自己満足の世界

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12/31(土)

 と言うわけで去年に引き続き、今年行った博物館やそれに類するもののリスト(太字は初めて行ったところ)。

・日本科学未来館
・国立科学博物館
・東京国立博物館
・住まいのミュージアム
・国立民族学博物館
・国立民族学博物館
・上方浮世絵館
・大阪府立上方演芸資料館
・咲くやこの花館
・大阪市立科学館
・国立国際美術館
・大阪市立東洋陶磁美術館
・大阪歴史博物館
・ピースおおさか
・須磨海浜水族園
・交通科学博物館
・サントリーミュージアム
・日本民家集落博物館
・キッズプラザ大阪
・滋賀県立琵琶湖博物館
・明石市立天文科学館
・明石市立文化博物館
・北淡町震災記念公園
・北淡町民俗資料館
・UCCコ-ヒ-博物館
・神戸市立青少年科学館
・大阪市立自然史博物館
・住まいのミュージアム
・国立民族学博物館
・奈良国立博物館
・シルクロード交流館
・奈良県立美術館
・南紀白浜アドベンチャーワールド
・上方浮世絵館
・キッズプラザ大阪
・神戸市立王子動物園
・大阪市立科学館
・大阪市立美術館
・大阪府立上方演芸資料館
・六甲高山植物園
・ホール・オブ・ホールズ六甲
・交通科学博物館
・大阪市立自然史博物館
・神戸市立博物館
・箕面公園昆虫館
・大阪市立下水道科学館
・横浜こども科学館
・神奈川県立歴史博物館
・日本科学未来館
・神奈川県立近代美術館
・八景島シーパラダイス
・大阪市立下水道科学館
・大阪市立自然史博物館
・なにわの海の時空館
・九州国立博物館
・福岡市博物館
・福岡アジア美術館
・滋賀県立琵琶湖博物館

 新規25カ所、述べ58カ所。多いように見えるがほとんどは今年前半に行ったところなので感覚的には今年は少ないような気がしている。
 新規で特に印象に残ったのは神戸市立王子動物園、ホール・オブ・ホールズ六甲、福岡市博物館。今年でめぼしい博物館系施設には大体行ってしまったような気がする。あと国立で残ってるのって佐倉の国立歴史民俗博物館だけか。これも来年には行かねば。

 と言うわけで2005年の「斑猫のペぇジ」はこれにて終了。
 2006年もよろしくね。


12/30(金)

 休み中はWebに繋がないのでニュースも見られず、世の中でどんなことが起こっているのかさっぱり解らない。
 今日は血縁にあたる人間とファミレスで会食みたいなもの。最近のファミレスはある程度金を積めばそれなりのものを食べられるのだな。私の中で「ファミレスの料理=温めるだけ」のイメージがあったのだが世の中進歩しているらしい。


12/29(木)

 私の運転免許証には「優良」のマークが付いている。
 これは5年間無事故無違反だったドライバーにのみ許されたマークであり、私は国から「優良ドライバー」として認められていると言うことである。
 さて、そんな優良ドライバーの私は今日、某コーナンでの買い物を持って帰る際、軽トラックを借りることにした。
 しかし優良ドライバーの私とは言え、いかんせん乗り慣れない車と言うこともあり、ちょっと戸惑ってしまった。
「あれ、どっちがアクセルでどっちがブレーキだっけ?」
 何つうかアレだな、中島敦「名人伝」の世界って言うか?(違)
 とは言え最後の車庫入れは見事に成功。ついうっかり記念撮影してしまった。


12/28(水)

「オリックス「NK砲」の次はローズ獲得へ」
 うおお。
 中村に続いて狼主様もバファローズに戻ってくるのか。オリックスが殆ど近鉄になってしまうな。ブルーウェイブファンだった方はどのような気持なのだろうか。
 しかし中村とローズがいたら清原はいらんなぁ……。もう熨斗つけて西武に進呈するとかして欲しいな。


12/27(火)

 事実上の仕事納め。
 実際のところ、全然仕事が落ち着いたわけではないのだが。
 今年は苦労して苦労して結局体を壊しただけ。来年こそは努力が報われる年であって欲しいものだ。


12/26(月)

