自己満足の世界

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11/30(金)

 おお、ウイルスメールが次々送られてくるYOー!
 以前「I love you」ウイルスが流行したとき「ウイルスメールが届かなかったのは交友関係が狭い奴だけだ」とまで言われていたらしいにも関わらず私のところには一通も届かず、大変虚しい思いをしたのだが、これで私も一人前だ。セキュリティ的に問題のあるメーラを使わない限り発症することはまず有り得ないのでなんというかビールスを試験管に閉じこめてほくそ笑む研究者の気分だ。ちなみにこの機会にメーラを乗り換えるのならEdMaxフリー版がオススメ。

 と言う訳でADSLが開通。
 ブロードバンドスピードテストによると、これまでのフレッツISDN@ZOOTでは最大スループットは70kbpsだったが(これでもフレッツISDNとしてはかなり速い)、今の環境は6100kbpsを記録している。約85倍のスピードアップである。素晴らしい。
 ただしまだ「一応」繋がっている程度。現状での問題点は以下の通り。
1、直接接続の場合は問題ないが、ハブを挟むと通信できなくなる(正確には極端に遅くなる)。従って家庭内LANを構築できない。
2、ISDNダイヤルアップルータとWindows2000マシンを経由してのDreamcastのアナログモデムLAN接続が上手くいかない(内線に電話がかからない)。
3、時々回線が切れる。スピードテスト等負荷をかけた際に切れやすい。切れたあとはモデムのアドレス「192.168.0.1」にすらアクセスできなくなる(電源再投入で解決)。

 1はどこが悪いのかよく解らないのでとりあえず保留。2も原因不明(電話機からはWin2000マシンに電話をかけられる)。3は恐らく電話線を長くしすぎなのが主因と思われる。明日LANケーブルを買ってきて試してみることにする。


11/29(木)

 一昨日の日記、「ワン切り詐欺」についてです。
 これについて「名簿が出回ってないと言うことは考えにくい。名簿の電話番号を見てかけて来てるんじゃないか」と言うご意見がありました。
 正直、私もそう思ってました。というか今でも可能性はあるとは思ってますが、27日の日記では話題の拡散を防ぐため書かなかったのです。

 以下、ご参考までに私の心境の変化。

 26日:
 「ワン切り詐欺」を知る。
 「ヤバイ」と思って日記に書く(念のためアップはせず)。

 27日:
 以下のメールが届く。
毎度、お世話様です。
最近、NTT-Docomo(携帯電話)に新手の手口の迷惑電話がかかるようになってきたようです。
NTT東日本によれば、かなりの被害が出ているようです。
ご存知であれば良いのですが、念のためメールさせていただきました。

<手口>
 番号を状態でワンキリ(一回コールしてすぐ切る)してくる。
 携帯電話に着信履歴が残り、その通知された番号に発信すると、ダイヤルQ2に似た応答メッセージが流れる。
 これだけで携帯電話の通話料とは別に10万円程の請求がくる。取り立ては厳しいらしい。(ヤクザ?)
 このような手口にて、被害が急増しているようです。
<対策>
 心当たりのない電話番号には絶対にリダイヤルで電話をしないこと。
 仕事の電話であれば、再度かかってくると思います。
 また、取引相手・友人・知人等の必要な人の電話番号はできる限りメモリダイヤルに登録することが良いのではと思います。
 ※請求がきても安易に支払をしないこと。犯罪を助長するようなものです。
  警察・NTT・NTT-Docomo・会社の総務担当者等に即刻相談してください。
  1人では絶対に対応しないで下さい。


<参考>
知らない着信に要注意(共同通信社)
 携帯電話に見知らぬ電話番号が着信していたため、念のためにかけ直したら、異性紹介の案内などにつながるという、新手の迷惑電話が10月ごろから広まり、NTTドコモなどに苦情が集まっている。迷惑メールに替わる新手の勧誘手口で、ドコモは「知らない電話番号には絶対にかけないで」と呼び掛けている。ドコモに苦情が寄せられ始めたのは今夏ごろからで、10月の苦情件数は400件に上った。

<現在までに判明している怪しい番号>

   (中略(電話番号一覧))

 実際に被害が出ているそうです。
 この番号以外にあるかもしれません。
 着信履歴で心当たりの無い番号は聞かないように注意してください!
 家族知人等にも連絡してあげてください。

 これを見て「チェーンメールじゃねえか」と思いやや引く。26日の日記アップは延期。
 この情報が「悪意ある悪戯」である可能性に思い至る。
 要するに、
X氏がA氏に恨みを持ち、イヤガラセしてやりたいと思う
     ↓
X氏、A氏にイタ電かけまくろうと決心
     ↓
でもストーカー法でタイーホされたらマズー(顔文字)
     ↓
X氏、「いいことをおもいついた(バイキンマン調)」
     ↓
X氏、「以下の電話番号に注意!」と言う偽情報でA氏の電話番号を流す
     ↓
チェーンメール化
     ↓
メールを受け取った人間の一部は試しにその番号にかけてみる
     ↓
A氏には非通知の無言電話殺到
     ↓
A氏ウツー(顔文字)、X氏ウマー(顔文字)

……と言う可能性。もしそうでなくても、チェーンメール化して出回っている電話番号リストに恨みのある人間の電話番号を追加して流すというケースも充分にあり得ます。
 で、もうしばらく各所で調べてみた結果、「法的に支払い義務はないこと」を確認。また、以下の情報により「名簿を元に電話をかけている可能性はかなり低い」と判断。
1、実際に「危険な電話番号」とされている番号に電話をすると「固定電話でかけ直すように促される」あるいは「ガイダンスで連絡先を訊かれる」と言う話がある(未確認)。
2、実際に「かかってきた」と言う話はたくさんあるが「料金を請求された」と言う話が非常に少ない(と言うか一件もなかった)。

 「1」については電話をかけた時点でこちらの身元が割れていないため、身元が分かるように「固定電話でかけるように促している」もしくは「連絡先を訊いている」可能性が高い。
 「2」については言わずもがな。
 で、以上から私が出した(現在までの)最終結論。
1、「ワン切り詐欺」が現実にあるのかどうかは疑わしい。あったとしても「ワン切りに対して電話をかけ、アダルトコンテンツに迂闊に登録してしまった人間が料金を請求された」と言うのが本当のところではないか。その場合被害者は「アダルトコンテンツに登録してしまった」と言う自分にとって都合が悪い部分は隠蔽してまわりに広める可能性が高いからである。
2、現実的に見て、問題化しているのは「ワン切り詐欺」そのものよりも、「ワン切り詐欺」についての情報が混乱してチェーンメール化、および、悪意が混じっていないとも限らない電話番号が流布してしまっているということのほうである。


