自己満足の世界

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12/31(日)

 だらだらと大晦日。
 大晦日のドラえもん、「生放送」というのがウリだったらしいが生の部分は軒並み詰らない。アニメは中編「ノビタマン」のみ。これはそこそこ面白かったが去年の傑作「ラジコン大海戦」には及ばない(「ラジコン大海戦」はDVDになってないのかなぁ)。
 紅白は相変わらず詰らないが、年明けにはたぶんCDショップから徳永英明のCDが消えるだろうと思った(しかし何で今頃初出場なんだろうね。快気祝いなのかな)。
 で、その後は「年の初めはさだまさし」。さだまさし相変わらずトーク巧いな。これ紅白の一万分の一くらいの予算で作ってるような気がする。

 って、そんな感じでうだうだと2006年斑猫のペぇジは終了。来年も弊ページをよろしくお願いいたします。


12/30(土)

 そんなわけで今年巡ったミュージアム。

・明石市立天文科学館
・住まいのミュージアム
・大阪市立科学館
・国立民族学博物館
・大阪市立科学館(2)
・国立国際美術館
・東洋陶磁美術館
・ピースおおさか
・大阪歴史博物館
・キッズプラザ
○奇跡の星の植物館
○淡路市立中浜稔猫美術館
・交通科学博物館
・大阪市立自然史博物館
・大阪市立美術館
・上方浮世絵館
・ワッハ上方
・サントリーミュージアム
・日本民家集落博物館
・国立民族学博物館(2)
○嵐山モンキーパーク
○さがの人形の家
・国立科学博物館
○国立歴史民俗博物館
・科学未来館
・明石市立天文科学館(2)
・住まいのミュージアム(2)
・明石市立天文科学館(3)
○大阪府立弥生文化博物館
○堺市博物館
○自転車博物館サイクルセンター
・大阪市立東洋陶磁美術館(2)
・ワッハ上方(2)
・上方浮世絵館(2)
・国立国際美術館(2)
・大阪市立科学館(3)
○品川アクアスタジアム
・科学未来館(2)
・国立科学博物館(2)
・上方浮世絵館(3)
・大阪歴史博物館(2)
○日本サンショウウオセンター
・国立民族学博物館(3)
・明石市立天文科学館(4)
○インスタントラーメン発明記念館
・大阪市立科学館(4)
・琵琶湖博物館
○草津市立水生植物公園みずの森
○橿原考古学研究所附属博物館
○奈良文化財研究所 飛鳥資料館
○奈良県立万葉文化館
○飛鳥民俗資料館
・東京国立博物館
・国立科学博物館(3)
・UKIYO-e TOKYO
・大阪市立科学館(5)
・水道記念館
・下水道科学館
・大阪市立東洋陶磁美術館(3)
・国立国際美術館(3)
○適塾
○南蛮文化館
○大阪城天守閣
・ピースおおさか(2)
・大阪歴史博物館(3)
・明石市立天文科学館(5)
○神戸らんぷミュージアム
○KOBEとんぼ玉ミュージアム
○ビッグバン
・大阪市立科学館
・日本民家集落博物館
 ○が付いてるのが新規。新規22カ所、のべ71カ所。
 ただ、日記には書いてないけど行ったと言うところもある(下水道科学館へは今年三度は行ったはず)ので実際にはもう少し多いと思う。
 新規で特に印象に残ったのは、国立歴史民俗博物館、橿原考古学研究所附属博物館、南蛮文化館。次点はさがの人形の家、自転車博物館サイクルセンター、草津市立水生植物公園みずの森、奈良県立万葉文化館、ビッグバン。まあ割と(ミュージアムマニア的には)充実した年だったんじゃないかな。来年は首都圏・関西圏以外にも行きたいねぇ。って言うかミュージアムじゃないけど伊勢神宮には行きたい。


12/29(金)

 仕事納め。
 とは言え仕事三本抱えてどれもが中途半端な状態だから全然落ち着かないぞ。

「宇宙戦艦ヤマト「ありふれた表現」 著作権侵害認めず」
> 清水裁判長は「宇宙を戦艦が飛行することはアイデアにすぎず、著作権法の保護対象ではない」と指摘。宇宙戦艦ヤマトの外観は、艦首に発射口があることを除けば、戦艦大和のプラモデルにも似ているとして、「ありふれた表現だ」と述べた。
「艦首に発射口があることを除けば」って、そこが重要だと思うのですが。
 また、乗組員などの人物について「アニメの登場人物は顔や服装などの細部の違いで相当に異なった印象を受ける」と指摘し、著作権の侵害は認められないとした。
 まあ、確かにこれを見たら宇宙戦艦ヤマトとは相当に異なった印象を受けるよな~勘違いする人間はいないよな~(棒読み)。ァ,、,、('∀`) ァ,、,、