 広尾サンタランドと言うところから手紙が届いた(って、届いたのは一昨日なのだが書くのを忘れていた)。
 なんでもこれは「サンタメール」というもので、申し込みをすれば指定した相手にサンタから手紙が届く、と言うものらしい。
 で、ちょっと気になるのは、私に対してこのサンタメールを送ってくれたのが誰なのか全く心当たりがない、と言うこと。一応申込人の名前は書いてあるのだがその名前に心当たりはないし、偽名だとしても偽名を使う必然性のある人間はなお思いつかない。一体どなたなんだろう。

「ニンテンドーDS本体は500万台を突破――ソフトは4本がミリオンセラー」
 発売当初はこれほどまでになるとは思わなかった。500万台でミリオン突破が4本って凄すぎる。


12/25(日)

 最近我ながら猫とラブラブすぎるような気がする。具体的なところはここで書くと不気味がられかねないので書かない。そのくらいラブラブだ。

「「もしそれが本当だとしたら」ではじまるテキストは書かない」
「「きっこの日記」とメディアリテラシー」
>で、よく見かけるのが「これが事実だとしたらとんでもないことだ」というような主張。これは責任回避のための保険ですね。これで「自分は本当だと信じていたわけではない」と言い逃れできると思っているわけですね。でも、「事実が事実でないのかわからないのなら、事実確認することが最優先事項」ですよね(ただし例外もある。それを書くと長くなるので別の機会に)。
 試しに自分の日記で「本当だと」でgrepかけてみたらネタ系記述しか見つからなかったが「もし本当だとすれば」みたいな記述はこれ以外にもしてしまっているような気がする。つい「そういうことにしたいこと」を「もし本当だとしたら」と前置きした上で語ってしまうんだ。つまり裏を返せばこのキーワードは自分の弱点をさらけ出してしまうことにもなってしまうことだとも言える。気をつけにゃいけませんな。

 で、「きっこの日記」だが、これに関連する騒動を見て思ったのは、これからはマスコミの煽動の仕方もこれを参考にするようになるんだろうな、と言うこと。
 これまでは「マスコミ」が「権力者」に対して「証拠がないけどなんかあやしい」と睨んだ場合、証拠がない段階でもとりあえず記事にして騒げば、首尾良く行くと相手が尻尾を出してくるし、上手く行かなくてもそのまま「なかったこと」に出来たワケだ。ところが最近は朝日のNHK捏造問題を例に出すまでもなくインターネット等の普及によりマスコミに対する監視が厳しくなってきた。今までのやり方だとマスコミ側が自滅しかねない。
 さあ困った。じゃあどうしようか。
 と言うわけで今回の「きっこのブログ」がヒントになる。
 つまり、最初の「証拠がない段階でもとりあえず記事にして騒ぐ」と言うプロセスをブログ等インターネット上でやってしまえば良いのである。これだと濡れ衣だったとしても(よっぽどの下手を打たない限り)マスコミ側にはノーダメージ、上手く行けばこれまでの手法と同等の効果が期待出来る。これは美味しい。やらない手はないぜ。
……恐らく今後はこういう手法が雨後の竹の子の如く出てくるはずだからその辺は気を付けてみていた方が良いと思う。

 念のため書き添えておくが、今回の「きっこの日記」がハナからそう言う意図の元に書かれたものだと言っているわけではないのでその辺は誤解の無いように。単に「今回の件をヒントにすればそう言う手法が導き出せるしそれを利用しない手もない」と言っているだけである。


12/24(土)

 日記のページへのアクセスが急増していると思ったらブログ時評さんからリンク貼られているのね。
 私はこのサイトがそう言うスタンスでどの程度の知名度があるサイトなのか存じてはいないが、文章とかサイト構成を見る限りではかなり有名なサイトなのではないだろうかという気がする。

 って、あ、今日はクリスマスイブだったのか。
 んっと、今日は普通にケーキを焼いて普通に家族で過ごしました。


12/23(金)

 とりあえず「だれでもアソビ大全」。
 ひたすら「ボウリング」で遊んでいる。「コツを掴んだ気になる→やっぱ駄目」の繰り返しがリアルにボウリング臭い。これだけで少なくとも1000円くらいの元は取ったと思う。
 期待していた「将棋」は私が下手すぎて全然勝てない。相手のレベルにあわせて手を抜いてくれるとかしてくれると良かったのだが。反面「リバーシ」は(強さ「ふつう」では)信じられないくらい弱すぎて話にならない。もうちょっと適度な難易度に調整して欲しかった。
 あと、DS一台ソフト一つでも対人対戦が出来るともっと良かったね。


12/22(木)