 と言うわけで26日の日記はボツにして27日の日記を書く。


……ってな感じです。
 「貴様、その考えは甘いぞッ! ガムシロップをたっぷりぶち込んだ砂糖水のようになッ!」とか反論がありましたらぜひお聞かせくださいませ。この件に関しては100%確信を持てるところまで情報が揃ってないので……(というか情報が混乱しすぎ)。
 ちなみに28日以降に以下の情報が公開されていることは確認しています。
http://www.kokusen.go.jp/soudan/now/keitai.html
http://www.jcsa.or.jp/hoax2.html#onegiri
http://www.nttdocomo.co.jp/docomolife/04man/man06_aku.html
 とにかく「浮き足だつな」っつーことですな。

 あ、あと、上とは全然関係ない私事ですが、明日ISDN→アナログの工事、およびADSLへの開通工事があります。この工事が遅れたりするとしばらくインターネットを利用出来ない状態になる可能性がありますので数日間私の音沙汰が無くなってもあんま心配はしないでください。


11/28(水)

 最近デザインの仕事が無くなったので安心していたのだが。
 今日、仕事場にて。
某:「斑猫さん、絵を描いてください」
 ハァ?(顔文字)
某:「描いて欲しいのは人間の全身像4枚。一日で」
 時間少なすぎるんですけど。今仕事場に絵を描く機材もないんですけど。
某:「デフォルメしたカット調のイラストなんで簡単でしょ?」
 普通に描くよりデフォルメかける方がずっと難しいんですけど。
某:「デモで使うんで気合いが入ったやつをお願いします」
……っつーかそれなら本職のデザイナ雇えや。

 とは言いつつここしばらくプログラムを書いてないんで自分の本職はなんなんだろうかとふと疑問に思った。
……「便利屋」と言うのが正しいのかも知れないと思った。

11/27(火)

 ホントは昨日の日記には「携帯ワン切り詐欺」のことを書こうと思って一旦は書きあげたんですが、ちょっと内容的に迂闊かつ時期遅れになってしまったのでボツにしました。
 具体的にどんな内容だったかと言いますと「『電話をかけただけで法外な請求をされる詐欺が蔓延している』ので注意しましょう」というものでした(過去形)。一部ではこの件について人ごとではないと言うことで半ばパニック状態になっている向きも見られます。今日もメーリングリストに「ワン切り詐欺に注意」と言う趣旨のチェーンメールが流れてきたり。
 んで、実際問題としてそんなことがあり得るかと言うことですが。
 こちらを見る限り、
 >悪質電話の業者が,電話をかけたユーザーに料金を請求するには少なくともユーザーの住所,氏名が必要だろう。しかし悪質電話にかけてしまっても,伝わるのは携帯電話の電話番号だけ(非通知に設定してあれば番号も伝わらない)。携帯電話の番号から住所氏名を特定するのは簡単なことではない。固定電話と異なり,「名簿もそう出回ってはいないはずだ」(通信キャリア関係者)。

 >実際に料金の請求をされたユーザーは,電話をかけた際に何らかの形で個人情報を伝えてしまった可能性が高い。
 と言うわけで「電話をかけただけで法外な請求をされる」と言うのはまずあり得ない、と言うのが結論のようです。

 むしろ今回の場合、恐怖心だけが先走りして
・「恐らく発端からして悪意のないチェーンメール」が発生してしまったこと
・ホントに危険かどうかも解らない電話番号が「危険な電話番号」として出回ってしまったこと

のほうが問題だったようですね。特に後者は悪意なく「特定の人間に対する悪戯・イヤガラセ」の片棒を担いでしまう可能性がありますので充分注意しましょう(←お前もな)。
 と言うわけで結論としては、
「怪しげな情報に踊らされないよう注意しましょう。個人情報の取り扱いには注意しましょう」と言うことで。

 あと、この件に関わらずですが。
 「この事例って法的にどうよ?」と思ったときはまず六法を調べてみましょう。ネット上でも簡単になら確認できたりするので「検索はネットで、詳細は判例六法で」とか使い分けるとグーです。


11/26(月)

 本日の日記は諸般の事情によりネタ切れ。

 げつようはねむいなあ。


11/25(日)

 正直、「もしかして疑われてるんじゃないか?」と言う不安があった。
 「つーかお前、そんな全国レベルのスコアが立て続けにポンポン出せるわけないやろ。画像加工したんちゃうんか」とか思われてないかと。
ってファイアボールの事だが。
 そう言う不安があったんで、ここ数日はハイスコアより役モノ狙いに明け暮れていた。あと一歩、と言うところで失敗すること数知れず。
 しかし今日! とうとうやりましたッ!


 実に十数年ぶりファイアボール達成ッ!
 しばらくスランプ気味になったりはしたが、もはやかつての勘はほぼ戻ってきたと見て良さそうである。フリッパーの間の空間に垂直に落ちて来るスマッシュショットとかストレートで左右のレーンにストライクとかを食らわない限りまずボールを落とすことはなくなった。
 しかしメインマシンのセレロン600では時々コマ落ちが起こるのが戴けなかったりする。ファイアボールのためだけにCPUの載せ換えすら検討し始めている今日この頃だ。


11/24(土)

 読売オンラインからの記事。
 「大阪府警、「カップル喫茶」を公然わいせつで逮捕」
 >大阪府警南署は22日までに、大阪市中央区谷町9の喫茶店「カルチャークラブ」で、不特定多数の客に全裸でわいせつ行為をさせていたとして、経営者の同市平野区瓜破西2、塚本信次容疑者(51)と男性従業員2人、客の20―43歳の会社員ら男女15人を、公然わいせつ容疑で逮捕した。店内で客の男女が互いの性行為などを見せ合うこの種の「カップル喫茶」が府内で増加、約30店あるが、同容疑での摘発は初めて。
 この記事を見たときちょっと吃驚したんですが。
 そーいう同好の士がひっそり集まって「見せあいっこ」する。それは「公然わいせつ」に該当するものなのでしょうか?
(公然わいせつ)
刑法第174条
 公然とわいせつな行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
 「公然」とか「わいせつ」の定義が全然されてないのでよく解らないのですが。今回のこのケースは「公然」かつ「わいせつな行為をする」ことに該当するわけですか? ならアダルトビデオの撮影がこれに該当しない理由がよく解りませんが。
 いすれにせよ、摘発となるとやりすぎのような気がして仕方ないです。少なくともカップル喫茶が他の風俗産業に較べて社会に悪影響を及ぼす物だとは到底思えません。
……斑猫賢二はカップル喫茶を応援しています。
 と言う訳で一緒にカップル喫茶に行ってくれる異性を大募(ばき)