12/28(木)

 家に帰ると「公共建築スタンプラリー in OSAKA」の封筒が届いていた。
 日記には書いてなかったかも知れないが、10月から11月にかけて大阪の公共建築を巡るスタンプラリーが開催されていたので、ミュージアム巡りのついでにスタンプを集めていたのである。集めたのは全26カ所のうち14カ所で、「スタンプの多い順150名に景品」とのことでちょっと微妙かなと思っていたのだが上位150人に入り込めたらしい。
 景品は卓上カレンダーとメモパッド。まあどちらもゴミにはならないものなので適当に使うことにする。
 ところで送られてきた封筒の中に、「大阪の公共建築に対するアンケート」なるものが同封されていた。
 曰く、「大阪の建物の中で利用しやすいものはどれですか」「もうちょっと改善して欲しいと思う建物は」みたいな感じ。
 こちらはまあ市民の義務として、「無意味にカネかけて海の中にヘンなドーム作るなあほ」とか「職員の趣味で勝手に芸術家にデザインさせて余計にカネ掛かる建物作んなぼけ」とか書いてみた。この声が上の方に届くかは解らないが。

「良いアイデアがわく人とわかない人はココが違う:ITpro」
 特にコメントがあるわけではないが、とりあえずメモです。

「Rauru Blog » Blog Archive » 老化と戦うための25箇条」
 これもメモ。へえ。献血はアンチエイジングに良いのか。ホントかどうかは知らないが。


12/27(水)

 ああやっと年賀状作り終わった。

「失踪日記」
「うつうつひでお日記」
 前々から読もう読もうと思っていながら読んでいなかったこの二冊。最近やっとの事で読んでみた。

感想:
 ああ、凄いな吾妻ひでお。
 何が凄いって、ここまで凄惨な体験をここまでサラっと描いてしまえる自己相対化能力が凄すぎる。いったいこの人の頭の中はどうなっているのか。きっと根っからの漫画家なんだろうな。


12/26(火)

「肉球にゃんくらぶグローブピロー」
 うはwww三阿僧祇個注文したwwwww
 とか思って注文ボタンを押したら「在庫切れ」と言われてショボーン(AA略)な斑猫ですが皆様年の瀬いかがお過ごしでしょうか。
 こちらはもう忙しくて、年初の上京予定もロクに立てられていません。あー、宿とかどうすんだよ自分!(←かなり焦ってきている)

 あーそうだ年賀状も書かないと! マジやばいって!


12/25(月)

 ん? クリスマスはもう終わりですよ?
 ユダヤ教では日没を日の変わり目としていたため、クリスマスイブは23日の日没~24日の日没、クリスマスは24日の日没~25日の日没、とするのが正しい。よって25日の夜はもはやクリスマスではない。定説です。

「《新装版》夢幻紳士〈マンガ少年版〉」
収録作品
夢幻紳士・遊鬼塔の怪人(絵物語)
夢幻紳士・顔泥棒
夢幻紳士・使い魔の壷
夢幻紳士・青蛇夫人
夢幻紳士・夢幻少女
夢幻紳士・案山子亭
夢幻紳士・亜里子の館
クレイジーピエロ
クレイジーピエロ・殺人サーカス
クレイジーピエロの伝説
義眼物語
顔がない
腸詰工場の少女
骨笛
魔女の右腕
 何この鬼のようなラインナップ。
 これが700円とは……世も末だ。全部収録策の単行本は持っているのだがついうっかりこれも買ってしまいそうだ。


12/24(日)

 クリスマスイブ。
 新梅田シティのドイツ・クリスマスマーケットに行ったらもの凄い人出だったのでさっさと帰ってきた。

 あとは家でケーキを焼いて。まあごく地味に。


12/23(土)

 年末に向けて大掃除を開始。
 今年は仕事納めが遅めなので今のうちから始めないと間に合わん。
 明日もなんだかんだで忙しいはずなので、今年の博物館巡りはたぶん終了。70館は超えたので、だいたい5日に1館よりやや多めのペースか。これは多いのか少ないのか良く解らないがまだまだ消化不良な気はしている。首都圏、関西圏以外にも行ってみたいんだ。

