自己満足の世界

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1月2月3月4月5月6月7月8月9月|10月
10/31(日)

 Happy Halloween!!

 というわけで。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス デジタルリマスター版」観た。
感想:
「フランケンウィニー」の最後あたりから、何故か涙腺が緩んで仕方がなかった。ナイトメア本編のオープニングに入ってからは、本当にどうしてか解らないんだけど涙が止め処なく流れ落ちてくる。
「これが涙? 泣いてるのは、私……?」
 嬉しいんだか悲しいんだか感動してるんだかさっぱり解らない。でもなぜか涙が止まらないんだ。
 もうこの映画を好きでなくなることはないだろうし、これより面白い映画ならともかく、これより好きな映画はたぶん二度と出てこないだろうな、と言う気がする。10年後にもまた劇場で観たい。

「沖縄バンド「クリムソン」が全国進出 ベースには紅一点の女子高生も」
 どうでも良いニュースのスレなのだが。
 このページを、心当たりのあるキーワード(とある前向きな言葉とか)でページ内検索してみると薄く笑える。まだ忘れられては居ないようだ。


10/30(土)

 数日前、例の香田さんが拘束された時、「どんな馬鹿なことをしたのであれ『殺されて当然だ』なんて言ってはいけない。人の命の重さは一緒だ」と言う人がいた。
 今日、発見された死体が香田さんじゃないと確認された時、「香田さんじゃなくて本当に良かった」と言う人がいた。
 もちろんこれらは同一人物の発言ではないのだろうが、どちらも「良識的な発言」であることは確かだ。

 ところで今日道を歩いていたら英会話の勧誘を受けた。
「英語が必要だと思ったことはないですか?」
……いえ別に(今の英語力で特に困ったこと無いし)。

「でも、喋れないより喋れた方が良いでしょう?」
……カネとヒマを引き替えにしないのなら(普通そうだろう)。

「貴方、よくM.O.(芸能人)に似てると言われませんか?」
……いいえ一度も(本当は時々言われるのだが)。

 こういうやりとりをするたび、もうちょっと愛想良くしなければいかんなぁと思うのであった。


10/29(金)

 朝仕事に出る前にPCでメールチェックしていると、いきなりPCが固まった。
 電源を入れ直してみると、マシンが立ち上がらなくなっている。OSどころかBIOSのビープ音すら鳴らない。
 冷や汗たらり。
 症状から見てまず間違いなくマザーボード、さもなければ電源の故障である。
 仕事場に出て半狂乱でマザーボードの値段チェックをし、「ああ、メモリやCPUも交換かー。OSも入れ直しだー何万円かかるんだうぎー!」などとウニになりながら帰宅。

 試しに電源を入れてみると、何事もなかったかのように起動する。

 ……一体何だったんだ?


10/28(木)

 飲み会にて。
A:「Bさんって血液型何ですかー?」
B:「何型だと思う?」
A:「B型じゃないですか? それかAB型かなぁ」
C:「えーA型かO型だと思うー」
B:「正解はA型でしたー」
C:「ほらーやっぱりー」
 ……血液型による性格診断がこれほどまでに信じられているのは日本だけという話を聴いたことがあるが本当だろうか。ちなみに私はA型だと思われたりAB型だと思われたり典型的B型だと言われたりするので余程複雑な性格なのだろう。


10/27(水)

 自然災害に対して悪者探しをしても詮無きことだが。
 それでもマスコミは阪神大震災から全く教訓を得ていないものと見える。中島らも氏だったかも書いていたが、ああいう業界の人間にとっては人の命より視聴率の方が重いものらしい。「報道の自由」とは便利な言葉だな。

「仰木は尊し?近鉄色にナイン戸惑い…」
 オリックス・バファローズは、仰木監督の意向が強く反映したコーチ人事になる。合併球団の近鉄から大石(一軍守備・走塁コーチ)、真喜志(二軍守備コーチ)、赤堀(一軍ブルペン担当・投手コーチ)、そして元近鉄、オリックスの神部氏(一軍投手コーチ)が入閣。他に、ダイエーから新井(一軍ヘッドコーチ格の打撃コーチ)、阪神からは松山(一軍守備コーチ)が、恩師のもとにはせ参じる。
 私は神戸にいたこともあって近鉄は勿論オリックスも好きなチームだが、合併したチームを応援するかは別問題だ(ケーキとハンバーグは両方美味いが混ぜると美味そうに思えないのと同じようなものだ)。
 しかし、この編成は黄金期の近鉄を見るようでちょっと心が揺らぐな。合併吸収ではなく身売りしておけばファンに逃げられることも無かっただろうに。
 これで打撃コーチに鈴木貴久が居れば完璧だったのだが……本当に惜しい人を亡くしたものだと思う。