 手術回避が決まって気が抜けた。
 5年以内くらいにはまた手術の話が出てきそうな雰囲気ではあるが、とりあえず当面金銭的な余裕は多少出来たことになる。
……とか思っていたら、ふと我に返るとおいでよどうぶつの森だれでもアソビ大全が私の手元に。不思議だ。いつの間に。
 どちらもまだ殆ど遊んでいないが、とりあえずWi-Fi設定を行ってみたので遠くのお友達とも遊べるはずだ。「どうぶつの森」をお持ちの方、ともだちコード教えて頂ければ遊びに行きますのでよろしく。

「ドラえもん最終回『宿題はもう終わったかい?』」
 なんか流行りはじめているらしいので紹介してみる。ドラえもんの「ニセ最終回」を元にした同人誌らしい。確かにベタベタではあるが最後はちょっとウルッと来てしまった。
「構図とかストーリー運びとかがドラえもんっぽくない」という感想もあるようだが、個人的にはそれほど違和感は憶えなかった。藤子F氏のSF短編ではこういう雰囲気の作品は時々あるように思う。


12/21(水)

 週5日の医者通いを続けること2ヶ月弱。

「手術はしない方が良さそうですね」
「手術なしでも治りそうですか」
「いえ、治りません」
「??」
「手術なしでは治りませんが、手術してもやっぱり治らない可能性が高いです。手術しないリスクと手術するリスクを較べた場合、手術しない方がマシだと思います」
「放っておいたら耳の骨が溶けたり聴力が落ちていったりはしないんですか」
「しますよ。その時には手術したら現状に近いくらいまでは回復する可能性があります。でも今現在の状態からこれ以上改善するのは無理です。腫瘍は残ったままになりますが、当分様子を見ましょう」

 と言うわけで手術回避決定。

 喜んで良いのか微妙だ。

 で、その後はサントリーミュージアムのミュシャ展へ。
 ああ、ミュシャ、美しいな。ベッタベタだが「ジスモンダ」は素晴らしい。思わず1000円のB1ポスター買いそうになってしまった。商業デザインとしてこれ以上のものは、少なくとも私には思いつかない。
 で、展覧会としては、ミュシャを「代表的な商業デザイン作家」としてだけではなく「芸術家」として捉え直そうとしている、と言うように見えたのだが、ミュシャの絵ってその辺小器用と言うかデザインとして完成されすぎていて思想が見えにくいと言うか、「うわー綺麗」以上の感想が出て来にくいと言うか。


12/20(火)

 今日自作PCを作りたいなと思ってボンヤリ考えていたら、ちょっと方向性を間違ったアイデアが浮かんだので「アイデアが浮かんだ」と言うことだけ書いておく。
 多分他に同じようなマシンは存在しないはずだが、これは別に斬新だからと言うわけではなく単に余りに手間が掛かるしアホらしいから誰も作らなかっただけだろう。プロトタイプなら10万円くらいあれば作れそうなのでもうちょっとボンヤリ考えてみることにする。

「名鉄観光 太陽の塔ツアーが人気 中高年や若者、全国から」
 ああ、そだそだ。
 数年前から太陽の塔の中に民間人も入れるようになったんだ。それも、最初は20人以上の団体じゃないと駄目だったのが、ここ最近は個人でも申し込めるようになったんだな。来年中には一度くらい行きたいねぇ。

「集団サンタが大暴れ クリスマスの商業化に抗議」
>酒を飲んだサンタ40人が、中央オークランドの各所で店から盗みを行ったり警備員を攻撃したりして暴れ回った。

>この「イベント」をオーガナイズしたアレックス・ダイヤーは、誰かが逮捕されるまで おふざけを続けると警告していた。
 よく解らないけど、ニュージーランドでは「強盗」も「おふざけ」や「いたずら」に該当するのか。
「商業主義に抗議」と息巻きつつコカコーラ社のコマーシャリズムの産物である赤と白のサンタ服を着ているのもよく解らない。


12/19(月)

「ネコ温度計」
 あ、これは面白い。
 でもflashなんで実用にするにはウィンドウが邪魔かなぁ。Windowsネイティブで書き直したい気はするが勝手にやったらやっぱマズイよな。