 あ、年初に巡るところも考えておかないとなぁ。横浜市歴史博物館は行くとして……未来館はどうするかね。企画展はちょっと見たい。行くとしてもメガスターはスルーしても良いから朝一の必要はないな。でも「4D2U」と「Cyber Human」は見たい。まあいろいろ考えてみるか……。


12/22(金)

 耳鼻科の待合室で「暮らしの手帖」を読んでいたら、シュトーレンのレシピが載っていた。あまりに美味そうなので必死でレシピを暗記してみた。近いうちに作ることにする。

 それはともかく今日は某忘年会。正直義理の付き合いみたいなもので、私は義理の付き合いというのがとても苦手なのだが、まあ適当に楽しめた。詰らない状況を楽しむのも生きる知恵だな。

「「放蕩息子の帰還」と首相 玉置和宏」
> そう考えるとわが民主党の責任は大なるものがある。
「わが民主党」って言うもんだから、てっきりこの方は民主党関係の方だと思ってしまったのだが、調べてみるとどうもそうではなく毎日新聞の記者だった方(現在は特別顧問)らしい。と言うことは毎日新聞は民主党支持、と言う認識で問題ないのかな(注:だから悪いと言いたいわけではないので悪しからず)。


12/21(木)

 またモバイルプラネタリウムを見に行ってきた。
 今日の解説員さんは、プラネタリウムの解説は7年振りだったそうだがそれにしては手慣れている。軽妙なノリでつかみはOK、な感じで20分。心を動かされるようなものではないがとても楽しめた。このモバイルプラネタリウム、関西圏のエース級の解説員さん方が集結しているらしい。来年もまたやるのかなぁ。

「大学教員の日常・非日常:情報の信憑性」
>「情報」は、「意思決定・問題解決の手段」でありながら、また一方では「必ず「主観」がまじっていて、客観的な情報というものはない」

>調べようとしていることに偏見や思い込みがあると、その思い込みにあてはまるページを集めてしまうことを確認
 これは全くその通りで、正直私はその辺の中立性を常に維持できる自信がない。世の中には「俺の言うことは絶対正しい」と主張する方がいらっしゃるが私にはそれがとても不思議だ。

「感染の構造: ネットでだまされないために」
>情報そのものについては通常、厳しく吟味する場合でも、 「これが今、多数のユーザーが注目しているURLだ」というメタ情報は、 「多数の一次吟味で既に精選されている」と解釈され、 批判的吟味を受けにくい。
 この部分はちょっと吃驚した。そんなことは考えたこともなかったがそう言うものなのか。


12/20(水)

 CIAが企てた「聞き耳ネコちゃん計画」なるものをご存じだろうか。
 私も今日初めて知ったのだが、改めてアメリカという国の恐ろしさを思い知った気がする。

「川崎市市民ミュージアム 企画展『みんなのドラえもん展』」
 ああ、時間あわないなこれは。2010年には「藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)」なるものが出来るらしいのでその時には行ってみたいと思った。

「強度試験でWiiストラップが切れました!原因を考察」
 Wii、「コントローラを投げつけてテレビを破損」というケースが続出するのではないか、と言うことを前々から主張していたが、任天堂のことだからその辺は折り込み済みだろうとも思っていた。それだけに「集団訴訟」と言う声まで聞こえてくる最近の状況はかなり意外だ。


12/19(火)

 宇宙の年齢を70歳とすると、一人の人間のが生きていられるのはそのうちの10秒になります。
 思ったより長いですね。
 人生で、10秒間の出来事に心を動かされるようなことは珍しくありません。
 みなさんも決して、宇宙にとって取るに足らない存在ではないのです。
光のルネサンス」の特別プログラムとして開催中のモバイルプラネタリウムにて、伊丹市立こども文化科学館の学芸員さんのお言葉。
(言い回しは違うけど、大意はだいたいこんな感じだったと思う)

 伊丹市立こども文化科学館、ぜひとも近いうちに行ってみたいと思った。

「やまけんの出張食い倒れ日記: 白菜や大根、産地廃棄を「よくない! なんとかしたい!」と思うなら、、、一つだけ方法がある。」
>で、 消費者ができる、産地廃棄をなくすための方法が、一つある。 それは誰にでも可能なことだ。
 そう言えば最近葉物野菜の消費が増えた。別に廃棄をなくすためとかではなく単に安いからだが、確かに皆が野菜を食べまくれば捨てなくてすむよな。みのもんたあたりが「究極の健康食!」みたいなふれこみで紹介すればたちまち問題は解決するような気がする。