「携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」(PSP)商品発表」
 税抜価格19800円。当初の予想より安い。
 ただ、単なる「携帯型ゲーム機」「MP3・動画プレーヤーにもなるよ」と言う程度のコンセプトなのだとしたら個人的に食指は全く動かされないな(私は耳が悪くイヤフォンを使うと確実に中耳炎を起こすのである)。これならNDSのほうがずっと楽しそうだ。タッチパネルにしてCLIEみたいな使い方が出来るので有れば3万円でも購入を検討したかも知れないが……。


10/26(火)

「「自分探しの旅」人質・香田さん、理解に苦しむの声も」
 このケースに限らず一般論として「自分探し」とか言われるとその人間は莫迦に見えるものである(この「莫迦」に特に悪意は込めていないので悪しからず)。この方もケースによっては「微笑ましい莫迦」として片づけられたところだが、これはちょっと笑って片づけるには重すぎるな。助かればよいのだが。
 しかし不謹慎で申し訳ないが、このテロリストおよび人質にになられた方は間が悪かったように思う。現在の日本国内の世論としては「それどころじゃないよちょっと待ってくれ」という感じでは無かろうか。もしこのまま処刑されてしまってもサラッと流されてしまいそうな気さえする。


10/25(月)

 西武ライオンズ日本一おめでとう。
 敵としての西武は嫌いだが球団としての西武はどちらかと言えば好きだ(と言うかパリーグで嫌いな球団は特にない)。数年前に山程居た「セリーグとパリーグの実力差は歴然」とか言っていた方々は今どうしているのだろうか。

 それはともかく、読売(やナベツネ)を腐すためだけにいきなりパリーグを持ち上げ始めた方々もいらっしゃるようだが、昔からのパリーグファンとしてはそう言うのはむしろ気分が悪い(もちろんそう言うことをするなとは言う訳ではないが)。

「松坂、制球難でメジャー行き消滅?行き先は…」
 なかなか興味深い記事だ。
> 夕刊フジがすでに指摘した通り、松坂の欠点は「セカンドランナーを背負ったときの制球難」にある。考えてみれば、ピンチでの制球難など、投手にとって致命傷ともいえるだろう。

> 「メジャーの一流投手は、ストライクゾーンの出し入れが実にうまい。逆にいえば、コントロールさえよければある程度は活躍できる。その点では『優勝して来オフにメジャー』という巨人・工藤の方が上。工藤なら手をあげる球団は必ずあるが、今の松坂では微妙だねえ」
 昔、近鉄にそう言うピッチャーが居た。
 スター性があり球威も素晴らしく、エースとしての素養は充分だったものの、コントロールに難があり、20勝もするが10敗もする。安定感と言う点では今ひとつと言わざるを得ずいつもハラハラしながら見ていたものだ。夕刊フジのこのデンに従えばそのピッチャーはメジャーに行っても通用しなかったに違いない。
 え、そのピッチャーの名前?
 野茂英雄、と言う名前だが、何か?


10/24(日)

 そう言えば書くのを忘れていたが、昨日茶トラに誘われた先で、例の懐っこい野良を見かけた。無事だったらしい。

 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス デジタルリマスター版」のチケットを引き替えに行ってきた。
 様子を見る限り直前でも余裕で席は確保できそうな雰囲気だが、観に行く予定のハロウィン当日は混む可能性があるので念のため一週間前に席予約。TOHO PLEXのシアター7は席数100強の小さいスクリーンなので前の方を確保した。これで体感サイズが家のプロジェクター以下だったら劇場で暴れるぞ(←シネコン嫌い)。
 ちなみにリマスター版の公開にあたりパンフレットも新しくなっている(ハードカバー52ページ。絵本型歌詞カードのような作り)ので、映画は観ないと言う方でもパンフレットだけゲットする価値はあるかも。

 ゲームの方はまあぼちぼち。これでナイトメアじゃなければとっくに投げ出してしまっているであろうかったるさだが、我慢してプレイしているとなんとなく楽しくなって……くる……かな……。
 で、ふと思ったのだが、エコールのゲームも一番の問題はとっつきの悪さなんだから、その部分をキャラゲーにするなりして無理矢理埋めてやればもうちょっと理解もされ易くなるかも知れない。
 たとえば「月姫版チョコマーカー」。
 ……うーん……微妙だな……。


10/23(土)

 買い物から帰ってきて玄関のドアを開けた瞬間、うちの茶トラが飛び出して路地の方に駆けていった。
 慌てて追いかけると、猫は顔だけこちらに向けて私を待っている。捕まえようとするとさっと逃げだし、手の届かないところまで進んでからまたこっちを振り向く。
 どうやら私を誘っているらしい。とりあえず捕まえることは諦めて後をついて行くことにする。

