自己満足の世界

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9/30(火)

 莫迦な人間は莫迦であるが故に自分が莫迦であることを認識できない。
 自分が莫迦であることを認識している人間は、その程度には莫迦でないと言える。
 なので、ある人間を「莫迦」だと思い実際にその人間に「きみはじつにばかだな」と伝えた場合、本当に莫迦なら反発するだけだし、それほどの莫迦でなかった場合にはそもそも「莫迦だ」と思ったことを伝える必要がない。
 そんなわけで、人に対して「君は莫迦だ」と伝えてメリットがあるケースというのはあまり存在しないと言い切って良いと思う。
 あるとすれば、本質的に莫迦ではない人間がたまたま莫迦なことをしでかした場合に「それは莫迦な行動だ」とたしなめるようなケースくらい。

 以上が普遍的な認識であると仮定すれば、他人から「君は莫迦だ」と言われた場合に考えられるケースとしては、
1. その言葉を発した人間が、本質的に莫迦だと思った相手を莫迦にする程度に莫迦である場合
2. その言葉を発した人間が莫迦ではなく、莫迦呼ばわりした人間を本質的な莫迦だと認識していない場合
……のいずれかと考えられる、と言うことで良いのか。なんかややこしくなってきたけど。
 まあ何が言いたいのかというと、本物の莫迦に対して莫迦呼ばわりするケースは案外考えにくいため、他人から莫迦呼ばわりされたとしてもあまり気にする必要はないし、他人を莫迦呼ばわりするのは気を付けた方が良い、と言うこと。


9/29(月)

「僕は「とこにゃん」です 常滑の“守護猫”の愛称が決まる」
 最近ストレスが溜まっていて、特に今日は意味不明な雄叫びを上げつつ仕事してしまい周りから気の毒な人を見る目で見られてしまったが、さっきこれを見て爆笑したので少し和んだ。ありがとうとこにゃん。何というか「埋まってる感」が堪らない。有事の際には地面が割れて発進したりしそうだ。猫特有の「一見何でも見通しているように見えて実は何も判ってない眼差し」も妙にリアルだ。
 調べてみたら「とこなめ招き猫通り」ってこれ以外にも招き猫がいくつも飾ってあるそうな。なんとなく行ってみたい気はする。
 しかしとこにゃん、柄からして女の子だと思うのだが記事の見出しでは「僕」になってるな。これはそう言う設定なのか、単に記事を書いた人が勝手に雄だと思いこんだのか。まあどっちでも良いが、個人的にオスの招き猫は許容しない。

 あと、ついでにメモ。「猫町プロジェクト」。


9/27(土)

「血液型ゲノム」
 なんだかあちこちのマイミクさんがやってるので試しに。

賢二さんの診断結果

天然B型

全く行動が読めません。
真剣度: ★★★☆☆
天然度: ★★★☆☆
適当度: ★★☆☆☆
きまぐれ度: ★★☆☆☆

性 格
周りの人を振り回したりすることが別に平気に感じてしまうタイプです。現実的であり利己的であります。好き嫌いがはっきりとわかれるでしょう。他人を自分にとっての損得だけでしか考えていません。無駄使いをせずに必要な物だけを手に入れます。淡白ですね。抜群の集中力をもち、自分の世界を造り上げて行きます。ちょっと悩んだりして調子がでないときがあり、ちょっと遠回りに物事に向かう時があります。なかなか他人に理解され難い人で、あなたはさらに常軌を逸しています。人の予想の斜め45度上の結果を出します。ちょっとずるいところがあります。

仕 事
強気で相手に振る舞います。時期によってやる気の上下があるでしょう。手抜きもします。とにかく利益や結果を優先していきます。相手の気持ちをまるで心を読むかのように察することができ、存在感を回りにアピールします。休みのときにも仕事のことを心配したりして、やるべきことに集中できないときがあります。他者とは一線をおいて付き合い、プライベートを大事にします。それはあなたはどちらかというと変だからです。

恋 愛
ここだけはという譲れない部分があります。たまーにテンションあがってイケイケになります。またしっかりとした経済力を重視します。頭の回転が非常に早く、周りの人の話題になる人です。急に相手の女性が冷たい態度をとると、そればかり考えてしまうときがあります。毎日一緒にい過ぎるとマンネリ化します。しかし理解されがたいのはあなた自身です。相手と繋がりたいという気持ちが強いです。