11/23(金)

 今日の朝日新聞の社説。
 今手元に原文がないので引用できないが、今回の道路公団への国費投入打ち切り政策について「『構造改革』実現への突破口のひとつが開けた。首相の指導力を評価したい」とベタ誉め。
 11/14の日記に「今回のこの記事は転向の先駆けなのか、それとも民主に見切りをつけ共産あたりに乗り換えるつもりなのか。今後の動向に注目したい」と書いたが今回のこの記事はその答となるのだろうか。
 要するに、これまでは「保守(=悪):自民・小泉  革新(=善):民主」という構図だったのを「保守:自民  革新:小泉  問題外:民主」と言う構図にシフトさせようとしていると考えて良いのだろうか。もしそうなのだとしたらこれまで「朝日バンザイ小泉ファシスト」と叫いていた連中はハシゴを外されることになるがそれによって連中がどういう反応を示すか見物である。うひひ。


11/22(木)

 ヨドバシ梅田店がオープン。
 仕事帰りにちょっくら寄ってみた感じでは、広い以外に特に特徴は感じないですね。特に安いわけでも品揃えがよいわけでもないです。
 って単にシュヴァンクマイエルのDVDやSpaceSaver2Keyboardが置いてなかったんで個人的な印象があまり良くないだけですが。
 酒は置いてないみたいなんでこれはビックカメラの勝ちかな。でも近いのは便利。
 とりあえず1000円割引券で「Rez」買って帰りました。

 ところで国内二例目の狂牛病が報告されましたが。
 とりあえず現時点では人に対する感染・発症報告が少なすぎるためどれだけ危険なのかさっぱり判らない感じです。
 狂牛病の本場イギリスでは現在までに18万頭の狂牛病牛が発見されていますが、新型ヤコブ病を発症した人間は100人程度。しかもイギリスには高度感染性である牛の脳を食べる習慣があったにもかかわらずです。どうも実際の危険性以上に騒がれてるような気がします。はっきり言うとキリスト教圏故の騒ぎかたなんじゃないだろうかと思えて仕方ないです。大体発症しても痴呆化して死ぬだけでしょ? アルツハイマーと大差ないように思うんですが。だったらアルミ製品(缶とか鍋とか)に対してももっと警戒するのがスジじゃないでしょうか。少なくとも牛を食べて狂牛病になるよりは缶コーラ飲んでアルツハイマーになる可能性の方が遙かに高いように思えますが。


11/21(水)

 今日、civics@geocities.co.jpから届いたメール。
「Subject: ★東京ディズニーシーが当たる★」
 本当だろうか。

 さて、昨日「シュヴァンクマイエルのDVDって輸入した方が安いようだ」と書いたが、チェコのGalerie GAMBRAでビデオが買えるようだ。短編集を3本買っても送料込みで1800コルナ(約5900円)とお買い得。
 これは買うしかない、と注文のメールを書き始めたところで「Films of Jan Svankmajer on VHS (PAL)」との一文を見つけて萎え萎え。調べてみると以前はNTSCのもあったらしいが品切れになったようだ。悔しい……。


11/20(火)

 今更今週号「SAPIO」「ゴーマニズム宣言」を立ち読み。
 ……どうも今回のテロに関しては小林氏の意見は暴論のような気がする。前回読んだときはテロに対するスタンスを決めあぐねている様子が窺えたが今回は明解な分「そりゃ単純化しすぎじゃないか?」と言う疑問が浮かんでくる。
 つまり小林氏の主張はただ一点「テロも(政治の一形態である)戦争の一形態である」なのだろう。そのためにチベットやマンデラの例を挙げているのだろうがそう単純化できるものだろうか。
 私が思うに今回のテロが問題なのは、これが「民間機を乗っ取り」「民間のビルへ突っ込み」「民間人を殺害」した、要するにターゲットが非戦闘員であることにあると思う。これは単なる「戦争」ではなく「犯罪」あるいは太平洋戦争における米軍の東京大空襲の如く「戦争犯罪」であって「政治の一形態」とは言えない。経済に喩えるなら「商店内でのルールに基づく物品のやりとりは『商行為』だがルールを無視して物品を盗むのは商行為ではなく『犯罪』だ」と言うことである。小林氏の主張は上の喩えで言うと「万引きも『商行為』の一形態である」と言ってるのと同じようにしか思えないが実際のところどうなのだろうか。

 と言う訳でシュワちゃん(※シュヴァンクマイエルのこと)のDVDを探して今日は梅田タワーレコードへ。
 目当てのDVDを大発見するも値段面で躊躇(←貧乏)。調べた限り海外版を個人輸入した方が遙かに安そうなのでそっちを検討してみることにする。

 それはともかくタワーレコード、私が行ったときは丁度ラジオの公開録音中。michelle branchがゲスト出演していた。
……って知った風に書いているが実は私はmichelleって一体どこの誰だか全然知らない。検索してみてもよく解らんのだが、もしかしてもの凄く有名だったりするのだろうか。どこにでもいる普通の娘、と言う印象が強かったのだが。
 録音終了後に出口を探して彷徨っている際、無意識に隣を歩いている子について歩いたのだが、ふと気がつくとその子がmichelleだった。危うくスタッフルームにまで付いていくところだった。隣にいても気が付かないくらい存在感を感じない娘だ(←お前が鈍いんじゃというツッコミは不可)。


11/19(月)

 去年作ってほったらかしにしてあった「アクセス制限アプレット」、仕事が暇になったんで唐突に修正&マニュアル作成を始めた。近いうちにアップする予定。テストページは一年放置しておいたが誰も突破できなかった模様。

 ところで今日、シュヴァンクマイエルのDVD探しに近所のWAVE梅田行ったんです。WAVE梅田。
 そしたらなんかコジャレ系DVDばかりで全然見つからないんです。
 で、よく見たらなんか「アート」って棚のところに、SM系のDVDが置いてあるんです。
 もうね、アホかと。馬鹿かと。
 お前らな、セックスとかSM扱ってたらなんでもアートだと思ってんじゃねーよ、ボケが。
……それはともかく、私の記憶が確かならWAVE梅田はこのDVDの常備店だったはずなのです。無いはずがない。
 で、おかしいなと思って販売元のWebページを探してみたら、その会社、ダゲレオ出版、とか言う名前なんです。
 そこでまたぶち切れですよ。
 あのな、ダゲレオなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
 得意げな顔して何が、ダゲレオ出版、だ。
 お前は本当にダゲレオタイプで写真撮ってるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
 お前、ダゲレオって言いたいだけちゃうんかと。