 猫は路地をトコトコ歩いていく。
 私は後からついて行く。

 猫は塀にぴょんと飛び乗る。
 私も塀によっこらしょとよじ登る(塀の上は私有地なのだが気にしないことにする)。

 猫は塀の上の藪の隙間をスイスイ潜り抜けていく。
 私も塀の上の藪をザワザワかき分け進んでいく。

 猫は塀の上から傍の屋根に飛び移る。
 私は塀の上で途方に暮れる。ごめん猫よ、それは真似できない。


「関西文化の日」
> 関西2府7県(福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県および徳島県)内の美術館・博物館等の文化施設において、11月の一定期間、入場料(原則として常設展)を無料にすることで、圏域内の方々に広く  美術作品や資料に接する機会を提供し、美術・学術愛好者の増大を図ります。また、圏域外に向けても、文化が息づく関西を広く、かつ強くアピールし圏域への集客を図ります。
 ヤッホーイ無料だ無料だー。
 えー、普段入館料が高い施設はどこだ。一日に一件にするか複数にするか。琵琶湖博物館には行ってみたいが行けるかな。奈良国立博物館も良いな。優先順位付けて位置関係を考慮して考えないと。うひょひょひょ。


10/22(金)

 「何故人を殺してはいけないのか」という疑問についてちゃんと答えられない人間が結構居ると言うことが良く解らない。以前も書いたが、多くの人はこの疑問に意味を付加しすぎなのではないだろうかという気がする。

「2ちゃんねるに「人殺しマン参上!」30歳無職男逮捕」
 この事件、予告があったことを知った時にはてっきり小学生の仕業だと思っていたのだが、30歳の犯行だったとは。もしこの30歳が私の友人だったとしたら私は笑いながら泣く(いや、幸い知らん人だけどさ)。
 ただこの事件、単に「参上します」としか書いていない上、すぐ後に本人が「ネタでした」発言をしていたとも聴く。騒ぎを大きくしたのはむしろ周りで煽っていた連中の方だと思うのだがどうか。どうも2ちゃんねらは面白半分に見ず知らずの人間の人生を壊して平気なところがあるな。まあ、この人殺しマンにも非があるのは確かだが……。


10/21(木)

 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス ブギーの逆襲」が届いた(PS2を買ったのはこのゲームをプレイするためであると断言しても過言ではない)。
 で、一面だけプレイしてみた感想だが……。
 ゲームとしては詰らない。バイオハザードっぽいカメラ視点でマリオを作ってみました、と言う感じ。敵のバリエーションは少ない上次に何をして良いのかも解りにくく、ゲームのテンポはかなり悪い。
 とは言え、このゲームに「ゲーム性」を求めている人間などまず居ないだろう。肝心の「ナイトメアらしさ」については文句はない。とにかくオープニングデモを見てるだけで自然にニターと頬が締まり無く緩んでくる。オープニングテーマはもう聴くだけでドキドキするぞ。ただ、人によっては戦闘派ジャックに違和感を覚えるかも知れない。

「アインシュタイン予言通り、「慣性系の引きずり」確認」
 これというのはNASAが今年だか去年だかに観測すると言っていた奴とは別物?
> NASAは、今年4月に打ち上げられた観測精度の高い科学衛星「グラビティ・プローブB」を使って、さらに詳細な観測を行う方針だ。
 ああ、そう言うことか。

 ちなみに一般相対性理論は「99%」は正しいが完全に正しい訳ではないことは既に解っている。このニュースに関して「また一般村相対性理論の正しさが証明された」という書き方をしている記事もあったが、「正しさの確度が上がった」と表現する方が正しいように思う。


10/20(水)

 台風。
 路地へ流れ込む風がごうごうと物凄い音を立てる。
 その音に混じって、か細い猫の鳴き声が聞こえる。
 私は瞬時に懐っこい猫のことを思った。目が合うとあっちの方から声を掛けてくる、矢鱈に人慣れした猫だ。栄養は足りているようだが首輪をして居らず声は嗄れ皮膚状態もあまり良くないことから見て野良だろう。
 この風の中、あの猫は無事だろうか。屋根を見つけられただろうか。

 翔太と猫のインサイトの夏休み読了。
感想:
 発刊は95年。当時読まなくて良かったと思う。読んでいたらかぶれていたに違いない。
 例の「ニューアカ」ブーム、スキゾだのパラノだのケージジョーガク駄目ダヨネーなチャラけた空気(←偏見)にどうしてもノれなかった身としては、こういう素朴な部分から積み上げていくアプローチにはホッとする。
 特に「愛とは何か」「生きる意味とは」について、私の考えとほぼ一致していたのには本当に吃驚した(これまで数度他人に開陳したものの賛同を得られたことがなかったのである)。
 ただ、ストーリー仕立ての部分は詰らない。わざわざ物語仕立てにする必要があったのかは疑問……と感じたのは私がこの本の想定読者とはズレているからなのかも知れない。