「「ミサイルよりも鉛筆を」~長崎市で高校生が1万本運動の協力呼びかけ」
>「ミサイルよりも鉛筆を」を合言葉に、市民から寄せられた文房具や募金をフィリピンやタイなどに贈っている。
 立派な活動だとは思うが、よく解らないのは何故「フィリピンやタイ」なのか。
 少なくともタイ王国はアジア屈指の教育水準にある国(識字率は実に95%に達する)だし、フィリピンも女性の高学歴化が問題になる程教育が行き届いている国だ。こちらのページを見ると「スラムの子どもたち」に送ったそうだが、国として特に貧しいのならともかくそうではないのだから、これはそれぞれの国の国内問題として扱うのが自然な気がするのだが。
 いや、別にやるなと言っているのではなく、なぜ「特に最貧に属するわけではない国」の子どもにそう言う寄付をするのかがよく解らないだけだ。例えば貴方、「アメリカの貧しい子どもに鉛筆を送ろう!」みたいな運動があったとしたら「なんでわざわざアメリカに?」って疑問に思ったりしませんか?

 いや、なんでこんなに拘ってるのかと言うと、以前「イラクの子どもにサッカーボールを贈る」みたいな運動があって、蓋を開けてみるとそれが「イラクの裕福層の子どもに日本の子どもも買えないくらい高級なサッカーボールを贈る」と言う話だった、と言うことがあったらしいので、それと同種の話なのかも知れない、と疑っているから。いや、だから悪いとかけしからんとか言いたい積りはこれっぽっちもないのだが、単にその辺の違和感が気持ち悪いんだ。


12/18(日)

 ああみんぱく行きたい。みんぱく行きたい。

 ウルトラマンマックス22話「胡蝶の夢」を観た。
「機械仕掛けの神……。『Deus ex machina』をもじって『魔デウス』にしましょうか」
「名前から発想しますか……。天才・金城哲夫的ですねェ」

 実相寺監督、完全に子どもを無視してるだろ。この辺のセリフを理解出来る小学生とかいたら物凄くイヤだ。
 徹底的に子供受けしないストーリー、フィギュアとかオモチャの作りようのない怪獣の造形。
 個人的にはいいぞもっとやれな気分だが、スポンサー的にはどうなのか。

「五所八幡宮の「ムーミンの木」に地元ファン集う」
 どう見てもムーミンです。本当にありがとうございました。
……普通この手のは「よく見ればそう見える」と言う程度だが、これはそう言うレベルではないな。切ってみたら中に本物が埋まっているやもしれん。


12/17(土)

 今日部屋を掃除していたら、私名義のJALマイレージカードが出てきた。どうやら私は会員だったらしい。いつの間に。全然記憶にない。

 で、今日初めてWX310KとWX310SAのホットモックを触ってみたが、アレだね、AH-K3001Vを初めて触った時のようなカルチャーショックがないね。「既存機能が豪華になりました!」くらいでは「絶対欲しい!」と思わせるインパクトがないんだ。W-ZERO3がもっと「電話機」として洗練されていたら飛びついていたと思うが、今のところどれも一長一短だなぁ……。次のモデルまで見送りかな。三洋の次機種がOpera搭載してくれればよいのだが……。

「明石市立天文科学館・新春お年玉スペシャル」
 うっひょー来たよ来たよシゴセンジャー。これは見ないと! はいはいこれを読んでる貴女も見ないと!


12/16(金)

「ありがとう近鉄flash」
 私が近鉄ファンになった日ははっきりしている。1984年6月12日。2夜連続の逆転満塁サヨナラHRで勝利した日だ。普通、逆転満塁サヨナラHRと言うのは数年に一度あるかないか、と言う頻度でしか飛び出さないものだが、それを二試合連続で演じて見せた、近鉄というチームの滅茶苦茶さに惹かれたのだ。
 そして忘れようにも忘れられないあの「10・19」。あの試合は舞台となった川崎球場だけでなく、大阪の街全体が異様なムードだったことを憶えている。外に出ても人の姿が一人も見えず、替わりにラジオの実況だけがどこからともなく聞こえて来た。事情を全く知らないままあの空気に触れたなら「なんだか物凄いことが起こっている」と震えたに違いない。それほど強烈な空気だった。
 仰木監督はそう言う近鉄の「壮絶さ」とか「泥臭さ」とか、そう言うところを全て受け止めた上でそれを「商売っ気」として昇華出来る希有な監督だった。西本には商売気が足りなかったし梨田には壮絶さが無かったし鈴木啓示には泥臭さ以外の全てが足りなかった。私にとって近鉄の監督は仰木さんしか考えられない。仰木さんが亡くなった今、本当に私が好きだった近鉄と言うチームがなくなってしまったような気がする。
 仰木さんの意志を継げる人材と言えば……新井コーチか……。中村氏にはさっさと引っ込んでもらって「バファローズ・新井監督」を見たいものだ。


