自己満足の世界

戻る

2000年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2001年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2002年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年
1月2月|3月
3/29(土)

 国立民族学博物館へ。
 特別展「深奥的中国ー少数民族の暮らしと工芸」。
 展示手法は民博にしては普通。メインのチワン族の高床式住居がスペースを取るため、全体的に展示の密度は薄い印象を受ける。展示手法も手堅い替わりにかなり無難。
 で、展示の中身を見ての印象は……。
 中国って「一つの国」として見るのはかなり無理があるような気がする。チワン族にしろチベット族にしろ、漢民族とは文化が違いすぎる。中国共産党がチベットにナーバスになるのはチベットを国として認めてしまうと他の民族や地域も中国の一部であるとする根拠を失うからだろうが、むしろ漢民族のみで国を成立させた方が、今のような無理矢理な方法で統合システムを構築する必要が無くなると思うのだが。

 で、その後は大阪日本民芸館へ。
 民博のすぐそばにあるくせになぜかこれまで行ったことが無かった。
 で、行ってみた感想だが。
……う~む。
 展示がもの凄く素っ気ないというか、かなり突き放した感じなのでどう見て良いのか良く解らない。大枠としてどういうものなのか、と言う説明が無く資料だけが最低限の解説とともに展示されているだけなので、民博の流れで展示を見ようとするとかなり戸惑う。
 あと、スリップウェアはなんだかアレみたいでなんかヤだ。ほら、リタイアしてから山に籠もって壺を焼く、みたいなアレ。嵐山でコーヒー屋はじめました、みたいな。って、意味わかんないかも知れませんが。
 所要時間は30分~1時間程度?
 対象は……小中学生ではないのは確かだ。焼き物とか布とかに価値を見いだせる方にとっては面白いのかも知れない。(要するに私はピンと来なかった)


3/28(金)

 前々から試してみたいと思ってはいたのだが、今日、産まれて初めてコンタクトレンズを利用してみた。
 装着感自体にはほとんど違和感を感じないのだが、眼鏡を掛けていない自分の顔がはっきり見えるのはすごく違和感がある。特に記憶にある自分の顔と鏡に映った顔が違いすぎて驚いた。「この痩せて草臥れた人ダレ?」みたいな。痩せると兄に似てくるのが実感できてかなり厭な気分だ。

 まあそれはともかく。
 コンタクトレンズを付けて真っ先に向かったのは淀川の堤防。西の空を見上げること数分。
 19時前。
 西の空に、一つの星が現れた。
 星は飛行機のような速度で空を横切り、北東の向こうに消えていった。
 その期間、わずか5分程度。
 星の正体は国際宇宙ステーション(ISS)。
 今日は大阪で見頃だったらしい。JAXAのページで目視予報が公開されているが、当分はこのような見頃はなさそうだ。
 ちなみにISS以外の人工衛星の軌道はOrbitronを使えば見ることが出来る。去年の福井旅行の時、もの凄いスピードで飛ぶ光点を目撃しててっきり飛行機かと思っていた(大阪とは飛行機の高度が違うから点に見えると思いこんでいた)のだが、これで調べてみると該当時刻近辺に人工衛星が近畿を縦断している。今思えばあの時見たのはたぶんこれだな。


3/27(木)

「生きた猫を煮てスープに レストランに批判集まる」
> そこで男性は「猫料理」を注文したが、間もなく厨房から猫の鳴き声が聞こえ始めた。不審に思った男性がのぞいてみると、コックが棒で猫を叩いていた。悲惨な光景を目にした男性は直ちに店をあとにした。
> 三湘都市報などの報道によって「動物虐待だ」との批判が集中。これを受けて同レストランの店主は「猫料理」の提供を中止した。
> 長沙市小動物保護協会の関係者は「開店直後から野良猫が激減した」と話しており、同レストランが材料として野良猫を使っていた可能性もある。
「リアル猫鍋」とゲラゲラ笑うか、「なんと可哀想な」と憤るか、あるいは文化相対主義を盾にこのレストランを擁護するか。
 個人的には「猫って食べても不味そうだよな」とか思ってしまうのだが。
 と言うか、話自体にリアリティを感じなくて感情移入がしにくいんだな(別にこの話がウソだと言いたいわけではなくて)。