……これ、血液型ぜんぜん関係なくね?
 こちらの回答を言葉換えて書き直しただけ、みたいな。
 ちなみにそれほど当たってる気はしません。
「今現在の自分」としてはこんなもんかも知れませんが。たぶん一週間もしたら全然別人格になってるはずです。

 なお、この診断結果のIDは 127613、アドレスはhttp://blood-genome.com/d/92008/92613/926452468156/です。


9/26(金)

 前々から疑問に思ってるんですが。
 選挙において、投票先を決めるにはどうやれば良いんだろうか。

「そんなもん政策見て決めたら良いじゃん」。
――ごもっとも。

 たとえば経済、外交、安全保障等各種政策について、それぞれの投票候補がどのような主張を持っているかを理解した上で、それぞれについてどういう利点と欠点が存在するかを見極めた上で判断すれば良い。

……って、ぶっちゃけた話、そんなこと普通の人間には無理だよね?
 専門レベルの知識があっても解釈が割れる位なのに、どれが理想なのかを個人で判断することなんてまず無理でしょう。

 仮に日本中の有権者が真面目に政策を判断して投票先を決定したとして、平均的な教育水準(せいぜい中高レベル)にて判断された政策が採用されてしまう、と言うことになる。それが民主主義のあるべき姿だ、と言われればそうなのかも知れないが、個人的にはどうかと思うな。

「複数画像をドロップするだけで簡単にパノラマ画像が作れる「Microsoft Image Composite Editor (ICE)」」
 旅行に行ったとき、良く展望台からパノラマ素材を撮影する。
 つなぎ合わせが面倒なので大抵そのままほったらかしにしてあるのだが、これだと手っ取り早くて良いな。
……と思ってインストールしてみたら、私のメインマシンでは画像をドロップした時点でエラーを吐くので使えなかった。
 ちょっとサブマシンで試してみるかね。遅いとは思うけど。


9/25(木)

「ちょwwww食育冊子wwwww - 荻上式BLOG」
 これは興味深い。

 特に

「白砂糖は化学式であらわせる」→「白砂糖は食べ物ではなく薬品」
「牛乳を静脈に注射したら間違いなく死ぬ」→「牛乳は毒」

 と言うロジックには感動に似た知的興奮すら感じる。
 しかし白砂糖はともかく、牛乳が体によいことはこちらを見ても明らかなのだが。


9/24(水)

「「ひこにゃん」超えるか「さばトラななちゃん」」
>「ひこにゃん」を超えるか――
 無理(即答)。

 あ、でも、サバのへしこは良いな。以前福井に行ったとき自分用の土産として買ってみたが、これは本気で美味かった。
 刺身でもいいし、軽くあぶって茶漬けにしても美味い。丸ごと一本買ったので食べあぐねるかとも心配したが、いざ食べてみるとあっという間。もっと買っておけば良かったと思った。


9/22(月)

「ClearTemp for Windows Mobile Pocket PC」
 アドエスの内蔵メモリの空きが残り1メガを切ったと警告が出たのでインストールしてみた。
 cacheで100メガ以上喰っていると言われた。いつの間に。
 削除したら120メガくらい空いた。
 たぶん定番アプリだと思うが私は知らなかった。便利だと思ったので紹介してみた。ただし削除ツールなのでご利用は自己責任で。


9/21(日)

 小児殺害事件が発生した場合のリアクションメソッド。

if (被害者.Has障害) {
 assume "犯人は母親";
 deduct "育児に疲れて衝動的にやってしまったに違いない";
 comment "障害児保育のための社会的サポートが必要云々";
}
else
if (被害者.環境.Is母子家庭){
 assume "犯人は母親";
 deduct "新しい恋人(が出来て/に結婚を切り出されて)子供が邪魔になったに違いない";
 comment "過度な個人主義の蔓延云々";
}
else
if (被害者.Is女){
 assume "犯人は変質者の若い男";
 deduct "大人の女性と付き合えないはけ口を自分より弱いものに向けたに違いない";
 comment "オタどもを規制する必要云々";
}