12/15(木)

「前オリックス監督の仰木彬氏が死去」
 ショックすぎる。ちょっと言葉が出ない。


12/14(水)

 手術の日程は来週決まるそうな。
 ただし、場合によっては手術自体無くなる可能性もあるそうな。要するに、耳の骨が溶けてる→手術、溶けてない→手術の必要なし、と言うことらしい。当初は手術は不可避、と言う状態だったそうだが薬での治療で予想以上に状況が改善したためそのあたり微妙な線らしい。

 ともあれ手術決定したら日記に書くのでその時には見舞いに来て頂ける方はメール下さい。


12/13(火)

「ジブリ新作「ゲド戦記」来夏公開、宮崎吾朗氏初監督」
 あー、ジブリがゲドを撮るという噂は何となく知っていたが、監督がパヤオさんの息子なのねー。押井守はジブリを宮崎氏の独裁体制だと評したが、世襲の独裁だとまんま北朝鮮ですな。さて、どんなもんになるのか。

「ASIMO 新型ASIMOのTECHNOLOGY」
 以前ASIMOを見た時、余りに流暢に喋っていたので「いくら何でもこれはアテレコだろ」と思っていたら後でリアルタイムの音声合成だったと聴かされて吃驚した。それでもその時は歩きがまだちょっとぎこちなくて「まだまだだな」と思っていたのだが、とうとうここまで来たのか。えっちらおっちら走る姿があまりに人間臭すぎる。


12/12(月)

 今日初めて知ったが、山本正之の「少年の夢は生きている」、これには実はCD版には収録されていない4番があって、ライブの時には歌われたりするらしい。
 で、ここからは単なる伝聞なので本当かどうかは知らないのだが、それがなんでCDに収録されてないかというと、その部分の歌詞に自主規制用語が入っているからだそうな。と言っても別にやばい単語と言うわけではなく、調べて初めて「これって自主規制用語だったの?」と気付く程度のもの。具体的には「線路工夫」。
 確かに「工夫」は自主規制用語集に入っている単語で尤もらしい話なのだが、それならなぜ「百姓」と言う単語(これも自主規制用語)の出てくる3番は問題ないのだろう。CDが出た時はまだ「百姓」はOKだった、とかそう言う話なのかな。


12/11(日)

 あちこちで凄い凄いと言われているので試しにDVDレコーダーに録っておいたウルトラマンマックスを観てみた。
「狙われない街」対話宇宙人メトロン星人登場

> ある街で不可解な事件が相次いで起きていた。
>ごく普通の一般市民が突然凶暴化し、周りに危害を加えた後無気力化するのだ。
>どの事件も加害者に動機がなく、犯行時の記憶が無い。警察の通報を受けて捜査に乗り出したDASHは新しい事実を突き止める。
>どうやらこの街では数十年前にも似たような事件が起きているらしいのだ。
>それはタバコを吸った人間が突然人を襲うというもの。今回の事件と何か関連があるのだろうか・・・。
 うおおおお。
 夕日。シルエット。団地の屋上で靡くシーツ。宇宙人とちゃぶ台。
 完全に子ども置いてけぼりな展開が凄すぎる。
 ただし、まだ一回観ただけなのでこの展開が「単なるノスタルジア」である可能性も否定出来ない。40年前は「タバコ(=大人)」だが今回は「携帯電話(=若者)」。単に実相寺監督が歳を取っただけではないのか、と言われると正直私には否定しきれない。同監督の前監督作「胡蝶の夢」も凄かったらしいがそれを観て判断してみたい。いずれにせよ「ただものではない」のは確かだ。
……とりあえず来週も観る積りだ(少なくとも演出は凄く面白い)。

「「隣のカウンターでお願いします」、そう言われて手ぶらで逃走した銀行強盗」
>この銀行の職員、マリア・バーテルさんは、「男はスカーフを巻いて顔を隠していました。お金が欲しいみたいなことを言われたので、『この窓口では金銭取引はできません』と答えて、隣の窓口へ行くように指示したのです」とコメント。

「そのちょっと後でした……彼が銀行強盗だと気付いたのは。通報しましたが、警察がやって来る前に男は逃げてしまいました」
 コレはアレか。天然ドジっ娘か。こう言うのを萌えキャラと言うのか。良く解らんけど。


