捌ける数がかなり少ないのと、コンテンツ的につぶしがきかないのと。ただ、チラシが参加証になり、チラシの種類によっては館外からしか入手できない、と言うアイデアはとても面白い。これは応用すると色々な展開が考えられそう。