 たぶんだいたい6割以上の確率であたります。
 このとおりに行動するかぎりにおいて、個人的な判断力は一切不要にもかかわらず、なんだか世界を見通せる、みたいな、俺ってアタマイイ、みたいな気分になれます。
 オススメはしませんが。

 ちなみに上コードについて"if""else"なんか使うなヘボ」みたいなクレームはうけつけません。


9/19(金)

「A Little Game of Cat and Mouse」
 友人から「君の好きそうな猫画像を送る」と言う一文とともにこのページのURLが送られてきた。
 私は猫好きではないが、確かにこの猫は元気があってよろしい。


9/18(木)

「みかんの国の贈り物とれたてみったんゼリー」
 先日のデスクルーズで、コルベット越前さんから頂戴した。
 その場では皆に大ウケでネタ的に美味しいアイテムだったが、数日前に食べてみて驚いた。
 これは美味い。マジで美味い。
 こちらのサイトでは
「今まで食べたミカンゼリーの中で、もっとも美味しい。コンビニのミカンゼリーとは比べものにならない」
 との評価だがこれが実際大げさではないと思わせる位美味い。機会があれば是非一度ご賞味いただきたい。


9/17(水)

「SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション」
 先日のデスクルーズで、集合場所に行く前に梅田ヨドバシで購入した。
 開店と同時に行ったので楽に買えると思いきや、丁度某ポケえもん最新作の発売日だったらしく酷い目に遭った。
(早く! 早くして! 電車に間に合わない!) とかイライラしながら列に並んでしまった。結局ヨドバシから駅まで走ったぞ。

 それはともかく、先週土曜に購入したのを今日初めて開封して遊んでみた(※1)。
 私が初めて購入した「ゲーム機」はセガマークIIIで、初めて購入した「ゲーム機」のゲームソフトは「ファンタジーゾーン」だ(※2)。それだけに思い入れは深いのだが、今日久々に遊んでみてもやっぱ面白いな。何というか「撃てば響く感」が気持ちいい。この感覚はたとえば同じくマークIII版「北斗の拳」でも強かったが、どちらも中裕司氏がメインプログラムを担当していることが関係しているのかも知れない(でも「ソニアド2」は詰らんかったけど)。
 あと、マークIII版「ファンタジーゾーン2」、当時プレイして傑作だと思ったがこれも今プレイして面白い。やはり傑作だ。
 そんなわけでまだこの二作しかプレイしていない。別のに手を付けるとしたらこの二作をクリアしてからになると思う。

※1 そう言えば数年前エコールから貰ったPS2版「メルティブラッド」はまだ開封すらしていない
※2 ゲーム機に限らなければMSX版「大障害競馬」と「熱戦甲子園」が最初


9/16(火)

「「あのう邪魔なんですが…」パソコンの上の猫の写真12枚」
 私のページの読者には何故か猫好きが多いらしいので紹介してみる。
 まあ、ウチの猫も大同小異ではあるな。


9/15(月)

 一日中寝た。
 自分でも驚くくらい熟睡した。よほど疲れ果てていたらしい。


9/14(日)

 梅田ジョイポリスのメダルコーナーで、ほぼ確実にメダルを増やせるゲームを見つけた。
 詳細は書かない。


9/13(土)

「デスクルーズ2008」に行ってきた。

 まず、エコールによるリポートはアップされているのでそちらを参照されたい。
 車内でメモっていたことはほぼ全て書かれてしまっているので今年は私が特に書き足すようなことはない。

 なので、以下に記すのは飽くまで極個人的に感じたことに過ぎないので悪しからず。


「参加者ほとんどいなくて、急遽大型タクシーみたいなのに変更した」と言う社長のフカシを真に受けた私は、ほぼ満員の観光バスを目の当たりにして軽いカルチャーショックのようなものを受けた。
 世の中にはこんな酔狂なネタに付き合うバ……もとへ、物好きな方が思ったよりはいらっしゃるらしい。しかもいかにもアレげな方、と言うのはほとんど見受けられず、パッと見一般に混じっても同化できそうな方ばかりだ。世界は変わった。

 そんなこんなで、加太に到着。
 まずは淡嶋神社。
 ここの猫は適度な緊張感があってとても宜しい。警戒しすぎなのも詰らないし、弛緩しすぎなのもそれはそれで説教したくなって厭だ。猫との関係にはそれなりの緊張感が必要だ。