12/18(月)

「民俗」復刻版を眺めていて気になる記事を見つけた。
 曰く、「『猫』の語源は『大田田根子』の『根子』ではないか」と言う説。
 その根拠として「根子」と「猫」に通じる霊性を挙げ、「猫が神主を意味する根子から出ていることはほぼ信じてよさそうに思う」とまで書かれている。
 しかし、少なくとも今の私から見るとこれはやや牽強付会に思えるな。
 とりあえず私が調べてみた限り、根子と猫の繋がりの根拠となりそうなものとしては、大田田根子を祀る神社が通称で「猫神社」と呼ばれている、と言うくらいしか見つからなかった。これも恐らく「根子神社」が転じて「猫神社」になったのだろう、と言う程度で片付くような気がする。
 ちなみに「猫」の語源として現在有力なのは、「鼠子」すなわち「ネズミを捕るモノ」。猫自体が本来ネズミの害を防ぐために輸入されたモノであることを考え合わせるとこの説の方がずっと自然に思える。「猫=根子」は、あったとしても後に習合したものと考えるべきであるように思う。

 で、猫についてあれこれ調べていてちょっと驚いたことがあった。
「猫も杓子も」と言う言い回し。
 これは元々は「女子も赤子も(めこもせきしも)」が語源だ、と言う説を聴いたことがあってずっとそれを信じていたのだが、実はそれで確定というわけではなく、結構いろいろな説があるのね。
 一番それっぽいと思われる説は、「禰子も釈子も(ねこもしゃくしも)」。つまり神主も坊さんも、と言うことで意味的にもこっちの方が近いような気はする。


12/17(日)

 やばし。
 気がついたら科学未来館の友の会有効期限が切れている。道理で会誌が届かないような気がしていたわけだ。メルマガは届いてるのですっかり忘れていた。
 あと、自然史博物館の会費も払い込まないと。ぐぬぬ。払込用紙どこにやったかな。二つとも払い込んだらその勢いでみんぱくの友の会にも入ってしまいそうだ。
 いや、月刊みんぱくの連載を纏めた「世界民族博物誌」を試しに読んでみたらこれがヤケに面白くてですね。これなら「月刊みんぱく」を定期購読する価値がある=友の会に入る価値がある、のかな、と。

 それはともかく、今日は新梅田シティのドイツ・クリスマスマーケットに行ってきた。
 ドイツなのになぜかインドのお香が売られていたので何故か買ってきた。お香の支払いを終わった瞬間に雨が降り出したので慌てて帰った。おわり。

「新チョコマーカー開発日誌 PC版配布」
 夏のエコールサミットにて。

斑猫「でも、無料配布にしたら、ちょっと試してルール判らないとすぐ捨てられちゃんじゃないですか」
社長「(驚いた様子で)そう言われてみればその可能性もあるね」
斑猫「チョコマーカーはルールが判りにくいから、ルールを理解するまで遊んでくれるヒトはなかなかいないと思います」
社長「うーん、それじゃあねえ(少し考える)。何回かプレイしないとアンインストールできない仕掛けとか入れておいたらいいかな。それならすぐ捨てられたりはしないだろう」
斑猫「……それって、ウイルスって言わないですか」
社長「そうとも言うね」

……さて。
 (私の中で)誰もが信じていなかった、夏の「年末に配布開始」との言葉。それがまさか現実となるのかー!?
 ステージエディット機能なぞプラグインにしてさっさと本体を公開してください。あ、別にオープン/クローズドベータテストでも良いです。年内にプレイが出来さえすれば。


12/16(土)

 日本民家集落博物館へ。
 開館50周年とのことで、図録がリニューアルされていた。
民家の案内(リンク先PDF)」。以前のが24ページ(400円)でやや食いたりなさを感じたのに対し、今回のは56ページ(600円)。とりあえず欲しい情報はほぼ網羅されている。各民家の間取りも掲載されていて、記憶を反芻するのにとても良い。これさえあればもう行かなくてすむぞ。そんなことないか。

 で、50周年記念にもう一つ発行されていたのが機関誌?「民俗」の復刻版(リンク先PDF)。どんなもんか気になる方はとりあえずリンク先PDFの目次を確認すべし。目次を見てついうっかりときめいた(私のような)方は多分買って損はない(つまり期待を裏切る内容ではない)。
 この手の本は普通ハードカバーで大層な装幀の豪奢豪華な高価本にしてしまうパターンがままあるが、これは同人誌並みの非常にシンプルなソフトカバーで、常に鞄に忍ばせておいても邪魔にならない……ってそれはちょっと厳しいか。上下巻全1274ページで4500円。高いと思うか安いと思うかは人それぞれだろうが、私にとっては充分安い。人を選ぶ本だと思うので「買え」とは言えないが、ちょっとでも興味を惹かれた方は是非チェックしてみていただきたい(って何で営業してるんだ私は)。