 ちなみにどうでも良い余談だが、私の13日の日記を読んでこの本を大阪市立図書館に予約した貴方。貴方のお陰で貸し出しの延長が出来ずこの台風の中図書館まで自転車で走る羽目になった。だからなんだと言われると困るが、とりあえずその本はちゃんと読んでください。


10/19(火)

「食べ物を食べ残すこと」は悪いとされている。
 物事を善悪で量るのは好きではないが、私は単に「(食べ物を食べ残すと)勿体ないから」という理由でそれを肯定したい。食べ物は極力食べ残してはいけないのである。

「環境を汚すこと」は悪いとされている。
 物事を善悪で量るのは好きではないが、私は単に「(環境を汚すと)気分が悪いから」という理由でそれを肯定したい。環境は極力汚してはいけないのである。

 大抵の方には上記二つの価値観を肯定して頂けるのではないかと思うがどうだろう。

 さて、私はごく身近な行動でこの価値観を実践している。
 食後、食べ終わった食器を舐めるのである。
 こうすると残飯は一切残らないし、残った残飯により環境を汚すこともない。まさに一石二鳥だ。

 ところが。
 これを人前でやると「そう言うことは人前ではやってはいけない」と言われてしまうのであった。
 理由を聞くと「行儀が悪いから」という意味不明な答が返ってくる。行儀というものがいかなるものかは知らないが、それは食物に対する畏れや地球環境に対する危惧に勝るものなのか。
 ……そう訊き返すと相手は頭を振り「君は正しい。でもそれは止めなさい」とさらに理屈にならないことを言い始めるのである。

 そこまで言うからには恐らく私がどこか認識を違えているのだろう。しかしいったいどこが間違っているのか。さっぱり解らない。
 不思議だ。不思議だ。不思議だ。


10/18(月)

「神戸ファッション美術館」
 とりあえずメモ。
機動警察パトレイバー15周年企画
機動警察パトレイバーの源泉展

11月3日~7日 10:00am~6:00pm
1階ファッション多目的室にて
 実は私は「押井映画」は好きだが「パトレイバー」は特に好きという訳ではないのでこの企画展は見に行かないとは思うが、常設展示は意外に面白そうだ。機会が有れば行くかも知れない。

「へぃ、おまちどさん : あなたの知らない方が良かった世界 -北国tv」
 ありゃりゃ。
 殆どの人が忘れ去っていたであろう「1チップMSX」。このまま消滅かと思っていたら、今月末に実機プレゼンが行われるとのことだ。
 って、Cyclone + Quartus IIか。あーやだやだ(←何かイヤな思い出があるらしい)。
 それはともかく、個人的にはMSXと言うのは電子ブロックみたいな「イジって遊ぶオモチャ」というイメージがあるので、こういう「FPGAでMSXを再現してみました!」みたいなアプローチはPC上で電子ブロックシミュレータを動かすのと同じような違和感を感じる。もうちょっと別の喩えで言うと、「わざわざPCM音源でFM音源8音をシミュレートする」のと同じような。
 当時はそれが限界だったからそれを根っこまで使い尽くそうとしたけど、わざわざ制限をかけられたものに対してその限界まで使い尽くそうという気には普通ならないと思うがどうか。正直、今わざわざMSX相当のスペックを持ち出してくることにはノスタルジー以外の意味は見いだせない。


10/17(日)

 今日、鏡を見て気付いた。
 ……頬が痩けてきている。
 体重計に乗ってみた。
 ……「6キロ減った」と書いた時よりさらに減っている。
 実はあの後1,2キロ戻して5キロ減程度でしばらく落ち着いていたのだが、なんだか知らないが最近また急に痩せ始めたようだ。特にダイエットをしているつもりはないのだがどうなっているのだろうか。

「世界初、廃棄するパンから水素の生成に成功」
 おおお、コレは凄い。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、ドクがゴミ箱から漁ったクズを新型デロリアンに放り込んで燃料とするシーンがあった(うろ覚え)が、あれが現実となりそうなノリである。
 「これによりパンを食い残す人間に言い訳を与えてしまう」とか「廃棄の際分別する必要があるなど金銭・エネルギーコストの点から見てどれだけメリットがあるか疑問」とか言われるだろうし実際私もそう思うが、こういう事が可能になったということ自体には素直にワクワクするな。
 って言うかこの研究って一体何を思って始められたんだろう。不思議だ。