2008/09/13 淡嶋神社の猫ども


 で、ある意味一番期待していたデス弁当。
「美味い、不味いとは別次元のものとして用意しております」との前情報だったので本気で期待していたのだが、蓋を開けてみるとあまりに普通に美味そうで拍子抜けした。本気でイナゴくらいは入っているものと期待していた。
 感想を訊かれ「あんだけ期待させといて、期待はずれでした」と率直に答えたら周りから「直球過ぎ」とか突っ込まれたり、なんだか自分が空気読めないやつのような気がして仕方ない一日でもあったりした。

 たとえば他にも
 淡嶋神社で「やっぱスサノヲよりオオクニヌシの方がカッコイイですよね」と力説して周りを困らせたとか(※1)。
 友が島で「エビフライ(※2)」が落ちているのを見つけ「エビフライ! こんなに沢山! できたてホヤホヤですよ!」と興奮しつつわめきちらしていたら「エビでもないしフライでもないです」と冷静に突っ込まれたとか。

2008/09/13 できたてエビフライ


 ジョロウグモを見つけ「ジョロウさんキュートっすよー! 害虫を食べてくれるみんなの味方です」と力説して皆に引かれたとか。

2008/09/13 ジョロウ幼生


「友が島は「オノゴロ島」の有力候補だったり、東経135度の子午線が通っていて(※3)シゴセンジャーがブラック星博士と闘ったりしたんですよ」と薀蓄を傾けたら「ハア?」な顔をされたとか。
 エコールのリポートの写真で唯一顔が写ってる写真、やっぱり思いっきり空気読めてないとか。

 なんだかなぁ。
 集団の中でも列の先頭か最後尾にいることが矢鱈多かった(つまり列の流れに関係なく勝手に動いていた)し。
 やっぱ私浮いてますかね。う~む。
 上にアップしている写真3枚ともデスクリと全く関係ないし。

 あ、とても楽しかったのは勿論書くまでも無いことですけれども。

 あと、デスクルーズ後の飲み会では「通じる」方がいらっしゃったのでとても助った。
(普段メガスターネタすら通じる人がいないし……)


※1. 淡嶋神社の御祭神の一柱はオホナムヂ=オオクニヌシなのです
※2. リスがマツボックリを食べた後はエビフライそっくりになるので俗に「エビフライ」と呼ばれます
※3. ただし、明石天文科学館の子午線は天文経度基準であるのに対し、こちらは世界測地系基準
   (参考:http://www.h2.dion.ne.jp/~kazuf/sao/135e/tomogashima.htm)


9/12(金)

 ここ数日でかなり限界を見たが、何とか耐えられたらしい。
 どれだけズタボロになろうが、何年かかろうが、最後まで立っていられたら勝ちだ。そして私は負けるつもりはない。

 そんなわけで明日はデスクルーズ2008。今年はリポートするだけの新ネタが出るんですかねぇ。ニコニコに上げるような動画ネタなら作れるかもですが。
 念のため泳ぐ準備もしていきますかね。


9/11(木)

 本気で死ぬかと思った。
 今日の教訓。

・特に人のために「無理すれば出来る」ことは「出来ない」ものと考えること。
・本気でもう限界だと思ったら誰かに助けを求めること。恥を捨ててでも。

 これを書いてるのは実のところ9/18だが、当日には到底これだけのことを落ち着いて書く余裕はなかったね。とにかくこれまで無理をしすぎた。今後どうすれば無理をせずに状況を改善できるか考えないと。


9/5(金)

「つぶれるブタ★クラッシュボール★金のブタさん」
 先日大阪市立自然史博物館の「ダーウィン展」に行ったとき、ミュージアムショップでこれが売られているのを見た。
 なんで博物館のミュージアムショップにこんなのが、と思ったら、これ自体がミュージアムショップ関連商品を扱うお店の企画商品だったらしい。
 で、ついうっかり買ってみた。
 想像以上にグニャグニャというか、「びろーん」と伸びて「ぷるぷる」震える。楽しい。
……と思いつついじくっていたら、不注意で穴を開けて駄目にしてしまった。普通に遊んでいる分にはなかなか穴が開くものでもないのだが、流石に針を刺すと駄目だった。
 買い直すにも自然史博物館に行くにはちょっと遠い。近場か通販かで売ってないかと探してみたら類似商品を見つけた。これ