 んなわけで図録と機関誌の話しかしていない事に気付いたのでそれ以外の話もするが、この民家集落博物館、飛騨白川の民家の二階で解説をしてくださるおじさんが異常に詳しいのだがいったい何者なのだろう。「単なる白川に詳しい人」にしては水平方向の知識が豊富すぎる。ひょっとして定年退職されたどこかの「先生」だったりするのだろうか。


12/15(金)

 やっぱり耳の調子が悪いので耳鼻科に行ってみた。
「良くないですね。前ほどではないですけどね、真珠腫の所が腫れてますね」
 ああもう、苛々するね。

 そう言えば苛々ついでにどうでも良いことを書くが、昨日ビレッジバンガードで立ち読みした辛酸なめ子版の「星の王子さま」は詰らなかった。「原作をこんなに改編しやがって」みたいな不快感や嫌悪感を感じさせるようならまだ救いはあったと思うが、もっとナチュラルに「ふーん、詰らないね」という感じで詰らなかった。ただ、辛酸なめ子の精神性にシンパシーを感じる方なら内藤濯訳より受け入れやすいだろう、とは言っておく。

「もう飲めない… 幻のジュース「ネーポン」」
>テレビ番組で紹介されるなどしてレトロな雰囲気が評判になったが、経営者の上田安子さん(68)が1人で作っており、「味には自信があるが、体力の衰えに勝てない」と、40年余りの歴史に幕を下ろす。
 一人で作ってらっしゃったのか……。


12/14(木)

「ファンキー通信】まわりにとっては恥かしい「中二病」って!?」
>「サブカル系中二病」。主に人と違った趣味を主張するタイプで、“流行に流されず、本物が分かるオレってカッコイイ!”と自負している。
 ビレッジバンガード(「ヴィレッジヴァンガード」とは書いてやらん)に対して私が抱く気持ち悪さもそう言うところが原因だったりする。つまり「こういうのが好きなアタシってカッコイイ!」みたいな陶酔というか得意げさと言うか、そう言うナルシズムを感じて仕方ないのである。実のところビレッジバンガードが好んで扱う系の作家(シュヴァンクマイエルとかバートンとか藤子とか久作とか清順とか)はかなり好きな部類、と言うかかなりディープなファン、と言えるレベルである場合が多いのだが、自分がそう言うのが好きである、と言うことを根拠にしたナルシズムは無いな。正直あの辺の作家の趣味を同じくする方とはあまり仲良くなれる気がしない。たぶん好きである根拠が根本的に違うんだと思う。良い悪いじゃなくて。

 ただ、こういう「中二病」みたいな、後から思い返して「うわー自分めっちゃ恥ずかしい」みたいな経験はした方がよいだろうな、と言う思いはある。
 かくいう私は6年前の日記を読み返したが、恥ずかしさのあまり悶絶したりするような記述が全然無くて、逆に「詰らない生き方してしまったなぁ」と反省してしまった。「痛さ」は生命力の証だ。


12/13(水)

「「人は死んだら生き返る」 小学生の3割が肯定回答…群馬」
> 県教委は11日、文部科学省の道徳教育研究校に指定されている県内の小学校でアンケートを行ったところ、「人は死んだら生き返りますか」との問いに対し、約3割が、「はい」もしくは「生き返ることもある」と回答していることを明らかにした。
 読売の記事が消えていたので、同記事を紹介していたブログにリンクする。

 さて。

「死んだら生き返ることもある」と言う回答は正しい。むしろ「生き返らない」という回答の方が間違いに近い。
 なぜなら、「人は死んだら生き返りますか」と言う問い自体が「生き返る」という概念が存在するという暗黙の前提が存在することを示しているからだ。
 仮に「死」の定義に「生命活動の非可逆的停止状態」を含めた場合「生き返る」と言う概念自体存在しなくなるため、背理的にこの場合の「死」は「生命活動の非可逆的停止状態」を定義として含まない、と言うことを意味する。
 よって、この場合の「死」は必ずしも「生命活動の非可逆的停止」ではなく、たとえば「心肺停止したけど半日後息を吹き返した」というようなケースでは「死んだ後に生き返った」と言える以上、「死んだら生き返ることもある」と言う回答は完全に正しい。固定観念に囚われて「死んだら生き返らない」という回答の方が論理的に誤っている。