10/16(土)

 日本シリーズ第一戦は笑えた!
 試合中断10分ごとにカウントしてたのってオレだけ?
 (よっしゃー40分突破!よーし次は50分突破しろーって)
 でも結局は49分しか中断してねえんだよね。全然、騒ぐほどじゃないし。
 日本シリーズ第一戦は笑えた。まじで。

 以下略。

 それはともかく、試合そのものより抗議の方が盛り上がったように見えるくらいなのはどうなんだろう。中日vs西武って地味なのかな。


10/15(金)

「伊藤園 サロン・ド・カフェ」
 パッケージにミュシャを纏った伊藤園の新缶コーヒーシリーズ。
 特にカプチーノは缶コーヒーとして初めてシナモンを配合したらしい。
 「ミュシャ」「カプチーノ」「シナモン」。
 おおお、解ってるじゃないか伊藤園。
 そう呟いて早速購入、試飲してみた。

 ……。
 ……。

 あやまれ! カプチーノにあやまれ! ミュシャにあやまれ!(AA略

感想:
 タダのミルクコーヒー。珈琲の味を砂糖で誤魔化す例の味。
 特に不味いわけではないが視覚情報から得られる「美味そうさ」とは格段の差がある。この味ならもっと分相応なパッケージにして欲しいものだと思った。


10/14(木)

「256Kから512K、1Mbpsも~新生DDIポケットの高速化計画」
 さて、どうなるんだろう。
 とりあえず新社名「ウィルコム」ってのはどうかと思う。「なんかそれっぽい」感じが逆に怪しい。架空請求の社名にありそうだ(そう考えると「ドコモ」ってのは上手いな)。
 個人的には今のサービス内容で特に不満はないのだが、今後速度が上がるとか料金がさらに下がるとか音声端末どうし定額になるとかしてくれればもう言うことはない(個人的に「携帯電話じゃない」事で困ったことはない)。これまでのように「ノンコア事業だったから注力できない」と言う言い訳がきかなくなってどうなるのか、まあ、注目していくとしよう。

 ……もしA&B割が無くなったらぶち切れですよ?


10/13(水)

 翔太と猫のインサイトの夏休みを読み始めた。
 まだ半分しか読んでいないのだが……これはちょっと、と言うかかなり、驚いた。
 「ひょっとしてこの本を書くにあたって私の日記を参考にしましたか?」と言いたくなる位、私が前々からうだうだ書いてきている正義だの間の自己同一性意識だのの問題(要するに「テツガク」な問題)について語られている。しかも論点の提示の方法もそこから導き出す結論も私の考えと非常に似通っている。昨日日記に書いたネタも書かれているぞ。冗談でなく心の中を読まれた気分だ(読んでる途中数度目を剥いてしまった)。

 この本が出たのはもう10年近く前なので著者が私の日記を参考にしたと言うことは有り得ないうえ、私が「テツガク」な日記を書くにあたってこの本を全く参考にしていない以上、偶然の一致と考えるしかないのだが、ここまで似ると流石にちょっと薄気味悪い。「ありがちな問題について書いているから」だと言えば確かにそうなのだが、それにしても検討にあたっての方法論まで似通っているとなると……。

 ともあれ、この本を読んで内容を理解すれば少なくとも私と同レベルには「テツガク」な人になれるので、人生を棒に振りたい方そう言う事項に興味のある方は一読されてみては如何か(但し、「テツガク」をファッションとして捉えている方にはお薦めしない)。


10/12(火)

 ヤッホゥ!
 ゐ5打席連発! 狼主様4発! 置物3発! その他にもニコニコ大村マエチュウ鷹野メガネも一発ずつ! すげーぜ近鉄打線! 投げてはマエカー、三澤、不機嫌様(岡本)、大塚様の完封リレー!
 これだけの戦力が有れば数年は安泰だね!!
 ……。

 ○| ̄|_

 ……さあ気を取り直そう。

 たとえば夢を見るとする。
 夢の中では、貴方は自分が「夢を見ている」事を自覚していない。
 「いや、自分は夢を見ている時に自分が夢を見ている事を自覚している」という方も居られると思うが、それは「自分が夢を見ている事を自覚している」と言う夢を見ているに過ぎないので間違えてはいけない。夢の中では上位の意識レベル(現実)を認識することは不可能なのである。
 そして、同じように、現実に於いて「自分のこの世界が現実である」事を自覚することも出来ない。仮に自覚したつもりになってもそれは「自分のこの世界が現実ではない」という妄想に囚われただけであって、実際にそれを認識した訳ではない。なぜならそれを認識することは不可能であり無意味なことだからである(ただし意識することは可能である(それは一種の信仰である))。
 さて、この伝に従ってたとえば「魂が存在するか」を考えてみると……(続かない)。