……っつーかなぜか某テンプレが混じってしまいましたがあんまし気にしないでください。

……斑猫賢二は、コジャレアート系を応援していません。(←だからパクるなってば)


11/18(日)

 風邪で日中寝込んで目覚めた午前3時。
 ふと窓の外を見ると大きな流れ星が。
 慌ててベランダに出ると流れ星が次々と現れては消え。
 そーいえば今日はしし座流星群のピークだったっけ。と気付いた。
 大阪でこれだけよく見えるんだから地方だと凄かっただろうなぁ。

 おお、なんか今日は久々に日記らしいことを書いたような気がするぞ。ネタなしの日記って今月に入って初めてではないだろうか。


11/17(土)

 さむー。

 ぼさぼさ頭にジャージとスニーカーと言う貧乏まるだしないでたちで近所に買い物に出かけたら、小ジャレてリッチな服を着飾ったねーちゃんどもがカンテグランデの前で記念撮影してやがった。資本主義社会の矛盾を見た思いだ。我々は搾取されている。

 ところで加護&辻「うんこ」禁止らしい。
 「加護&辻」と言うのは「モーニング娘。」とか言うアイドルグループのメンバーだそうな。それはともかく「うんこ」と言う発言を禁止するのは「言葉狩り」であるばかりでなくうんこの権利を侵害もしている。これは「うんこ」を「浮浪者」とかの言葉に置き換えてみれば明らかであろう。鳩山氏には牛だけでなくうんこの権利のためにも闘っていただきたい。


11/16(金)

 風邪は微妙に回復気味。昨日よりは体が軽い。

 と言う訳で昨日の問題の正解。
 11/8の日記。
「やっぱゴジラと言えば伊福部昭で決まりだと思うんだけど。正確に言えば一作だけ例外があったりするけど(「南海の大決闘」)。」
上の部分が間違い。
 昨日ふと「そういえば'84ゴジラも伊福部じゃなかったような」と思ったのが気付いた発端。
 慌てて調べてみたら、あるわあるわで音楽担当が伊福部昭じゃないゴジラが沢山。
 以下、伊福部昭じゃないゴジラ一覧。

タイトル 音楽
ゴジラの逆襲 佐藤勝
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 佐藤勝
怪獣島の決戦 ゴジラの息子 佐藤勝
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 宮内國郎
ゴジラ対ヘドラ 中野昭慶
ゴジラ対メガロ 真鍋理一郎
ゴジラ対メカゴジラ 佐藤勝
ゴジラ('84) 小六礼次郎
ゴジラVSビオランテ すぎやまこういち
ゴジラVSスペースゴジラ 服部隆之
ゴジラ×メガギラス・G消滅作戦 大島ミチル

 ……え~、自己弁護しておきますと、音楽担当が伊福部氏じゃない場合も大抵は伊福部サウンドが用いられています。正確なデータが手元にあるわけじゃなく全部記憶に基づくものなので間違ってるかも知れませんが。なぜ私が「南海の大決闘のみ伊福部じゃない」と勘違いしてしまったかと言いますと、あの作品だけ妙に音楽の毛色が違ったので印象に残ってたためです。と言う訳で、正直すまんかった。

 さて、映画「悦楽共犯者」
感想:
 「恥ずかしい映画」。
 別に悪い意味ではなく、恥ずかしい映画。
 たいていの人はあまり公言したくない趣味とか性癖を持ってるものだが、それをデフォルメ・誇張して描いたのがこの映画。
 この映画に出てくる奴ら「んなわけねーだろ」とつっこみたくなるくらい特殊な性癖を披露しているが、まあそれは正解なのだろうと思う。これだけ特殊だと「自分のはまだマシだよな」とか思ってしまうのではないだろうか。と人ごとのように語ってみる。もっと「本当にありそうな」性癖を描いてたらあまりに恥ずかしくてとても見てられないものになったと思う。実際この映画を観て「SM趣味なんてかなりマトモだな」と思ってしまった。
 それはともかく、この映画は絶対に一人で見るべし。まさに「こっそり」見るための映画。「悦楽共犯者」と言うのは恐らく映画の観客のことなのだろう。

 さてさらに話題は変わる。
 今日仕事場にて。
 同じプロジェクトの人間(数年年下。以下「K氏」)とうだうだ雑談。
K氏:「そういえば斑猫さんって文学部なんですよね。僕と同じだ」
斑猫:「え、そうなんだ。どこの学校?」
K氏:「阪大です」
斑猫:「まじ? じゃあもしや文芸部だったとか?」
K氏:「いえ、サークルはコンピュータ系だったんですけど、文芸部のヒトは何人か知ってます。鰤さんとか、しろまるさんとか……」
斑猫:「(内心冷や汗)え、じゃあ、もしかしてし○どうさんを知ってたりはしないよね?」
K氏:「ああ、熊さんですか? 知り合いと言うほどではないですが、一緒にさだを見にいったことがあります」
 ヤバイ! マジヤバイ!
 ネットでの友人に仕事のことを知られるのは構わないが、仕事の人脈にネット上での姿を見られるのはもの凄くヤバイ!
 今後の展開によってはWebページを全部削除してgoogleのキャッシュを消してトンズラせざるを得なくなる可能性もなきにしもあらず!
 K君マジで勘弁してくれ! 気が付いても知らないフリしてくれ! 頼む!


11/15(木)

 相変わらず風邪。
 頭痛い。
 身体重い。
 ゲホッゲホッ、う、血だ……。なんてな。
 と言う訳で今日はさっさと寝ようと固く心に誓うも、気が付くと某ピンボールゲームをプレイしてしまっている。不思議だ。明らかに身体が悲鳴を上げているにも関わらずなぜプレイし続けているのか。これは私の脳中枢がアミガサ型エイリアンに乗っ取られたからに違いない。エイリアンどもに破滅と死を! とウロ覚えでパクってみるがどうせ元ネタは誰も判らないだろうから良しとする。
 ここまで書いてふと思い出したが今月分の「斑猫日記」には筆者がウロ覚えで書いて大間違いをさらしている箇所がある。それはどこかを述べよ。(20点) 正解者先着一名にはハワイ旅行(現地集合現地解散)をプレゼントするのでどしどし応募願いたい。

 ……頭ボーっとしてるんで書いてることが支離滅裂なのはご容赦を……。


11/14(水)