……と言うようなコリクツをいくらでも捻り出せる欠陥アンケートだと思うのだが、県教委はいったい何をしたかったのだろうか。


12/12(火)

「地球のイロハ―TBS「あなた説明できますか」まとめ」
 これってどこまで信じて良いんだろうか。だいたい「違い」なのか「見分け方」なのかも曖昧だし、分類方法もなんだか意味不明なものがある。まあ「参考にはなる」程度に捉えておけば良いのだろうけど。

「livedoor ニュース - 【独女通信】「負け犬」と「飼い犬」のアブない関係」
 最近こう言う結婚できない女が結婚できないことを合理化する記事を目にする機会が増えたような気がする。そのうち結婚に未練を持つ独身女が減っていくとこう言う記事も減っていくんだろう。
>「生活や男に疲れるのは、頭が良すぎるからだと私は思います」
>「読めちゃうんですよ、先が。この人とつき合ってると、次はどうなるのか、先に何が待ってるのか」
 こういう方はたぶん結婚や恋愛を必要としていないしたとえ結婚しても上手くいかないだろうけれど、それでも結婚や恋愛に未練を持ってしまうからこういう発言として現れてしまうんだと思う。だからこの発言内容の正当性を云々するのはちょっとこの方に気の毒かな、と言う気がする。


12/11(月)

 最近また耳の聞こえが悪くなってきた。耳だれが出てくる。耳の不調は頭痛とかめまいを誘発するのも良くない。綿棒で耳だれを拭き取ったら綿棒が赤く染まってげんなりする。やれやれだ。

「「命綱は焼き肉のたれ」 六甲山で3週間、生還男性」
> 西宮市によると、打越さんは10月7日、六甲山頂で同僚ら15人とバーベキュー。終了後「1人で歩いて下りる」と同僚に告げて別れた。下山ルートを探して歩いていたところ、足を滑らせ斜面に転落、骨盤を骨折し動けなくなった。
 ああ、あれか。
 あの時は「大きな外傷はない」と報じられていたような記憶があるのだが、結局骨盤を骨折していたのね。それならやや納得。

「幾何学変形テーブル - Engadget Japanese」
 何に使うのかよく解らないが、このギミックは無駄にカッコ良いな。いや、別に欲しくはないけど。


12/10(日)

 久々に献血。
 献血手帳を確認してみたら、前回献血したのは今年の7月だったらしい。5ヶ月も間を開けてしまった。道理で最近無駄に血の気が多いと思った。
 ところで献血中は暇だろうと思ってあらかじめ吾妻ひでおを二冊買い込んでおいたのだが、結局時間中はひたすら献血ルームに置いてあった「週刊日本遺産」を読みふけってしまった。厳島神社サイコー! 伊勢神宮サイコー! 出雲大社サイコー! 侮りがたし朝日新聞社。
 あまりに面白かったので買おうと思ってバックナンバーを探してみたのだが、どうもすっかり品切れしているらしい。無念。

「podcastle」
 風が語りかけます。すごい。すごすぎる。
 この辺とか聴いてみねぇ。確かにまだ認識失敗している部分もあるが、とても音声認識とは信じがたい精度だ(精度は音声ソースにも拠るようだが)。これならラジオを「読む」ことが出来るようになるのもそう遠い未来のことではないかも知れない。


12/9(土)

 大阪市立科学館へ。
 まずはプラネタリウム番組「安倍晴明の見た星」。
 前回の「ユニバース」とは違って、最初から最後まで学芸員さんによる解説での展開。学芸員さんは前回と同じ方だと思う。前回は正直それほど上手とは思わなかったのだが、今回は充分及第点、と書くとなんだか偉そうだがとにかく楽しかった。この学芸員さんはたぶん、単なる星の解説するより、陰陽師がどんなもので安倍晴明がどんな人だったか、みたいな蘊蓄を語る方が楽しいんだと思う。

 で、オムニマックス映画「エンカウンター3D」。
 う~む。
 いや、面白いよ。ストーリーや仕掛けは3D映画としては確かに、そこらのテーマパークで何十分も並んで見るやつより何倍も面白い。単に「3Dです凄いでしょ」な中身のないコンテンツかと思いきや、しっかり3D映画の歴史を語りつつ展開としてもしっかり面白がらせるのはなかなか「トーキングヘッド」風味で面白い。
 そんな感じで確かに面白いんだけど……。
 この映画については赤青眼鏡での3Dじゃ駄目でしょ。「3D映画の歴史を語る」というコンセプトからして、現時点で最高の3D技術、偏光利用のフルカラー3Dでないと意味がない。これだとエネルギーランドの「4Dライドマシーン」の方が……、いや、それはないか。