10/11(月)

 今年のパリーグプレーオフ、どうなるかと思ったら結構盛り上がったな。
 あれでショッパイ試合で日ハムが優勝、とかだったらプレーオフの制度自体に疑問の声が集中していたと思うが、あれだけ熱い試合を連日見せられたのだからまあ成功、と言えるのかも知れない。飽くまで結果論だが。あれで最終的にダイエーが優勝していたらプレーオフに対する不満ももっと抑え込めたのだろうが。

 映画「弾丸ランナー」観た。
感想:
 んー、この映画は……。
 どこまで書いて良いものか、アレがナニなためこの監督に対しては私の立場では思い切り予断が入らざるを得ないので悪しからず。
 まあ軽く。
 設定は面白い。どことなくチュンソフトの「街」チック。この設定でああいうサウンドノベルを作ると面白いかも知れない。
 で、ストーリーは……テンポは良いけど最後、走者が息切れしだすと映画も息切れする印象かなぁ。映画が走ってるから役者も走る、と言うより、役者が走ってるから映画も走ってる、と言う感じを受ける。なんか「初期設定作ってみました。じゃあここでとりあえず走らせてみよう」って感じで展開は行き当たりばったりな感じ。登場人物がしばしば繰り広げる妄想は面白いが少なくともストーリーには一切絡んでないし(って言うかあの妄想はストーリーに絡まないからこそ笑えるのだろうが)。ラストももうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。
 ……と文句は付けつつ、全体的には良くできている。面白い。とりあえず観て損はしないと思う。近いうちに「ポストマンブルース」とか「DRIVE」も観てやろうじゃないか(←偉そう)。


10/10(日)

 「熱チュー!プロ野球2002」を買ってきた。
 物凄くリアルなのは良いのだが、それだけに駆け引きにもやたら神経を使う。一ゲームプレイするとぐったり疲れてしまう。まあ一日一ゲームと考えるとこんなもんかも知れない。
 しかし、このゲーム、難易度ノーマルにしている筈なのになんだか知らないがばかすか打ちまくれるな。近鉄でプレイすると、狼主様(ローズ)、置物(中村)、ゐ(ウィルソン)のクリーンナップで一試合あたり合計10本以上ホームランが飛び出すぞ。いろんな意味で現実逃避にもってこいだ。ただ、ゲームバランス的にどうかという気がしないでもないが。

 で、映画「鉄男」観た。
感想:
 この映画、10年以上前から各所より「キツイ映画だ」「君なら気に入ると思う」などとよく解らない薦められ方をしていたのだが縁がなくて未見だったのである。
 と言う訳で感想だが。
 おおお。
 自主制作だ。自主制作の香りがぷんぷんするぞ。
 空気的にはサイバーパンクから肉体感覚へ回帰し始める80年代末のノリだが、恐らく制作者はそういうことを意識的に演出したのではなく、感覚的に捉えていたような雰囲気がある(なんとなくだがこの監督はリクツを持ち出すと駄目になるような気がする)。
 全体的に、演出センスと勢いは素晴らしいがストーリーはちょっと頂けない。あと、途中思わず吹いてしまったシーンが幾つかあるのだがこれは意図的なものなのか、それとも勢いが空回りしたのか。
 それと「キツイ」とか「苦痛」とか言われているようだがまあその辺は「イレイザーヘッド」に較べればカワイイものだ。比較対象が悪いような気もするが、いずれにせよ、滅茶苦茶怖い、と言う程ではない(個人的には「パンダコパンダ」のほうが遥かに怖い)。
 自主制作映画祭なんかでいきなりコレを見せられたのだとすれば「おお、コレはスゴイ!」と感嘆符を飛ばしまくっていただろうが、商業作としてみると「うん、面白いね」という程度か。観る前の口上で期待を膨らませすぎたのかもしれん。


10/9(土)

 試みに「マックシェイク杏仁娘」を飲んでみた。
 ……。
 個人的には
「マックシェイクDr.ペッパー」
 あるいは
「マックシェイク梅干しの種の中身」
 に改名すべきだと思うがどうか。

 さて。それはともかく。
 本日偶然の導きによりプレイステーション2なるゲームマシンを購入してしまった。
 しかし私はゲームオタクでもゲームマニアでもないので近頃はどんなゲームがナウいのかサッパリ解らない。
 とりあえず180円で「ラクガキ王国」を買ってきたのでプレイしてみようと思う。


10/8(金)

「<台風22号>最大瞬間風速50m超える恐れ 東海や関東で」
>東海や関東では最大瞬間風速が50メートルを超える恐れが
 えらいことである。
 このままでは首都圏のレイバーが一斉に暴走を開始するに相違ない。
 ……ただ、現実には首都圏にレイバーは一台も存在しないので安心だが。