 風邪。
 頭重い。
 映画の感想はまた今度。

 と言いつつチョイネタを。
 アサヒコムからのこの記事。
「「狂」牛病は牛の権利を侵害? 民主・鳩山代表」
>「『狂』という言葉は日本では禁止されている。人間にだめなものを使うのは、牛の権利を侵害している」。民主党の鳩山由紀夫代表は12日、東京都内の日本外国特派員協会での講演で「狂牛病」の呼び名に異議を唱えた。「牛海綿状脳症」という名称もあるが、鳩山氏は何と呼ぶべきかには触れず、党内では「震牛病とか……?」。
 とりあえず「『狂』という言葉は日本では禁止されている。」からしてアホさ全開だが、それをあえて無視するとしてもやはりマヌケ過ぎるとしか思えない。要するに「(「狂」と言う言葉を使うのは)人間に対する待遇として不適当だから牛に対する待遇としても不適当だ」と仰っているのである。この「(「狂」と言う言葉を使うのは)」の部分を「(食肉とするのは)」「(選挙権を与えないのは)」に置き換えるとどれだけマヌケかお解りであろう。
 さて上の記事で私が気になったのは実は鳩山氏のマヌケさに対してではない。鳩山氏がアホでマヌケなことは以前から判っていたことであり今回のこれはそれを(大幅にとは言え)強化するに過ぎない。私の興味は「アサヒコムが」この記事を載せたと言うことにある。朝日と言えば「反自民→親民主」の旗手であったはずであり今回の鳩山氏のマヌケさを示すためだけのこんな記事は本来朝日系メディアには載らないはずなのである。朝日はここしばらく転向の機会を窺ってるっぽい様子が見られたが、今回のこの記事は転向の先駆けなのか、それとも民主に見切りをつけ共産あたりに乗り換えるつもりなのか。今後の動向に注目したい。


11/13(火)

 最近どこがどう「日記」なんだか自分でもよく解らない内容が増えている気がする斑猫日記だ。
 毎日ころころノリや文体が変わるのでチェックする方もかなり当惑させられるのではないだろうかと思う。
と言う訳で近いうちに「斑猫のペぇジ」は文体を統一しテキストサイトとしてリニューアルする予定、はこれっぽっちもないのでがっかりする人はがっかりして欲しい。

 今日は「悦楽共犯者」を観たが感想はまた明日。


11/12(月)

 前回があまりに凄かった「ひぐちたかしのオンラインソフトオンラインソフトよもやま話」
 どうオチを付けるのか、怖いもの見たさで思わずチェックしてしまいました。
 ケチ付けるために読むというのも我ながら歪んでるなぁと思うのですが。
「第34回 オンラインソフト社会の構造改革(後編)」
 ……。
 ……(茫然自失中)。
 三回にもわたって書いてきて、最後のオチが「オンラインソフトには『危険を公表するという義務』がある」ですか?
 危険なバグが混入してることを知っていながらそれを公表しないのは、責任以前に「悪意」ととられても仕方がないケースじゃないですかね。オンラインソフト云々以前の問題じゃないですか? 「オンラインソフト社会の構造改革」とブチあげて三回にわたって書いてきた結論がこれ? どこが構造改革ですか? 当たり前の事だとしか思えませんが。
 正直言いまして、ひぐち氏が最初に書きたかったのはこのことだとはとても思えないのですが。
 例えば前回「無料のものに付随する責任」の例として「お祭りやイベントなどで、無料でふるまわれた料理に食中毒が発生した場合、開催者や調理者は責任を問われないのだろうか。」とひぐち氏は書いてらっしゃいましたが、この喩えは今回のこの結論を出すためのものとしては全く不適切です。このデンに従うと「食中毒が起こらないよう細心の注意を払う」「食中毒が起こった場合は情報公開する」ことが責任の取り方である、と言う風に解釈できますが、前回ひぐち氏が意図しようとしたことは明らかにそんな事じゃないですよね。
 要するに、前回あまりに非難囂々だったので何とか無難にまとめて軟着陸しようと焦った結果、前回までとの一貫性が全然ない上に大きくブチ挙げた「構造改革」とは似ても似つかない終わり方になってしまったように読めるのです。
 もしこれで「当初の意図通り」の文章なんだったらひぐち氏は別の意味でおかしい人だとしか思えません。


11/11(日)

 だから某有名サイトをパクるなってばよ<わし

 まあいいや。

 さて今日は母校の学園祭へ。
 当時の文芸研のメンバーがあれだけ(と言っても5人だけ)集まるのは何年ぶりだろうか。みんな就職してバラバラになるみたいだからもう二度とこんな機会はないだろうな。
 当時の部室は取り壊されてしまったけど新しい部室も当時の雰囲気を色濃く残していたのでなんか懐かしかった。窓の外を見ると六甲台正門前が見えるんじゃないだろうかという錯覚が。
 久しぶりに歩き回って疲れたので今日は風呂も入らず寝る。


11/10(土)

 「死ね死ね団」を御存知でしょうか。
 「仮面ライダー」の「ショッカー」、「ゴレンジャー」の「黒十字軍」に相当するヒーローものの悪役です。
 一般的なこの手の悪役は「世界征服のために幼稚園のバスを誘拐」などという場当たり的犯行を手を変え品を変え繰り返すのに対し、「愛の戦士レインボーマン」に登場するこの悪役軍団は「偽札によるインフレ恐慌誘発作戦」と言うおよそ子供ウケしそうにない作戦を1クールに渡って地道に繰り返す事により、子供たちに「地味でも着実に物事を続けること」の大切さを教えました(ちなみにその作戦の成果は現在の日本を見れば明らかでしょう)
 そんな「死ね死ね団」ですが、彼らにはテーマソングがあります。それが「死ね死ね団のテーマ」です。
  「死ね死ね団のテーマ」 作詞:川内康範

 死ね 死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ
 黄色い豚めを やっつけろ
 カネで心を 汚してしまえ
 死ね 死ね 死ね死ね
 日本人は 邪魔っけだ
 黄色い日本 ぶっつぶせ
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 世界の地図から 消しちまえ
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
……如何でしょうか。
「やっつけろ」「邪魔っけだ」「ぶっつぶせ」と言うところに川内氏の卓越した言語センスが見てとれます。私はこの歌を知るまで「邪魔っけ」という単語を使うのはのび太のママだけだと本気で思っていました。
 「黄色い日本」に対する、黄色くない人種(すなわち欧米人)による呪詛のカリカチュアを、意図的に幼児めいた単語で謳わせることにより揶揄するという高等なアイロニー(ホントかよ)。
 川内氏は他にコンドールマンの主題歌も作詞していますが、こちらの方も秀逸です。
  「コンドールマン」 作詞:川内康範