「チベットで道路に寝るのがブーム - Ameba News [アメーバニュース]」
 中国の話題ってなんでこうもリアリティを感じないんだろうか。
 単に受け取る側(私)のキャパシティの問題かも知れないが……。


3/26(水)

「実現性検討に1週間、それを元に設計・作成工程を検討」
……と言う予定の作業を昨日から始めたが、今日で作成までほぼ終わってしまった。どうしたらいいんだろう。

「ジャッキー・チェンとジェット・リーが初共演する「The Forbidden Kingdom」の最新予告が公開」
 うわあ、これは観たいな。
……と思って予告編を見てみたら、ちょっと特撮が多すぎないこれ? カンフー映画で特撮を使うとしたら、こんな小綺麗なのよりチャウ・シンチーみたいに胡散臭い使い方をして欲しい、と思うのは私だけではないと思う。


3/25(火)

「スラッシュドット・ジャパン | 観測史上最も明るい天体」
 ここしばらく天文ネタが続いて恐縮。
>地球上の肉眼ではかすかな星の光のように見えたであろうこの天体はGRB 080319Bと呼ばれ、75億光年の距離で起きたガンマ線バーストであり、08/03/19 06:32:26 GMTに観測された(NASAのプレスリリース)。これまで肉眼で観測可能な最遠の天体であったM33の290万光年をゆうに三桁はぶっちぎり、いままで観測されたもっとも明るい2005年の超新星よりさらに250万倍も明るいそうだ。
 これはもの凄いというかえげつないというか、ちょっと考えてご覧なさいよ。75億光年先の光が肉眼で見えるってどんだけよ。私が想像出来るレベルを完全に超越している。

「PILOT|消えるを変える。フリクション」
 スラドのこのトピック経由で知ったが、スペックを見る限り良いなこれ。基本的に私は万年筆派だが、マーカーはこれを使ってみたいな。


3/24(月)

「【新製品情報】ニンテンドーDS用ソフト「星空ナビ」を開発中」
 昨日明石で読んだ「星ナビ」で紹介されていたニンテンドーDS用ソフト「星空ナビ」。
>ニンテンドーDS本体を星空にかざすと、その方向の星空を映し出して星座や星の名前を表示することができます。実際に見えている空と同じ向きで見比べられるので、天体の位置や名前を簡単に知ることができます。
 これは欲しい。
 しかし思ったのだが、天文系の趣味って実質望遠鏡+カメラが必須で、単なるカメラマニアに比べてもやたら金が掛かるね。100万円からの望遠鏡の紹介記事が普通に600円程度の全国誌に載っていると言うことも異常だ。
 それはともかく、「かざした方向に」と言うのはソフト内臓の6軸センサで実現しているらしいが、こういうセンサは汎用オプションとして任天堂から出して欲しいね。BGA用スロットが空いてるんだから。

「殺人指名手配の男、8人刺し1人死亡…土浦のJR駅前」
 このニュースを読んで二つのことを思った。
 いずれも公言するのはある程度控えたほうが良い内容のような気がしているので、某所でこそっと書くかもしれない。
 とりあえず、
・刑法は「懲罰」「報復」ではなく「抑止力」を主目的としている
 と言う認識は正しいんだろうか。


3/23(日)

 明石市立天文科学館の春分祭に行ってきた。
 感想を軽く。

 まず、シゴセンジャー。
 今回はいつもと違って、伊丹市立こども文化科学館のマスコット「ひょんたん」との夢の(?)競演。
 伊丹のプラネタリウムは、以前のモバイルプラネタリウムでの解説員の方がここの所属だったので一度見に行ったことがある。その時は映像のみしか見られなかったので実物を見るのは今回が初めてだったりする。
 で、ひょんたん。どういう絡ませ方をするのかと思ったら、イノセントなキャラを生かして声メインでの出演。流れとしては「ブラック星博士:ボケ/ひょんたん:ノリ/シゴセンジャー:ツッコミ」という役どころ。なるほどこれは上手いなと素直に感心した。
 あ、あえて言うならプラネタリウム番組としてはもう少し「春分」をネタにして欲しかったなと言う気も。

 で、その後はサイエンスカフェ。
 そもそも内容に付いていけるか自信が無くて参加しようかどうしようか迷ったが、小さい子供さんも参加するようなのを見て「ああ割と軽いノリなのね」と勝手に確信して参加してみることにした。
 講師はすばる望遠鏡を作られたJFEメカニカルの福寿喜寿郎氏と、神戸大学大学院宇宙環境研究室の木下克之氏、および学部生の方(名前失念)。