 このリンクは1個単位だがちょっと高いし通販で買うと莫迦にならない。
 調べてみた限りでは近場で買うと安くはなるが12個入りの箱単位でしか売っていない。
 仕方ない、諦めよう。

……そんなわけで諦めて箱で買ってきた。

 嬉々として仕事場で遊んでいると後輩が興味を示してきた。
「何ですかそれ」「ブタ。やわらかいよ」「いいですね。欲しい」「100円」「買います」
 そんなこんなで一日で完売した。仕入れ値は(一応)秘密だが赤字にはなっていない。これ、潜在ニーズはかなり高いんじゃないかという気がする。どうですか貴方も。


9/4(木)

「ブルータスがおススメする、博物館9選! - BRUTUS - X BRAND」
 さてこの写真だけでどこか判るでしょうか。
 私が行ったことがあるのはこのうち6つで、写真だけで判ったのは5つ。
 一番簡単なのは中央。これは特徴的すぎる。
 その次が中段左、次いで上段右。この二つは知っていれば間違いようがないという点で簡単。
 で、上段左と下段中央は同じ候補が出てきて迷う。下段右は候補が二つあって迷う。
 私が正解したのはここまで。上段真ん中はありがちすぎて判らないし中段右と下段左は人によっては簡単なのだろうが私の興味からやや外れるため行ったことが無く判らなかった。そんな感じ(答はリンク先で)。

 余談だが、最近(ここ10年くらい)に出来た博物館はどうも「乃村工藝社メソッド(琵琶湖博物館メソッド)」な展示が多くて個性を感じないところが目立つような気がする。展示手法も適材適所、だと思うのだが。


9/3(水)

「プラネタリウムに迫力 明石市立天文科学館に補助投影機」
 先日の投影ではこれを利用した投影を行っていた。確かにこれまでのスライドとは迫力が違う。スクリーン全面にブラック星博士の姿が……って、言葉にするとかなり莫迦な使い方してることに気付くな。
 まあそれはともかく、これも予算の都合で投影機のリプレースが延期されたための苦肉の策だそうで、「最新の投影機ほどではないけど結構良い感じに誤魔化せて導入予算が大幅に安い」とのことらしい。「よく見ると端っこのほうが結構歪んでる」と言う問題もあるらしいが。リプレースだと余裕で億行くけどこれなら数桁安くてすむとのこと。
 ……って、この辺の話も書こうと思いつつ書けてないな。せっかく井上さんに直接聴かせていただいた話、もっと伝える努力をすべきなんでしょうな。気力が足りなくて申し訳ないです。


9/2(火)

 どうも仕事が捗らない。
 実のところ私がバリバリ動いていなくても作業は進む構成と言うのを構築してあるのでわざわざ捗らせる必要もないのだが、それはそれでどうも落ち着かない。複数の人から「今にも死にそうな顔をしている」と言われてしまった。

「宮崎駿監督を悩ませた、『風の谷のナウシカ』の「3つのラストシーン」:活字中毒R。」
>案は3つでした。A案は宮さんの案そのまま。王蟲が突進しその前にナウシカが降り立って、いきなりエンド。これはこれで宮さんらしいけどね。B案、これは高畑さんが言い出したもので、王蟲が突進してきてナウシカが吹き飛ばされる、そしてナウシカは永遠の伝説になる。C案、ナウシカはいったん死んで、そして甦る。
 以前書いたかも知れないが、私は映画版ナウシカのラストが好きではない。それまで積み上げてきた展開をいきなり「奇跡」の一言でチャラにしたから。初めてこの映画を観たのは小学生か中学生の頃だったと思うが、その時には確かにラストシーンで「きったねー、逃げやがった!」と叫んだ覚えがある(←我ながらヤな子供だな)。
 んでまあ、子供にもバレるような苦し紛れの展開、当然のことながら現場でも相当紆余曲折があった結果のものらしい。まあ、確かに映画として「オチ」を付けるのはあれしか手はない。こまっしゃくれた「ヒョーロンカ」だった当時の私が「じゃあどういうオチなら納得する?」と訊かれたら、何て答えてたんだろうな。少なくとも上の「A案」「B案」を捻り出せるくらい気が利いてたとは思えない。