 どこの どこの どこの誰から頼まれた
 命をかける価値もない
 それほど汚れた日本の人の心が生み出した
 悪魔のむれに敢然と戦いいどみ 愛を説き
 ああ ああ 今日も行く
 正義を助けるコンドールマン
 日本人に対して諦観に似た感情を抱きながら、それでも「愛と正義のために闘う」反骨精神と父性的優しさ。川内氏の思いが込められています。
 三島由紀夫の自決の後、三島を国賊として悪し様に罵倒するのがマスコミの風潮にあった中、あえて彼を追悼する「憂国忌」の発起人として名を連ねたことから「右翼」のレッテルを貼られることの多い氏ですが、彼自身は左翼に対して敵対関係にあるわけではありません。彼は自分が筋の通っていると判断した相手に対しては左翼であろうと資金援助すら行っているのです。一連の行動は「義のため」「日本のため」という筋を通した、氏の美学と言えるでしょう。
 そんな氏のモットーは『憎むな 殺すな 赦しましょう』
……斑猫賢二は、川内康範氏を応援しています。


11/9(金)

 仕事、比較的暇で余裕モードでのほほんとしていたら、実は結構やらねばならないことが山積していることが判明。期限は来週。しかも言語はVB。一難去ってまた一難。
 なんか最近、VBとJavaとCとC++を順繰りに触ってるような気がする。まあデザインの仕事が減ったからまだマシか。と言うか何屋だよ私は。

 ちょっと古いけど。韓国発キャラクター「マシマロ」(ハングルフォント入れてないと文字化けするので注意)
 正直言ってキャラとしては弱いと思うが「韓国発」と言うことで朝日をはじめとした反日系メディアに利用され露出が大幅に増えた場合、某クターのようにブレイクスルーが来ないとも限らない。逆に下手に「韓国」を強調すると「持っているだけで恥ずかしい」ネタキャラになり下がる可能性も否定できない。とりあえず私はこれを見てなぜか「ベルセルク」を彷彿とした。
 それはともかくアサヒコムのこの記事によると「(マシマロの)作者のキムさんは「うる星やつら」など日本のマンガを読んで育った世代。」らしい。つい最近まで日本文化が禁止されていた国でどうやって日本の漫画を読んで育ったのか、と言うことを追及してみたいがやばそうなのでやめる。


11/8(木)

>斑猫は明日からもこの萌え語尾を使っていきたい!
 なわけねーだろ。

 さて、今日の新聞に「ゴジラ」最新作の広告が載っていた。
 「ゴジラ モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
 個人的にはこのタイトルには満点を差し上げたい。平成ガメラの「大怪獣空中決戦」に匹敵する過去作へのオマージュ系タイトル。(※それぞれの元ネタは「怪獣総進撃」と「大怪獣空中戦」)
 問題は内容であるが、脚本に柏原寛司が関わっていないようなのでとりあえず安心(ファンの方すみません)。
 って脚本は金子修介が噛んでるのか。というか監督も金子修介? ガメラかよ。それなら是非特技監督は樋口真嗣にやっていただきたい(マジで )。
 ってもっとよく見たら音楽が大谷幸? なぜ音楽までガメラ。いや、嫌いじゃないけどやっぱゴジラと言えば伊福部昭で決まりだと思うんだけど。正確に言えば一作だけ例外があったりするけど(「南海の大決闘」)。(←間違い。詳しくは11/16の日記参照) とこう言うどうでも良い知識がすらすら出てくる自分がちょっと厭だ。
 まあそれはともかくミレニアム以降これっぽっちも興味がなかったゴジラシリーズ、今作はプレビューの評判次第では観に行くかも。


11/7(水)

 仕事場で某氏曰く。
「斑猫って腕を曲げずに歩くのな。なんか子供みたいやぞ」
……ええ、萌えキャラですから。
「お前が怒ったりするとこ想像でけへんねやけど」
……ええ、しかも癒し系ですから。

……と言う訳でなむ姉やひかるさんにも「顔写真を公開したら男性ファン急増間違いなし」と太鼓判を押された美形萌えキャラ斑猫、試しに「萌え語尾」を使ってみることにしました。以前某所で小耳に挟んだのですが、萌えキャラは語尾に「をん」を付けると良いのだそうです。ではスタート。

 うにょ(←萌え挨拶)。斑猫をん。今日はまた「ファイアボール」をプレイしたをん。うにゅ(←媚)。今日もなかなかいいスコアがでたをん。下を見てほしいをん。



 かつての私のハイスコアに肉薄するスコアをん。チャンスランプ70個×9倍で6万点以上稼いだをん。少なくとも21世紀最高のスコアであることは間違いないと思うをん。フハハをん。歴代最高目指してガンバルをん。(顔文字) あと、こんな面白いゲームを作ってくださったhybrid-N.さんにも最大限の感謝をん。

……と言う訳で斑猫は明日からもこの萌え語尾を使っていきたい! をん。


11/6(火)

 「窓の杜」の大悪評コラム「ひぐちたかしのオンラインソフトオンラインソフトよもやま話」。
今回更新分の内容があまりに凄かったので思わず紹介。
「第33回 オンラインソフト社会の構造改革(中編)」
 非難囂々だった第3回をも超越しようかという毒電波っぷり。
 さて細かくやっていくと長くなって仕方がないのでポイントだけツッコミを入れていきます。
>オンラインソフトをダウンロードしていれば、いずれ首をひねりたくなるようなソフトや作者とほぼ間違いなく出会うことになると思っておいたほうがいい。問題は、その時に自分が冷静に対応できる覚悟があるか、ということではないだろうか。
 「冷静に対応できる覚悟が必要になるほどのオンラインソフト」? そーいう状況は今ひとつ想像できないんですが。ソフトを使ったら関係ないファイルが勝手に破壊されたとかですか?
 可能性があるとすればデフラグソフトのバグとかですが、そう言うソフトを使う場合、自己責任は当然でしょう。Windows付属のデフラグですらそれなりの覚悟がいるくらいなのに。(それでデータ壊れたとしてもマイクロソフトはデータやその対価を保証してくれるわけじゃないし)
 あるいは意図的にデータの破壊コードが埋め込まれてる場合も考えられますが、それはオンラインソフトというよりウイルスなので別の話です。あ、もしやひぐち氏、WinGrooveの不正使用でもしてたんですか?