 いやぁ、面白かった。

 特に福寿さんが喋り好きで、一つ質問したら10個ぐらい答えが返ってくる。
 休憩時間の初めに私がした質問は一つ。
「すばるはハッブル望遠鏡と比較して云々とのお話しがありましたが、ハッブルの利点は『大気を介さずに観測できる』以外に何があるんでしょうか?」
 その質問への回答に、福寿さんは休憩時間をまるまる使ってくださった。
 てっきり一言で済むと思っていたのだが。
(ちなみに件の質問は一言で答えると「ない」と言うことらしい)

 そんなわけでサイエンスカフェ。
 所謂「講演」なんかに較べて気軽に参加できてとても良い試みだったと思う。機会があったらまた参加してみたいものです。

 あと、夜にETV特集「フィールドへ!異文化の知を拓(ひら)く~国立民族学博物館の30年~」を観た。
 基本的に民博を軸に日本の民族学(文化人類学)の歴史を辿るような構成で、私にとって特に新しい情報があったわけではなかったが、民博初心者にはぜひ観ていただきたい内容だと思った。
(ただ、純粋なエンタテインメント性には乏しい番組なので、これまで全く興味のなかった方への入り口にはならないと思う)


3/22(土)

 最近ミュージアム巡りが出来てません。もう一ヶ月どこも行ってない。
 まあ、その間、日記には書いてないけど市立科学館で友の会の更新したり、国立科学博物館(科博)の友の会に入会したり、科博の科学雑誌「milsil」を通販で購入したり、一目見て気に入った科博日本館のポスターを某所で入手してきて壁に貼ったり、ミュージアムから意識を遠ざけているわけではないです。明日は天文科学館にも行くし。

ネムルバカ(石黒正数著) 」読んだ。
 ごめんなさい。
 私にとっては確実に「それ町4巻」以上にキた(あえて表現をボカしている)。
 何で謝るんだ貴様とお思いの方もいらっしゃるだろうが、なんかとても謝りたい気分になったんだよ。
 あえて言うなら最後の展開が……って、あれはあれで文句を付けるポイントじゃないし。この漫画家はすげえよ。
 もっと元気があるときなら「駄サイクル」をネタにして一部の方に喧嘩を売るところだが、今はそんな元気はないのでパス(と挑発する程度には元気があるらしい)。


3/21(金)

 日記を休止している間にA.C.クラークの死去を知った。
 その流れでK.ヴォネガットが去年亡くなっていたことを知った。そういうものだ。

それでも町は廻っている 4巻(石黒正数著) 」読んだ。
 正直、3巻を読んだ時は「そろそろピークは終わりか」と思った。
 で、この4巻。
 たぶん今までで一番面白い。面白いというか……上手い。特に後半三話は読んでて泣けて泣けて仕方なかった。いや、全然悲しい話じゃないんだけど。なんで私はギャグマンガを読んでこんなに泣いてるんだろう、と自問してしまった。


3/20(木)

 日記休止を撤回してみます。
 外面的には何ら状況は改善してないけれど、内面的には何とかなるんじゃないかな、と言う気がしてきた。途方に暮れてるだけじゃ駄目だし、闇雲にあがくだけでも駄目なんだ。
 書きたいネタはいくつもある。そのうちゆるゆる書いていきます。


3/12(水)

 いつもだったら日を分けて書くネタを一日に纏めて書く。

「明石市立天文科学館「wakuwakuフェスタ」」
 2005/05/03と言うことは、これは私が初めてシゴセンジャーを見た日・見た回だ。
 ってか、よく見るとこの写真の中の一枚、私が写ってるような気がする。気のせいかな。

「フィールドへ!異文化の知を拓く~国立民族学博物館の30年~」
 2008/03/23 22:00~23:29 NHK総合。
 日曜日と言うことは、みんぱくラジオの放送後。ラジオとは違ってこちらは全国ネット。私の日記を読んでる方は録画してでも見てください。