12/10(土)

 琵琶湖博物館へ。よく考えたら休日に行くのは初めてのような気がする。
(関係ないが昨夜行きの準備をしながらナイトスクープを観てたらいきなり琵琶湖博物館が映って吃驚した)
 まあそれはともかく、3度目の訪問。何度来てもここの完成度の高さには恐れ入る。とにかく学芸員の方のモチベーションの高さが素晴らしい(実際に行ってみなくてもこの博物館ウェブページのリンクについての琵琶湖博物館の考え方を見ればその辺は想像出来ると思う)。
 公立でここまでの施設と言えば、他には明石の天文科学館、大阪の自然史博物館くらいしか思いつかない(カネが掛かっていると言う意味では江戸東京博物館とか大阪歴史博物館も該当するかも知れないが、個人的にはあのあたりは数えたくない)。
 ちょっと交通の便が悪いのが残念だが、とにかくここはお薦めだ。ひたすらにお薦めだ。所蔵資料がどちらかと言えば貧弱なのがやや残念だが、展示のコンセプト・センスがずば抜けている。文化的な生活を保障するためにこう言う素晴らしい博物館・美術館を正しく評価するのは我々納税者の義務でもある、とここまで書いて我ながら極論だと思ったが、そう言う気にさせられるパワーのある施設であることは確かだ。ちなみに3月末までは「わくわく観光パスポート」を利用すれば格安で楽しめる。行くなら今だ。特に大阪在住の貴方とか貴女は是非行け(って命令かよ)。

 ところで私が行った時には「指導者のための博物館利用講座」が行われていたようで、一般客とは明らかに違う一団と出くわした。引率している矢鱈元気な学芸員さんに一緒に回りませんかと誘われたのだが、その時は事態が把握出来ていなかったのと、ちょっと別の都合があったのとで辞退してしまった。思い返すと勿体ないことをした。次機会があれば是非潜り込んでみたいものだ。


12/9(金)

 ある意見が分かれている議題について、どちらかの立場を支持することが出来るのは、以下の条件のどちらかを満たした場合である、と言い切って問題ないと思うがどうだろう。
・反対意見の根拠を理解した上で、その根拠に誤りがあることを明確に理解している場合
・何らかの理由で根拠のないままに片方の理由を信じたい場合

「ゴルゴ13 -白い肉体-」
 いくら何でもこの結論は無理がありすぎるように思う。


12/8(木)

「軍隊のない国・コスタリカ 児玉さんが体験語る 草加」
> 「一九四八年に内乱が起き、一カ月間で国民二千人が死んだ。『武器があるから殺し合いになる』という結論になり、翌年憲法で常備軍を廃止。軍事費を教育費に回した」
 なんじゃこりゃあ。
 コスタリカには軍隊がないが、その代わり、米軍が駐留している。非常時には徴兵制がある。軍に相当する警察がある。警察はショットガンやライフル、迫撃砲を装備している。そんな国が理想なのなら否定はしないが。
 ちなみに内乱をきっかけにして軍を廃止したのは事実だが、それは「単にクーデターの畏れがある軍に力を持たせるより、権力者の身内で固めた警察組織に武力を持たせた方が権力者にとって都合が良い」からであって、「軍事力を放棄して丸腰になれば平和になる」と信じていた訳ではない。
 あと「軍事費を教育費に回した」のは事実なのだろうが、それは「俺ら軍備持ってないからね」との建前の元に米軍の傘の下に入り軍事費を抑制しているからであり、その辺狡猾であるとは言える。

> 当時ニカラグア、パナマ、エルサルバドルなど周辺諸国では戦乱が続いていたが、コスタリカが仲介役となり中米七カ国の和平が達成された。
 これは隣国の内戦に介入するために米軍の介入を許し、それにより共産勢力を追い出して中米をアメリカの安保体制(OAS)に入れただけの話。まあ「世界の警察」であるアメリカの介入を許すことが正義だと考えているのならそれはそれで否定はしないが。

 この方々は上記の事実をご存じないのか、それとも知っていてあえて知らないフリをしているのか、どっちなんだろうね。ご存じないだけなら単に無知で無邪気で愚かなだけだが、そうでないのなら相当タチが悪いと思う。

 余談だが、憲法にて「戦争の放棄」を謳った国はそれほど珍しいものではないのでその辺は誤解の無いように。


12/7(水)