>オンラインソフトはあくまで自己責任で使う、というのが現在ではオンラインソフト社会の常識になっていると言っていいようだ。

> ぼくも長い間ずっとそれを文面通りに受け取ってきたし、オンラインソフトはそういうものなのだと思っていた。しかし、最近『本当にそれでいいのだろうか?』と考えることがある。例えば総菜屋の店頭に「この総菜は自己責任でお食べ下さい」なんて書いてあるのを見たことがある人はいるだろうか。もし食べて食中毒になってもそれは買ったアナタの責任です、なんていうのは、日本の社会では通用しないはずだ。こう書くとすぐ「市販商品とオンラインソフトは違う」という意見が出てきそうだが、じゃあなぜオンラインソフトだけが“優遇”されてしかるべきなのだろうか?
 ……この文章を読んで絶句したアナタはたぶん正常です。
 どうやらひぐち氏は
1、また、ソフトウェアの「責任」を食品のそれと同等に考えている
2、パッケージソフトは利用者は自己責任をとらなくて良いと思っている

らしいです。
 上記2点について説明します。
 ひぐち氏が挙げた「総菜」の例についてですが、この場合の「責任」と言うのは「品質についての責任」であることに注意してください。最低限、販売した時点で「食べられる物である」ことに対しての責任は存在します。「食中毒」の例は「買った時点で」食べられないものになっていた、と言う意味で「品質についての責任」に引っかかるわけです。
 そして、ここが重要ですが、この「品質についての責任」は「買ったから後はいつ食べても問題ない」と言うところまでの保証を意味していません。その辺の免責のため(とは限りませんが)に「消費期限」があり「要冷蔵」「電子レンジ不可」「アレルギー注意」などの注意書きがあるのです。「使用についての責任(この場合はどのように保存しどのように消費するか、など)」は利用者がとらなければならないのは当然。
 で、オンラインソフトの「品質についての責任」ですが、
a、標榜している仕様をみたしていること
b、バグが存在しないこと
c、バグによってユーザが損害を受けた場合の保証
……と言うことになるのでしょうか。
 このうちaについてはジョークソフトでない限り問題ないでしょう。bについては性質上保証など出来るわけがありません。問題はcなのですが、オンラインソフトに限らずソフトウェアにおいて無限定にこれを認めている例を私は知りません。少なくとも1対1の受注式でないソフト(パッケージソフトも含む)においてはありえないと思います。要するにオンラインソフトに限らずソフトウェアというものは「品質についての責任を全て負うわけではない」のです。
 実例を挙げましょう。私はMicrosoft Wordを使っていたときソフトがクラッシュし、作成中の文書のみならず保存しておいたファイルも綺麗さっぱり消えてしまったことがありますが、これはマイクロソフトのサポートに連絡したら文書を修復、あるいは被害相当の代金(数人日だから10万円以上)を保証してくれたとでも言うのでしょうか。
……答は言わずもがなだと思いますが。
 仮にこの責任を負うことを義務づけた場合、ソフトウェアの価格は数倍に跳ね上がることでしょう。
 それを避けるためにソフトウェアには「規約」が存在するのでありそれにより「品質についての責任」は負わない、それに同意する場合にのみ使用可、と断っているのです。また「使用についての責任」についても「環境その他の条件によっては正常動作しないことがある、もしかしたら利用者に悪影響を及ぼすかも知れない」のは仕方ないことでありその辺の責任は利用者がとるのは当然です。
 「環境その他の条件によっては正常動作しないことがある」と言う点について、私もひぐち氏に倣って食べ物の例を挙げてみましょう。
 「私は硬度の高い水が飲めません。飲むと確実に腹痛になるのです(本当)。『エビアン』というミネラルウォーターがありますがご存じの通りこれは硬水です。私はこれを飲むと確実にお腹が痛くなります。さて、腹痛になった私に対してメーカーは責任をとる必要があるでしょうか?」
あるいはフリーウェアと対比するなら、
 「私は硬度の高い水が飲めません。飲むと確実に腹痛になるのです(本当)。ここに硬水の出る井戸があります。掘った人が『自分だけ使うのはもったいないから』と開放してくれているのです。さて、この井戸の水を飲み腹痛になった私に対して井戸を掘った人は責任をとる必要があるでしょうか?」
……答は言わずもがなだと思いますが。
 と言うわけで次に続く「なぜオンラインソフトだけが特別なのか」の章は「オンラインソフトが特別」だというのはひぐち氏の思いこみであってまるまる的はずれなので省略します。
 でもちょっとだけ。
>法律は守らなければならない。これはオンラインソフトどうこう以前に、現代社会において必要な責任だ
……当たり前やがな。
> ちなみにオンラインソフトに限らず、市販のパッケージソフトでも使用許諾書には同様の免責に関する記述がしばしば見られる。しかしパッケージソフトの場合は電話などによるしっかりしたサポート体制が用意されていることが多いし、開発元や販売元の住所、代表者名、連絡先電話番号が明記してあるなど、社会的責任についての意識はオンラインソフトよりも強いように感じる。
……「品質についての責任」をサポートとして限定的に負う場合も当然あります。しかしそれは有料サポートであるか、サポート料がパッケージ代金に含まれているかのいずれかです。

 以下、また「食中毒」の例を挙げてますがこれも的はずれです。さっきの説明で事足ります。
> 著作物を世に公開して多数の人々に利用してもらうということは、それだけで何らかの社会的な責任が発生するものだと思う。
 「何らかの社会的な責任」? そういう曖昧な表現では困りますね(某T氏風)。少なくとも「使用についての責任」や「賠償責任」でないのは確かでしょうが。
「責任」と言う言葉を無限定に使ってませんか?
> 今回のよもやま話のテーマではいろいろと書きたいことがたくさんあって、まだ書き足りない話が残っている。長くなって申し訳ないのだが、次回のよもやま話ではユーザー側に必要な意識改革や、オンラインソフトにおける責任の範囲、責任とサポートの違い、その考え方などについて話を進めていく予定だ。どうぞお楽しみに。
……勘弁してください。(泣)


11/5(月)

 またもや某ピンボールゲームの話。
 食傷気味の方には申し訳ないが面白いんだから仕方がない。
 さて、十数年前にFM版を破損してからやむなく入手して遊んでいたMSX版。出来は良いとはいえ挙動の端々に体感できるレベルでオリジナルとの差異を感じざるを得なかった。しかも、キーアサインが異様に悪く、左手の薬指がつることを覚悟してプレイする必要があったのである。
 しかし、そんな生活も昨日まで。
 まさに今日、FM版の修復&イメージ化に成功したのである。
 詳しいいきさつは長くなるので省くが、別に非合法なことをしたのではないので悪しからず。
 と言うわけでFM版。まだ一時間程度プレイしただけなのだが、MSX版に較べ、明らかに「ボールのもたつき感がなくスピーディー」かつ「ボールの操作感覚が自然」である。完成度が桁違い。
 ここで「ボールの操作感覚が自然」と言うところに注目して貰おう。要するに「思い通りにボールを操作することが可能」なのである。微妙な差異だがプレイ感覚として現れる差としては巨大である。MSX版はこれまで一ヶ月に渡ってプレイし続け、やっとのことで記録したスコアが1万点前後程度。対してFM版だが、今日1時間のプレイだけで以下のスコアを叩き出した。