12/8(金)

 全く見知らぬ土地に赴いたなら、まずはそこの公立博物館・資料館を訪れてみると良い。市レベルなら市立、県レベルなら県立、国レベルなら国立の、文化史系博物館・資料館。その土地はどういうところなのか、どういうアイデンティティを持つものなのか、を教えてくれる。

「この和算解けるかな? 一関市博物館今年も「挑戦状」」
 和算云々より「一関市博物館」と言う存在が気になったのでメモ。

「ITmedia +D LifeStyle:セグウェイに乗ると“人に勧めたくなる”理由」
 「セグウェイに乗ると人に勧めたくなる」と言うのは、少なくとも私にとってはウソではない。見た目の印象から意外なほど軽快なんだよこれ。公道で走れるようになって値段が下がったら是非買ってみたい……って、個人的には自転車の方が楽しいけど。原付の替わり、という感じ。


12/7(木)

 ふと思った。
 思っただけなのでちゃんと検証はしていない、と予防線を張りつつ書いてみる。
「天皇制は、本質的に帝国主義と相容れない」
 なぜなら、天皇制は現在ある国土の正当性は保証するが、領土拡大の正当性を保証しないから。北海道や沖縄あたりでもかなりあやしい。日本の帝国主義は、天皇制を統合システムとして推し進めたことが失敗の原因の一つなのではないか。
 よって、天皇制を廃止してメリットを享受できるのは、「日本の領土を拡大したい」と考えている人間か、逆に「日本の領土を縮小させたい」と考えている人間である、と考えられる。
 個人的に天皇制(これは左翼用語なのであまり使いたくないのだが)は統合システムとして現状かなり厳しいので必ずしも好ましくない、と考えていたのだが、ちゃんと機能する限りにおいて統合システムとしてはむしろ理想的であると言って良いのでは、と言う気になってきた。って言うかそれ以前に今更変更するリスクがでかすぎる、と言う気もする。


12/6(水)

 来年早々(1/5~1/8あたり)にまた東京に行くことになりそうな雲行きになってきた。
 さて、どうしましょうかね。予定が合いそうな方は連絡いただけると幸いです。

「【コラム・断】イジメで自殺するくらいなら」
>復讐は道徳的には正しいのだ。現に、ロシヤに抑圧され続けたチェチェン人は果敢に復讐をしているではないか。
> 被害者が自ら死を選ぶなんてバカなことがあるか。死ぬべきは加害者の方だ。いじめられている諸君、自殺するぐらいなら復讐せよ。死刑にはならないぞ。少年法が君たちを守ってくれるから。
 まあ呉智英らしいレトリックではあるな。911テロでアルカイダの肩を持つ方は当然このロジックにも賛成することだろう。


12/5(火)

「今、明かされる“モミモミ”の歴史」
 ああ、あれって「モミモミ」が公式名称だったのか。
 そう言えば親戚の家には1970年代にはこれが置いてあった記憶があるが、これを見る限り当時としては結構高価なものだったらしい。いや、どうでも良いが。

「livedoor ニュース - 【ファンキー通信】今じゃ放送禁止? 昔の過激なテレビ番組を振り返る」
>個人的には番組演出としての『パイ投げ』ぐらい許されたって良いと思うし、楽しくないテレビなんてテレビじゃないじゃ~ん!!とも思う。
「パイ投げ」を「楽しい」と思う感性が理解できない。別にやるなとは言わないが、あれのどこが楽しいんですか?


12/4(月)

 また仕事が増えた。
 しかも全部違う言語。やってやれないことはないと思うが、全部一から十までは流石に無理なので設計とライブラリ作成だけやって組み立ては他のヒトに任せようと思った。特にGUIのライブラリは汎用化して今後も使い回そう。キーワードは「汎用化」で。