 閑話休題。

 たとえば机の上にコップがある(ように見える)とする。
 手を伸ばして触れようとしてみると、手はコップをすり抜けてしまう。なんの感触もない。
 そう言う場合、私はこう判断する。
「ああ、これはコップに見えるけどホログラムか幻覚か、とにかく何らかの理由で『あるように見える』けど実際には存在しないものなんだ」

 では次に。
 たとえば机の上になにも置かれていない(ように見える)とする。
 手を伸ばしてみると、何もないはずの空間に、何かが触れる感触がある。手探りで調べてみるとどうもコップのように思える。
 そう言う場合、私はこう判断する。
「ああ、何もないように見えるけど、光学迷彩か透明度が異様に高いか、とにかく何らかの理由で『ないように見える』けど実際には存在するものなんだ」

 要するに、少なくとも私は、ものが存在するか否かを判断するにあたって、視覚より遥かに触覚のほうを重んじているらしい。

 ……いや、だからなんだと言われると困るが。


10/7(木)

 買ってしまった。
 体長60センチ、体重1.3キロの猫。
 ネムネムごろ太
 悪気はなかった。今は反省している(なんか最近こればっかだな)。

 散らかりきった部屋で一人お香を焚きつつ素っ裸でコレを抱きながら変なお茶を飲んでレインスティックで遊んでいるともはや何がなんだか解らない(タダの癒しグッズマニアという説もある)。
 まあ何でも良いが最近散財気味なので自重はしようと思った。

「「別の書き込みをコピー」=文面作成を否定-ネット脅迫の高校生・京都」
 これを読んで「2chに犯罪予告書き込みをしても捕まらない方法」を思いついたので書いておく。

 方法は簡単。
 「犯罪予告の文面を自動生成して掲示板に書き込むウイルス」を作成して蔓延させればよいのである。
 2chのあちこちに犯罪予告が書き込まれるようになると、いくら何でもその一つ一つの書き込み元を特定することは出来なくなる。仮に特定したところで書き込み元のオーナーは単なる被害者である。そんなものをいちいち捜査する程警察はヒマではあるまい。
 ……ハッ、本当にそんなウイルスが出てきたらこの日記は「幇助」になるのだろうか……。


10/6(水)

 うわ、地震だ!
 ……と言うメールが東京の友人から。大阪は全然揺れなかったので実感が沸かないのだが。でも落ち着いて考えてみると今年はあちこちで大きめの地震が起こっているな。例年でも震度2くらいなら時々あるが、今年は震度3~4以上の地震が頻発している感じだ。そろそろ日本が沈没する前触れだろうか。

 さて、それはともかく。

 なんか最近、時々マシンが急にリセットされたりする(正確には青画面になってから再起動が掛かる)のだがどうなっているのだろうか。
 とりあえずウイルスチェックとメモリチェックとディスクチェックは行ったのだが、特に異常は見受けられなかった。
 SP2が原因かと思ってWindowsFAQも見てみたが同様の症状は見あたらないし……。
 とりあえずもう一度ウイルスチェックとスパイウェアチェックやってみるか……。


10/5(火)

 いつものようにgeocitiesのFTPにログインしようとしたら入れなくなっていた。
 「?」と思ったが、そう言えば今日付けで旧geocitiesと新geocitiesが統合されて、今までのユーザIDが使えなくなっていたのね。移行手続きをしてみたらトップページの上の広告が消えたがこれはこのままで良いのだろうか。もう隙を見てwakwakに全面移行した方がよいのかも……。

 ところで今日、博物館関連で調べものをしていたらこんなページを見つけた。
インターネットミュージアム
 登録館数1700。カタログ的な博物館情報としてはたぶん最強だろう。私が同じようなのを公開するとすれば、もっと実感のこもったもので無いと意味がないな。やれやれ(とか躊躇しているうちに結局アップするのを忘れ去ってしまいそうだ)。

「寸劇ヒントに詐欺師撃退 73歳男性、おれおれ見抜く」
>「うちの名字を言ってみろ」と問いただしたところ、男は黙って電話を切ったという。
 ジャギ様ですか?
 ……それはともかく、最近の成りすまし詐欺はこんなことじゃ対応できないと思うのだが。こういう不完全な対応策を指示するとむしろ被害を増やしかねないように思う(「警察に教わったとおり苗字を訊いたらちゃんと答えたので本物だと思って振り込んでしまった」とか)。何を考えているのか警察。


10/4(月)