「『弟×兄』本は既にあるぞ」とのご報告を戴いた。
「あるというか、ジャンルとして確立している」らしい。そうなのか。恐ろしい世の中だ(何がだ)。

「時刻表のないバス、そのワケは?」
>現在では、リンク・バス以外のバスも、このシステムを導入し始めている。わたしはバスをよく利用するが、電子掲示板のおかげで、来ないバスをあてどなく待つストレスから多少なりとも解放された。バスの時刻表があったところで、時間どおりにバスは来ないわけだし、この電子掲示板がどんどん普及することを願いたい。
 あまり知られていないのかも知れないが、実は日本のバスにもGPSは搭載されていて、現在どこを走ってるかとかどの停留所を通過したかとかは判るようになっている。いや、その辺は運営している所によって違うのかも知れないが、少なくとも日本の北の方の某市バスとか日本の真ん中の方の某市バスはそうなっている。あと、大阪の市バスも停留所ごとに「バスは前の停留所を出ました」みたいな表示が出るようになっている。時刻表のないニュージーランドより、時刻表+このシステムを採用している日本の市バスの方が普通にユーザーフレンドリーだと思う。


12/6(火)

 ここ数日、検索ワード「デスクリムゾン」で飛んでこられる方が激増。なんかあったの? アエラに不思議博物館の記事が載った関係かなぁ。ご存じの方教えてください。

「国立博物館と美術館の民営化ー実現されれば日本はますます文化後進国となるー」
>政府がすすめる公務員削減と行政組織スリム化の一環として、標記の試みが検討されているらしい。平山郁夫氏と恩師の高階秀爾先生が、11月9日文部科学省に、民営化を国立博物館と美術館へは導入しないよう訴えた、ということだ。(日経新聞11月26日40面による)

>お二方の主張は、文化芸術の振興は市場原理や効率性・採算性とは相容れない面があるので効率性を追求するのは極めて危険で、文化芸術の衰退に通じる、というものだ。

>お二方の主張に対し政府の行革推進グループは”公共サービスの提供にあたっては質の維持・向上を前提に官民問わず、最もコスト効率性の高い事業者を選定する、公的組織が優れているというのは官尊民卑に他ならない”と反論している。

 リンク先の方は根拠のないまま仮定を提示してそれを前提に話を展開しているきらいがあるのでいささか賛同しかねるところはままあるが、そう言う評価に類する部分を排して事実関係にあたるところだけ見た限り、正直なところ、どっちの言い分も一理あると思えるので今のところ私としては何とも言い難い。
「文化の保護」を建前に、税金で意味不明な博物館・美術館をポコポコ建てまくり赤字出しまくり、という例を目の当たりにしている身としては政府側の言い分もよく解るし、かと言って効率性を追求することが危険であることもよく解る。なんかその辺、上手い淘汰システムでも確立出来ればよいのだがね。


12/5(月)

 なんか最近よくエンヤが流れてくるのを耳にするが、ひょっとして流行っているのか?
 なんで今更エンヤ、とか思っていたら、5年振りにアルバム出したんだな。
 別に私はエンヤ好きじゃないし、とか思いつつ一応ベストアルバムを借りて聴いていたのだが、何となくハマりつつあるような気がする。エンヤってなんかミュシャのイメージ? そう言えばミュシャも昔は特に好きではなかったが最近は何となく好きだ。何だろうねこの心境の変化は。
 そう言えば一時期は気が触れたようにビョークを聴いていたが、最近は精神的に重たいような気がしてあまり聴かなくなった。疲れている時にビョーキな感じのビョークはちょっとキツい。

「ミス・フランス:19歳の女子大生に栄冠 夢は旅行代理店」
 こう言うのを見ると日本人との美的感覚の違いを思い知るな。
 写真左側の方はミスフランスと言うよりバトルケニ(ry


12/4(日)