「密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?」
 これはちょっとやばいですよ。
 私の名前で調べてみたらヒットしなかったが、親の名前ではヒットした(リストは空だったが)。
 あと、友人知人の名前をいくつか入れてみたらこれもいくつか。同姓同名の他人かも知れないけど、リストを見る限りなんだか本人ぽいよなと言うのもあった。
 で、これ、一番問題なのは単に「欲しいもの」のリストが見られる、と言うことではなく、これで本名とメールアドレス・住所が紐付いて検索できてしまうこと。らしい(検証はしていないので「らしい」としか書けない)。私は基本的にハンドルと本名ではメルアドを完全に使い分けているのでたぶん対丈夫……なはず。

「渋滞、車多いと自然発生 阪大などのチームが実証」
 んー、メモ。


3/10(月)

 書くネタはあるけど時間も気力もないのでパス。
 たぶん後日書きます。

……なんでこんなに調子悪いんだろうねえ。


3/6(木)

 2GBでは全然足りなくなったので、アドエス用に8GBのmicroSDカードを購入。送料込みで6000円弱。安くなったねえ。
 手持ちの電子辞書を片っ端から放り込んだらそれだけで3GBになった。それでも半分以上空いている。良し。

「【特集】Advanced/W-ZERO3 [es](第7回)これぞ醍醐味!「究極カスタマイズ」テクニック」
 WILLCOM信者(失礼)のmemn0ck氏によるアドエスカスタマイズテクニック。
 導入済みのものもあるが未体験のものもある。ちょっと試してみるか……。
 しかし、一回スマートフォンを使うともうお仕着せのケータイには戻れない。ケータイとスマートフォンは喩えて言うならワープロ専用機とパソコンくらい違うな。もはや京ぽんシリーズには全く興味を持てなくなってしまった。

「写真を輪郭線だけの画像に変換できる「輪郭抽出器」」
 覚え書き。


3/4(火)

 ちょうど80年前の今日、ロサンゼルス・アスコット・スピードウェイにて、あるレース開始を告げる一つの号砲が鳴らされた。
 レースの名は"The Transcontinental Foot Race"。ロスからニューヨークまでの4700キロを、己の足のみで走破する。稀代のプロモーターCharles C. Pyleが仕掛けた、前代未聞の北米大陸横断フットレースだ。
 199人(※1)が参加し、完走したのは55人。優勝賞金$25,000を勝ち取ったのは19歳(※2)のチェロキー(ネイティブアメリカンだ)、Andy Payne。参加した理由を問われ、このように答えている。「完走(優勝?)できると思ったから。(I just thought I could do it.)」

……って見てみると、いかにもSBRのモデルっぽいよねこれ。特にAndyなんてサンドマンそのものだよ。

※1 119人という記述もある
※2 20歳という記述もある



3/3(月)

「「てんどんまん」像は残った 京大と著作権者の“粋な計らい”」
 受験シーズンの風物詩だねえ折田先生。
 年々完成度が上昇していくのが恐ろしいな。って言うかこれ、学生が代々技術を継承してるんじゃなくて、同一人物が作ってるっぽいんだけど一体何者なんだろう。そう言えば関係ないが、私の学校でも、私の入学から卒業までずっと「学生」として革命活動に勤しんでいる方がいらっしゃったがああ言うのと(別方向に)同列な方なんだろうか。

「omani」
 ひょっとしてこれとSuperMappleDigitalを組み合わせたらZERO3で経路計算が出来たりする?
 と言うわけでメモ書き。


3/1(土)

 某ガチャガチャでニンテンドーDS lite獲得。
 詳しくは書かないがほぼ確実にDSの定価以内の出費でゲットできる。
 次行ってみて条件が変わっていなかったらまたゲットする積りにしている。

 で、映画「ライラの冒険」観た。
 感想は詳しくは書かないが、二冊組の原作(らしい。読んだこと無いけど)を二時間に納めるという無茶のおかげでもの凄く駆け足で、ご都合主義にも思える設定と語り。大人なら「ああ、ここはこういう設定なんだな」と理解できるけど、子供は原作を読んで予習していった方が良いと思う。
 で、役者はなんだかLOTRっぽい。特にヨロイグマが声だけでガンダルフ過ぎて笑った。あと、ニコールキッドマンの嘘臭さは上手いよな。単に地なのかもしれんけど。

 ちなみに私のデーモン(字幕は「ダイモン」だがそれだとレイバンサングラススペルは"daemon"なのでこの方が正しい)を調べてみたらチンパンジーだった。君はどうかな?(何この〆)