 国立民族学博物館(みんぱく)で手作りキットが売られていたので買ってしまった。
 レインスティック

 チリの民族楽器で、傾けると雨のような音がする。
 小さく傾けると小雨、大きく傾けると大雨。

 お香を焚きながらこれで遊んでいるとなんか「そう言う系」の人みたいでちょっとイヤな感じだが、まあ、あまり気にしないでおこう。


10/3(日)


2004/10/03 アラビアンナイト大博覧会

 国立民族学博物館の特別展アラビアンナイト大博覧会へ。
 みんぱく映画会21世紀のアラビアンナイトを目当てに赴いたのだが、映画会は勿論特別展示も本当に面白い。

 まず特別展示。
 資料として最古の9世紀のものから始まり、各種偽写本・偽本を経てガラン版・バートン版、そしてモンキーパンチ版にまで連なっていく「千夜一夜物語」の歴史を、呆れる程豊富な資料によって辿ってみせる。そしてその下敷きとなるアラビア文化についても民族学博物館の面目躍如、これでもかというくらいの実資料を示してみせている。少なくとも日本でここまで出来るのはここ国立民族学博物館以外にはないだろう(難を言えば、本気で見てまわろうとすれば一日では足りないこと位か)。
 ってこう書くとなんかお堅いのを想像されるかも知れないが、アラビアの衣装の試着が出来たりアニメや落語が上映されていたり、割とゆとりのある構成になっていて、子供でも充分楽しめる内容だと思う。
 ちなみに展示ガイド相当の本が書籍売りで手に入るようなので、ちょっとでも興味がおありの方は購入してみるのも宜しいかと(別にamazonアフィリエイトではないので悪しからず)。

 そして映画会。
 モンキーパンチ氏(ルパン三世!)とおおすみ正秋氏(ファーストルパン生みの親!)、あと国立民族学博物館の西尾哲夫氏による鼎談の合間に上映するという構成だったのだが、これが矢鱈に面白かった。アニメ版ルパンの話になるとおおすみ氏が途端に不機嫌になるのだ。
「ぼくは第二シリーズ以降知らないし興味もないんだけど。ジャケットの色が赤なんだっけ?」
 知ってるく・せ・に☆
 全体的におおすみ氏が喋り慣れてるのに対し、モンキーパンチ氏は訥舌、と言うか言葉を選びながら喋るので話が遅い印象。それを良いことにおおすみ氏はどんどんモンキー氏に責任転嫁していくし。いやあ本当に面白い方だおおすみ氏。

 あ、映画「ヤング・シェヘラザード」も、博物館制作であり恐らくは低予算なのだろうが、それにしてはかなり良くできていた。制作者(おおすみ氏)による解説付きで一度、展示場でもう一度見たが、二度目に見た方が面白かった。ただ、DVDソースでしかも圧縮率が結構高いらしくノイズが目立ったのが残念だったが。今のところこの特別展でのみの公開のようだが、恐らくは近いうちにNHKあたりで放映されるのではないかと思う。

 常設展示のおもしろさは今更言うに及ばず。友の会は年間13000円と決して安くはないのだが、なんか凄く入会したくなってしまった。次また行くだろうからその時に考えよう。


10/2(土)

 ついうっかり注文してしまった。

ティム・バートン ナイトメアー ビフォア クリスマス ブギーの逆襲

 悪気はなかった。まさか死ぬとは思わなかった。今は反省している。

 ……さて、後はPS2とテレビを買わないと……。


10/1(金)

 さっき某ナイトスクープを観ていたのだが、出てきた高校生の男の子が某ャトレーゼさんに似ているような気がして仕方なかった。口元目元、表情の作り方がよく似ている。まあどうでも良いのだが。

 さて。

 昔から細々とそう言う傾向はあったのだが、最近はやたらに「辛気くさい系アニメ」が多く感じる。
 最近はアニメと言えば小さい女の子向け(兼大きいお友達向け)かそうでなければ辛気くさい系、と言う流れになってるような気がする。振り返って考えてみるとこういう傾向が加速したのは山遊白書とかエ某ァンゲリオンとかの頃か。
 個人的にはこういう辛気くさい系アニメはどうもアニメ制作者およびアニメファンのコンプレックスが垣間見えて好きではない。法律で「辛気くさい系アニメの主題歌には渡辺宙明を起用しなければならない」みたいな取り決めでも作って欲しいものだと思う次第であった。

「2156年五輪の100m最速は女性? 英科学者予測」
 不思議に思うのだが、こう言う余りにマヌケな調査を発表するのはどういう後ろ盾を得ている方々で、それを報じるのはどういう方々で、それを真に受けてしまうのはどういう方々なのだろう。
 こう言う記事を読んで真に受ける人がいるとすればどう考えてもその方は「メディアリテラシー」に問題があるとしか思えないのだが、そんな方は実在するのだろうか。