ブラザーズ・グリム観た。
感想:
 う~む。
 面白い。
 映画のノリを掴むまではちょっと混乱するが、いったん方向性が判ってしまえば面白い。特にラストの展開は良い。ワクワクする。
 しかし、だ。
 ギリアムファンはギリアムにこういう「普通に面白い映画」を求めてはおらんだろ? いや、しらんけど。
 少なくとも私は例えばバートンに「100点満点中の80点」な映画(スリーピーホロウとか)を求めていないのと同じ意味で、ギリアムに「100点満点中の80点」な映画(これ)を求めていない。贅沢な話だとは思うけど。もっと強烈に「うおおこれは凄え」と思わせる、「100点満点だと30点だけどこれは強烈だぜ」なのを見せて欲しい訳だ。「バロン」や「ブラジル」みたいな。
 どうも「フィッシャーキング」あたりからギリアム、予算内で普通に良い映画を撮るスキルを身につけてしまったようでその辺ちょっと不安だ。ファンとしてはもっと無茶をして欲しいものだが。
 余談だが当初の予定では兄の役はデップさんだったらしいが、作品の出来も客の入りも絶対そっちの方が良くなったように思う。少なくともそれならこの映画ネタで「弟×兄」本を作る奴が絶対出てきただろうが、マットデイモンだと、ねえ……。別に……。(何がだ)

 ちなみに映画の帰りにロフトの7階に立ち寄ったのだが、サブカルなアイテムを揃えた店があったので指さして笑ってしまった。
 だってさぁ、いかにも「サブカルアート系なオサレ美大生」臭がプンプン漂ってくるんだぜ。店に入るといきなりシュヴァンクマイエルの本とかDVDとか置いてあったりさー、夢野久作とか乱歩とか安部公房とかカート・ヴォネガットとかさー、バートンとかさー、「いかにも」なのばーっかでさー。
 ……。
 ……。
 やっぱ「サブカルアート系なオサレ美大生」と趣味被りまくりなのか自分……。orz
 言うとくがな、こういう「サブカルアート系」つうのはこれだけでこういう風に商売が成り立つ程度にはメジャーな訳だぞ。つまりこういう趣味だからと言って別に個性的なワケでも変なワケでもなく、「個性的」を気取るアイテムとしては成立し得ないのである。
 と言う訳で「私って個性的でしょ系コジャレナルシー」な方々はこんな所に居らんとお出口へどうぞ。


12/3(土)

 今日は家の仕事を済ませたら時間が無くなってしまった。
……ああ、結局みんぱくの特別展に行けなかった……。
 あ、そう言えば今日は歯医者の予約も入れてたのに行くの忘れてた……。駄目すぎ。

「恋の魔法、有効期限は1年間」
 恋の魔法は「スキトキメキトキス」ではなかったか。
 それはともかく、一年も持つんだね。周りを見る限り、一年も持たないか、そうでない場合はほぼ永続的に持つ、のいずれか、と言う印象を受けるのだけれども。


12/2(金)

 ふと思い出したので特に脈絡ないことを書くが、電話機やPCのキーボードから入力出来る「#」マーク、これは飽くまで「ナンバーマーク」であり、「シャープ(♯)」とは異なる記号である。「#」と「♯」は見た目が似ているだけで「ロ」と「口」、「日」と「曰」くらいには違うものなので注意。

「始祖鳥、肉食恐竜に近かった?…指の形から分析」
 以前恐竜博を見に行った時も思ったが、恐竜と鳥の境界線って殆ど無いに等しいんだな。「始祖鳥は実は思っていたより恐竜に近かった」と言うことは、「恐竜としての要素」と「鳥としての要素」というのが明確にあって、それから「どれだけ恐竜らしいか、鳥らしいか」を判断する、と言うことなのか? だとすればその「恐竜らしさ」と「鳥らしさ」というのは一体何なんだろう。


12/1(木)

 師走。
「テラシワスw」と言うネタを思いついた奴は猛省せよ。
……って、そんな奴は私だけか? なら猛省せずともよい。

「世界初の「顔面移植」、重傷のフランス女性に」
 ソースがX51.orgあたりなら「またいい加減なこと書きやがって」と片づけたところだが、CNNソースだとああ本当なんだという気にさせられる。現実が「ブラック・ジャック」の世界に近づいていくのは興味深いな。そのうち人間の手に鳥の羽を移植する手術も実現するに違いない。

「ウィルコム、「W-ZERO3」を12月14日発売」
 当初は「5万円を切る価格」とアナウンスされていたが、機種変でも39800円か。絶対的に見ると高価いが、性能から見ると安めと言えるのではないか。
 ただ、常用するにはゴツいんだよなーZERO3。他に通話用のシンプルなジャケットも用意して、そっちで受信したメールや通信履歴等の情報を簡単にZERO3とやりとりが出来るようにしてくれれば良いのだが。それなら普段は通話用のジャケットを使って、そっちで受けたメールの返答をZERO3で書いたりする、と言う使い方が可能になるのに。