 ちなみにこのスコアを出す以外にも1万点オーバーは数度達成している。
 私のかつてのハイスコアは9万点弱。そして公認の日本記録が20万点程度だったように思う。無理なスコアではないようだ。フフフ。


11/4(日)

 喪われた二週間----
現実的な睡眠不足を埋め合わせるべく
斑猫は朝寝昼寝に没頭していた
……とか書いても某ヴァロンのパロとは誰も気付くまい。
 それはともかく、今日もひたすら寝る。いくら寝てもまだ眠い。

 あと、近日中にADSLに移行するため、CGIコンテンツをWAKWAKに移行開始。WAKWAKってサインアップが2分で終了するので吃驚。インターリンク(ZOOT)の手続きの遅さはいったい何だったんだ。
 CGIも割と軽いようだしPerlのバージョンも悪くないようだし(←よく解らない)これで月200円ならお得かも。

 ところで今だから言いますが、近年のインターリンクって一時の悪評時から較べるとかなり改善されておりまして、好感度自体はかなり高い方だったりします。でも弱小プロバイダ、下手にいい評判を流すと人が増えて重くなりそうなので黙ってましたが。ADSLサービスの評判は悪いようですが、フレッツISDN用プロバイダとしては悪い選択ではありませんよ。


11/3(土)

 文字通り一日中寝る。
 夜中に起き出して某ピンボールゲームをプレイ。
文字通り指がつるまで遊んだ結果、久々に一万点オーバーを達成。
ところでMSX版、確かに良くできてるんだけどやっぱ微妙にプレイ感覚が違うような気がする。フリッパーの感覚とか。角度とか。

 で、映画「ヤン・シュワンクマイエル・触覚と想像力 Bプログラム」
感想:
 小説映画漫画等を「読む、観る」と言うのは作者の意図を読みとることと同義ではない。
 現在の国語教育が馬鹿げていると思うのは読解問題が「作者の意図(と思われるもの)を読みとること」を目的としているからだ。あんなもんは国語力とは全然関係ない。現代国語に関してはほぼ常に満点だった私が言うのだから間違いない。
 で、シュワンクマイエル。
 彼の作品のかなりの部分はチェコの社会主義体制に対する批判に端を発している。
 しかし、彼の作品を観るにあたってそう言う意図を読みとることは(少なくとも日本人観客にとっては)何の意味もない。そのイマジネーションを感じ取ればいいだけの話である。要するにシュワンクマイエルを楽しむにあたって小難しい理屈はいらないのだ。小理屈を語りたい奴は語ればいいがそんな奴は単に「知」というスタイルに陶酔しているだけとしか思えない。
 と前置きしてから一本ずつの感想。
「棺の家」
 「シュヴァルツエヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック」と似たような感じの作品。
ただ、これも「庭園」のようにメタファーが頭をかすめるのでブラックユーモアに対して笑うと言うより胸が痛くなる。
「コストニッツエ」
 すげー!
 これってノンフィクション?
「エトセトラ」
 一体どうやって撮影してるんだろう。今だったら特撮使えば作れるんだろうけどこれって1966年作なんだよな。当時では最高クラスの映像だったに違いない。
「アッシャー家の崩壊」
 このへんウトウトしてしまって夢だったのか実際の映画の内容だったのかはっきりしないところが多々あるため、見当外れのことを書くのも恥ずかしいので感想はパス。
「レオナルドの日記」
 同上。
「ドン・ファン」
 「ファウスト」っぽいなぁ。
 でもこれ、被り物じゃなかったら全然面白くないような気がする。


11/2(金)

 偽名を使って運営しているサイトにおいて、仕事の話はどこまでして良い物なんだろうか。今現在どこで働いてるとか、どんな仕事をしてるかとか。
 私が今どこで何を作ってるのか、ここしばらくの日記を読めばスルドイ人なら判ってしまうような気がしないでもないので何となく不安。守秘義務には抵触しないとは思うのだが……。

 それはともかく、仕事は私の担当は一段落。終電の一歩手前。来週からはもう少し暇になるはず。
 ところでこの二週間というもの駅と仕事場を走って往復していたのだが自分が走り方を忘れていると言うことを思い知った。特に長距離の走り方というものは忘れやすいようだ。

 と言うわけで映画「銀河鉄道の夜」
感想:
 素晴らしい。
……一本の映画として観る限り文句の付けようがない傑作。
 音楽。とにかく素晴らしい。細野晴臣の印象的なメロディーはサントラが欲しくなる。
 声優。とにかく素晴らしい。ジョバンニとカンパネルラには田中真弓と坂本千夏。脇は文句の付けようがない大御所実力派声優(納谷悟郎、常田富士男等)。渋すぎ。また堀絢子はクセがある声だがザネリ役に見事に嵌ってる。
 演出。とにかく素晴らしい。オープニングに揺れるランプ。常田富士男の朗読。眩暈がするほどの夜空の広さの表現。ジョバンニの「無表情」による心象表現。全てが無理なくかつ独創的かつ効果的。
 ただ、あえて言うならキャラデザに賛否があるかも知れない。個人的には年長キャラの恰幅が全体的に良すぎのような気がした。あと人間キャラの造詣はもうちょっとどうにかならなかったのかと思わないでもないが、いかにもオタ臭いキャラデザよりは遙かにマシではある。
 また、原作つきの映画としてみると、銀河鉄道の登場シーンとカンパネルラとの別れのシーンはいらなかった。確かにそうした場合一本の映画としてみると不備が出てくるかもしれないがそれでも構わないと思う。と言うのもこの映画は原作を経験した後で観るものだと思うからだ。


11/1(木)

 多忙なのも多分明日まで。
 メールのお返事は週末にお送りしますので今しばらくお待ちください。

 ところで今日発売の某名前負け少年漫画雑誌の売れ行きがなぜか異様に良いような気がする。
 この雑誌、普段は入荷数の割に売れ残りが多く、翌日どころか翌週の火曜あたりまで特に苦もなく見つけることが出来るくらいなのだが。
 それが、今日はどこに行っても売り切れなのだ。先週は合併号だったのかと疑ったくらいである。数件コンビニをハシゴしてやっとのことで一冊発見、立ち読みに成功した。
……。
……今週号のこの売れ行きはひょっとしてエ○ケンか? エイ○ンのしわざなのか!?