「岡田斗司夫のプチクリ日記: 落語2.0宣言」
> マンガだって初期の頃は「これはマンガじゃない」という区分けや教条主義が横行していた。誰あろう手塚治虫自身が「あんなのマンガじゃない。社会風刺もないし、ヒトコマで世情を切り取っていない」とヒトコマ漫画家たちから厳しく批判された。
 ジャンルとしてのマンガは教条主義を克服できたのだろうが、日本の特撮は残念ながら、こういう教条主義によって滅んでしまった。
 例はあえて挙げるまでもないかと思うが、たとえば「こんなのは怪獣映画じゃない」「こんなのゴジラじゃない」。
 また、多少形を変えると「そんなのは○○監督/脚本作品の見方ではない」と言う声すらある。
 金城作品を見るにはオキナワの苦悩を読み取らねばならないし、実相寺監督作品を見るには戦後民主主義思想を読み取らねばならない。なぜならそれが作品によって彼らが主張したかったことだからだ━━教条主義者はそう主張する。そう主張するだけならまだしも、そう考えない者を排斥する。堕落による繁栄より、誇り高き絶滅を選んだつもりなのかも知れないが、いずれにしても迷惑な話であることには違いがない。ああいう方々には「こうあらねばならない」と言う考えの視野の狭さを自覚して欲しいものだと思う。
 念のため書いておくが、私に言わせれば上の教条主義者の主張は明確に誤っている。なぜなら、作品を読むことはその作品における作者の意図を読み解くことではないし、作品の意味は作者が決定できるものでもないからだ。ああいう方々は「作者がこういう意図で作ったんだからそう読まないと駄目」と言うことの馬鹿馬鹿しさに気付かないのだろうか。


12/3(日)

 休息日。
 しかし全く何の予定も入れていない日って何とも言いようのない不安感に襲われるな。ほらあれだ、大学受験が終わって後は当落発表を待つのみ、と言う状況で、それまで封印していたTVゲームで一日中遊んでるときのような落ちつかなさ。「自分はこんなとこでこんな事やってて良いんだろうか」みたいな不安感。ああそう言えば今週末はどこかで何かイベントがあったような気がするけど思い出せない。

「ウノウラボ Unoh Labs: デザインセンスの無い人がwebサイトを作成する際に参考にしているサイト」
「Japan.internet.com Webテクノロジー - 3次元表示が可能な「SpaceBrowser」、「東北歴史博物館」のイベント案内に利用」
「横浜市歴史博物館」
 特に脈絡無くメモ。
 横浜市歴史博物館は神奈川県立歴史博物館とゴッチャになっていた。どう違うのか見比べてみないと。


12/2(土)

 んなわけで「国際次世代ロボットフェア」に今日も行ってきた。
「今日も」と言うのは要するに、昨日も行ったからだ。セグウェイに乗ったのが「エコカーフェア 2006 in おおさか」で、このロボットフェアはその隣のブースで開催されていた、と言うこと。工業用以外のロボットの展示・デモを行われていた。
 昨日は平日だったので殆ど「商談モード」で名刺を配り歩いてきたのだが、今日は完全に「レジャーモード」。あっちこっちで食品サンプルだのを貰ってきた。
 まあそれはともかく、工業用ではないロボットと言うのはやはり「生物」に似せる方向性を取るんだね。主に人間、たまにアザラシや猫等。人間とのコミュニケーションを主眼としている限り既存のものに似せるのは当たり前なのだろうが、現状では似せた結果がどうしても滑稽な印象を受けてしまうのは仕方のないところかな。ただ、その滑稽さをネタにするのが最近の流行ではあるようで、「やたら独り言が多いバーテンロボット」は私を含むギャラリーに大ウケしていた。
 ちなみに会場内のあちこちで見掛けて完成度も一番高かったのは三菱重工の「ワカマル」。自律動作が可能で動体を「目で追う」事が出来ることに意外なほどの人間くささを感じる。顔をのぞき込まれたときは一瞬ギクッとしてしまった。これでASIMOくらいの運動能力があればちょっとやばいですよ(何が)。


12/1(金)

 某所でセグウェイを試乗してきた。
(そのために仕事を半休したのは秘密だ)

 で、乗ってみて思ったけどこれ、「走る」ものじゃないんだね。「バランスを取って倒れないようにする」ものなんだね。
 前に重心を倒したら前に走ってバランスを取り、後ろに重心を倒したら後ろに走ってバランスを取る。
 だから前に重心を倒し続けると常時前にバランスをとり続け、結果的に前に進み続ける。

 これってつまり、人間が「歩く」のと同じ。体を前に倒す。足を前に出さないと転ぶ。倒れないように足が勝手に前に出る。それをひたすら繰り返して前に進む。歩く。

 それと同じ事をセグウェイは車輪でやっている。セグウェイってつまり「歩くクルマ」なんだと思う。